JPH07186726A - フロントドアフレームインナコーナピースの締結構造 - Google Patents

フロントドアフレームインナコーナピースの締結構造

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JPH07186726A
JPH07186726A JP33351993A JP33351993A JPH07186726A JP H07186726 A JPH07186726 A JP H07186726A JP 33351993 A JP33351993 A JP 33351993A JP 33351993 A JP33351993 A JP 33351993A JP H07186726 A JPH07186726 A JP H07186726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner piece
door
door frame
front door
inner panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP33351993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Noritake
義典 則武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントドアフレームインナコーナピースの
締結構造において、外観品質を低下させることなく、ア
ウトサイドミラーの後付けを可能にする。 【構成】 ドアインナパネル14のコーナピース取付部
16の下端縁部16Aとドアトリム26の上端縁部26
Aとの隙間28には、コーナピース18の下部18Bが
挿入されている。コーナピース18には、ドアトリム2
6との当接面18Cより上方にリブ30が車幅方向外側
へ向けて突出されている。リブ30はクリップ20がド
アインナパネル14のコーナピース取付部16の係合孔
24に係合した状態で、コーナピース取付部16に当接
し車幅方向外方へ押圧するようになっており、その反力
で、コーナピース18の当接面18Cがドアトリム26
を車幅方向内方へ押圧するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントドアフ
レームインナコーナピースの締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロントドアフレームイ
ンナコーナピースの締結構造としては、例えば、実開昭
64−8419号公報に開示されているものがある。
【0003】図3に示される如く、このフロントドアフ
レームインナコーナピースの締結構造では、フロントド
ア70から突出したアウトサイドミラー取付部72の車
室内側にコーナーピース74が装着されており、フロン
トドア70の車室内側にドアトリム76が装着されてい
る。フロントドア70のドアインナーパネル78側に
は、アウトサイドミラー取付部72に対向するフック8
0が上向きに突設されており、このフック80とアウト
サイドミラー取付部72との間に、コーナーピース74
とドアトリム76とが挿入係止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ロントドアフレームインナコーナピースの締結構造で
は、ドアインナーパネル78にコーナーピース74を先
に取付け、その後、ドアトリム76を固定する構造とな
っている。従って、輸送船での輸送効率を向上するため
に、陸上げ後、アウトサイドミラーを取付ける輸出車に
おいては、アウトサイドミラー取付け時に、コーナーピ
ース74を一旦取り外す際に、ドアトリム76も取り外
す必要があり、作業効率が極めて良くない。
【0005】また、このフロントドアフレームインナコ
ーナピースの締結構造では、図4に示される如く、コー
ナーピース74の下端部74Aが、ドアインナーパネル
78とアウトサイドミラー取付部72との隙間82に挿
入されており、コーナーピース74の上部74Bがクリ
ップ75でアウトサイドミラー取付部72に固定されて
いる。更にコーナーピース74の下端部74Aがドアト
リム76との当接面74Cより下方にある。
【0006】従って、ドアインナーパネル78にドアト
リム76が固定されている状態で、コーナーピース74
を取付可能とするには、隙間82を広くして、コーナー
ピース74の下端部74Aを隙間82に斜め上方(図4
の矢印X方向)から挿入した後に、車幅方向内側から車
幅方向外方(図4の矢印Y方向)へ揺動して、クリップ
75をアウトサイドミラー取付部72に固定しなければ
ならない。このため、コーナーピース74を組付けた状
態で、コーナーピース74の当接面74Cとドアトリム
76との間に隙間が生じ外観品質が低下する恐れがあ
る。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、外観品質を低
下させることなく、アウトサイドミラーの後付けが可能
なフロントドアフレームインナコーナピースの締結構造
