JP5002951B2 - 組立式デスク - Google Patents

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本発明は、組立式デスクに係わり、更に詳しくはノックダウン方式の組立式デスクに関するものである。
従来からノックダウン方式の組立式デスクは各種提供され、本出願人の先願に係る特許文献1、2にも開示されている。特許文献1には、天板側部に配した脚体の上端と、天板のコーナー部に配した補助脚体の上端とに、平面視略四角形の金属製ブロック状の連結体の外方角部を固定し、間隔を隔てた一対の連結体を利用して、両連結体の外縁に沿って形成した直線状に並ぶ係止溝に配線受け樋体の両端を嵌合するとともに、両連結体の内方角部に突設した直線状に並ぶ棒片に横長ステー部材の両端を嵌合し、ネジ止め連結し、そして連結体の上面に取付けた支持板上に天板を載置して下方からネジ止めする構造が開示されている。
また、特許文献2には、天板と、天板の少なくとも背面側の隣り合ったコーナー部の下方に配置した少なくとも一対の継手と、隣り合った継手を連結するビームとを備えており、前記継手に、脚の上部を構成するサイドフレームか又は袖キャビネットが取り付くサイドフレームをねじ等のファスナーで締結できるようになっており、前記サイドフレームに天板を固定している、机が開示されている。更に詳しくは、天板の左右両端部の後部下方には、アルミダイキャスト品のような軽合金製のブロック状の継手を配置し、該継手は、平面視で略四角形の基部と、基部から前方及び横方向に延びるサイド突起部と、平面視で対角方向に延びるセンター突起部と、基部のうちセンター突起部と反対側のコーナー部に立設した上向き筒状部とを備えている。そして、前記センター突起部の先端には、左右外向きの張り出し部を設け、連結ビームを嵌合し、ネジ止めできるようになっている。また、脚又は袖キャビネットの背面側に突設した突起に、幕板の両側部前面に形成したダルマ型穴を落とし込み係合させて取付けている。
前述の公報記載の組立式デスクは、天板のコーナー部において、アルミダイキャスト製等のブロック状連結体若しくは継手を用いて脚体と幕板及び天板を連結することができるものの、天板の側方に順次天板を配置して互に連結しながらデスクを拡張するようにはなっていない。デスクを拡張しようとすれば、天板の側方に他の平デスクを並べて配置することになるが、中間に2つの脚体が並ぶので外観性に劣るばかりでなく、コスト高となる。更に、単に設置しただけではデスク同士が前後にずれることもあり、意匠的にも一体感がない。
特開2002−153330号公報 特開2003−38257号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、基本構成のデスクに必要最小限のオプション部品を追加して所望の機能を実現する組立式デスクにおいて、構造が簡単で組立てが容易であるにも係わらず、完成品の強度が高く、また天板の端部に用いる端部脚体と隣接する天板の連結部に用いる中間部脚体の主要構成部品の共通化によるコスト削減を図り、デスク構成の違いによって脚体間隔が変化しても最小限の部品を追加することで対応することができる組立式デスクを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、脚体、天板及び幕板等の基本構成部品からノックダウン方式で構築する組立式デスクであって、脚体として少なくとも二つの端部脚体及び中間部脚体と、複数の天板と、脚体間の数の幕板と、二つのT字形金具と、十字形金具と、幕板と同数のビームを用意し、前記T字形金具は、一端部の取付部と該取付部から側方へ延びた連結部とからなり、前記十字形金具は、中央部の取付部と該取付部から両側方へ延びた連結部とからなり、前記脚体の上端に設けた上支持部材の後部には、上方へ開放した凹陥部を形成し、前後中間部で該凹陥部の底面部には前記T字形金具と十字形金具の取付部を連結する支持台を設けるとともに、該凹陥部を形成する両立壁に前記T字形金具と十字形金具の連結部の基部を受け入れる上方開放した係合凹部を形成してなり、隣接する両脚体の後端面間に幕板を着脱可能に連結し、端部に配置した前記端部脚体の上支持部材の支持台に、T字形金具の取付部を連結して該取付部から延びた連結部を前記係合凹部に受け入れて内側方へ向けて配し、また中間部に配置した前記中間部脚体の上支持部材の支持台に、十字形金具の取付部を連結して該取付部から両側方へ延びた両連結部を前記係合凹部に受け入れて左右両側方へ向けて配するとともに、対向する両連結部に前記ビームの各端部を連結し、隣接する脚体間を前記幕板とビームとで連結し、前記各天板を端部脚体と中間部脚体及びビームの上に載置した状態で、両端部脚体の前端部と中間部脚体の前端部に取付けた長連結板及びビームにネジ止めしたことを特徴とする組立式デスクを構成した(請求項)。
ここで、前記端部脚体の上端部の前方寄り位置に内方へ向けて取付けた短連結板と前記中間部脚体の上端部の前方寄り位置に両側方へ向けて取付けた長連結板に、前記天板の端部をネジ止めしてなることが好ましい(請求項)。
また、本発明では、前記端部脚体と中間部脚体とは同一横幅であり、前記脚体の横幅の半分だけ、前記十字形金具の連結部に対する前記ビームの連結位置及び中間部脚体に対する前記幕板の連結位置を横方向に変化させて脚体間隔を伸長可能としてなることが必要である(請求項)。
