JPH0754430Y2 - 折版構造屋根の雪止金具取付用の金具並びに折版構造屋根の雪止金具 - Google Patents

折版構造屋根の雪止金具取付用の金具並びに折版構造屋根の雪止金具

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JPH0754430Y2
JPH0754430Y2 JP5799592U JP5799592U JPH0754430Y2 JP H0754430 Y2 JPH0754430 Y2 JP H0754430Y2 JP 5799592 U JP5799592 U JP 5799592U JP 5799592 U JP5799592 U JP 5799592U JP H0754430 Y2 JPH0754430 Y2 JP H0754430Y2
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JP
Japan
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snow
structure roof
protruding
roof
folded structure
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Application number
JP5799592U
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JPH0624116U (ja
Inventor
俊介 野島
Original Assignee
株式会社野島角清製作所
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、折版構造屋根に雪止ア
ングルなどを取り付けるための雪止金具の取付用金具並
びにその雪止金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に雪止金具は、次のような構造であ
る。
【0003】例えば、出願人による実開平2−1295
30号に示すように、折版屋根上に重合突出条部を挟ん
で載置するU字状の取付板の左右両側面に切り出し溝を
切り込んで一対の切出挾持板を形成し、この切出挾持板
間に挾着ボルトを架設し、この挾着ボルトを締めてこの
切出挾持板の挾持縁で重合突出条部の基部左右外面に圧
接し、取付板を重合突出条部に挾持固定させるものであ
る。
【0004】即ち、従来の雪止金具は、折版構造屋根の
重合突出条部に挾持固定させる構造である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この重合突出条部は、
所謂丸ハゼ型と称されるタイプと,所謂角ハゼ型と称さ
れるタイプとがある。丸ハゼ型は、重合部は丸型に重合
しほぼ左右対称形状であり、角ハゼ型は断面逆L字状に
突出した形状で、一側に水平突出部を有する左右非対称
形状である。
【0006】丸ハゼ型の重合突出条部に前述のような雪
止金具を挾持固定する場合には支承を起たさないが、角
ハゼ型の重合突出条部に雪止金具を挾持固定する場合、
前述のように角ハゼ型は非対称形状であるために、締め
付けると雪止金具が傾いた状態で取り付いてしまい、安
定性が悪く、取付強度が弱くなる恐れがあり、安定性良
く取り付いていないため、雪止アングルも傾き、体裁が
悪く商品価値を低下させていた。
【0007】本考案は、このような問題点を解決した折
版構造屋根の雪止金具取付用の金具並びに折版構造屋根
の雪止金具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0009】折版構造屋根1の断面ほぼ逆L字状の角ハ
ゼ型の重合突出条部2に被嵌するものであって、重合突
出条部2の上面2Aに当接する上面当接部3と重合突出
条部2の基部一側外面2B若しくは基部一側の屋根1上
面に係止する下部係止部4と、この上面当接部3と下部
係止部4との間に設けられる垂直壁部5とから成り、上
面当接部3を重合突出条部2上面2Aに当接し、下部係
止部4を重合突出条部2の基部一側外面2B若しくは基
部一側の屋根1上面に係止せしめた際、重合突出条部2
の他側の垂直外面2Cと前記垂直壁部5とが対向状態に
位置し、且つ重合突出条部2の上面2Aの中心部を対称
中心としてこの両者2C,5がほぼ左右対称位置に配さ
れるように構成したことを特徴とする折版構造屋根の雪
止金具取付用の金具に係るものである。
【0010】また、前記請求項1記載の雪止金具取付用
の金具aを雪止金具の前記重合突出条部2を締付挾持す
る挾持部に一体に設けたことを特徴とする折版構造屋根
の雪止金具に係るものである。
【0011】
【作用】折版構造屋根1の重合突出条部2に本案品であ
る雪止金具取付用の金具aが被嵌されているため、雪止
金具bを常法通り重合突出条部2に締め付けると、左右
一対の締付挾持縁6A・6Bの一方の締付挾持縁6Aは
雪止金具取付用の金具aの垂直壁部5に当接し、他方の
締付挾持縁6Bは重合突出条部2の垂直外面2Cに当接
する。
【0012】この垂直壁部5と垂直外面2Cとは、重合
突出条部2の上面中心を対称中心とした対称位置にある
ため、雪止金具bはこの締付挾持に際して傾かない。
【0013】
【実施例】図1,図2は請求項1記載の考案に係る第一
実施例を図示している。
【0014】図面に断面逆L字状の角ハゼ型の重合突出
条部2に所定長さの雪止金具取付用の金具aを着脱自在
に被嵌した場合を図示しており、丸ハゼ型に使用する場
合は、不要となるので雪止金具取付用の金具aは使用し
ない。
【0015】図示した雪止金具bの構造の詳細は省略す
るが、図中符号7は逆U字状取付板体、8は載置折曲底
部、9は切り出し溝、10A・10Bは左右一対の切出挾持
板、その水平先端部が締付挾持縁6A・6Bである。
【0016】また、図中符号11は切出挾持板10A・10B
間に架設した締付ボルト、12・12は雪止アングル係止
溝、13は雪止アングル押さえ板であり、いずれかの雪止
