JP2556185B2 - デスク - Google Patents

デスク

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JP2556185B2
JP2556185B2 JP2262023A JP26202390A JP2556185B2 JP 2556185 B2 JP2556185 B2 JP 2556185B2 JP 2262023 A JP2262023 A JP 2262023A JP 26202390 A JP26202390 A JP 26202390A JP 2556185 B2 JP2556185 B2 JP 2556185B2
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祥治 玉置
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス等において好適に使用し得るデス
クに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のデスクでは、左右の脚体を受桟及びそ
の他の横桟により結合し、その受桟上に天板を載置して
固定するようにしたものが一般的である。
換言すれば、従来のものは、脚体及び各種の桟により
剛性のある本体を構成し、その本体に天板を取着するよ
うにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、従来の天板は、前記受桟により補強される
ように設計されている。そのため、天板の多数の箇所を
受桟により強固に止着しないと、天板に反りやたわみが
生じやすい。
そのため、従来のものは、脚体同士の結合や、天板と
受桟との結合に多数のボルトを使用する必要があり、組
み立てや分解に多大の時間と労力を要するという問題が
ある。
本発明は、このような課題を解決することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、天板
をそれ自体で剛性を発揮し得る木製のものにして受桟に
よる補強を不要にし、かかる剛性を有した天板を構造上
のベースと考えて、この天板に脚体を傾動しないように
取着するようにしたものであり、従来のものとは全く発
想を異にする。
すなわち、本発明に係るデスクは、天板に脚体を、テ
ーパ係合部と爪形係合部とを介して接合してなるもので
あって、天板は、木製のもので、その背面側の端縁に金
属製の端材を有しており、脚体は、前記天板の下面に接
合される上向面を備えているとともに、上端部に前記天
板の背面側の端縁に沿う剛性アームを剛設してなり、テ
ーパ係合部は、天板の背面側の端縁及び脚体の剛性アー
ムのいずれか一方に設けた凹形テーパ面と、他方に設け
た凸形テーパ面とを具備してなるもので、脚体を天板に
対して正面側へスライドさせることによって前記凹形テ
ーパ面と前記凸形テーパ面とが密着し得るように構成さ
れており、爪形係合部は、天板の下面及び脚体の上向面
のいずれか一方に設けた屈曲爪と、他方に設けたフック
孔とを具備してなるもので、前記屈曲爪を前記フック孔
に挿入して脚体を天板に対して正面側にスライドさせる
ことによって、屈曲爪がフック孔に係合し得るように構
成されており、前記各係合部を係合させた状態で前記ア
ームをボルトにより天板の背面側の端縁に緊締結合して
いることを特徴とする。
凹形テーパ面及び凸形テーパ面の好適な一例として
は、前者を天板の端材又は剛性アームに設けた溝の内側
に形成し、後者を剛性アーム又は天板の端材に設けた突
条の外側に形成することが挙げられる。
屈曲爪とフック孔とは、いずれか一方を天板の下面に
設け、他方を脚体の上向面に設けておけばよいが、いず
れの場合も、天板に対して脚体を正面側にスライドさせ
た場合に係合するようにしておく。
フック孔を天板に設ける場合には、天板の下面にフッ
ク孔を有した金属板を添設するのがよい。この場合、天
板に凹陥部を形成し、その凹陥部を閉塞するようにして
前記金属板を添設し、その金属板の凹陥部に対応する部
位にフック孔を穿設しておくのが好ましい。
爪形係合部の係合状態を良好なものにするは、フック
孔を、正面側に向かって漸次幅狭となる平面視台形状の
ものにするのがよい。
また、前述とは逆に、屈曲爪を天板の下面に突設し、
フック孔を脚体の上向面に設けるようにしてもよい。
なお、ここで正面側とは使用者が着座する側をいう。
[作用] このような構成のものであれば、天板の下面を脚体の
上向面に添接させ、その状態で脚体を天板に対して正面
側にスライドさせることによって、爪形係合部の屈曲爪
がフック孔に係合するとともに、脚体の剛性アームが天
板の背面側の端縁に接近し、テーパ係合部の凸形テーパ
面が、凹形テーパ面に当接する。この状態でその剛性ア
ームをボルトにより天板に緊締すると、凸形テーパ面
が、凹形テーパ面に食い込むようにして密着し、剛性ア
