JPH0773541B2 - デスク - Google Patents

デスク

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JPH0773541B2
JPH0773541B2 JP2046774A JP4677490A JPH0773541B2 JP H0773541 B2 JPH0773541 B2 JP H0773541B2 JP 2046774 A JP2046774 A JP 2046774A JP 4677490 A JP4677490 A JP 4677490A JP H0773541 B2 JPH0773541 B2 JP H0773541B2
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leg
arm
claw
desk
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信一 金田
祥治 玉置
理 坂井
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス等で好適に使用し得るデスクに関す
るものである。
[従来の技術] 従来、この種のデスクでは、左右の脚体を受桟及びその
他の横桟により結合し、その受桟上に天板を載置して固
定するようにしたものが一般的である。
換言すれば、従来のものは、脚体及び各種の桟により剛
性のある本体を構成し、その本体上に天板を取着するよ
うにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、従来の天板は、前記受桟により補強されるよ
うに設計されている。そのため、天板の多数箇所を受桟
に強固に止着しないと、天板に反りやたわみが生じ易
い。しかも、左右の脚体を受桟等により強固に結合して
おかないと、本体の剛性を確保するのが困難になり、天
板の支持剛性を確保することができなくなる。
そのため、従来のものは、脚体同士の結合や、天板と受
桟との結合に多数のボルトを使用する必要があり、組み
立てや分解に多大の時間と労力がかかるという問題があ
る。
また、オフィス等では同一規格のデスクを幅方向に多数
連接して使用することがあるが、このような場合に、従
来ではデスクの隣接部分に脚体が重合するため嵩ばって
使い難く、無駄も多くなるとともに、天板面を面一に揃
えることが難しいという問題もある。
本発明は、これらの課題を同時に解消することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、天板を
それ自体で剛性を発揮し得る構造にして受桟による補強
を不要にし、かかる剛性を有した天板を構造上のベース
と考えて、この天板に脚体を傾動しないように取着する
ようにしたものであり、従来のものとは全く発想を異に
する。
すなわち、本発明に係るデスクは、天板と、脚体と、テ
ーパ係合部と、爪形係合部とを具備してなるものであっ
て、天板は、枠体の上下両面に金属板を添設してなるフ
ラッシュ構造をなしており、脚体は、前記天板の下面に
接合される上向面を備えているとともに、上端部に前記
天板の先端縁に沿うアームを剛設してなり、テーパ係合
部は、天板の先端縁及び脚体のアームのいずれか一方に
設けた凹形テーパ面と、他方に設けた凸形テーパ面とを
具備してなるもので、脚体を天板に対して使用端側にス
ライドさせることによって、前記凹形テーパ面と凸形テ
ーパ面とが密着し得るように構成されており、爪形係合
部は、天板の幅方向に離間させて脚体の上向面に所定ピ
ッチで設けた一対の屈曲爪と、天板の下面であって側縁
までの距離が半ピッチ及び3/2ピッチ相当である位置に
設けた一対のフック孔とを具備してなるもので、前記屈
曲爪を前記フック孔に挿入して脚体を天板に対して使用
端側にスライドさせることによって、屈曲爪がフック孔
に係合し得るように構成されており、各係合部を係合さ
せた状態で前記アームを止着具により天板の先端縁に緊
締結合していることを特徴とする。
また、前記爪形係合部に代えて、天板の幅方向に離間さ
せて脚体の上向面に所定ピッチで設けた一対のフック孔
