JPH0125078Y2 - - Google Patents

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JPH0125078Y2
JPH0125078Y2 JP16936982U JP16936982U JPH0125078Y2 JP H0125078 Y2 JPH0125078 Y2 JP H0125078Y2 JP 16936982 U JP16936982 U JP 16936982U JP 16936982 U JP16936982 U JP 16936982U JP H0125078 Y2 JPH0125078 Y2 JP H0125078Y2
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JP
Japan
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molding
hole
cylindrical part
flange
piece
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JP16936982U
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JPS5972151U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のモール取付構造に係り、特
に、自動車車体外板面に突出する車体パネルの接
合フランジを被包するモールの取付構造の改良に
関する。
自動車車体外板面に突出する車体パネルの接合
フランジは、一般にスポツト溶接によつて接合さ
れているので、フランジ表面に圧痕が残つており
また、フランジ端も不揃いであるので、この接合
フランジが車体外板面に露出していることは外観
上好ましくない。
従つて、従来では、例えば実公昭41−21049号
に開示されるような接合フランジを被包するモー
ルを取付けて自動車の外観の向上をはかつてい
た。第4図、第5図に実公昭41−21049号のモー
ル取付構造を図示したが、その構造は略中央部よ
り屈曲して一側に嵌合開口部6を形成したクリツ
プ体C1に、嵌合方向と反対方向に向つて内側に
弾性係止爪7を突設し、このクリツプ体C1の一
側にモール係止縁8を形成するとともに、他側外
方にモール押圧弾性片9を突設したモールクリツ
プCを成形し、このモールクリツプの前記嵌合開
口部6に接合フランジ10を嵌合させることによ
りモールクリツプCは接合フランジ10に挟着さ
れ、かつ前記モール係止縁8にモールMの端縁鉤
M1を係止させることによつてモールMが取付け
られるものである。
しかしながら、このモールクリツプCによつ
て、モールMを接合フランジ10に取付ける構造
においては、モールクリツプCの弾性係止爪7が
その弾性により接合フランジ10面に喰い込んで
挟着されるものであるため、弾性係止爪7の弾性
低下、弾性不足によるモールMのぐらつきを生じ
やすく、特に、車外者が手で触れやすい車体外板
面、例えばピラー部,ルーフ部などに取付けられ
ているモールMについては、車外者によつて加え
られる力によりモールクリツプCの弾性係止爪7
の弾性が弱くなるので、モールMのぐらつき、さ
らには接合フランジ10からモールクリツプCが
離脱するモール外れなどを生ずる不具合があつ
た。
本考案は前記従来の不具合を解消すべくなされ
たものであつて、モールを接合フランジに強固に
固定でき、かつ接合フランジから離脱することが
ないようにした自動車のモール取付構造を提供す
ることを目的とする。
本考案は、一対のモール片を対向させて連続断
面に連接した横長なモールを、自動車車体外板面
に突出する車体パネルの接合フランジを被包する
ように取付ける自動車のモール取付構造におい
て、前記モールの一方のモール片の裏面に円筒部
を一体成形し、この円筒部の開口内にナツトを嵌
着するとともに、他方のモール片の前記円筒部に
対向する部分に透孔を開設した合成樹脂製モール
と、前記一方のモール片裏面の円筒部と他方のモ
ール片の間に差込まれたボルト孔を有する接合フ
ランジと、前記合成樹脂製モールの透孔および接
合フランジのボルト孔より挿通されて前記ナツト
に螺着される、鍔を形成した頭部を有するモール
固定用ボルトによつて前記合成樹脂製モールを取
付けることによつて前記目的を達成するものであ
る。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は自動車の後部車体を示す斜視図、第2
図は本考案に係る自動車のモール取付構造の実施
例を示す、第1図のA−A線相当部分の拡大断面
図、第3図は第2図の分解図である。
図に示されるように、この実施例は、自動車の
クオータピラーPを構成するクオータパネルQと
ルーフサイドインナパネルRが、両パネルQ,R
の後縁部においてスポツト溶接されて形成された
接合フランジ1を、被包するようにV字形断面に
成形された横長な合成樹脂製モール2であつて、
一方のモール片21の裏面に円筒部22が一体成
形され、その円筒部22の開口内にナツト23が
嵌着されるとともに、他方のモール片24の前記
円筒部22に対向する部分に透孔25が開設され
たものである。
前記接合フランジ1にはボルト孔11が穿設さ
れていて、このボルト孔11が前記透孔25およ
びナツト23のネジ孔に合致するように接合フラ
ンジ1は前記円筒部22と他方のモール片24の
間に差込まれる。
3はモール固定用ボルトであつて、頭部31に
鍔32が形成されたものである。符号4はプロテ
クタを示す。合成樹脂製モール2は接合フランジ
1のボルト孔11に対して透孔25およびナツト
23のネジ孔がほぼ合致するように、円筒部22
と他方のモール片24の間に接合フランジ1を挿
入させ、しかる後にモール固定用ボルト3を透孔
25およびボルト孔11に挿通させてナツト23
のネジ孔に螺合して固定される。
このモール固定用ボルト3は、その頭部31下
面により接合フランジ1を、シール材51,52
を介して円筒部22の端面に圧接させ、かつ、頭
部31の鍔32により透孔25周縁を接合フラン
ジ1方向に押圧した状態に合成樹脂製モール2を
接合フランジ1に固定しているので、モール2が
ぐらつくこともなく、またモール2が外れること
もない利点がある。
本考案は上記のように構成したので、モールを
接合フランジに強固に固定でき、かつ接合フラン
ジから離脱することがない自動車のモール取付構
造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の後部車体を示す斜視図、第2
図は本考案に係る自動車のモール取付構造の実施
例を示す、第1図のA−A線相当部分の拡大断面
図、第3図は第2図の分解図、第4図は従来の自
動車のモール取付構造を示す、第1図のA−A線
相当部分の拡大断面図、第5図は自動車のモール
取付構造におけるモールクリツプを示す斜視図で
ある。 2……合成樹脂製モール、1……接合フラン
ジ、21……一方のモール片、22……円筒部、
23……ナツト、24……他方のモール片、25
……透孔、11……ボルト孔、32……鍔、31
……頭部、3……モール固定用ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のモール片を対向させて連続断面に連接し
    た横長なモールを、自動車車体外板面に突出する
    車体パネルの接合フランジを被包するように取付
    ける自動車のモール取付構造において、 前記モールの一方のモール片の裏面に円筒部を
    一体成形し、この円筒部の開口内にナツトを嵌着
    するとともに、他方のモール片の前記円筒部に対
    向する部分に透孔を開設した合成樹脂製モール
    と、前記一方のモール片裏面の円筒部と他方のモ
    ール片の間に差込まれたボルト孔を有する接合フ
    ランジと、前記合成樹脂製モールの透孔および接
    合フランジのボルト孔より挿通されて前記ナツト
    に螺着される、鍔を形成した頭部を有するモール
    固定用ボルトとを備えた自動車のモール取付構
    造。
JP16936982U 1982-11-08 1982-11-08 自動車のモ−ル取付構造 Granted JPS5972151U (ja)

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JP16936982U JPS5972151U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 自動車のモ−ル取付構造

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JP16936982U JPS5972151U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 自動車のモ−ル取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5972151U JPS5972151U (ja) 1984-05-16
JPH0125078Y2 true JPH0125078Y2 (ja) 1989-07-27

Family

ID=30370031

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JP16936982U Granted JPS5972151U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 自動車のモ−ル取付構造

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