JPH024163Y2 - - Google Patents

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JPH024163Y2
JPH024163Y2 JP17507883U JP17507883U JPH024163Y2 JP H024163 Y2 JPH024163 Y2 JP H024163Y2 JP 17507883 U JP17507883 U JP 17507883U JP 17507883 U JP17507883 U JP 17507883U JP H024163 Y2 JPH024163 Y2 JP H024163Y2
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JP17507883U
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JPS6089303U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は店舗内に立てて間仕切等を固定する
柱部材、陳列器用その他の柱部材であつてパイ
プ、板材などからなり、側面、正面等に係合孔を
透設するに適した柱部材を、スペーサをなす梁
材、前後方向に突出する棚受等の横材を連結する
連結装置に係り、横材を、当て板及び連結用片を
経て柱部材に連結した状態において、横材を上方
向に打撃しても、連結材及び横材が移動したり、
移動の上で外れたりしないようにしたものであ
り、実公昭55−33038号公報に記載された装置に
改良を加えたものである。
前記公報に記載された公知装置は、横材の端面
から挿入し、当て板によつて掛止片を柱部材の内
面に圧接し、同時に横材の端面を柱部材の側面に
接するようにねじによつて圧締する構造にしたも
ので、連結用片の両脚先端に、前記係止孔に全体
の高さを押し込むようにした鍵状の前記の掛止片
を設けているに過ぎなく、ねじによる締付のとき
は鍵状の掛止片を引き下げて柱部材の係合孔の下
部孔縁より下の内面に係止して係合しているか
ら、この締付け状態で横材に上方向への打撃を加
えると、掛止片が上方に移動したり、係合孔から
外れてしまう欠点がある。本考案はかかる欠点を
除くことを目的とするものである。
本考案の実施例を添付図面について説明する。
1は角パイプからなる柱部材であつて、その側
面4に二個ずつの係合孔5を二列に縦列させて設
ける。係合孔5は柱部材の正面2と背面3とに設
ける場合もある。柱部材1は丸パイプ製、板製等
であつてもよい。
11は二本の柱部材1の各側面間にスペーサと
して渡す梁部材、又は柱部材1の正面2と背面3
とから突出する棚受などの横材であつて、端面1
2を柱部材1に圧接できるように、柱部材1の断
面形状に合わせて切断する。横材11の端面12
から少し後方に、内空を横切る当て板21を接合
し、その当て板21の後面より側部にねじ操作用
の開口部13を設ける。本実施例は横材11の一
側に設けた開口部13に当て板21の直角延長部
22を嵌めて、該延長部端により端面12の一部
を構成したものを示した。当て板21には横材1
1の内空を横切る部分にねじ挿通孔23を設け
る。この当て板21は横材11の挿入孔に通して
係合した上で、該横材の内空を横切らせてもよ
い。
31は一対の脚片32,32と連結部33とを
コ字形に折曲げて形成し、脚片32,32を横材
11の端面12からほぼ緊密に挿入できるように
した連結用片であつて、連結部33に、当て板2
1のねじ挿通孔23を通る頭付ねじ杆41を溶接
により固着し、又は抜出し自由に通す。連結用片
31の脚片32,32には柱部材1の係合孔5を
形成した部分の厚さより長さが少し長い頚部35
をもつ下向鍵形の掛止片34を係合孔5のピツチ
に合わせて上下に設ける。係合孔5の高さhは掛
止片の高さHaにほぼ合致させる。
以上の構成は公知構造をなすものであるが、本
実施例においては上方の掛止片34に、頚部35
との合計高さHが係合孔5の高さhより僅かに小
さい突部片36を上方へ延ばして一体に設ける。
該突部片36には第1、2図に示すように、掛止
片34の係合孔5の下方孔縁より下において柱部
材1の内面に接する縁部aより、柱部材1の係合
孔5の形成部の厚さにほぼ合致して第1、2図の
左方向(内方)に突出する縁部bを設けてなる。
本実施例は図示のように縁部bを上端部のみに設
けた形をなさせたものを示しているもので、上
方の掛止片34の頚部35からは45゜前後の角度
で後下方に下る滑り傾斜面cを形成し、該傾斜面
の下端に接して柱部材1の外面に対応する縦縁d
