JPS6132833Y2 - - Google Patents

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JPS6132833Y2
JPS6132833Y2 JP14792480U JP14792480U JPS6132833Y2 JP S6132833 Y2 JPS6132833 Y2 JP S6132833Y2 JP 14792480 U JP14792480 U JP 14792480U JP 14792480 U JP14792480 U JP 14792480U JP S6132833 Y2 JPS6132833 Y2 JP S6132833Y2
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JP
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holder
decorative member
bolt
seat
molding
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JP14792480U
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JPS5770951U (ja
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Landscapes

  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車等のボンネツトモール
やトランクモール等の装飾部材を車体に固定装着
するための固着具に関する。
ボンネツトモールやトランクモール等の装飾部
材は両側縁が内側に折り曲げられ、その内側から
板状の金属座を介して金属ボルトを突出させ、こ
のボルトを車体の取付孔に貫通して車体背面に突
出するボルトにナツトを螺合させることによつて
装飾部材を取付けることが従来から行なわれてい
る。この場合、モールと車体とが直接接触するの
を避けるため、クツシヨンすなわち緩衝材が中間
に介挿されている。この緩衝材は取扱いの容易さ
のためモールの両側縁付近に固着されている。
このように、中間に緩衝材を設けた場合に、モ
ール側縁と車体との間に隙間があるため、ナツト
の締付けによりモールが歪みそして緩衝材も押し
つぶされることになり、外観を悪くしてしまう。
また、ナツトの締付けが強い場合にはモールが車
体に接触し車体表面の塗装を傷つけ錆を発生させ
ることもあつた。
これとは別に、実開昭54−143791号公報(昭和
54年10月5日出願公開)はその第1図において金
属製の座金とボルトを一体的に固着し、ボルトに
ゴムパツキンを介して車体にナツト結合させる固
着具を開示している。しかしこの固着具はボルト
と座とが一体の金属材料で成り、このためゴムパ
ツキンを取付ける手間を必要とする外に、パツキ
ンは水密構造を得るためだけのものであつてスペ
ーサの機能はなく、強い締付けによつて座がモー
ルを歪めるおそれがある。
また、ボルトと座とホルダを一体的に固着した
金属製の固着具について実開昭53−121620号公報
(昭和53年9月27日出願公開)が開示している。
このように、ボルトと座とホルダーを一体に成形
した場合その取扱いが容易であるが、ボルトや座
だけでなくホルダーも金属製で成るため、ホルダ
ーが車体に接触し、締付けが強い場合に車体表面
の塗装を傷つけてしまうおそれがある。また、こ
の公報に示されたホルダーの突起はボルトから遠
く離れた位置に設けられており、ホルダーの剛性
が弱い場合にはスペーサとしての機能が得られな
い難点がある。
従つて本考案の目的は、ボルトや座を別体とし
て形成し、しかもこれらを一体的に連結すること
によつて、装飾部材と車体とを一定の間隔を保つ
て連結することのできる装飾部材用固着具を提供
するにある。
かかる目的を達成するため、本考案による固着
具は、装飾部材の内側に別体のボルトと座とを受
入れて保持する合成樹脂製のホルダーを備え、こ
のホルダーは装飾部材の対向両側縁の幅よりも小
幅で成り、座の両端には該ホルダーを受入れる幅
の切欠が設けられ、ホルダーの側面に設けられた
突起により座がホルダーに固定保持されるように
なつており、該ホルダーの、ボルト孔が設けられ
た部分が前記緩衝材の厚さにほぼ等しい長さだけ
装飾部材から突出していることを特徴としてい
る。
かかる特徴によつて、ホルダーは座を一体的に
連結して取扱い容易なだけでなく金属製の座の使
用を可能にしてその保持力を強く維持するととも
に、ホルダーを合成樹脂製にしているので車体面
に接触する部分が車体を傷つけることがなく、し
かもその強度が高いのでモールと車体との間隔は