そして、前記脚体は、上下方向に延びた偏平四角筒状の脚板部と、該脚板部の上端に取付ける前記上支持部材と、該脚板部の下端に取付ける下支持部材と、前記脚板部の前端面に取付ける化粧部材とから概略構成され、前記端部脚体にあっては前記脚板部の両側面板の一方に前記上支持部材の一方の係合凹部を臨ませる切欠部を形成し、前記中間部脚体にあっては前記脚板部の両側面板の両方に前記上支持部材の両係合凹部を臨ませる切欠部を形成してなることが好ましい(請求項)。
以上にしてなる請求項係る発明の組立式デスクは、主要構成部品が、脚体として少なくとも二つの端部脚体及び中間部脚体と、複数の天板と、脚体間の数の幕板と、二つのT字形金具と、十字形金具と、幕板と同数のビームだけであり、全て分解状態で搬送、保管することができるので、販管コストを抑制することができ、また組立作業においても、隣接する両脚体の後端面間に幕板を着脱可能に連結し、端部に配置した前記端部脚体の上端部の前後中間部に、T字形金具の取付部を連結し、中間部に配置した前記中間部脚体の前後中間部に、十字形金具の取付部を連結し、脚体間に対向するT字形金具と十字形金具の両連結部に前記ビームの各端部を連結し、隣接する脚体間を前記幕板とビームとで連結し、前記天板を両端部脚体とビームの上に載置した状態で、両端部脚体の前端部及びビームにネジ止めしてなるだけであるので、極めて簡単且つ短時間で行うことができ、完成したデスクの強度も高いのである。更に、必要最小限の基本構成部品の追加により中間部脚体を介して順次側方へ天板を拡張配置することができ、自由なデスク形態を実現することができ、また後施工による拡張も可能である。つまり、天板がL形天板であるL型デスクや矩形天板である平デスクの側方に、平デスクを連設する場合に追加する部品は、中間部脚体、幕板、十字形金具及びビームを各一つずつだけであるので安価である。また、二つの天板の連設部には中間部脚体が一つ存在するだけであるので、独立した平デスクを左右に設置する場合に起きる端部脚体の並列といった重苦しさはなく、スッキリとした外観になる。
請求項によれば、天板の前部の取付強度が増し、特に中間部脚体の場合には天板の側端部が該中間部脚体の上面の半分しか載置されてないので、中間部脚体の前端部に天板を下方から直接ネジ止めすることが困難なため、該中間部脚体の前部に取付けた長連結板を用いれば簡単に天板をネジ止めすることができるのである。勿論、端部脚体も短連結板を用いて天板を簡単且つ強固にネジ止めすることができるのである。
請求項によれば、中間部脚体を介して天板を連設する場合に、該中間部脚体の横幅の半分だけ脚間距離が長くなるが、幕板の横幅やビームの長さを他のものと共通にしても中間部脚体と端部脚体間に連結することができるので、部品の種類を増やすことなく、拡張態様を実現することができ、コスト低減化が図れるのである。
請求項によれば、天板の端部に用いる端部脚体と隣接する天板の連結部に用いる中間部脚体の主要構成部品の共通化が図れ、脚板部のみを端部脚体用と中間部脚体用のものを作製するだけで済むので、コスト低減化が図れるのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る組立式デスクの全体斜視図、図2〜図4はその概要、図5〜図17はその詳細を示し、図中符号1はL形天板、2は矩形天板、3は端部脚体、4は中間部脚体、5はコーナー脚体、6は幕板、7は目隠しパネル、8は上キャビネットをそれぞれ示している。
本実施形態の組立式デスクは、図1に示すように、L形天板1と矩形天板2の端部側に、互に鏡像関係にある端部脚体3,3を配置するとともに、L形天板1と矩形天板2の連結部に中間部脚体4を配置し、更にL形天板1のコーナー部にコーナー脚体5を配置し、それらを互に後述の連結金具を介してビーム9,…で連結するとともに、前記端部脚体3とコーナー脚体5との間、コーナー脚体5と中間部脚体4との間、及び中間部脚体4ともう一つの端部脚体3との間で、その後端面間に幕板6,…を着脱可能に取付けている。更に、本実施形態の組立式デスクには、前記幕板6の背面側に目隠しパネル7を着脱可能に取付けることができるように構成している。そして、前記L形天板1の後縁とその幕板6との間にはダクト開口10が形成されており、該L形天板1の下方で下端が固定された一対の支柱11,11が前記ダクト開口10を通して立設され、両支柱11,11の上端部に上キャビネット8が支持されている。
前記端部脚体3とビーム9との連結はT字形金具12を用いて行い(図5及び図6参照)、前記中間部脚体4とビーム9との連結は十字形金具13を用いて行い(図7参照)、そしてコーナー脚体5との連結はコーナー脚体5に取付けた受け金具14とビーム9の端部に連結した連結金具15を互に所定角度で連結する(図8〜図10参照)。
本実施形態に係る組立式デスクの基本構成は、二つの端部脚体3と、中間部脚体4及びコーナー脚体5をデスク形態に応じて適数用い、それに幕板6とビーム9、更に二つT字形金具12と、十字形金具13及び受け金具14、連結金具15をデスク形態に応じて適数用いる。それに加えてL形天板1や矩形天板2をデスク形態に応じて適数用いる。図1に示したデスク形態は、L形天板1と矩形天板2を連結した平面視L字形である。この例では、二つの端部脚体3,3と、各一つの中間部脚体4及びコーナー脚体5と、3枚の幕板6,…と、3本のビーム9,…と、二つT字形金具12,12と、一つの十字形金具13及び一つの受け金具14と二つの連結金具15,15を用いる。