と、天板の下面であって側縁までの距離が半ピッチ相当
である位置に設けた屈曲爪とを具備してなるものとし、
前記屈曲爪を前記フック孔に挿入して脚体を天板に対し
て使用端側にスライドさせることによって、屈曲爪がフ
ック孔に係合し得るように構成してもよい。この爪形係
合部には、天板の下面であって側縁までの距離が3/2ピ
ッチ相当である位置に更に屈曲爪を設けることもでき
る。
凹形テーパ面及び凸形テーパ面の好適な一例としては、
前者を溝内に設定し、後者を突条に設けるのがよい。
簡単な止着具としては、天板側にねじ孔を固設してお
き、アームを貫通させたボルトを前記ねじ孔に螺着でき
るようなものがよい。そのボルトは、各アームにつき1
本で済ますことが一層望ましい。
[作用] このような構成のものであれば、天板の一側縁に対し
て、その下面に一方の脚体の上向面を全面的に添設さ
せ、その状態で脚体を天板に対して使用端側にスライド
させることによって、爪形係合部は請求項1、3では2
箇所において、また請求項2では1箇所において屈曲爪
とフック孔との係合が得られるとともに、脚体のアーム
が天板の先端縁に接近し、テーパ係合部の凸形テーパ面
が、凹形テーパ面に当接する。この状態でそのアームを
止着具により天板に緊締すると、凸形テーパ面が、凹形
テーパ面に食い込むようにして密着し、アームが天板に
固定される。アームは脚体に剛着されたものであるた
め、アームが天板に強連結されると、脚体が天板に対し
て傾動し得ないものとなる。しかも、アームを天板の先
端縁に固定して、脚体が前後に移動し得なくすれば、屈
曲爪がフック孔から外れることもなくなるので、天板の
下面と脚体の上向面とが離間することもなくなる。そし
て、同様の操作により当該天板の他端縁に他方の脚体を
取着すると、全体が天板を中心とする剛性のあるデスク
に仕上げられることになる。
また、複数の天板を隣接させてデスクに仕上げたい時
は、天板の一側縁に一方の脚体を取着した後、他側縁に
他方の脚体を取着する際に、その下面に当該脚体の上向
面の片半部を部分的に添接させ、その状態で脚体を天板
に対して使用端側にスライドさせることにより、上述し
た寸法関係から何れの請求項の爪形係合部も1箇所にお
いて屈曲爪とフック孔との係合が得られることになる。
そこで、次なる天板の一側縁における下面をその上向面
の他半部に添接させ、この状態で脚体が天板に対して相
対的に使用端側へスライドし得るように操作すれば、こ
の天板も爪形係合部の1箇所で屈曲爪とフック孔との係
合を得ることができる。その結果、2枚の天板は共通の
脚体に取着されることになる。そして、この状態では、
両天板の側縁同士が脚体の上向面において密接に接合す
ることになり、また、脚体のアームは少なくとも一方の
天板に強連結されるため、その天板によって傾動及び前
後動が禁止される。このようにして次々に隣接する天板
の側縁同士を共通の脚体に取着してゆき、最後の天板の
他側縁に対して最初の天板の一側縁に為したと同様に脚
体の上向面を全面的に添設すれば、全体がN枚の天板と
N+1個の脚体からなる剛性のあるデスクに仕上げられ
ることなる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第17図を参照して説
明する。
このデスクは、天板1と、脚体2と、テーパ係合部3
と、爪形係合部4とを具備してなる。
天板1は、第1図〜第3図に示すように、枠体11の上下
両面に金属鋼板12、13を添設してなるフラッシユ構造を
なしている。詳述すれば、枠体11は、それぞれ内側に開
口した横断面コ字形の先端A側の枠材11aと、使用端B
側の枠材11bと、左右の側枠材11cとを接合してなるもの
で、その内側にはハニカム状のペーパコア14を配設して
ある。そして、この枠体11およびペーパコア14の上下面
に接着材を介して鋼板12、13をそれぞれ添設させ、加圧
接着加工によりこれらの枠体11と、鋼板12、13と、ペー
パコア14とを接合している。なお、先端側枠材11aの先
端面11a1には、鋼材15が溶接継手15bを介して固設して
あり、この鋼材15により天板1の先端縁1aを構成してい