を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のフロントドアフ
レームインナコーナピースの締結構造は、ドアインナパ
ネルとドアトリム間に装着されるフロントドアフレーム
インナコーナピースと、このフロントドアフレームイン
ナコーナピースの上部に設けられドアインナパネルに係
合する係合手段と、前記フロントドアフレームインナコ
ーナピースのドアトリムとの当接面より上方に設けられ
ドアインナパネルと当接し前記係合手段をドアインナパ
ネルに係合させることで前記当接面をドアトリム側へ揺
動する突出部と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明のフロントドアフレームインナコーナピ
ースの締結構造では、予め組付けられたドアインナパネ
ルとドアトリム間にフロントドアフレームインナコーナ
ピースの下部を挿入し、突出部をドアインナパネルに当
接させ、係合手段をドアインナパネルとの係合方向へ移
動させると、フロントドアフレームインナコーナピース
の下部が突出部の先端を回転中心にしてドアトリム側へ
揺動する。これによって、フロントドアフレームインナ
コーナピースのドアトリムとの当接面がドアトリム側へ
揺動し当接する。また、係合手段がドアインナパネルに
係合した状態では、突出部はドアインナパネルに当接
し、車幅方向外方へ押圧し、その反力で、フロントドア
フレームインナコーナピースの当接面がドアトリムを車
幅方向内方へ押圧する。このため、ドアトリムとフロン
トドアフレームインナコーナピースの当接面とが密着す
るので、外観品質を低下させることなく、アウトサイド
ミラーの後付けが可能となる。
【0010】
【実施例】本発明のフロントドアフレームインナコーナ
ピースの締結構造の一実施例を図1及び図2に従って説
明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内方向を示
す。
【0012】図2に示される如く、フロントドア10の
車両前方側の上部には、側面視で三角形状のアウトサイ
ドミラー取付部12が形成されており、このアウトサイ
ドミラー取付部12にアウトサイドミラーを取付けるよ
うになっている。
【0013】図1に示される如く、アウトサイドミラー
取付部12は、ドアインナパネル14の前端上部に上方
向へ向けられて形成された側面視で三角形状のコーナピ
ース取付部16と、このコーナピース取付部16の車幅
方向内側に設けられたフロントドアフレームインナコー
ナピース(コーナピースという)18とで構成されてい
る。また、コーナピース取付部16の外周部16Aは、
ドアフレーム17に接合されており、コーナピース18
の外周部には、車幅方向内側へ向けて壁部19が形成さ
れている。
【0014】図2に示される如く、コーナピース18は
側面視で三角形状とされており、上端部18Aの近傍に
係合手段としてのクリップ20が設けられている。
【0015】図1に示される如く、クリップ20は、コ
ーナピース18に車幅方向外側へ向けて形成された台座
22の座部22Aに固定されており、ドアインナパネル
14のコーナピース取付部16に穿設された係合孔24
に係合するようになっている。
【0016】ドアインナパネル14のコーナピース取付
部16の下端縁部16Aには、ドアトリム26の上端縁
部26Aが対向しており、コーナピース取付部16の下
端縁部16Aとドアトリム26の上端縁部26Aとの隙
間28にコーナピース18の下部18Bが挿入されてい
る。コーナピース18には、ドアトリム26との当接面
18Cより上方に突出部としてのリブ30が車幅方向外
側へ向けて突出されている。
【0017】図2に示される如く、リブ30は矩形板状
とされており、車両前後方向に所定の間隔で一対形成さ
れている。
【0018】図1に実線で示される如く、クリップ20
がドアインナパネル14のコーナピース取付部16に穿
設された係合孔24に係合した状態で、リブ30はコー
ナピース取付部16に当接し、車幅方向外方(図1の矢
印A方向)へ押圧するようになっており、その反力で、
コーナピース18の当接面18Cがドアトリム26の上
端縁部26Aを図1の矢印B方向へ押圧するようになっ
ている。
【0019】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のフロントドアフレームインナコーナピースの締結構造
では、図1に想像線で示される如く、予め組付けられた
ドアインナパネル14とドアトリム26との隙間28に
コーナピース18の下部18Bを挿入する。この後、リ
ブ30をドアインナパネル14のコーナピース取付部1
6に当接させ、クリップ20を係合方向(図1の矢印C
方向)へ移動させる。これにより、コーナピース18の
下部18Bがリブ30部の先端30Aを回転中心にして
図1の時計回転方向(図1の矢印D方向)へ揺動する。
【0020】従って、コーナピース18のドアトリム2
6との当接面18Cが、ドアトリム26側へ揺動し、ク
リップ20がドアインナパネル14のコーナピース取付
部16に穿設された係合孔24に係合した状態(図1の
実線の状態)では、当接面18Cがドアトリム26に当
接する。また、クリップ20がドアインナパネル14の
