JPH0112405Y2 - - Google Patents

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JPH0112405Y2
JPH0112405Y2 JP1982150726U JP15072682U JPH0112405Y2 JP H0112405 Y2 JPH0112405 Y2 JP H0112405Y2 JP 1982150726 U JP1982150726 U JP 1982150726U JP 15072682 U JP15072682 U JP 15072682U JP H0112405 Y2 JPH0112405 Y2 JP H0112405Y2
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JP
Japan
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plate
vehicle
antenna
base
trunk lid
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JP1982150726U
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JPS5956814U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車等の車両に車両用アンテナを
取付ける為に使用する車両用アンテナ取付具に関
する。
従来、トランク蓋縁上にアンテナ支持用の板状
体を乗せ、その板状体からトランク蓋の裏側に延
びる金具を用いて上記板状体を止着するものは知
られている(例えば実開昭57−72606号公報参
照)。しかしトランク蓋が曲面の場合はなじみが
悪く、不安定になり易い欠点があつた。
そこで本願考案は、板状体の加工に当つて、僅
かな変化を付けるだけのことで(加工コストの増
加をみることなしに)トランク蓋が曲面でも安定
性高く、かつ簡単に止着でき、車両におけるトラ
ンク蓋等の板状体に簡単に止着し得るものであつ
ても、その板状体に止着して車両用アンテナの取
付けに使用する場合には、その車両用アンテナの
重量を安定支持し得ると共に、板状体に対する一
体性を堅固にできるようにした車両用アンテナ取
付具を提供することである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1は車両で、自動車を示している。2はその
ボデー、3は板状体として例示するトランク蓋、
4は同じくボンネツト蓋である。5はカーラジオ
やカーテレビあるいはアマチユア無線等の為の車
両用アンテナ、6はその車両用アンテナ5を車両
1に取付ける為に使用する車両用アンテナ取付具
(以下取付具6と記す)で、これらは第2図、第
3図に示すように構成されている。上記車両用ア
ンテナ5において、7はアンテナエレメント、8
は取付基部で、これの端面に取付ねじ穴9を有す
る接続具(接栓)が設けられている。上記車両用
アンテナ取付具6において、10はベースで、上
向きに膨出された高台部11とこの高台部11と
一体に形成された一対の基板12,12とで構成
されている。この高台部11の上面には車両用ア
ンテナ5を止着し得るアンテナ止着部として例示
する接栓座13が突設されている。この接栓座1
3は、例えば接栓座13の取付部を高台部11上
面の取付孔11aに嵌挿した後ナツト(図示省
略)を高台部11の下から締着することによつて
取付けられている。なお、上記アンテナ止着部は
高台部11上面に形成した取付ねじ孔等によつて
構成しても良い。上記基板12はその下面がトラ
ンク蓋3の上面に乗載する乗載面となつており、
その一端には、取付具6をトランク蓋3の縁部に
止着した状態においてその縁部側となる端部に立
下げ段部14が形成されている。この段部14の
下面は蓋3の上面に当接可能な凸部12aとなつ
ている。上記立下げ段部14の段差は勾配のつい
ているトランク蓋3上にベース6を乗載したとき
にそのベース3が略水平になるような大きさに設
定されている。次に、15は上記基板12の立下
げ段部14側の端部に一体に設けられた取付板
で、基板12との間に上記トランク蓋3の縁部を
嵌合し得る空間16を形成している。この取付板
15と上記ベース10とは一枚の平板を曲げ加工
することによつて形成されている。17は上記取
付板15に螺着された締具として例示する取付ね
じで、その先端部は、上記アンテナ止着部と上記
凸部12aとの間においてトランク蓋3の下面に
圧接し得るようになつている。次に、18はトラ
ンク蓋3上面と基板12間に介在されたゴム板等
の緩衝材である。
上記構成のものにあつては、車両用アンテナ5
を車両1に止着する場合、先ずトランク蓋3を開
けた状態でこのトランク蓋3の縁部に取付具6の
空間16を嵌め込むと共にこの取付具6の基板1
2とトランク蓋3との間に緩衝材18を介在させ
る。その後取付ねじ17を回動させてトランク蓋
3の下面に当接させる。これによりベース10の
下面即ち基板12の下面は緩衝材18を介してト
ランク蓋3の上面に押付けられ、その下面と取付
ねじ17とでトランク蓋3を挾み付ける。この場
合、上記取付ねじ17がアンテナ止着部と凸部1
2aとの間において蓋3の下面に圧接するので、
取付ねじ17の締付けにより、上記基板12の下
面においてアンテナ止着部の下方の部分12bは
トランク蓋3の上面に強く押付けられる。従つて
アンテナ止着部はトランク蓋3の縁部に安定にし
かも堅固に止着された状態となる。その後、第3
図に示すようにトランク蓋3を閉じる。この場合
取付具6の取付板15と取付ねじ17はトランク
蓋3の縁部と車両1のボデー2との間の余裕空間
19に位置され、トランク蓋3の縁部下に隠さ
れ、外から見えなくなる。次に上記取付具6の接
栓13に車両用アンテナ5の取付ねじ穴9を螺合
させてこの車両用アンテナ5を取付具6に止着す
る。
次に、上記のように車両用アンテナ5を取付具
6に止着した場合、この車両用アンテナ5の重量
が取付具6のベース10に加わるが、その重量は
ベース10の下面(面12b、凸部12a等)を
介してトランク蓋3によつて確実に受止めること
ができる。また上記車両用アンテナ5に車両1の
走行等によつて大きな揺れが加わつた場合でも、
取付具6の面12bをトランク蓋3上に強く押付
け得るようになつているので、取付具6の基板1
2がトランク蓋3上から浮き上がるのを防止で
き、車両用アンテナ5の止着状態を堅固に維持し
得る。
第4図、第5図は本願の異なる実施例を示すも
ので、基板12eの一端部に下向きに突出する堤
条14eを押し出し成形し、この堤条14eの下