そして、前記端部脚体3とコーナー脚体5を所定位置に立起保持し、前記ビーム9の一端にT字形金具12を連結するとともに、他端に連結金具15を連結し、T字形金具12を端部脚体3の上端部の前後中間部に連結するとともに、連結金具15を前記コーナー脚体5の上端部の前方寄りに取付けた受け金具14に所定角度(90°L形天板1であれば45°)で連結する。また、前記中間部脚体4を前記コーナー脚体5から所定距離だけ離した位置に立起保持し、ビーム9の一端に十字形金具13を連結するとともに、他端に連結金具15を連結し、十字形金具13を中間部脚体4の上端部の前後中間部に連結するとともに、連結金具15を前記コーナー脚体5に取付けた前記受け金具14に所定角度(90°L形天板1であれば45°)で連結する。それから、前記幕板6を前記端部脚体3とコーナー脚体5の後端面の上部に渡して上方から嵌合係止し、もう一辺側にも前記幕板6を前記コーナー脚体5と中間部脚体4の後端面の上部に渡して上方から嵌合係止する。この際、前記幕板6の上昇を抑制して係合状態を維持する。また、前記端部脚体3の上端部の前方寄り位置には、内側方に直角に向くように短連結板16の一端部を取付け、前記中間部脚体4の上端部の前方寄り位置には、両端部が両側方に直角に向くように長連結板17の中央部を取付けている。また、前記コーナー脚体5の上端部の後部寄り位置に固定板18を取付けている。そして、前記端部脚体3、中間部脚体4及びコーナー脚体5の上に、前記L形天板1を載置し、下方から前記ビーム9,9、短連結板16、長連結板17及び固定板18に挿通したネジ19,…を該L形天板1の下面に形成した螺孔20,…に螺合して取付けている。
そして、前記L形天板1の一側方に矩形天板2を延設するには、先ず前記中間部脚体4に連結した前記十字形金具13にビーム9の一端を連結するとともに、該ビーム9の他端にT字形金具12を連結し、前記中間部脚体4から所定距離だけ離して端部脚体3を立起するとともに、該端部脚体3の上端部の前後中間部に前記T字形金具12を連結し、それから幕板6を該端部脚体3と前記中間部脚体4の後端面の上部に渡して上方から嵌合係止し、最後に前記矩形天板2を当該端部脚体3と中間部脚体4の上に載置し、下方から前記ビーム9、端部脚体3の上端部の前方寄り位置に内側方へ向けて取付けた短連結板16と前記中間部脚体4の上端部の前方寄り位置に両側方へ向けて取付けた長連結板17に挿通したネジ19,…を該矩形天板2の下面に形成した螺孔20,…に螺合して取付けている。
また、前記目隠しパネル7を前記幕板6の背面側に取付けるには、図15に示すように、前記幕板6の両端部上端に設けた上端キャップ21と両端部下端に設けた受片22を利用し、前記目隠しパネル7の前面であって両側下部に縦方向に取付けた係止金具23で保持する。具体的には、前記上端キャップ21には前方下降した傾斜面24を有し、前記受片22には係合孔25を有し、前記係止金具23の下端の突片26を前記前記受片22の係合孔25に上方から落とし込むと同時に、該係止金具23の上端のフック片27を前記上端キャップ21の傾斜面24で載支するとともに、フック片27を傾斜面24にネジ止めする。
更に、上キャビネット8を設ける場合には、前記L形天板1と幕板6との間に形成された前記ダクト開口10から上方へ立ち上げた一対の支柱11,11の上端部間に上キャビネット8を取付けるのである。ここで、前記上キャビネット8は、前記コーナー脚体5と中間部脚体4との間でL形天板1の後部の上位、あるいは端部脚体3と中間部脚体4との間で矩形天板2の後部の上位に設けることも可能である。
次に、デスクの全体形状について説明する。前記L形天板1は、平面視略L字形で、コーナー部の角度は90°、120°、135°のものがあり、着座側のコーナー内角部には滑らかに湾曲した凹部28を形成している。本実施形態では角度が90°のものを示している。また、前記矩形天板2は平面視長方形であるが、両側縁の奥行幅が他の連設する天板の奥行幅と一致すれば、左右の側縁で奥行幅を変え、前縁を滑らかな曲線で結んだ形状であっても構わない。図2に示すように、前記L形天板1及び矩形天板2の前端縁には、後下方へ直線的に傾斜した斜縁29を形成している。
前記端部脚体3と中間部脚体4は、図5〜図7に示すように略同一構造であり、上下方向に延びた偏平四角筒状の脚板部30と、該脚板部30の上端に取付ける上支持部材31と、該脚板部30の下端に取付ける下支持部材32と、前記脚板部30の前端面に取付ける化粧部材33とから概略構成されている。前記端部脚体3と中間部脚体4の違いは、脚板部30に設ける縦ダクト34の凹溝を形成する位置だけであり、端部脚体3では内側面に縦ダクト34を設け、中間部脚体4では両側面に縦ダクト34,34を設けている。尚、前記縦ダクト34には、着脱可能にダクトカバー35を装着している。
