JP4263822B2 - 金属製天板同士の連結構造 - Google Patents

金属製天板同士の連結構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板等の金属製の天板に、例えば補助天板を連結する際の天板同士の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
机上の面積を大きくしたい場合には、主机の天板に、単に脚体に支持された補助天板や脇机等の天板を突き合わせたり、一方の天板の側板や脚板の上端より突出させた逆L字状の金具等に、他方の天板の側端部を載置するなどしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、机の天板の側端面には、体裁や意匠的効果を向上させるために縁材が取付けられている。そのため、上述のように単に双方の天板同士を突き合わせただけでは、双方の縁材の形状の違いなどにより、隙間が形成されたり、段差が生じたりするなど、一体感が出ず、見栄えが低下する。
【0004】
また、金具等を用いたとしても、双方の天板同士は一体感とはなりにくく、かつ位置決めが面倒であるため、前後又は上下方向に位置ずれして連結されることがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、天板同士を、同一面をなして一体感を有するように位置決めして結合しうるようにした、金属製天板同士の連結構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)2枚の金属製天板における互いに対向する側端面に、対向面のいずれか一方に凹部を、かつ他方に凸部を有する前後1対ずつの縁材と、前後の縁材間に設けられ、かつ縦断面形が各縁材とほぼ同形をなす中間縁材とを、それぞれ天板の上面とほぼ同一面をなすように固着し、前記互いに対向する縁材の凹部と凸部を嵌合させるようにして、両天板の側端面を突き合わせることにより、両天板に固着した縁材同士を当接させ、両天板の側端面と両縁材との適所に穿設した通孔の一方側より挿入したボルトを、ナットにより締付けることにより、両天板同士を結合する。
【0006】
)上記()項において、2個の縁材と中間縁材との対向端縁に、互いに嵌合し合う凹溝と凸部を設ける。
【0007】
)上記(1)または ( ) において、両天板同士を、コ字形をなす固定金具と幅広の固定板とを介して、ボルトとナットにより締結するようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
なお、図2においては、便宜上、ボルト等の締付部材を省略して図示してある。
図1は、本発明を適用して連結された机を示すもので、平面視ほぼL字形をなす主机(1)の左方の側端縁に、補助机(2)を、互いの天板(3)(4)同士の対向端を結合して形成されている。
【0009】
主机(1)及び補助机(2)の天板(3)(4)は、図3に示すように、鋼板(5)の上面に木目調の化粧板(6)を貼着して構成され、これら天板(3)(4)は、主机(1)の屈曲した左右の側端縁の支持脚(7)(7)と、角部の支持脚(8)と、補助机(2)の左端の支持脚(9)とにより支持されている。
【0010】
(10)は、主机(1)と補助机(2)との直交する側端縁に設けられた配線ダクトである。
【0011】
図2及び図3に拡大して示すように、両天板(3)(4)が対向する面の鋼板(5)の下面に固着された内向きコ字状の補強片(11)の互いの対向面には、前後1対の短寸の縁材(12)(12)と、それらの間に、長寸の中間縁材(13)とが、天板(3)(4)の上面と同一面をなすようにして、複数のねじ(14)により取付けられている。
【0012】
各天板(3)(4)に取付けられた縁材(12)と中間縁材(13)とは、縦断面形がほぼ同形をなしており、互いに対向する縁材(12)の対向面の適所には、図4に示すように、一方(実施形態では天板(3)側)に凸部(15)を、かつ他方に、凸部(15)ががたなく嵌合しうる方形の凹部(16)を、それぞれ形成してある。これにより、双方の天板(3)(4)に取付けられた縁材(12)同士は、互いの接合面が位置決めされて連結されるようになる。
【0013】
また、図5に示すように、各縁材(12)の中間縁材(13)側の端縁には、中間縁材(13)の表面に形成された長手方向を向く凹溝(13a)に嵌合可能な突片(17)が連設されており、それらを嵌合させることにより、中間縁材(13)は、両縁材(12)に対して上下方向に位置決めされる。
【0014】
両天板(3)(4)の補強片(11)と、各縁材(12)との要所には、互いに整合する複数のボルト挿通孔(18)が近接して穿設され、互いに対向する挿通孔(18)に挿通したボルト(19)により、両天板(3)(4)同士が連結される。
【0015】