強いボルトの締付けによつても一定に保たれ、モ
ールを歪めることもない。
本考案の実施態様において、ホルダーの装飾部
材から外方に突出した部分の側面に、横方向に張
出した突起を設け、この突起と、装飾部材内部で
横方向に張出した座とによつて、装飾部材の側縁
を保持するようにする。これによつて、ホルダー
は何等押圧部材を必要とすることなく装飾部材を
固定することができる。これとは別に、ホルダー
には、装飾部材の側縁に平行な延び且つ装飾部材
の内部高さに等しいかそれよりも高くなつた弾性
ウイングを設け、これにより、固着具のガタツキ
を防ぐことができる。上記した突起やウイング
は、ホルダーが合成樹脂であるので極めて簡単に
一体成形成できる。
以下、図面を参照しながら、本考案の好ましい
実施例を説明する。
第1図に、本考案の固着具を用いて、装飾部材
であるモールMを自動車本体のパネルPに固着し
た様子を示す。モールMは両側縁が内側に折り曲
げられ、この両側縁付近には緩衝材となるクツシ
ヨンQが固着されており、このクツシヨンQの介
在によりモールMがパネルPには直接接触しない
ようになつている。
固着具は、金属製のボルト1と、ボルト1の頭
部下面にあつてモールMの両側縁S1,S2の上に位
置するような幅を有する金属板製の座2と、ボル
ト1と座2とを受入れて保持するホルダー3と、
パネルPの取付孔Hから突出するボルトのねじ付
軸部4にパネルPの背面から螺合させることので
きるナツト5とから成る。
ホルダー3の詳細について、第2a,2b,2
c図に示す。ホルダーは、モールMの対向側縁
S1,S2の間の隙間よりも小さな幅でなる細長い合
成樹脂製の板部材で成り、中央の平坦部11と、
この平坦部の両端から直立して延び先端が外方へ
彎曲している弾性ウイング12,12とを有す
る。平坦部11には、ボルトの軸部4を通す丸孔
13が設けられており、ボルト頭部の下面の角座
部を受入れる角型凹部14が設けられている。各
ウイング12の直立部15には両側部には上方に
向けて先細になつた部分円錐状の突起16が設け
られている。この突起は、その下端と平坦部11
の上面との高さDが座2の厚さに等しいかややそ
れより大きくなる位置にある。平坦部11の両端
付近からウイングの直立部15に亘つて開口17
が設けられ、これが座2をホルダーに組込む際の
窓となる。ウイング12の端部は下方に向けて傾
斜しており、ホルダー3の、モールMへの装着を
促進している。ウイング12の高さEはモールM
の内部高さFとほぼ等しいかそれよりやや高くな
つており、これによりホルダー3をひいては固着
具全体をモールMに固定保持する。平坦部11の
厚Aは、モールMの側縁S1,S2の厚さBと該側縁
とパネルPとの間のクツシヨンQの厚さCとを加
えた値にほぼ等しく、このため、ホルダーの平坦
部11は、クツシヨンの厚さCだけモールMから
突出している。
金属製の座2には、第3図に示すように、中央
にボルト1の頭部より小さく頭部下面の角座部よ
りやや小さな径の角19が形されこれによりボル
ト1の角座部が嵌合してボルトを回動しないよう
に保持しており、更に、その両端にはホルダーの
横幅にほぼ等しい幅の切欠20が形成されてい
る。この座2は、第1、4図に示すようにホルダ
ー3の平坦部11に接面するよう押込まれ、押込
まれた座は突起16によつて固定保持される。ボ
ルトはこの座2の上から挿入され、第4図に示し
た状態でモールMにその解放端部から長手方向に
滑らせることによつて装着される。ホルダーの弾
性ウイング12は、ホルダーをモールM内に固定
させる作用をなすので、ホルダーがガタつくこと
はない。第1図に明らかなように、ホルダーの平
坦部11はクツシヨンQの厚さCだけ突出してい
るので、パネルPの背面に突出するねじ付軸部4
にナツトを螺合して強く締付けてもモールMの側
縁S1,S2が歪むことはなく、またクツシヨンQも
異常変形することはない。
第5a及びb図並びに第6図は、本考案の理解
の参考となる例を示す。この例では、座がホルダ
ーと合成樹脂により一体的に形成されている。す
なわち、ホルダー3′の平坦部11′が厚くされ、
このホルダー中央部には、モールMの対向側縁
S1,S2を内側から押えるように横方向出張部2
1,21が設けられ、これによつて第1実施例の
座2の必要性をなくしている。従つて、ホルダー
には、第1実施例の突起16及び開口17がな
い。また、ボルト1を回動しないように保持する
ためボルト頭部の下面を受入れる角型凹部14′
が設けられている。本例では更に、第1実施例の
弾性ウイングの替りに、平坦部11′の両端側面
から横方向に張出した突起22が設けられてい
る。この突起22の上面と出張部21の下面との
間には高さ方向に拏間Gがあり、この拏間Gはモ
ールMの側縁S1,S2の幅Bにほぼ等しい。従つ
て、第6図に示すように、ホルダー3′は出張部
