JPH047376Y2 - - Google Patents

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JPH047376Y2
JPH047376Y2 JP1985164141U JP16414185U JPH047376Y2 JP H047376 Y2 JPH047376 Y2 JP H047376Y2 JP 1985164141 U JP1985164141 U JP 1985164141U JP 16414185 U JP16414185 U JP 16414185U JP H047376 Y2 JPH047376 Y2 JP H047376Y2
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JP
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clip nut
bumper
insertion hole
nut
hole
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JP1985164141U
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JPS6273108U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、板体に金属板等を取付けるに当り
用いるクリツプナツトの脱落防止構造に関する。
(従来の技術) 従来、例えば樹脂板よりなる自動車のバンパに
ライセンスプレートを取付けるに際して、取付ビ
スをねじ込むためのクリツプナツトは、第7図、
第8図に示すように、バンパBの所定位置にビス
を挿入する孔HとクリツプナツトAをバンパBに
挟持させるための挿入孔Cを設けた上、その挿入
孔CよりクリツプナツトAの一方の挟持片を挿入
してビス挿入孔HとクリツプナツトAの孔E、ビ
ス孔Fと一致させ(第7図に示す。)、これにライ
センスプレートを重ねてビスによりバンパBに止
着するものであり、クリツプナツトAがバンパB
を挟持できるように挟持片に弾撥力を付与し、必
要に応じ切起し爪片Dを設け、この爪片Dをバン
パB面に食いこませて上記ナツトAが挿入孔Cに
移動し、ここから脱落することを防止しているも
のである。GはバンパBへの挟持を容易にするた
め一方の挟持片先端を若干拡開してあるものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、クリツプナツトAに爪片Dを設
けるなど特別な加工をすることは煩瑣であり加工
賃を高騰させるものである。そして、脱落防止手
段を施さない場合、上記ライセンスプレート取付
けのように生産後かなりの時間を経過した後、上
記バンパに挟みこまれたクリツプナツトを使用す
る時に、上記ナツトの挟持力だけではクリツプが
バンパより脱落するおそれがある。
そこで、この考案は上記従来のものの欠点を改
良するものであり、クリツプナツトを加工するこ
となく、上記ナツトの脱落を防止しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) クリツプナツトを取付ける板体に、上記ナツト
を挿入するための挿入孔を取付ビス挿通用のビス
孔とともに設け、この挿入孔の上下端縁であつて
クリツプナツトが挿入当接する側縁付近に内方に
向け突出する突起を設けてなるものである。
(作用) 上記構成をもつので、挿入孔より通常形式のク
リツプナツトの一方の挟持片を挿入し、挿入孔の
一方の側端縁に接してこれを挟持するようにさし
こむと、上記クリツプナツトは挿入孔の端縁に突
出する突起をその弾性内で変形させ、これを越え
て挿入され、板体に設けるビス孔と上記ナツトの
ビス孔が一致する状態に置かれる。以後、板体の
突起は復帰して上記クリツプナツトの折曲縁を係
止するので、クリツプナツトが挿入孔方向に移動
して脱落することがない。
(実施例) これを図に示す実施例により更に説明する。1
は自動車における樹脂製バンパであり、その中央
部にライセンスプレート取付部2を設ける。上記
プレート取付部2にはクリツプナツト5を挿入し
てバンパ1に挟持させるための挿入孔3を設け、
同様にバンパ1にはこの挿入孔3に近接して、上
記ライセンスプレート取付用ビスを挿入するため
の孔10を設ける。この孔10とクリツプナツト
5のビス孔6とが一致する位置において、バンパ
1を挟持する。4は、バンパ1の取付部2の挿入
孔3の上下端縁に孔内にあつて、クリツプナツト
5が挿入されて当接する挿入孔3の側縁付近に突
出する突起であり、この突起4は若干の弾性をも
つため、挿入孔3よりクリツプナツト5を挿入す
ると、上記突起4は変形するからその挿入には支
障がないが、反対方向に、すなわち挿入孔3に向
つてクリツプナツト5が移動しようとする時に
は、上記ナツト5の折曲部7を係止して移動を阻
止するものである。また、挟持する時に徐々に突
起を越えられるように、この部分を緩傾斜面とし
た突起にすることが望ましい。クリツプナツト5
は通常第3図aに示すように、一方の挟持片には
孔6をその裏面には内面にねじを切つたねじ孔を
設け、ビスをこの孔6に挿通し、一方の挟持片の
ねじ孔に螺着する。また第3図bに示すように折
曲部7を上下より切除したものとすることができ
るが、その場合には、挿入孔3は第4図bに示す
ように端縁に至るに従い狭搾した形状とし、それ
に突起4,4を設けるものである。
なお、上記のバンパ1は主として樹脂製である
から、突起4はクリツプナツト5の挟持に当り、
弾性により屈曲するのでその装着に支障がないも
のであるが、バンパ1が金属により構成される場
合には、第5図に示すように挿入孔3の上下端縁
の突起4,4の一方を内方に突出させることな
く、上方に切り起して突起4′としておき、クリ
ツプナツト5のバンパ1への装着後、その突起
4′を屈曲して原位置に戻し、突起4を内方に向
けることにより、クリツプナツト5の脱落を防止
するようにできるものである。
このようにして、バンパ1を金属製とする場合
でも、その突起による脱落防止を図ることが可能
である。
(考案の効果) 以上のとおり、単にバンパにおける挿入孔上下
内端縁に突起を設けることのみにより、どのよう
なクリツプナツトでも用いることができ、組立が
容易であつて、確実に係合でき、更にはコストを
低減させることができる優れた効果をもつもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のクリツプナツトを具えるバ
ンパの斜視図、第2図はその部分拡大図にして、
第3図a,bはクリツプナツトの斜視図、第4図
a,bは上記クリツプナツトを挿嵌した状態を示
す。第5図は、板体に設けられる挿入孔と挿入孔
の近傍に設けたビス孔であり、第6図は第5図の
挿入孔にクリツプナツトを挟持した状態を示す。
第7図、第8図は従来のクリツプナツトを示すも
のである。 1……バンパ、2……取付部、3……挿入孔、
4……突起、5……クリツプナツト、6……ビス
挿通孔、7……折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板体に設けたクリツプナツトを挿入固定する挿
    入孔の上下端縁であつて、クリツプナツトが挿入
    当接する側縁付近に、孔内方に突出し、クリツプ
    ナツトの挿入時、クリツプナツトの上下端縁が乗
    り越えられるように変形する突起を設けてなるク
    リツプナツトの取付構造。
JP1985164141U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH047376Y2 (ja)

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JP1985164141U JPH047376Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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JP1985164141U JPH047376Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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Publication Number Publication Date
JPS6273108U JPS6273108U (ja) 1987-05-11
JPH047376Y2 true JPH047376Y2 (ja) 1992-02-27

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ID=31092985

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429668A (en) * 1977-08-09 1979-03-05 Sakai Textile Mfg Co Ltd Method of measuring width of beltlike body that continuously travel and its device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429668A (en) * 1977-08-09 1979-03-05 Sakai Textile Mfg Co Ltd Method of measuring width of beltlike body that continuously travel and its device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273108U (ja) 1987-05-11

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