る。上側の鋼板12の上面には、メラミン化粧板16が貼着
してある。
脚体2は、第1図、第4図及び第5図に示すように、ア
ジャスタ21aを有した基材21と、この基材21の先端部に
立設した支柱22と、この支柱22の上端から使用端B側に
延出する支持腕23とを具備してなるもので、その支持腕
23上に形成される上向面23aに複数のスペーサ23bを固設
し、これらのスペーサ23b上に天板1の下面を密着させ
て該天板1を支持し得るようになっている。そして、こ
の脚体2の先端A側における上端部に、天板1の先端縁
1aに沿うアーム24を剛設している。すなわち、使用端B
側から見て右側の脚体2Rに取り付けられるアーム24
Rは、基端に取付部24aを一体に有した鋼材製のもので、
この取付部24aを前記支柱22及び支持腕23の先端面に溶
接により剛着し、その状態で全体を使用端B側から見て
左方向に水平に延出させている。また、使用端B側から
見て左側の脚体2Lに取り付けられるアーム24Lは、前記
アーム24Rと対称をなす位置に取付部24aを一体に有した
鋼材製のもので、その取付部24aを前記支柱22及び支持
腕23の先端面に溶接により剛着し、その状態で全体を使
用端B側から見て右方向に水平に延出させている。
テーパ係合部3は、第1図及び第6図に示すように、天
板1の先端縁1aに設けた凹形テーパ面31と、脚体2のア
ーム24に設けた凸形テーパ面32とを具備してなる。具体
的には、第7図〜第9図に示すように、天板1の鋼材15
にV形溝15cが凹設されており、凹形テーパ面31はその
V形溝15cの斜面に設定されている。また、第10図〜第1
2図に示すように、アーム24の使用端B側の面に横断面
台形をなす突条24bが突設されており、凸形テーパ面32
はこの突条24bの斜面に設定されている。これらのテー
パ面31、32同士は天板1を脚体2上に載置した状態で同
一高さ位置に配設され、この状態から脚体2を天板1に
対して使用端B側にスライドさせることによって、斜面
同士を嵌合させ得るようになっている。
爪形係合部4は、第2図、第4図、第5図、第13図並び
に第14図に示すように(第13図、第14図は脚体2Rと天板
右側縁1Rとの係合状態及び脚体2Lと天板左側縁1Lとの係
合状態を併記している)、脚体2R(2L)の上向面23aに
設けた屈曲爪41a、41b(41c、41d)と、天板1の下面に
設けたフック孔42a〜42dとを具備してなる。具体的に
は、脚体2R(2L)の上向面23aには2箇所に金具43が固
着してあり、これらの金具43に、使用端b側に屈曲する
屈曲爪41a、41b(41c、41d)が所定の離間ピッチdで突
設されている。また、枠体11をなす側枠材11cには天板
側縁1R(1L)までの距離がd/2なる位置にフック孔42a
(42d)が、また3d/2なる位置にフック孔42b(42c)が
それぞれ長孔状に穿設されている。そして、下側鋼材13
にはこれらのフック孔42a〜42dを天板1の下面に臨ませ
るためにの開口部13aが打ち抜いてあり、屈曲爪41a、41
b(41c、41d)をそれぞれフック孔42a、42b(42c、42
d)を通して天板1の内側空間に挿入し、この位置から
脚体2R(2L)を天板1に対して使用端B側にスライドさ
せることにより、それらの屈曲爪41a、41b(41c、41d)
の先端を側枠材11cの内面に添接させることができるよ
うにしている。
そして、上述した両係合部3、4の係合状態が、天板1
に対する脚体2のスライド動作によって同時に与えられ
るようにしている。
さらに、第1図、第6図、第13図及び第14図に示すよう
に、両係合部3、4を係合させた状態で、前記各アーム
24R、24Lをそれぞれ止着具たる単一のボルト5により天
板1の先端縁1aに緊締結合するようにしている。このた
めに、アーム24Rには1箇所にボルト挿通孔24cが穿設さ
れ、アーム24Lには離間距離dを保って2箇所にボルト
挿通孔24cが穿設されている。アーム24Lに係る2つのボ
ルト挿通孔24cのうち一方は通常使用されない。また、
前記天板1の鋼材15には取付位置でこのボルト挿通孔24
