JPS635575Y2 - - Google Patents

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JPS635575Y2
JPS635575Y2 JP1981022084U JP2208481U JPS635575Y2 JP S635575 Y2 JPS635575 Y2 JP S635575Y2 JP 1981022084 U JP1981022084 U JP 1981022084U JP 2208481 U JP2208481 U JP 2208481U JP S635575 Y2 JPS635575 Y2 JP S635575Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 壁等の鉛直面体に隣接し該鉛直面体より離れた
側のみに棚板を架設するようにした単柱単式棚の
棚支柱固定構造に関するものである。
従来技術および考案が解決しようとする問題点 このような単柱単式棚においては、通常棚支柱
の下端に水平脚が〓状に固着され、かつこの水平
脚の長さが短いため、棚自体の安定性が頗る悪か
つた。
このため、両側に棚板を架設する単柱複式棚の
頂端と単柱単式棚の頂端とを連結部材で連結して
安定性を向上させていた。
また実公昭52−30729号公報に示されるように、
壁に固定金具を碇着して同固定金具に棚支柱を固
着していたが、固定作業を2回行なわねばなら
ず、しかも後の固定作業は壁と棚支柱との狭い間
隔の所で行なうため、作業が困難を極め、また棚
支柱に固定金具固着用の特別な加工を施さねばな
らなかつた。
さらにこのような2回に亘る固定作業を1回に
省略するために、実公昭42−1720号公報に示する
ように、壁等に係止金具を一体に取付け、この係
止金具の上向きの係合爪に棚支柱の係合孔に係合
させることによつて棚支柱を壁等に固定するよう
に構成したものであるが、棚支柱に係止されてい
た棚受または袖板等を外す場合には、この棚受ま
たは袖板等を上方へ持上げるようになつているた
め、棚受または袖板等が固く棚支柱に係止された
場合には、この上向きの取外し力が棚支柱に働
き、棚受または袖板等が棚支柱より外れる前に棚
支柱が壁等から外れてしまうことがあり、棚板の
上下位置変更に際しては、相当な注意を払い丁寧
に棚受または袖板等を外す必要があつた。
問題点を解決するための手段および作用 本考案はこのような不具合を解消した単柱単式
棚の棚支柱固定構造の改良に係り、壁等の鉛直面
体に該鉛直面体より離れた側のみに棚板を架設す
るようにした単柱単式棚において、中空棚支柱の
前後面に上下方向に亘り一定間隔毎に袖板等の棚
板支持部材係合孔が設けられ、係合爪が上方へ指
向した一方の係止部材と係合爪が下方へ指向した
他方の係止部材とが背中合せに接触した状態で、
該両方の係止部材の係合爪が前記棚板支持部材係
合孔の上部および下部にそれぞれ係合されるとと
もに、該一対の係止部材は前記鉛直面体に一体に
固定されたことを特徴とするもので、その目的と
する処は、単柱単式棚の棚支柱を壁等の鉛直面体
に頗る容易にかつ強固に固定することができる棚
支柱固定構造に供する点にある。
本考案は前記したように構成されているため、
前記棚支柱に通常の下向きの荷重が加わつた場合
には、前記上方へ指向した係合爪によつて棚板支
持部材係合孔との係合状態を保持し、また前記棚
支柱に上向きの力が加わつた場合には、前記下方
へ指向した係合爪によつて棚板支持部材係合孔と
の係合状態を保持することができる。
実施例 以下第1図ないし第5図の図面に図示された本
考案の一実施例について説明すると、1は断面が
中空矩形の鋼製中空支柱で、同中空支柱1の前後
部片1aの中央には上下方向に亘り一定間隔毎に
上下に細長い係止孔1cが多数設けられ、同支柱
1の下端に同支柱1と略同一断面形状の水平な支
柱脚2が溶接等で一体に〓字状に固着されてい
る。
また前記支柱1の前後部片1aには、上下適当
な個所(図示されず)に係合爪(図示されず)が
左右対をなして切起されている。
さらに支柱1を覆う薄板状支柱カバー3は、薄
い帯状鋼板の両側部を2回内方へ直角に折曲して
なり、同手中カバー3の中央部片3aの巾は前記
支柱1の左右側面1bの巾よりも広く設定され、
その両側の前後部片3bの巾は前記支柱側面1b
より前記係止孔1Cの両側縁に達する距離に等し
く設定され、しかも前後部片3bより内方へ直角
に折曲された挾持部片3cの巾は前記カバー中央
部片3aの巾から支柱側面1bの巾を差引いた差
の半分の巾に等しく設定され、同カバー3が支柱
1に装着された状態では、前記カバー中央部片3
aが支柱1の側面1bに密接するようになつてお