すなわち、図3に示すように、コ字形をなす固定金具(20)の遊端(左端)を、天板(3)側の補強片(11)の内側面に当接させた状態で、その基片(20a)に穿設した通孔(20b)より、ボルト(19)を、天板(4)側の補強片(11)に向かって挿入し、ボルト(19)の突出端部に挿入した、上下寸法の大きな厚肉の固定板(21)を介して、ナット(22)により締付けることにより、両天板(3)(4)同士は、強固に、かつ両縁材(12)の上面と天板(3)(4)の上面とが同一面をなすように一体的に連結される。
【0016】
なお、上記固定金具(20)及び固定板(21)は、2本のボルト(19)を同時に挿通して締付けうるように、長めに形成するのがよい。
このようにすると、部品点数が削減される。
上記のようなコ字形をなす固定金具(20)と、上下寸法の大きな固定板(21)とをもって天板(3)(4)同士を連結すると、補強片(11)及び縁材(12)が広範に押圧されるので、単にボルトとナットとにより連結した際に比して、その結合強度は大幅に高まる。
【0017】
本発明は、上記補助机(2)の天板(4)を連結する以外に、脇机等の天板を結合する際にも適用しうることは勿論である。
また、支持脚(9)のない、単なる天板のみを結合することもできる。
【0018】
上記実施形態では、鋼板(5)の下面に補強片(11)を固着し、この補強片(11)に縁材(12)(13)を取付けているが、このような補強片(11)を省略して、鋼板(5)の端縁を内向きコ字形に折曲し、その折曲部に縁材(12)(13)を取付けて両天板(3)(4)同士を連結することもある。
【0019】
実施形態では、同形をなす両端側の縁材(12)(12)と中間縁材(13)との3分割構造として、中間縁材(13)のみの寸法を変えるだけで、天板の長さに対応しうるようにしてあるが、天板の長さが比較的短かいときには、1つの縁材としてもよいことは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、天板同士は、双方の側端面に固着した縁材をもって、強固に、かつ机上面が1枚天板の如く一体感を有するように結合されるので、体裁が向上する。
また、縁材の対向面に設けた凹部と凸部とにより位置決めされるので、天板の連結作業が容易となり、かつ床面がゆがんでいたりしても、天板同士が上下又は前後方向に位置ずれすることはなく、机上面はフラットな面に保たれる。
さらに、前後の縁材を共通として、中間縁材の長さのみを変えることにより、天板の長さに容易に対応することができ、かつ各縁材と中間縁材との縦断面形を同形としてあるため、それらをつなぎ合せても体裁を損なう恐れはない。
【0021】
請求項記載の発明によれば、前後の縁材と中間縁材とを位置決めしてつなぐことができるので、各縁材が上下に位置ずれすることはない。
【0022】
請求項記載の発明によれば、縁材及び天板同士が、固定金具と固定板とにより広範に押圧されるので、単にボルトとナットとにより締付けるに際に比して、結合強度は大幅に高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用して結合された机の斜視図である。
【図2】 天板同士の結合部の一部切欠斜視図である。
【図3】 図2のIII−III線の拡大縦断正面図である。
【図4】 同じく、図2のIV−IV線の要部の拡大縦断正面図である。
【図5】 縁材と中間縁材との連結部の側面図である。
【符号の説明】
(1)主机
(2)補助机
(3)(4)天板
(5)鋼板
(6)化粧板
(7)(8)(9)支持脚
(10)配線ダクト
(11)補強片
(12)縁材
(13)中間縁材
(13a)凹溝
(14)ねじ
(15)凸部
(16)凹部
(17)突片
(18)ボルト挿通孔(通孔)
(19)ボルト
(20)固定金具
(20a)基片
(20b)通孔
(21)固定板
(22)ナット

Claims (3)

  1. 2枚の金属製天板における互いに対向する側端面に、対向面のいずれか一方に凹部を、かつ他方に凸部を有する前後1対ずつの縁材と、前後の縁材間に設けられ、かつ縦断面形が各縁材とほぼ同形をなす中間縁材とを、それぞれ天板の上面とほぼ同一面をなすように固着し、前記互いに対向する縁材の凹部と凸部を嵌合させるようにして、両天板の側端面を突き合わせることにより、両天板に固着した縁材同士を当接させ、両天板の側端面と両縁材との適所に穿設した通孔の一方側より挿入したボルトを、ナットにより締付けることにより、両天板同士を結合したことを特徴とする金属製天板同士の連結構造。
  2. 前後の縁材と中間縁材との対向端縁に、互いに嵌合し合う凹溝と凸部を設けた請求項記載の金属製天板同士の連結構造。
  3. 両天板同士を、コ字形をなす固定金具と幅広の固定板とを介して、ボルトとナットにより締結するようにした請求項1または2記載の金属製天板同士の連結構造。
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