ームが天板に固定される。剛性アームは脚体に剛設した
ものであるため、剛性アームが天板に強固連結される
と、脚体が天板に対して傾動し得ないものとなる。しか
し、剛性アームを天板に固定して、脚体が前後に移動し
得なくすれば、屈曲爪がフック孔から外れることもなく
なるので、天板の下面と脚体の上向面とが離間すること
もなくなる。
しかして、このような構成のものであれば、剛性アー
ムを天板にボルトにより緊締するだけで、各脚体と天板
との強固な接合が完了することになる。そのため、きわ
めて少ない本数のボルトを用いて、脚体を天板に強固に
結合させることが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を、第1図〜第7図を参照し
て説明する。
このデスクは、天板1と、脚体2と、テーパ係合部3
と、爪形係合部4とを具備してなる。
天板1は、第1図〜第4図に示すように、中実の木製
芯材11の上下面に化粧板12を添設してなるもので、背面
側の端縁1aには金属製の端材13が固設してある。
脚体2は、アジャスタ21aを有したベース部21と、こ
のベース部21の後縁から立設した支柱部22と、この支柱
部22の上端から正面側へ延出させた支持腕23とを具備し
てなる側面視コ字形のものである。脚体2の背面側上縁
部には、内方に延出する剛性アーム24を剛設してある。
すなわち、剛性アーム24はその基端に下方に伸びる取付
部24aを有しなる鋼鉄製のもので、その取付部24aを脚体
2の背面に溶接により剛結している。
テーパ係合部3は、天板1の端材13に設けた凹形テー
パ面31と、脚体2の剛性アーム24に設けた凸形テーパ面
32とを具備してなる。具体的には、第2図、第6図およ
び第7図に示すように、天板1の端材13にV形溝が凹設
されており、凹形テーパ面31はそのV形溝の内側に形成
されている。また、剛性アーム24の正面側の面に横断面
台形をなす突条が突設されており、凹形テーパ面32は該
突条の外側に形成されている。
爪形係合部4は、第2図〜第5図に示すように、脚体
2の上向面23aに設けた屈曲爪41と、天板1に設けたフ
ック孔42とを具備してなる。具体的には、脚体2の上向
面23aにおける2か所に、それぞれ対をなす屈曲爪41を
溶接により固設しており、各屈曲爪41の先端は正面側に
屈曲させてある。一方、フック孔42は、天板1の下面に
添設した金属板15に設けてある。すなわち、天板1の前
記屈曲爪41に対応する部位には、凹陥部14が形成してあ
り、前記金属板15は、この凹陥部14を閉塞するようにし
て天板1の下面に固着してある。そして、この金属板15
の前記凹陥部14に対応する部位に、フック孔42が穿設し
てある。フック孔42は、第5図に示すように、正面側に
向かって漸次幅寸法が小さくなる平面視台形状をなして
おり、対をなす屈曲爪41を係合させた場合に、その両側
縁42a間にそれら屈曲爪41が割り込むようになってい
る。なお、23bは、脚体2の上向面23aに設けたスペーサ
である。
そして、上述した両係合部3、4の係合状態が、天板
1に対する脚体2のスライド動作によって、同時に得ら
れるようにしている。
さらに、第1図び第7図に示すように、両係合部3、
4を係合させた状態で、前記剛性アーム24を、それぞれ
1本のボルト51により、天板1の背面側端縁1aに緊締接
合するようにしている。このために、剛性アーム24に
は、ボルト挿通口24bが穿設してあり、また、天板1の
端材13には、前記ボルト51を螺合させるためのねじ孔52
が設けてある。
このような構成のデスクであれば、その組み立て・分
解を極めて簡略に行うことが可能となる。すなわち、天
板1の下面を脚体2の上向面23aにスペーサ23bを介して
添接させ、その状態で脚体2を天板1に対して正面側に
スライドさせることによって、爪形係合部4の屈曲爪41
がフック孔42に係合するとともに、脚体1の剛性アーム
24が天板1の背面側の端縁1aに接近し、テーパ係合部3
の凸形テーパ面32が、凹形テーパ面31に当接する。この
状態でその剛性アーム24をボルト51により天板1に緊締
すると、凸形テーパ面32が、凹形テーパ面31に食い込む
ようにして密着し、剛性アーム24が天板1に固定され
る。剛性アーム24は脚体2に剛設したものであるため、
剛性アーム24が天板1に強連結されると、脚体2が天板
1に対して傾動し得ないものとなる。しかも、剛性アー
ム24を天板1に固定して、脚体2が前後に移動し得なく
すれば、屈曲爪41がフック孔42から外れることもなくな
るので、天板1の下面と脚体2の上向面23aとが離間す
ることもなくなる。また、以上の操作を逆に行うことに
よって、天板1と脚体2との結合を解除することも可能
である。
しかして、このような構成のものであれば、剛性アー
ム24を天板1に1本のボルト51により緊締するだけで、
各脚体2と天板1との強固な接合が完了することにな
る。そのため、左右1本ずつというきわめて少ない本数