cに連通し得るねじ孔15aが刻設してある。そして、両テ
ーパ面31、32を密着させた状態でボルト挿通孔24cを挿
通させてボルト5を前記ねじ孔15aに螺着することによ
り、アーム24R、24Lを天板1の先端縁1aに強固に取付け
ることができるようにしている。
しかして、このような構成からなるデスクであると、そ
の組み立て・分解を極めて簡略に行い得るものとなる。
すなわち、天板1の右側縁1Rに先に脚体2Rを取り付ける
ものとすると、その下面に当該脚体2Rの上向面23aを全
面的に添接させ、この状態で脚体2Rを天板1に対して使
用端B側にスライドさせることによって、第13図及び第
14図に示すように爪形係合部4の屈曲爪41a、41bがフッ
ク孔42a、42bに係合するとともに、脚体2Rのアーム24R
が天板1の先端縁1aに接近し、テーパ係合部3の凸形テ
ーパ面32が、凹形テーパ面31に当接する。この状態でそ
のアーム24Rのボルト挿通孔24cにボルト5を挿通して天
板1に緊締すると、凸形テーパ面32が、凹形テーパ面31
に食い込むようにして密着し、アーム24Rが天板1に固
定される。アーム24Rは脚体2Rに剛着されたものである
ため、アーム24Rが天板1に強連結されると、脚体2R
天板1に対して傾動し得ないものとなる。しかも、アー
ム24Rを天板1の先端縁1aに固定して、脚体2Rが前後に
移動し得なくすれば、屈曲爪41a、41bがフック孔42a、4
2bから外れることもなくなるので、天板1の下面と脚体
2Rの上向面23aとが離間することもなくなる。次に、当
該天板1の左側縁1Lに対して、その下面に脚体2Lの上向
面23aを全面的に添接させ、この状態で脚体2を天板1
に対して使用端B側にスライドさせると、第13図に括弧
書で示すように爪形係合部4の屈曲爪41c、41dがフック
孔42c、42dに係合するとともに、脚体2Lのアーム24L
天板1の先端縁1aに接近し、テーパ係合部3の凸形テー
パ面32が、凹形テーパ面31に当接する。この状態でその
アーム24Lの通常使用側のボルト挿通孔24cにボルト5を
挿通して天板1に緊締すると、凸形テーパ面32が、凹形
テーパ31に食い込むようにして密着し、アーム24Lが天
板1に固定される結果、脚体2Lは天板1に強固に取着さ
れることになる。
このように、このデスクは天板1をそれ自体で剛性を発
揮し得る構造とし、該天板1を構造上のベースとして、
この天板1にテーパ係合部3及び爪形係合部4を介して
脚体2R、2Lを傾動及び前後動不能に取り付け得るもので
あるため、2本のボルト5を用いるだけで十分な強度が
得られ、従来のように多数のボルトを用いて剛性を高め
ていく必要が全くなくなる。このため、図示デスクは従
来に比べて、組み立て、分解に係る作業工数が激減し、
しかも極めてガタつきの少ない画期的なデスクとして実
用に供することが可能となる。
また、このような構造によると、第15図に示すようにN
枚の天板を連接させてデスクに仕上げることも容易とな
る。すなわち、先ず前記と同様にして第1の天板11の右
側縁1Rに脚体1Rを取着する。次に、該天板11の左側縁1L
に対し、第16図及び第17図に示すようにその下面に脚体
2Lの上向面23aの右半部23Rを部分的に添接させ、その状
態で脚体2Lを天板11に対して使用端B側にスライドさせ
ると、先に述べた寸法関係から屈曲爪41cが前記とは異
なりフック孔42d側に係合することになる。そこで、次
なる天板12の右側縁1Rにおける下面をその上向面23aの
左半部23Lに添接させ、この状態で脚体2Lが天板12に対
して相対的に使用端B側へスライドし得るように操作す
れば、この天板12のフック孔42aを残りの屈曲爪41dに係
合させることができる。その結果、2枚の天板11、12
共通の脚体2Lの片半部づつに取着されることになる。そ
して、この状態では、天板11の左側縁1Lと天板12の右側
縁1Rとが脚体2Lの上向面23上において密接に接合され、
また、脚体2Lのアーム24Lは該アーム24Lに穿設されてい
る通常使用されない側のボルト挿通孔24cにボルト5を
挿通して締着することにより天板11側に強連結されるた