アングル係止溝12に雪止アングル14を挿入し、雪止アン
グル押さえ板13を回動して雪止アングル14上に配して雪
止アングル押さえ板13をハンマーで打つなどして押し曲
げ、雪止アングル14を押さえ係止する構造である。
【0017】次に本考案の要旨である雪止金具取付用の
金具aについて説明する。
【0018】板材を断面コ字状に形成し、その垂直面部
を垂直壁部5とし、下部の水平辺部の先端縁を下部係止
部4とし、その水平上面部を上面当接部3としている。
【0019】また、本実施例では重合突出条部2に嵌合
係止するように上部当接部3の先端を下方に折り返した
構造としている。
【0020】また、上面当接部3の前後縁部は下方に折
り返さず、逆に中央部を残して前後夫々上方に立ち起こ
している。
【0021】この立ち起こし片部15・15間に前記締付ボ
ルト11が配されるように構成し、雪止金具bの移動と共
に締付ボルト11に立ち起こし片部15が係止してスライド
移動するように構成している。
【0022】また、図3は請求項2記載の考案に係る第
二実施例を図示したもので、雪止金具bと雪止金具取付
用の金具aとを一体に設けている。
【0023】具体的には、本実施例では一方の切出挾持
板10Aの先端縁に前記第一実施例の雪止金具取付用の金
具aを一体成形している。
【0024】尚、本実施例では垂直壁部5より水平に折
曲した下部水平片の先端縁を下部係止部4として重合突
出部2の基部一側外面2Bに当接係止させた場合である
が、重合突出条部2の垂直外面2Cと垂直壁部5とを重
合突出条部2中心を対称中心として対称に配されるよう
に構成すれば良く、単に垂直壁部5の下部を下部係止部
4として屋根1上面にずれ止めのため当接係止させる構
成としても良い。
【0025】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、雪
止金具を断面ほぼL字状の角ハゼ型の重合突出条部に締
め付け挾持させても、重合突出条部中心を対称中心とし
て対称に配される重合突出条部の垂直外面と垂直壁部と
に係止して挾持固定されるため、雪止アングルが傾くこ
とがなく、安定性良く締め付けて、取り付けることがで
き、取付強度が強く、取付状態の体裁も良い実用性に秀
れた折版構造屋根の雪止金具取付用の金具並びに折版構
造屋根の雪止金具となる。
【0026】また、雪止金具一方の挾持縁は、重合突出
条部の基部まで達せず、重合突出条部の上面幅にほぼ等
しい距離を置いて配される垂直壁部に当接係止されるた
め、締付ボルトによる締付距離が従来例よりそれだけ短
くて済み、取付時間が短縮し、取付作業能率性に秀れた
折版構造屋根の雪止金具取付用の金具並びに折版構造屋
根の雪止金具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の分解斜視図である。
【図2】第一実施例の使用状態の正断面図である。
【図3】第二実施例の使用状態の正断面図である。
【符号の説明】
1 屋根 2 重合突出条部 2A 上面 2B 基部一側外面 2C 垂直外面 3 上面当接部 4 下部係止部 5 垂直壁部 a 雪止金具取付用の金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折版構造屋根の断面ほぼ逆L字状の角ハ
    ゼ型の重合突出条部に被嵌するものであって、重合突出
    条部の上面に当接する上面当接部と重合突出条部の基部
    一側外面若しくは基部一側の屋根上面に係止する下部係
    止部と、この上面当接部と下部係止部との間に設けられ
    る垂直壁部とから成り、上面当接部を重合突出条部上面
    に当接し、下部係止部を重合突出条部の基部一側外面若
    しくは基部一側の屋根上面に係止せしめた際、重合突出
    条部の他側の垂直外面と前記垂直壁部とが対向状態に位
    置し、且つ重合突出条部の上面の中心部を対称中心とし
    てこの両者がほぼ左右対称位置に配されるように構成し
    たことを特徴とする折版構造屋根の雪止金具取付用の金
    具。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の雪止金具取付用の金
    具を雪止金具の前記重合突出条部を締付挾持する挾持部
    に一体に設けたことを特徴とする折版構造屋根の雪止金
    具。
JP5799592U 1992-08-18 1992-08-18 折版構造屋根の雪止金具取付用の金具並びに折版構造屋根の雪止金具 Expired - Lifetime JPH0754430Y2 (ja)

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JPH0624116U JPH0624116U (ja) 1994-03-29
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JP2012132160A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Morioka Harada:Kk 竪平葺屋根におけるソーラーパネル設置用基礎装置
JP2012246606A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Otis:Kk 屋根上取付具
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JP2020190165A (ja) * 2019-05-24 2020-11-26 株式会社 セキノワークス 屋根用取付金具

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JP5319352B2 (ja) * 2009-03-26 2013-10-16 株式会社オーティス 屋根上取付具およびその取付構造
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