のボルト51を用いて、脚体2を天板1に強固に結合させ
ることが可能となる。
なお、天板1は、木製のものであるため、それ自体に
適度な剛性を付与することは可能であり、この天板1を
構造上のベースとして、脚体2を傾動不能に固設するこ
とができる。したがって、前述したような構成によれ
ば、組み立て・分解がきわめて容易である上に、全体の
剛性も確保できるデスクを提供することが可能となる。
なお、脚体は側面視コ字形のものに限定されないのは
勿論であり、例えば、第8図に示すようなものであって
もよい。この脚体102は、ベース部121の略中央に支柱部
122を立設し、この支柱部122の上端で、支持腕123の略
中央部を支持するようにした側面視H形のものである。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が
可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、それ自体に剛性を付
与し易い木製の天板を製造上のベースにし、その天板に
脚体を少ない本数のボルトによりがたつきなく強連結し
得るようにしているので、組み立て・分解がきわめて容
易である上に、全体の剛性も確保できるデスクを提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図は要部を分解、破断して示す斜視図、第3
図及び第4図は爪形係合部を示す側断面図、第5図は同
部分を示す平断面図、第6図及び第7図はテーパ係合部
を示す側断面図である。第8図は本発明の他の実施例を
示す斜視図である。 1……天板、1a……背面側の端縁 2……脚体、3……テーパ係合部 4……爪形係合部、13……端材 14……凹陥部、15……金属板 23a……上向面、24……剛性アーム 31……凹形テーパ面、32……凸形テーパ面 41……屈曲爪、42……フック孔 51……ボルト、102……脚体

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板に脚体を、テーパ係合部と爪形係合部
    とを介して接合してなるデスクであって、 天板は、木製のもので、その背面側の端縁に金属製の端
    材を有しており、 脚体は、前記天板の下面に接合される上向面を備えてい
    るとともに、上端部に前記天板の背面側の端縁に沿う剛
    性アームを剛設してなり、 テーパ係合部は、天板の背面側の端縁及び脚体の剛性ア
    ームのいずれか一方に設けた凹形テーパ面と、他方に設
    けた凸形テーパ面とを具備してなるもので、脚体を天板
    に対して正面側へスライドさせることによって前記凹形
    テーパ面と前記凸形テーパ面とが密着し得るように構成
    されており、 爪形係合部は、天板の下面及び脚体の上向面のいずれか
    一方に設けた屈曲爪と、他方に設けたフック孔とを具備
    してなるもので、前記屈曲爪を前記フック孔に挿入して
    脚体を天板に対して正面側にスライドさせることによっ
    て、屈曲爪がフック孔に係合し得るように構成されてお
    り、 前記各係合部を係合させた状態で前記アームをボルトに
    より天板の背面側の端縁に緊締結合していることを特徴
    とするデスク。
  2. 【請求項2】凹形テーパ面が天板の端材に設けたV形溝
    内に形成されており、凸形テーパ面が、剛性アームに突
    設した突条に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のデスク。
  3. 【請求項3】凸形テーパ面が、天板の端材に設けた突条
    に形成されており、凹形テーパ面が、剛性アームに設け
    た溝内に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のデスク。
  4. 【請求項4】フック孔が天板の下面に添設した金属板に
    に設けられ、屈曲爪が脚体の上向面に突設されているこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のデスク。
  5. 【請求項5】天板に凹陥部を形成し、その凹陥部を閉塞
    するようにして前記金属板を添設し、その金属板の凹陥
    部に対応する部位にフック孔を穿設していることを特徴
    とする請求項4記載のデスク。
  6. 【請求項6】フック孔が、正面側に向かって漸次幅狭と
    なる平面視台形状をなしていることを特徴とする請求項
    5記載のデスク。
  7. 【請求項7】屈曲爪が天板の下面に突設され、フック孔
    が脚体の上向面に設けられていることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載のデスク。
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