ここで、前記脚板部30は板金加工で作製し、前記上支持部材31と下支持部材32はアルミダイキャストで作製し、前記化粧部材33はアルミ押出し成形によって作製しているため、各部品に同色の塗装を施しているものの、製造方法の違いによって色艶が微妙に異なり、色彩的には統一性に乏しい。そこで、図2及び図4に示すように、前記端部脚体3と中間部脚体4には、大胆なカット面を形成し、視覚的な統一を図っている。
前記上支持部材31は、奥行方向にわたって同一横幅を有し、前記脚板部30へ連結する後部の固定部36を除き、前部のアーム部37は上面側が水平で且つ前方に向けて上下厚を漸減した概略形状を有している。そして、前記上支持部材31のアーム部37の下面側には、両側に約45°の角度の側カット面31A,31Aを形成し、該側カット面31Aは前方に向けてカット幅を広くすることにより、下面31Bの横幅を前方に向けて漸減させ、更に先端部に前記L形天板1及び矩形天板2の斜縁29と略直線状になる斜め前上方に傾斜した前カット面31Cを形成している。同様に、前記下支持部材32は、奥行方向にわたって同一横幅を有し、前記脚板部30へ連結する後部の固定部38を除き、前部のアーム部39は下面側が水平で且つ前方に向けて上下厚を漸減した概略形状を有している。そして、前記下支持部材32のアーム部39の上面側には、両側に約45°の角度の側カット面32A,32Aを形成し、該側カット面32Aは前方に向けてカット幅を広くすることにより、上面32Bの横幅を前方に向けて漸減させ、更に先端部に前記前カット面31Cと逆に前下方傾斜した前カット面32Cを形成している。ここで、支持強度を高くするために、前記上支持部材31より下支持部材32の方が相対的に上下厚さを厚くしているが、上支持部材31との意匠的な統一を図るため、該下支持部材32の下面側の両側部を段落ち状にカットして凹陥縁32D,32Dを形成している。また、前記化粧部材33は、前面側の両側には約45°の角度の側カット面33A,33Aを形成し、その中央部に円弧状に凹んだ円弧面33Bを形成している。
そして、前記化粧部材33の上下端は、前記上支持部材31のアーム部37の後端部から湾曲して下方へ延びた立下部37Aと、前記下支持部材32のアーム部39の後端部から湾曲して上方へ延びた立上部39Aとに連続している。つまり、前記上支持部材31の側カット面31A,31Aは、立下部37Aにも連続形成し、前記化粧部材33の側カット面33A,33Aに連続するとともに、前記下面31Bは平面から立下部37Aにかけて徐々に後方へ湾曲した円弧面に変化し、前記化粧部材33の円弧面33Bに連続している。また、前記下支持部材32の側カット面32A,32Aは、立上部39Aにも連続形成し、前記化粧部材33の側カット面33A,33Aに連続するとともに、前記上面32Bは平面から立上部39Aにかけて徐々に後方へ湾曲した円弧面に変化し、前記化粧部材33の円弧面33Bに連続している。
ここで、前記上支持部材31の固定部36とアーム部37の間には段落ち部37Bを設け、該固定部36を前記脚板部30の上端部に固定した状態では、前記アーム部37と脚板部30の側面は面一になる。同様に、前記下支持部材32の固定部38とアーム部39の間には段落ち部39Bを設け、該固定部38を前記脚板部30の下端部に固定した状態では、前記アーム部39と脚板部30の側面は面一になる。そして、前記化粧部材33と脚板部30の間の接合線33Cと、前記段落ち部37B及び段落ち部39Bが上下方向に直線上に位置する。
このように、前記上支持部材31のアーム部37と下支持部材32のアーム部39及び化粧部材33の形状を前述のようにすることにより、側面視において、両アーム部37,39はスリムな先細として看取され、また前記化粧部材33の横幅は側カット面33Aのみが見えるので非常に狭く看取される。また、正面視においても、両アーム部37,39はスリムな先細形状として看取され、前記化粧部材33の横幅も円弧面33Bのみが強調されて狭く看取される。そして、前記アーム部37,39と化粧部材33とに形成された側カット面31A,32A,33Aが連続して強烈な個性を主張するので、前記脚板部30と、上支持部材31及び下支持部材32と、化粧部材33とが異なる製法で作製して多少の色艶に相違があったとしてもそれらを凌駕し、意匠的な一体感を醸し出すのである。また、前記L形天板1及び矩形天板2の前縁下部に斜縁29を形成し、また上支持部材31の前カット面31Cとが略直線上に位置するので、上方から見ると天板の厚さが薄く見えるとともに、側面視においてもシャープな印象を与えるのである。
各部の詳細について説明する。先ず、前記L形天板1及び矩形天板2は、木質系の板体であり、下面には所定位置に前記螺孔20,…を設けるために、オニメナットを埋設しており、また位置決めのための係合穴40,…も形成している。しかし、天板の構造は何ら限定されるものではない。