め、脚体2Lの傾動及び前後動が禁止される。このように
して次々に天板1m-1の左側縁1Lと天板1mの右側縁とを脚
体2Lによって取着してゆき、最後の天板1Nの左側縁1L
対して第1図に示したと同様の態様で脚体2Lを取着すれ
ば、全体がN枚の天板11〜1Nと1個の脚体2RとN個の脚
体2Lからなる剛性のあるデスクに仕上げられることにな
る。
このため、脚体2の数が従来の略半分で済むことにな
り、コスト、取付工数が低減されるとともに、隣設部分
で脚体2が嵩ばらないため足元空間が広がり使い易いデ
スクとすることができる。しかも、隣接する天板1m-1
1mはともに共通の脚体2Lの上向面23aに添設されるた
め、高さ調節等を行わずとも簡単に天板面が揃い、全体
として統一的な見栄えの良さと使い勝手とを向上させる
ことが可能になる。
なお、爪形係合部は、天板の幅方向に離間させて脚体の
上向面に所定ピッチで一対のフック孔を設け、天板の下
面には側縁までの距離が半ピッチ相当である位置に屈曲
爪を設けておくことにより、前記実施例と同等の作用効
果を得ることができる。この爪形係合部には、天板の下
面であって側縁までの距離が3/2ピッチ相当である位置
に更に屈曲爪を設けてもよい。また、上記実施例では天
板1の先端縁1aに溶接継手15bを介して鋼材15を剛着
し、この鋼材15に凹形テーパ面31を設定しているが、第
18図に示すように枠体111によって凹形テーパ面131を一
体的に形成することも可能である。また、テーパ係合部
は、第19図に示すように、凸形テーパ面232を天板201の
先端縁201aに設けた突条に形成し、凹形テーパ面231を
アーム224に設けた溝内に形成してもよい。その他、各
部の構成は図示例に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明に係るデスクは、以上のように天板をそれ自体で
剛性を発揮し得る構造にして受桟による補強を不要に
し、かかる剛性を有した天板を構造上のベースとして、
この天板にテーパ係合部及び爪形係合部を介し脚体を傾
動や前後動しないように取着し、その状態で脚体を止着
具により天板の先端縁に緊締結合するだけで構成される
ため、製作や組立工数が従来に比べて激減し、部品製作
も少量で済み、生産コストの低廉化に繋がる上に、ガタ
つきも極めて少ないものとすることができる。また、こ
の構造によれば、天板を連設する場合に、左右の天板に
またがって共通の脚体を取着することができるので、脚
体の数を減らしてコストや製作・組立工数の便を図ると
ともに、足元空間を広げて居住性を向上させることが可
能になる。しかもこの場合に、共通の上向面に添設され
た天板は自ずと天板面が面一となるため、アジャスタ等
の煩雑な調節作業を全く不要にする効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第17図は本発明の一実施例を示し、第1図は全
体斜視図、第2図はペーパコアを省略した天板の平断面
図、第3図は第2図におけるIII−III線断面図、第4図
は脚体の平面図、第5図は同正面図、第6図はテーパ係
合部の拡大図、第7図は凹形テーパ面が設けられている
鋼材の部分平面図、第8図は同正面図、第9図は第8図
の左側面図、第10図は凸形テーパ面が設けられているア
ームの平面図、第11図は同正面図、第12図は第11図の右
側面図、第13図は爪形係合部を示すための天板の部分平
断面図、第14図は第13図におけるXIV−XIV線階段断面
図、第15図及び第16図は同実施例における他の使用態様
を示す部分斜視図、第17図は天板の隣接部分を示す部分
平断面図である。また、第18図は他の実施例に係る枠体
を示す部分断面図、第19図はさらに他の実施例に係るテ
ーパ係合部を示す側面図である。 1、11〜1N、201…天板 1a…先端縁 2、2R、2L…脚体 3…テーパ係合部 4…爪形係合部 5…止着具(ボルト) 11、111…枠体 12、13…金属板(鋼板) 15a…ねじ孔 15c…V形溝 23a…上向面 24、24R、24L…アーム 24b…突条 31、131、231…凹形テーパ面 32、232…凸形テーパ面 41a、41b、41c、41d…屈曲爪 42a、42b、42c、42d…フック孔 A…先端 B…使用端