面をもつて凸部12aeとしたものである。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前図と同一の符号にアルフ
アベツトのeを付して重複する説明を省略した。
(また次図以降のものにおいても同様の考えでア
ルフアベツトのfを付して重複する説明を省略す
る。) 第6図、第7図は別の異なる実施例を示すもの
で、凸部12afを基板12fの一端部に下向きに
突出するように打ち出し成形した例を示すもので
ある。
以上のようにこの考案にあつては、アンテナ止
着部13を有するベース10と、取付板15との
間に形成された空間16に、車両におけるトラン
ク蓋等の板状体3の縁部3aを嵌合し、ベースの
下面と取付板15に取付けられた締具17とでそ
の板状体3の縁部を挾着し得るようになつている
ので、市販の車両に車両用アンテナ取付具6を止
着する場合、車両の板状体3に何ら加工を施すこ
となくその板状体に簡単に止着することができ
る。
また上記のようにベースの乗載面と締具とで板
状体の縁部を挾着して止着するようにしたもので
も、その挾着はベースの下面を板状体3の上面上
に乗載し、締具を板状体の下面に締付けることに
よつて行なえるようにしてあるので、車両の板状
体に車両用アンテナ取付具を取付けた状態では締
具17をその板状体3の下側に隠すことができて
車両用アンテナ取付具の外観を良好にし得る構造
上の利点がある。
その上本案にあつては、上記ベースにおいて取
付板を連設させた側の端部12′の下面からは上
記板状体の上面3′に向けて凸部12aを突設さ
せる一方、上記取付板における締具17は、上記
アンテナ止着部13と凸部12aとの間において
上記板状体の下面に圧接可能な位置に配設してあ
るから、第3図の状態からも明白なように板状体
3とベースの下面12bとが相対的に非平行であ
つても両者の位置関係はピツタリと正確に固定で
きる実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は使
用状態を示す斜視図、第2図は車両に止着した状
態を示す分解斜視図、第3図は車両を断面にして
示す側面図、第4図は異なる実施例を示す斜視
図、第5図はその側面図、第6図は別の異なる実
施例を示す斜視図、第7図はその側面図。 10……ベース、12a……凸部、13……接
栓(アンテナ止着部)、15……取付板、16…
…空間、17……取付ねじ(締具)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両用アンテナを止着し得るようにしたアンテ
    ナ止着部を上面に有し、かつ下面を車両における
    トランク蓋等の板状体の上面に乗載可能にしたベ
    ースと、該ベースとの間に上記板状体の縁部を差
    込み得る空間を形成するようにそのベースの一端
    に対して一体的に連設された取付板とを備え、さ
    らに、該取付板には、上記ベースと取付板との間
    に挿入される板状体を締着し得るよう板状体の下
    面の一部に圧接可能に設けられた締具とを備えて
    成る車両用アンテナ取付具において、上記ベース
    において取付板を連設させた側の端部の下面から
    は上記板状体の上面に向けて凸部を突設させる一
    方、上記取付板における締具は、上記アンテナ止
    着部と凸部との間において上記板状体の下面に圧
    接可能な位置に配設したことを特徴とする 車体の曲面部に対する車両用アンテナ取付具。
JP15072682U 1982-10-04 1982-10-04 車体の曲面部に対する車両用アンテナ取付具 Granted JPS5956814U (ja)

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JP15072682U JPS5956814U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 車体の曲面部に対する車両用アンテナ取付具

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JP15072682U JPS5956814U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 車体の曲面部に対する車両用アンテナ取付具

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Publication Number Publication Date
JPS5956814U JPS5956814U (ja) 1984-04-13
JPH0112405Y2 true JPH0112405Y2 (ja) 1989-04-11

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ID=30334216

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JP15072682U Granted JPS5956814U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 車体の曲面部に対する車両用アンテナ取付具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195809U (ja) * 1983-06-14 1984-12-26 八木アンテナ株式会社 アンテナ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823324U (ja) * 1971-07-27 1973-03-16
US4084163A (en) * 1977-01-12 1978-04-11 Maynard L C Trunk lid antenna mount

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48105433U (ja) * 1972-03-15 1973-12-07
JPS6342567Y2 (ja) * 1980-10-20 1988-11-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823324U (ja) * 1971-07-27 1973-03-16
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JPS5956814U (ja) 1984-04-13

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