次に、前記端部脚体3と中間部脚体4について説明する。前述のように端部脚体3と中間部脚体4の相違点は脚板部30の形状のみである。前記脚板部30は、図5に示すように、前方開放した平面視略コ字形の胴板41と、該胴板41の前縁部間に介在させる断面略コ字形の前補強部材42と、該胴板41の上下端部に介装する断面略コ字形の上補強部材43及び下補強部材44から構成されている。前記上補強部材43と下補強部材44とは同一部材で、更に左右対称形であり、前記上支持部材31の固定部36又は下支持部材32の固定部38を受け入れて固定するための断面略コ字形の装着部45と、該装着部45の後端で左右中央部から後方へ延びた横幅が狭い当止部46とで構成されている。そして、前記上補強部材43は凹溝を上方へ向け、前記下補強部材44は凹溝を下方へ向け、前記装着部45の両側片47,47を前記胴板41の両側面板41A,41Aの内面に接合するとともに、前記当止部46の後端を前記胴板41の後面板41Bの内面に当止した状態で、側片47を側面板41Aにスポット溶接して固定し、また前記装着部45及び当止部46の底板48には前記上支持部材31の固定部36又は下支持部材32の固定部38をボルト49,…にて締結するための螺孔50,…を形成している。ここで、前記当止部46の横幅を狭くした理由は、前記端部脚体3に用いる胴板41には内側の側面板41Aに縦ダクト34が凹設され、前記中間部脚体4に用いる胴板41には内外両側の側面板41A,41Aに縦ダクト34,34が凹設されて、内部空間の幅が異なるにも係わらず、両方に上補強部材43及び下補強部材44を共用できるようにしたためである。
また、図5〜図7に示すように、前記T字形金具12又は十字形金具13を取付ける位置には、前記端部脚体3に用いるものは前記胴板41の内側の側面板41Aの上部に切欠部51を形成し、前記中間部脚体4に用いるものは前記胴板41の内外両側の側面板41A,41Aの上部に切欠部51,51を形成する。また、前記上補強部材43の両側片47,47で、前記切欠部51,51に対応する位置に若干小さい切欠部52,52を形成している。そして、前記上支持部材31の固定部36には、上方へ開放した凹陥部53を形成し、該凹陥部53の底面部にはリブ状の支持台54を設けるとともに、前記上補強部材43に締結するためのボルト49,…を挿通する通孔55,…を形成し、該凹陥部53を形成する両立壁56,56で、前記支持台54の両側部に対応し、且つ前記上補強部材43の両側片47,47に形成した前記切欠部51,51に対応する位置に、上方開放した係合凹部57,57を形成している。ここで、前記上支持部材31の固定部36を、前記脚板部30の上補強部材43に固定した状態では、前記端部脚体3にあっては該脚板部30の一方の側面板41Aの上部で前記上補強部材43の一方の切欠部52及び前記上支持部材31の一方の係合凹部57が塞がれているのに対し、前記中間部脚体4にあっては左右両側とも該脚板部30の側面板41Aの切欠部51から上補強部材43の切欠部52及び上支持部材31の係合凹部57が出現している。
前記化粧部材33は、図5に示すように、前記胴板41の両側面板41A,41Aの前縁部間にスポット溶接にて固定した前補強部材42を隠蔽するように取付ける。前記化粧部材33の後面側の両側部に形成した係合溝58,58を、前記胴板41の両側面板41A,41Aの前縁に係合するとともに、前記上支持部材31の立下部37Aの下端に設けた突起59と、前記下支持部材32の立上部39Aの上端に設けた突起59を、前記化粧部材33の上下端に嵌合する。
前記コーナー脚体5は、図8〜図10に示すように、板金加工で作製した筒状構造を有し、前端面に前記化粧部材33を設けるとともに、後端は平面視においてそれぞれ左右に45°傾いた傾斜後面板60,60を直交状態で設けている。
そして、図5、図15及び図16に示すように、前記端部脚体3と中間部脚体4の後面板41Bの上部には、それぞれ上下一対となった係止具61,61を左右に2列、合計4個の係止具61,…をネジ止めして突設している。この係止具61は後面板41Bに取付けた状態で上向きフックを構成する。また、前記コーナー脚体5の各傾斜後面板60の上部にも一対の係止具61,61を上下に突設している。そして、前記幕板6の前面で両側部には、前記係止具61,…に対応する位置に4つの係止孔62,…を開口している。そして、前記幕板6の係止孔62,…を対応する前記端部脚体3と中間部脚体4の後面板41Bの係止具61,…に上方から嵌合係止する。それから、押え金具63を前記上支持部材31の後端部にネジ64で取付けると同時に、該押え金具63の後端部の両側に形成した下向き爪63A,63Aを、前記幕板6の上端キャップ21を取付けた部分のスチール板上端に形成した左右2つの係合段部6A,6Aに上方から係合して、当該幕板6の上動を規制し、前記係止孔62から係止具61が抜けるのを防止している。
ここで、前記端部脚体3に幕板6を連結する場合には、4つの前記係止具61,…に幕板6の4つの係止孔62,…を嵌合係止する。それに対して、前記中間部脚体4に幕板6,6を連結するには、図16に示すように、正面視において、前記中間部脚体4の左列の上下係止具61,61に、左側の幕板6の外側列の係止孔62,62を嵌合係止し、該中間部脚体4の右列の上下係止具61,61に、右側の幕板6の外側列の係止孔62,62を嵌合係止する。つまり、前記幕板6の側端縁は、前記中間部脚体4の中心線に一致する。この場合、前記押え金具63の左側の下向き爪63Aは、左側の幕板6の外側の係合段部6Aに係合するとともに、右側の下向き爪63Aは、右側の幕板6の外側の係合段部6Aに係合する。即ち、一つの押え金具63で、両側の幕板6,6を、同時に押さえ込むのである。