コーナピース取付部16に穿設された係合孔24に係合
した状態では、リブ30はコーナピース取付部16に当
接し、車幅方向外方(図1の矢印A方向)へ押圧し、そ
の反力で、コーナピース18の当接面18Cがドアトリ
ム26の上端縁部26Aを図1の矢印B方向へ押圧す
る。このため、ドアトリム26の上端縁部26Aとコー
ナピースの当接面18Cとが密着するので、外観品質を
低下させることなく、アウトサイドミラーの後付けが可
能となる。
【0021】また、本実施例のフロントドアフレームイ
ンナコーナピースの締結構造では、ドアインナパネル1
4とドアトリム26との隙間28にコーナピース18の
下部18Bを挿入するため、組付け不良、意匠の変更等
でドアトリム26の上端縁部26Aが、上下方向に移動
した場合にも、ドアトリム26の上端縁部26Aとコー
ナピースの当接面18Cとが密着するので、外観品質を
低下させることがない。
【0022】なお、本実施例では、係合手段としてクリ
ップ20を用いた例について説明したが、係合手段はク
リップ20には限定されない。また、本実施例では、突
出部として矩形板状のリブ30を用いた例について説明
したが、突出部は矩形板状のリブ30には限定されず、
円柱、角柱等でも良い。
【0023】
【発明の効果】本発明のフロントドアフレームインナコ
ーナピースの締結構造は、ドアインナパネルとドアトリ
ム間に装着されるフロントドアフレームインナコーナピ
ースと、このフロントドアフレームインナコーナピース
の上部に設けられドアインナパネルに係合する係合手段
と、フロントドアフレームインナコーナピースのドアト
リムとの当接面より上方に設けられドアインナパネルと
当接し係合手段をドアインナパネルに係合させることで
当接面をドアトリム側へ揺動する突出部と、を備え構成
としたので、外観品質を低下させることなく、アウトサ
イドミラーの後付けが可能となるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るフロントドアフレーム
インナコーナピースの締結構造を示す車両斜め前方内側
から見た斜視図である。
【図3】従来例に係るフロントドアフレームインナコー
ナピースの締結構造を示す車両斜め前方内側から見た分
解斜視図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【符号の説明】
10 フロントドア 12 アウトサイドミラー取付部 14 ドアインナパネル 16 コーナピース取付部 18 フロントドアフレームインナコーナピース 18C 当接面 20 クリップ(係合手段) 24 係合孔 26 ドアトリム 30 リブ(突出部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアインナパネルとドアトリム間に装着
    されるフロントドアフレームインナコーナピースと、こ
    のフロントドアフレームインナコーナピースの上部に設
    けられドアインナパネルに係合する係合手段と、前記フ
    ロントドアフレームインナコーナピースのドアトリムと
    の当接面より上方に設けられドアインナパネルと当接し
    前記係合手段をドアインナパネルに係合させることで前
    記当接面をドアトリム側へ揺動する突出部と、を備えた
    ことを特徴とするフロントドアフレームインナコーナピ
    ースの締結構造。
JP33351993A 1993-12-27 1993-12-27 フロントドアフレームインナコーナピースの締結構造 Pending JPH07186726A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108248350A (zh) * 2018-02-11 2018-07-06 北京汽车研究总院有限公司 一种后视镜安装结构及汽车
DE102021132896A1 (de) 2021-12-14 2023-06-15 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugtür und Verfahren zur Montage einer derartigen Kraftfahrzeugtür

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108248350A (zh) * 2018-02-11 2018-07-06 北京汽车研究总院有限公司 一种后视镜安装结构及汽车
CN108248350B (zh) * 2018-02-11 2023-08-22 北京汽车集团越野车有限公司 一种后视镜安装结构及汽车
DE102021132896A1 (de) 2021-12-14 2023-06-15 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugtür und Verfahren zur Montage einer derartigen Kraftfahrzeugtür

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