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板と、脚体と、テーパ係合部と、爪形係
    合部とを具備してなるデスクであって、 天板は、枠体の上下両面に金属板を添設してなるフラッ
    シュ構造をなしており、 脚体は、前記天板の下面に接合される上向面を備えてい
    るとともに、上端部に前記天板の先端縁に沿うアームを
    剛設してなり、 テーパ係合部は、天板の先端縁及び脚体のアームのいず
    れか一方に設けた凹形テーパ面と、他方に設けた凸形テ
    ーパ面とを具備してなるもので、脚体を天板に対して使
    用端側にスライドさせることによって、前記凹形テーパ
    面と凸形テーパ面とが密着し得るように構成されてお
    り、 爪形係合部は、天板の幅方向に離間させて脚体の上向面
    に所定ピッチで設けた一対の屈曲爪と、天板の下面であ
    って側縁までの距離が半ピッチ及び3/2ピッチ相当であ
    る位置に設けた一対のフック孔とを具備してなるもの
    で、前記屈曲爪を前記フック孔に挿入して脚体を天板に
    対して使用端側にスライドさせることによって、屈曲爪
    がフック孔に係合し得るように構成されており、 各係合部を係合させた状態で前記アームを止着具により
    天板の先端縁に緊締結合していることを特徴とするデス
    ク。
  2. 【請求項2】天板と、脚体と、テーパ係合部と、爪形係
    合部とを具備してなるデスクであって、 天板は、枠体の上下両面に金属板を添設してなるフラッ
    シュ構造をなしており、 脚体は、前記天板の下面に接合される上向面を備えてい
    るとともに、上端部に前記天板の先端縁に沿うアームを
    剛設してなり、 テーパ係合部は、天板の先端縁及び脚体のアームのいず
    れか一方に設けた凹形テーパ面と、他方に設けた凸形テ
    ーパ面とを具備してなるもので、脚体を天板に対して使
    用端側にスライドさせることによって、前記凹形テーパ
    面と凸形テーパ面とが密着し得るように構成されてお
    り、 爪形係合部は、天板の幅方向に離間させて脚体の上向面
    に所定ピッチで設けた一対のフック孔と、天板の下面で
    あって側縁までの距離が半ピッチ相当である位置に設け
    た屈曲爪とを具備してなるもので、前記屈曲爪を前記フ
    ック孔に挿入して脚体を天板に対して使用端側にスライ
    ドさせることによって、屈曲爪がフック孔に係合し得る
    ように構成されており、 各係合部を係合させた状態で前記アームを止着具により
    天板の先端縁に緊締結合していることを特徴とするデス
    ク。
  3. 【請求項3】天板の下面であって側縁までの距離が3/2
    ピッチ相当である位置に更に屈曲爪を設けていることを
    特徴とする請求項2記載のデスク。
  4. 【請求項4】凹形テーパ面が、天板の先端縁に設けたV
    形溝内に形成されており、凸形テーパ面が、アームに突
    設した突条に形成されていることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のデスク。
  5. 【請求項5】凸形テーパ面が、天板の先端縁に設けた突
    条に形成されており、凹形テーパ面が、アームに設けた
    溝内に形成されていることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載のデスク。
  6. 【請求項6】止着具が、アームを貫通させて天板側に設
    けたねじ孔に螺着したボルトであることを特徴とする請
    求項1、2、3、4又は5記載のデスク。
  7. 【請求項7】各アームを1本のボルトによりそれぞれ天
    板に止着していることを特徴とする請求項6記載のデス
    ク。
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