また、前記係止具61の上部に形成したフック部61Aの前面側、即ち前記後面板41Bに面する側の中央部に上方へ連続した溝部61Bを形成し、該係止具61に前記幕板6の係止孔62を嵌合係止した際に、該係止孔62の上部に後方側、即ち幕板6の内部側にスチール板をプレス加工して形成した突出部62Aを溝部61Bに受け入れて嵌合するようになっている。このように、前記突出部62Aと溝部61Bの存在によって、装着状態における幕板6の左右方向のガタツキを無くするとともに、係止孔62を形成したスチール板の変形を防止して上下方向の支持強度も高めている。
同様に、前記コーナー脚体5の傾斜後面板60に突設した係止具61,61に、前記幕板6の上下の係止具61,61を嵌合係止する。前記コーナー脚体5に嵌合係止した前記幕板6の上動を規制する押え手段も適宜設ける。また、図10に示すように、前記コーナー脚体5の両傾斜後面板60,60に取付けた両幕板6,6の端部間には、四角形の化粧支柱64を配設している。
次に、図5〜図14に基づいて、前記端部脚体3とコーナー脚体5との間、コーナー脚体5と中間部脚体4との間、端部脚体3と中間部脚体4との間に、前記ビーム9,…を連結する構造を説明する。前記T字形金具12は、図5及び図6に示すように、平面視略T字形のアルミダイキャスト製のブロック体であり、一端部に前記端部脚体3の上支持部材31に取付ける取付部65と、該取付部65から側方へ延びた連結部66とからなる。前記取付部65は、上支持部材31の凹陥部53内に嵌合し、前記支持台54に載置した状態で、該取付部65に上下貫設した取付孔65A,65Aに、上方からボルト67,67を通して、前記支持台54に形成した螺孔68,68に螺合する。そして、前記連結部66の基部は、前記上支持部材31の係合凹部57に嵌合するとともに、上補強部材43の切欠部52と脚板部30の切欠部51を通して当該端部脚体3の内方へ突出する。また、前記取付部65の連結部66を設けた側とは反対側に係合凸部69を突設し、該係合凸部69を前記上支持部材31の他方の係合凹部57に嵌合して連結強度を高めている。また、前記連結部66には、螺孔70と貫通孔71の対をその長手方向に前記端部脚体3の横幅の半分だけずらせて二対設けている。一方、前記ビーム9は、前記T字形金具12の連結部66に外嵌する寸法のスチール製の角パイプであり、前記螺孔70と貫通孔71に対応させた一対の取付孔72と貫通孔73を形成している。ここで、前記取付孔72は、前記ビーム9の上面のみに形成し、前記貫通孔73は上下面に貫通するように形成している。
そして、前記T字形金具12の連結部66に前記ビーム9の一端部を外嵌した後、上方から前記取付孔72を通したネジ74を連結部66の一方の螺孔70に螺合する。ここで、一対の端部脚体3,3と、矩形天板2を用いて平デスクを構成する場合には、図11及び図12に示すように、前記ビーム9を前記T字形金具12の連結部66の奥端まで嵌合し、基端側の螺孔70を利用してネジ74を螺合する。この際に、前記ビーム9の貫通孔73と前記連結部66の基端側の貫通孔71とが一致するので、両者に下方からネジ19を通し、前記矩形天板2の下面に形成した螺孔20に螺合する。また、前記L形天板1の端部に端部脚体3を設けた場合にも、前記T字形金具12の連結部66とビーム9との連結状態は同じである。この場合、前記端部脚体3の外側面と前記L形天板1又は矩形天板2の側縁とは同一面上になる。
尚、前記L形天板1又は矩形天板2の下面の螺孔20,…の位置は変わらないので、前記ビーム9の位置も天板に対して固定的である。図11は、独立した平デスクを左右に並べて設置した場合であるが、連設部分に二つの端部脚体3,3が重なって重々しくなる。そこで、本実施形態では、矩形天板2,2同士、又はL形天板1と矩形天板2の連設部分に一つの中間部脚体4を用いて互に一体となったデスク構成とするのである(図13参照)。そのため、次に説明する中間部脚体4を用いる場合に横方向の寸法調節が必要になる。
前記中間部脚体4の両側にビーム9,9を連結するには、図7、図13及び図14に示すように、前記十字形金具13を用いる。前記十字形金具13は、平面視略十字形のアルミダイキャスト製のブロック体であり、中央部に前記端部脚体3の上支持部材31に取付ける取付部75と、該取付部75から両側方へ延びた連結部76,76とからなる。ここで、前記取付部75は、前記T字形金具12の取付部65と略同じ形状であり、また前記連結部76も前記T字形金具12の連結部66と略同じ形状である。つまり、前記取付部75は、上支持部材31の凹陥部53内に嵌合し、前記支持台54に載置した状態で、該取付部75に上下貫設した取付孔75A,75Aに、上方からボルト77,77を通して、前記支持台54に形成した螺孔68,68に螺合する。そして、前記連結部76、76の基部は、前記上支持部材31の両係合凹部57,57に嵌合するとともに、上補強部材43の切欠部52,52と脚板部30の切欠部51,51を通して当該端部脚体3の両側方へ突出する。また、前記連結部76には、螺孔78と貫通孔79の対をその長手方向に前記端部脚体3の横幅の半分だけずらせて二対設けている。