を切込みにより形成する。
本実施例においては、第4図に示すように連結
用片31を傾けて突部片36を係合孔5に通し、
それから連結用片31の全体を少し上げて第5図
のように上下の掛止片34を係合孔5に通し、そ
れからさらに連結用片31の全体を少し引下げて
各頚部の下縁を係合孔5の下部孔縁に掛け止め
る。続いて横材11の端面12を連結用片31に
第2、3図のとおりに嵌め込み、同時にねじ杆4
1をねじ挿通孔23に通し、当て板21の後方か
らねじ杆41にナツト42を螺合して開口部13
から締付を施す。然るとき、上方の掛止片34の
頚部35が係合孔5にしつかり掛け止まつていな
いときは滑り傾斜面cが係合孔5の下縁を滑つて
各掛止片34の縁部aを柱部材1の内面に圧接
し、同時に突部片36が上方の係合孔5内に滑り
出し、かつ横材11が端面12を柱部材1の外側
面に接して固定される。
連結用片31の突部片36は、第6図に示すよ
うに下方の掛止片34から延長して図示のように
形成することもできる。この場合は滑り傾斜面c
を長く形成して置いて、前記と同じ要領で嵌め込
めばよい。
本考案は前記の説明で明らかにしたように、連
結用片31に形成した掛止片34に上方へ延長し
た突部片36を一体に設け、横材11を連結用片
31、当て板21等を介して柱部材1の側面に圧
接する締付を施したとき、突部片36が柱部材1
の係合孔5内に入つて、横材11、連結用片31
などの上方への移動を生じなくするものであつ
て、この連結状態では、横材11に上方移動を生
ずる傾向の衝撃を与えても、突部片36により移
動が阻止され、柱部材1が倒れたり、横材11が
落ちる等の事故をよく防止できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は分
離斜視図、第2図は連結状態の中心部縦断側面
図、第3図は同横断平面図、第4、5図は突部片
36の嵌め込みを説明した縦断側面図、第6図は
他の実施例の縦断側面図である。 1…柱部材、5…係合孔、11…横材、12…
端面、13…開口部、21…当て板、23…ねじ
挿通孔、31…連結用片、32…脚片、33…連
結部、34…掛止片、35…頚部、36…突部
片、41…ねじ杆、42…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸又は角のパイプ材、板材などからなる柱部材
    と、端面を柱部材の側面に接する梁、棚受等の横
    材と、連結用片と、横材に固定若しくは係止する
    当て板とからなり、柱部材には連結用片に設けた
    掛止片を挿入する係合孔を設け、連結用片には横
    材の端面から挿入する一対の脚片と該脚片の連結
    部とを設け、前記の一対の脚片の夫々の先端に柱
    部材の前記の係合孔を設けた部分の厚さを越える
    長さの頚部をもつ鍵状の掛止片を上下に間隔を置
    いて形成し、その上下何れかの掛止片に頚部との
    合計高さHを係合孔の高さhにほぼ合致させると
    共に、当て板によつてねじ締めを施した状態で係
    合孔内に嵌まる突部片を設けたことを特徴とする
    連結装置。
JP17507883U 1983-11-11 1983-11-11 連結装置 Granted JPS6089303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17507883U JPS6089303U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17507883U JPS6089303U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089303U JPS6089303U (ja) 1985-06-19
JPH024163Y2 true JPH024163Y2 (ja) 1990-01-31

Family

ID=30380992

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JP17507883U Granted JPS6089303U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 連結装置

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JPS6089303U (ja) 1985-06-19

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