JP4773806B2 - 机 - Google Patents
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Description
更に、前記支持体の後部上面を天板の後面の後方に露出させており、前記スライド式係合手段は平面視で天板と支持体とが重なり合った部位に配置されている一方、天板の後部に、支持体の後部の露出部に上方から重なるリア金具を設けて、このリア金具をねじで支持体に締結している。
そして、前記左右支持体は袖キャビネットを含んでおり、1つの袖キャビネットで1枚の天板を支持することと、1つの袖キャビネットで左右2枚の天板を支持することとが選択可能であり、1つの袖キャビネットで左右2枚の天板を支持した状態では、一方の天板は広い範囲で袖キャビネットに重なって他方の天板は側部のみが袖キャビネットに重なっており、かつ、前記袖キャビネットの上面に前記係合穴が左右に並んで3つ形成されており、隣り合った2つの係合穴のいずれにも前記一対の係合爪を嵌め込みできると共に、1つの袖キャビネットに2枚の天板を連結した状態では、前記他方の天板における一対の係合爪のうち片方の爪だけが3つの係合穴のうち端部の1つに嵌まるようになっている。
また、袖キャビネットの上面の左右両側部に3つずつの係合穴を形成しているため、袖キャビネットで左右に隣り合った2枚の天板を支持する場合も、隣り合った2枚の天板の端部にそれぞれ係合爪を設けることができ、このため、袖キャビネットと天板との取付け強度を向上できる。
図1(A)は多数の机群の外観斜視図であり、机群は、前机ユニット1と後机ユニット1′とを連結した背中合わせ方式机システムを左右に連結した形態になっている。換言すると、前机ユニット1を左右に並設した多連式机システムと後机ユニット1′を左右に並設した多連式机システムとが背中合わせ状に連結されている。図1(B)は1つの前側の多連式机システムを後方から見た斜視図である。
次に、主として図2〜図4を参照して背面部材3について説明する。図2は背面部材3の背面図、図3は背面部材3の分離斜視図、図4は背面部材と脚及び袖キャビネットとの関係を示す図であり、(A)はサイドフレーム13の側面図、(B)はサイドフレーム13の部分背面図、(C)はサイドフレームの部分正面図、(C)は後机ユニット1′の部分側面図、(D)はサイドフレームの部分正面図、(E)は前机ユニット1の部分側面図である。
図4に示すように、机ユニット1,1′を構成する脚4及び袖キャビネット5の背面には、背面部材3との連結手段の一環として、異径ピン41を突設している。異径ピン41は、ダルマ形係合穴39の大径部39aよりもやや小径で小径部39bよりは大径の頭41aと、ダルマ形係合穴39の小径部39bよりやや大径の首部41bとを備えており、脚4又は袖キャビネット5の背面板に固着したナットへのねじ込みによって固定している。
次に、天板2と脚4及び袖キャビネット5との連結構造を主として図5以下の図面に基づいて説明する。図5のうち(A)は天板2の前部と脚4との連結構造を示す分離斜視図、(B)はフロント金具43を後方から見た斜視図、図6は天板2の後部と脚4との連結構造を示す分離斜視図、図7は背面部材3と脚4との上下ずれ防止手段を示す分離斜視図、図8は両面使い使用の机の部分的な平面図、図9は図8の IX-IX視断面図である。
次に、天板2と袖キャビネット5との連結について、図11及び図12に基づいて補足しておく。図11は袖キャビネット5の平面図、図12のうち(A)は図11の部分的な平面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は図11の XIIC-XIIC視断面図である。
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、フロント金具及びリア金具の形態は必要に応じて変更できる。例えば、フロント金具やリア金具を天板に一体に形成することも可能である。更に、天板及び脚は木製や樹脂製又は複合素材製であっても良い。リア金具の締結手段としては、脚等の支持体にスタッドボルトを突設して、これにナットをねじ込むことも可能である。
1′ 後机ユニット
2 天板
3 背面部材
4 支持体の一例としての脚
5 支持体の一例としての袖キャビネット
13 背面部材を構成するサイドフレーム
39 支持体と背面部材との連結手段を成すダルマ形係合穴
41 支持体と背面部材との連結手段を成す異径ピン
43 フロント金具
53 フロント金具の係合爪
55 脚を構成する前支持体
56 係合穴
60 リア金具
62 ボルト
65 雌ねじ部
Claims (3)
- 天板とこれを下方から支持する左右の支持体とを、当該天板と支持体とを重ねて前後方向に相対動させると互いに嵌まり合って上下離反不能に保持されるスライド式係合手段と、ねじによる締結とで連結している机であって、
前記スライド式係合手段は、前記天板の左右両側部に設けた左右一対ずつの係合爪と、前記係合爪が嵌まるよう前記支持体に設けた係合穴とで構成されており、
更に、前記支持体の後部上面を天板の後面の後方に露出させており、前記スライド式係合手段は平面視で天板と支持体とが重なり合った部位に配置されている一方、天板の後部に、支持体の後部の露出部に上方から重なるリア金具を設けて、このリア金具をねじで支持体に締結している、
という構成において、
前記左右支持体は袖キャビネットを含んでおり、1つの袖キャビネットで1枚の天板を支持することと、1つの袖キャビネットで左右2枚の天板を支持することとが選択可能であり、1つの袖キャビネットで左右2枚の天板を支持した状態では、一方の天板は広い範囲で袖キャビネットに重なって他方の天板は側部のみが袖キャビネットに重なっており、かつ、前記袖キャビネットの上面に前記係合穴が左右に並んで3つ形成されており、隣り合った2つの係合穴のいずれにも前記一対の係合爪を嵌め込みできると共に、1つの袖キャビネットに2枚の天板を連結した状態では、前記他方の天板における一対の係合爪のうち片方の爪だけが3つの係合穴のうち端部の1つに嵌まるようになっている、
机。 - 更に、前記左右支持体の背面に重なる背面部材を備えており、前記背面部材と左右の支持体とは、両者を上下方向に相対動すると互いに嵌まり合う係合手段によって前後左右ずれ不能に連結されており、前記天板の後面と背面部材との間に上下に開口した配線空間を形成している、
請求項1に記載した机。 - 前記天板の左右端部には、前記係合爪を有するフロント金具が設けられている一方、前記リア金具は天板の後部の左右端部に設けられていてこれにボルトの貫通穴を有する張り出し片が形成され、前記支持体の露出部には前記ボルトがねじ込まれる雌ねじ部が形成されており、
前記フロント金具の係合爪と支持体の係合穴、及び、リア金具の張り出し片と支持体の雌ねじ部とをそれぞれ左右一対ずつ設けて、1つのフロント金具の左右係合爪が支持体の左右係合穴に嵌まると共に1つのリア金具の左右張り出し片が支持体の左右雌ねじ部に重なった状態と、1つのフロント金具の一方の係合爪が支持体の一方の係合穴に嵌まると共に1つのリア金具の一方の支持片が支持体の1つの雌ねじ部に重なる状態とを選択自在と成すことにより、1つの支持体に1枚の天板の端部を連結することと、1つの支持体に左右隣り合った2枚の天板の端部を連結することとが選択可能になっている、
請求項1又は2に記載した机。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2005336060A JP4773806B2 (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 机 |
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Family Applications (1)
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JP2005336060A Expired - Fee Related JP4773806B2 (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 机 |
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2005
- 2005-11-21 JP JP2005336060A patent/JP4773806B2/ja not_active Expired - Fee Related
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