そして、前記十字形金具13の連結部76,76に前記ビーム9,9の一端部を浅く外嵌した後、上方から前記取付孔72を通したネジ80を連結部76の先端側の螺孔78に螺合する。そして、図13に示すように、前記ビーム9の貫通孔73は前記連結部76の先端側の貫通孔79と一致するので、両者に下方からネジ19を通し、前記L形天板1と矩形天板2の下面に形成した螺孔20に螺合する。この場合、前記中間部脚体4の中心線はL形天板1と矩形天板2の接合線に一致する。尚、矩形天板2,2同士の連結においても同様である。
また、図8〜図10に示すように、前記コーナー脚体5の上端の前部に固定した受け金具14は、アルミダイキャスト製のブロック体であり、前記コーナー脚体5の上端に取付ける固定部81と、該固定部81から前方へ延び、前記連結金具15,15を角度調節可能に連結する二方連結部82と、前記固定部81の両側に延びた翼部83,83とを有している。前記固定部81は、ボルト84,…にて前記コーナー脚体5の上端に固定する。前記二方連結部82は、外周が円弧状となっており、円弧状の外周縁に沿って三つの孔が連続した多連孔85,85を上下貫通形成している。ここで、両多連孔85,85の接近した内側の孔部から離間した外側の孔部へ三対あり、それぞれ内側から外側へ順に90°、120°、135°の角度に、前記連結金具15,15をボルト86で連結できるようになっている。また、前記連結金具15は、アルミダイキャスト製のブロック体であり、前記受け金具14の二方連結部82に連結する基部87と、該基部87から延びた連結部88とからなり、該連結部88には前記ビーム9を外嵌した際に、前記取付孔72に対応する位置に螺孔89、前記貫通孔73に対応する位置に貫通孔90を形成している。そして、下方から前記貫通孔73と貫通孔90にネジ19を通し、L形天板1の螺孔20に螺合する。
また、図6に示すように、前記端部脚体3の上支持部材31の前部に凹段部91を形成し、該凹段部91に前記短連結板16の一端部を嵌合し、該端部に形成した取付孔92,92に上方からネジ93,93を挿通し、前記凹段部91に形成した螺孔94,94に螺合して取付ける。そして、前記短連結板16の突出側端部に形成した通孔95を通してネジ19をL形天板1又は矩形天板2の螺孔20に螺合する。一方、図7に示すように、前記中間部脚体4の上支持部材31の凹段部91に、前記長連結板17の中央部を嵌合するとともに、該中央部に形成した取付孔92,92に上方からネジ93,93を挿通し、前記凹段部91の螺孔94,94に螺合して取付ける。そして、前記長連結板17の両突出端部に形成した通孔95,95を通してネジ19,19をL形天板1と矩形天板2の螺孔20,20にそれぞれ螺合する。尚、前記上支持部材31の前端部には、上下に貫通した連結孔96を形成してあり、前記端部脚体3では下方から固定ネジ97を挿通してL形天板1又は矩形天板2の螺孔20に螺合する。
このように、下方から複数箇所でネジ19,…や固定ネジ97をL形天板1と矩形天板2の複数の螺孔20,…に位置を合わせて螺合する必要がある。この位置決めを容易にするために、前記T字形金具12、十字形金具13、受け金具14、短連結板16及び長連結板17の上面にダボ98,…を突設し、前記L形天板1と矩形天板2の下面の所定位置に予め形成しておいた前記係合穴40,…に係合するようにしている。
このようにデスクの基本構成は完成するが、前記幕板6の背後に目隠しパネル7を取付けるには、図3、図15及び図17に示すように、前記幕板6の両側下端に前記受片22,22を取付け、また目隠しパネル7の前面両側部に前記係止金具23,23を取付けておき、該係止金具23の下端の突片26を、前記幕板6の下端後方に臨んだ前記受片22の係合孔25に落とし込むと同時に、前記係止金具23の上端のフック片27を、前記幕板6の両側上端に取付けた上端キャップ21の傾斜面24に載支し、該フック片27に形成した通孔99に上方から挿通した固定ネジ100を前記傾斜面24に形成した螺孔101に螺合して取付ける。ここで、前記係止金具23のフック片27が上端キャップ21の傾斜面24に載支したので、前記目隠しパネル7の自重によって前記幕板6の背面に接近するように作用するので、前記固定ネジ100を螺孔101に螺合する前に前記目隠しパネル7から手を離してもその状態は維持されている。
また、図15〜図17に示すように、前記幕板6の両側上端部の上端キャップ21と、前記係止金具23の上端部と、前記押え金具63と、更に前記上支持部材31の後端部とを隠蔽するための化粧キャップ102を嵌着している。ここで、前記化粧キャップ102は、前記幕板6の外形に連続するキャップ本体102Aと前記ダクト開口10に延びた鍔部102Bを有し、下方に開放した形状であり、前記キャップ本体102Aの後壁部102Cが、前記係止金具23の上端を前方へ板厚分だけ段折りすることによって形成された隙間103に挿入される。尚、前記化粧キャップ102の保持は、キャップ本体102Aの下端に突設した爪部102Dを前記上端キャップ21の適所又は幕板6に形成した係合部に係合させる等で保持する。