り、かくして棚支柱4が形成されている。
さらにまた前記棚支柱4は横継ぎ部材5で相互
に一体に連結され、前記支柱1の前面1aにおけ
る係止孔1Cのいずれかに、袖板6が着脱自在に
係合され、同袖板6に棚板7が着脱自在に取付け
られ、上方の横継ぎ部材5と同一平面に天板8が
張設されており、かくして単柱単式棚9が形成さ
れている。
しかしてアングル状碇着金具10の一方の部片
10aにはアンカーボルト挿通孔10bが形成さ
れ、他方の部片10cには係合金具取付け用長孔
10d(上下方向に長い)が形成されている。
また前記棚支柱4の係止孔1cに係合しうる係
合爪11aを3個(その数は1個または複数個で
もよい)備えた係合金具11はボルト挿通孔11
bが上下に2個設けられ、前記係合爪11aの長
さl2は、前記係合孔1cの長さl1より、短かく、
係合爪11aの内縁11cと係合金具11の端縁
11dとは中空支柱1の厚さよりも僅かに広く形
成されている。
第1図ないし第5図に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、単柱単式棚を設置し
ようとする個所のコンクリート壁12において、
前記棚支柱4に相対する所要高さの個所に水平方
向に対して所定間隔を存し2本のアンカーボルト
13を植設し、同アンカーボルト13に1対のア
ングル状碇着金具10のアンカーボルト挿通孔1
0bをそれぞれ嵌合し、座金14を嵌合してから
ナツト15を螺着緊締すれば、アングル状碇着金
具10をコンクリート壁12に碇着することがで
きる。
次に一方の係合金具11(第3図、第4図で手
前側)の係合爪11aを下向きに指向させ、他方
の係合金具11(第3図および第4図で奥側)の
係合爪11aを上向きに指向させた状態で、前記
碇着金具10に対応した高さで前記各係合爪11
aを棚支柱4の係止孔1cに係合させるととも
に、2枚の係合金具11を相互に合せた状態で前
記1対のアングル状碇着金具10の相対する他方
の部片10cの間に嵌装し、碇着金具10の長孔
10dおよび係合金具11のボルト挿通孔11b
に亘つてボルト16を挿通し、同ボルト16の先
端にナツト17を螺合緊締すれば、単柱単式棚支
柱4の係止孔1cに係合された2枚の係合金具1
1を、コンクリート壁12に碇着された碇着金具
10に一体に固定することができる。
なお18はボルト16およびナツト17と碇着
金具10の他方の部片10cとに介装されたワツ
シヤである。
このように1対の同一形状の係合金具11の一
方の係合爪 の係合爪11aは上向きで、他方の係合爪11a
は下向きで棚支柱4の係止孔1cに係合されてい
るため、仮令棚支柱4が上下にずれても、係合金
具11のいずれか一方が必ず係止孔1cに係合さ
れ、棚支柱4と係合金具11との連結が外れるこ
とはない。
また碇着金具10と係合金具11とは、長孔1
0dおよびボルト挿通孔11bを貫通してナツト
17と螺合されるボルト16で連結されるため、
仮令ナツト17が緩んでも、ボルト16が脱落し
ない限り、碇着金具10より係合金具11が外れ
ることはない。
また碇着金具10の他方の部片10Cに設けら
れている孔10dが上下方向に指向した長孔であ
るため、棚支柱4の係止孔1cの位置が上下にず
れた結果、係合金具11が上下に位置を変えて
も、ボルト16を孔10d,11bに亘つて貫通
させることができる。
さらに予じめアンカーボルト13を植設してお
けば、前記したような取付け作業順序で、あるい
は係合爪11aを係止孔1cに係合した状態で係
合金具11と碇着金具10とをボルト16および
ナツト17で一体に結合してから、碇着金具10
のアンカーボルト挿通孔10bをアンカーボルト
13に嵌合した後、ナツト15を螺合緊締するこ
とにより、頗る容易に能率良く棚支柱4をコンク
リート壁12に固定することができる。
さらにまた、上下方向に亘り多数設けられた係
止孔1cの内、所要の係止孔1cに係合金具11
の係合爪11aを選択して係合できるため、単柱
単式棚の転倒モーメントを確固と負担できるコン
クリート壁12の個所に碇着金具10を容易に取
付けることができる。
前記した実施例では、アングル状碇着金具10
を2枚1組として用いたが、第6図に図示するよ
うにいずれか一方のみでも、棚支柱4をコンクリ
ート壁12に固定することができ同実施例のアン
グル状碇着金具10のアンカーボルト挿通孔10
b′は長孔、係合金具取付用孔10d′は円孔となつ
ている。
また第1図ないし第5図に図示の実施例では、
1対のアングル状碇着金具10と一対の係止金具
11とで1対の係止部材を構成したが、第7図に
図示するように、1個のアングル状碇着金具1
0′と1枚の係合金具11とで1対の係止部材を