21と突起22とによりモールMの側縁S1,S2
保持固定される。これらの出張部21及び突起2
2にはホルダーのモールへの装着を容易にするよ
うに、各隅の部分にテーパが設けられている。
また、この参考例においては、ホルダー3′の
厚さが先の実施例のそれよりも厚く、丸穴13及
び凹部14の外にボルト頭部を埋没させる円形凹
部23が形成されている。本例においても、ホル
ダーの下方突出部の長さがクツシヨンQの厚さに
等しいことは先の実施例と同様である。
以上、好ましい実施例及び参考例について説明
したが、本考案は実施例に限定されるものでな
く、例えば参考例の横方向突起は本考案の実施例
に形成してもよいことは勿論である。
本考案によれば、それぞれ別体のホルダー及び
座が一体的に連結されているので装飾部材への装
着性を良くするとともに、ホルダーがスペーサと
して作用するのでナツトの締付力が強くても装飾
部材や緩衝材に異常変形が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による固着具を用いて装飾部材
を本体に取付けた様子を示す側面図、第2a図は
ホルダーの平面図、第2b図は第2a図のb−b
線に沿つて見た部分正面断面図、第2c図はホル
ダーの側面図、第3図は座の平面図、第4図はボ
ルトと座とホルダーとを組込んで正面図、第5a
図は本考案の理解の助けとなるホルダーの例を示
す平面図、第5b図は第5a図のホルダーにボル
トを組込んだ正面図、第6図は第5a及び5b図
に示す固着具を用いた様子を示す側面図である。 1……ボルト、2……座、3,3′……ホルダ
ー、5……ナツト、11,11′……ホルダーの
平坦部、12……弾性ウイング、13……丸孔、
14,14′……角型凹部、16……突起、17
……開口、20……切欠、21……出張部、22
…横方向突起、A……ホルダー平坦部厚さ、B…
…モール側縁厚さ、C……クツシヨン厚さ、D…
…突起高さ、E……ウイング高さ、F……モール
内部高さ、H……取付孔、M……モール(装飾部
材)、P……パネル(本体)、Q……クツシヨン
(緩衝材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 両側縁が内側に折返された細長い装飾部材
    を、中間に緩衝材を介挿して本体に取付けるに
    際し、装飾部材の内側で両側縁に渡る幅を有す
    る座を介してボルトを外方へ突出させ、該ボル
    トを本体の取付孔に貫通させて本体の背面に延
    びるボルトにナツトを螺合させるようになつた
    装飾部材の固着具において、装飾部材の内側
    に、別体のボルトと座とを受入れて保持する合
    成樹脂製のホルダーが設けられ、このホルダー
    は、装飾部材の対向両側縁の幅よりも小幅で成
    り、座の両端には該ホルダーを受入れる幅の切
    欠が設けられ、ホルダーの側面に設けられた突
    起により座がホルダーに固定保持されるように
    なつており、該ホルダーの、ボルト孔が設けら
    れた部分が前記緩衝材の厚さにほぼ等しい長さ
    だけ装飾部材から突出していることを特徴とす
    る固着具。 2 ホルダーの装飾部材から突出する部分には、
    横方向に張出した突起が設けられ、該突起の上
    面と座の下面との間に装飾部材の側縁部を挾持
    するようになつた前記第1項記載の固着具。 3 前記ホルダーには、装飾部材の側縁に平行な
    方向に延び且つ該装飾部材の内部高さに等しい
    かそれよいも高い弾性ウイングが設けられてい
    る前記第1項記載の固着具。
JP14792480U 1980-10-17 1980-10-17 Expired JPS6132833Y2 (ja)

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JP14792480U JPS6132833Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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JP14792480U JPS6132833Y2 (ja) 1980-10-17 1980-10-17

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Publication Number Publication Date
JPS5770951U JPS5770951U (ja) 1982-04-30
JPS6132833Y2 true JPS6132833Y2 (ja) 1986-09-25

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