本発明に係る組立式デスクの代表的構成例を示す全体斜視図である。 同じく端部脚体側から見た側面図である。 同じく縦断面図である。 端部脚体の形状を示す部分斜視図である。 端部脚体の構造と天板との関係を示す分解斜視図である。 端部脚体と天板との組立構造を示す分解斜視図である。 中間部脚体と天板との組立構造を示す分解斜視図である。 受け金具と連結金具を取付けた状態のコーナー脚体の側面図である。 同じくコーナー脚体の平面図である。 L型デスクのコーナー部の構造を示す部分平面図である。 平デスクを左右に並べて設置した状態の省略平面図である。 平デスクを構成する場合のT字形金具とビームの連結形態を示し、(a)は一部省略平面図、(b)は一部省略断面図である。 L型デスクと平デスクを連設するデスク構成における中間部脚体、十字形金具及びビームとの関係を示す省略平面図である。 十字形金具とビームの連結形態を示し、(a)は一部省略平面図、(b)は一部省略断面図である。 脚体の後端部に幕板と目隠しパネルを取付ける構造を示す分解断面図である。 中間部脚体に幕板の取付ける構造を示す部分斜視図である。 脚体の後端部に幕板と目隠しパネルを取付けた状態の部分断面図である。
1 L形天板 2 矩形天板
3 端部脚体 4 中間部脚体
5 コーナー脚体 6 幕板
7 目隠しパネル 8 上キャビネット
9 ビーム 10 ダクト開口
11 支柱 12 T字形金具
13 十字形金具 14 受け金具
15 連結金具 16 短連結板
17 長連結板 18 固定板
19 ネジ 20 螺孔
21 上端キャップ 22 受片
23 係止金具 24 傾斜面
25 係合孔 26 突片
27 フック片 28 凹部
29 斜縁 30 脚板部
31 上支持部材 32 下支持部材
33 化粧部材 34 縦ダクト
35 ダクトカバー 36 固定部
37 アーム部 38 固定部
39 アーム部 40 係合穴
41 胴板 41A 側面板
41B 後面板 42 前補強部材
43 上補強部材 44 下補強部材
45 装着部 46 当止部
47 側片 48 底板
49 ボルト 50 螺孔
51 切欠部 52 切欠部
53 凹陥部 54 支持台
55 通孔 56 立壁
57 係合凹部 58 係合溝
59 突起 60 傾斜後面板
61 係止具 62 係止孔
63 押え金具 64 化粧支柱
63A 下向き爪 6A 係合段部
65 取付部 66 連結部
67 ボルト 68 螺孔
69 係合凸部 70 螺孔
71 貫通孔 72 取付孔
73 貫通孔 74 ネジ
75 取付部 76 連結部
77 ボルト 78 螺孔
79 貫通孔 80 ネジ
81 固定部 82 二方連結部
83 翼部 84 ボルト
85 多連孔 86 ボルト
87 基部 88 連結部
89 螺孔 90 貫通孔
91 凹段部 92 取付孔
93 ネジ 94 螺孔
95 通孔 96 連結孔
97 固定ネジ 98 ダボ
99 通孔 100 固定ネジ
101 螺孔 102 化粧キャップ
103 隙間

Claims (4)

  1. 脚体、天板及び幕板等の基本構成部品からノックダウン方式で構築する組立式デスクであって、脚体として少なくとも二つの端部脚体及び中間部脚体と、複数の天板と、脚体間の数の幕板と、二つのT字形金具と、十字形金具と、幕板と同数のビームを用意し、前記T字形金具は、一端部の取付部と該取付部から側方へ延びた連結部とからなり、前記十字形金具は、中央部の取付部と該取付部から両側方へ延びた連結部とからなり、前記脚体の上端に設けた上支持部材の後部には、上方へ開放した凹陥部を形成し、前後中間部で該凹陥部の底面部には前記T字形金具と十字形金具の取付部を連結する支持台を設けるとともに、該凹陥部を形成する両立壁に前記T字形金具と十字形金具の連結部の基部を受け入れる上方開放した係合凹部を形成してなり、隣接する両脚体の後端面間に幕板を着脱可能に連結し、端部に配置した前記端部脚体の上支持部材の支持台に、T字形金具の取付部を連結して該取付部から延びた連結部を前記係合凹部に受け入れて内側方へ向けて配し、また中間部に配置した前記中間部脚体の上支持部材の支持台に、十字形金具の取付部を連結して該取付部から両側方へ延びた両連結部を前記係合凹部に受け入れて左右両側方へ向けて配するとともに、対向する両連結部に前記ビームの各端部を連結し、隣接する脚体間を前記幕板とビームとで連結し、前記各天板を端部脚体と中間部脚体及びビームの上に載置した状態で、両端部脚体の前端部と中間部脚体の前端部に取付けた長連結板及びビームにネジ止めしたことを特徴とする組立式デスク。
  2. 前記端部脚体の上端部の前方寄り位置に内方へ向けて取付けた短連結板と前記中間部脚体の上端部の前方寄り位置に両側方へ向けて取付けた長連結板に、前記天板の端部をネジ止めしてなる請求項記載の組立式デスク。
  3. 前記端部脚体と中間部脚体とは同一横幅であり、前記脚体の横幅の半分だけ、前記十字形金具の連結部に対する前記ビームの連結位置及び中間部脚体に対する前記幕板の連結位置を横方向に変化させて脚体間隔を伸長可能としてなる請求項1又は2記載の組立式デスク。
  4. 前記脚体は、上下方向に延びた偏平四角筒状の脚板部と、該脚板部の上端に取付ける前記上支持部材と、該脚板部の下端に取付ける下支持部材と、前記脚板部の前端面に取付ける化粧部材とから概略構成され、前記端部脚体にあっては前記脚板部の両側面板の一方に前記上支持部材の一方の係合凹部を臨ませる切欠部を形成し、前記中間部脚体にあっては前記脚板部の両側面板の両方に前記上支持部材の両係合凹部を臨ませる切欠部を形成してなる請求項1〜3何れかに記載の組立式デスク。
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