構成し、同アングル状碇着手段10′の他方の部
片10c′の先端に、係合金具11の係合爪11a
と同様の係合爪10e′を形成してもよく、このよ
うな実施例では、部品点数を半減できる。
さらに第8図に図示するように係合金具11を
排除し、第7図に図示の係合爪付アングル状碇着
手段10′を1対用意し、係合爪10c′を相互に
逆向きに指向させた状態で係合爪10e′を図示さ
れない棚支柱4の係止孔1cに係合させるように
してもよく、このような実施例では係止部材は係
合爪付アングル状碇着手段を1種類だけで足り、
コスト上有利である。なおこの実施例では、ボル
ト孔10d′は1個でもよい。
さらにまた前記第1図ないし第5図に図示の実
施例では、単柱単式棚のみを設置する場合につい
て説明したが、第9図に図示するように、単柱単
式棚9の棚支柱4の上端と、単柱複式棚19の棚
支柱20の上端とを水平連結部材21で連結する
場合には、単柱式棚群全体が頗る安定して確固と
直立することができる。
考案の効果 このように本考案では、上下いずれの方向から
力が加えられても、前記棚支柱は前記係止部材に
係止されたまま確固と起立状態を保持でき、また
前記棚板支持部材係合孔に棚支柱長手方向へ指向
した係止部材の係合爪を係合し、同係止部材を介
して前記鉛直面体に前記棚支柱を固定するように
したため、棚支柱固定作業を頗る容易に能率良く
短時間内に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る単柱単式棚の棚支柱固定
装置の一実施例を図示した側面図、第2図はその
正面図、第3図はその要部分解斜視図、第4図は
要部横断平面図、第5図は第4図のV−V線に沿
つて截断した側面図、第6図ないし第8図は、そ
れぞれ本考案の他の実施例の分解斜視図、第9図
はさらに他の実施例の側面図である。 1……中空支柱、1c……係止孔、2……支持
脚、3……支柱カバー、4……棚支柱、5……横
継ぎ部材、6……袖板、7……棚板、8……天
板、9……単柱単式棚、10,10′……アング
ル状碇着金具、11,11′……係止金具、12
……コンクリート壁、13……アンカーボルト、
14……座金、15……ナツト、16……ボル
ト、17……ナツト、18……ワツシヤ、19…
…単柱複式棚、20……棚支柱、21……水平連
結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁等の鉛直面体に該鉛直面体より離れた側のみ
    に棚板を架設するようにした単柱単式棚におい
    て、中空棚支柱の前後面に上下方向に亘り一定間
    隔毎に袖板等の棚板支持部材係合孔が設けられ、
    係合爪が上方へ指向した一方の係止部材と係合爪
    が下方へ指向した他方の係止部材とが背中合せに
    接触した状態で、該両方の係止部材の係合爪が前
    記棚板支持部材係合孔の上部および下部にそれぞ
    れ係合されるとともに、該一対の係止部材は前記
    鉛直面体に一体に固定されたことを特徴とする単
    柱単式棚の棚支柱固定構造。
JP1981022084U 1981-02-20 1981-02-20 Expired JPS635575Y2 (ja)

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JP1981022084U JPS635575Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20

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JPS57136253U JPS57136253U (ja) 1982-08-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966456U (ja) * 1982-10-28 1984-05-04 日本ファイリング株式会社 壁面書架の支柱取付け構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421720Y1 (ja) * 1964-02-26 1967-02-02
JPS5230729U (ja) * 1975-08-28 1977-03-03

Patent Citations (2)

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JPS421720Y1 (ja) * 1964-02-26 1967-02-02
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