JPH0242994Y2 - - Google Patents

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JPH0242994Y2
JPH0242994Y2 JP11413784U JP11413784U JPH0242994Y2 JP H0242994 Y2 JPH0242994 Y2 JP H0242994Y2 JP 11413784 U JP11413784 U JP 11413784U JP 11413784 U JP11413784 U JP 11413784U JP H0242994 Y2 JPH0242994 Y2 JP H0242994Y2
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JP
Japan
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bracket
duct
mounting
mounting base
protrusion
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JP11413784U
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JPS6129245U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の空調用ダクトなどの中空状
のダクトの外側に固定してダクトを支持するブラ
ケツトの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のブラケツトの取付装置としては
第8図および第9図に示すような構造が採られて
いる。すなわち、中空状のダクト1の外側に平坦
状に形成された取付台部2に複数の取付孔3を設
け、そして、この取付台部2に取付けられる略L
字状に形成されたブラケツト4にも複数の取付孔
5を設け、これらの取付台部2およびブラケツト
4の両取付孔3,5にダクト1の内側からリベツ
ト6を挿入して、このリベツト6の頭部をダクト
1の内側から受治具によつて支持しつつリベツト
6の先端を加締め、ブラケツト4をダクト1の取
付台部2に固定していた。
また、ダクト1が屈曲している場合等には、実
開昭57−200711号公報に記載されているような取
付構造が採られている。この構造は第10図およ
び第11図に示すように、屈曲しているダクト1
に設けた取付孔3にブラケツト4に設けた取付孔
5を合わせ、この両取付孔3,5に上方から中央
に釘7を挿通させたブラインドリベツト8を挿入
し、このブラインドリベツト8の頭部を押えつつ
釘7を上方へ引くことによつてブラインドリベツ
ト8の先端部を拡開させてダクト1に係止させて
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のブラケツトの取付構造では、ブラケ
ツトをダクトに取付けるのにリベツトを用いてい
たので、ダクトの形状が屈曲した異形の場合には
リベツトの受治具がダクト内に配置できないため
にブラケツトが取付けられなかつたり、ブライン
ドリベツトなどの高価な特殊リベツトを用いなけ
ればならず、また、リベツトを加締めるための専
用の治具を必要とし、この治具等を用いたリベツ
ト止めによる組立工程は容易ではなかつた。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたも
ので、ブラケツトをリベツトおよび治具等を使用
することなく容易にダクトに取付けることがで
き、なおかつ、ダクトの形状や取付個所にかかわ
らずブラケツトをダクトに取付けることのできる
ダクトのブラケツト取付装置を提供することを目
的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、中空状のダクト11に、両側に係合
突部13を突設した取付台部12を一体に形成
し、また、このダクト11の取付台部12に取付
けられるブラケツト16に、この取付台部12上
に被着される基部20の両側に上記係合突部13
に嵌合する略コ字状の係合部21を対向して設
け、かつ、このブラケツト16および上記取付台
部12とに、ブラケツト16をダクト11の取付
台部12に係止させる係止手段14を設けたダク
トのブラケツト取付装置である。
〔作用〕
本考案は、係合突部を設けたダクトの取付台部
に、この係合突部に嵌合する係合部を有したブラ
ケツトを嵌装し、このブラケツトをダクトの取付
台部に係止手段によつて係止するようにしたもの
である。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例の構成を図面を参照して
説明する。
第1図ないし第4図おいて、11は合成樹脂に
て形成された中空状のダクトで、このダクト11
の外側には取付台部12がブロー成形によつて一
体に突出形成されている。この取付台部12は、
両側の上端部にそれぞれ係合突部13が突設され
ているとともに、上面に係止手段14が設けられ
ている。この係止手段14は係合突部13の長手
方向の一端側に傾斜し他端側が垂直状に設けられ
た突部15からなつている。
16は合成樹脂や金属などにて形成されたブラ
ケツトで、このブラケツト16は上記ダクト11
を被装着物に取付けるための取付片17と、ダク
ト11に取付けられる固定片18とから構成され
ている。この取付片17はは垂直状に設けられて
中央に取付孔19が形成され、また、固定片18
は取付片17の下端から水平状に折曲された基部
20と、この基部20の両側部から略コ字状に対
向して折曲形成された係合部21とを有し、上記
基部20には、略中央に上記取付台部12の突部
15が係合される係合孔22が開口形成され、ま
た、係合部21の長手方向の一端縁には係止手段
14としての係止片23が下方に折曲形成されて
いる。
そうして、このように形成されたブラケツト1
6をダクト11に取付けるには、取付台部12の
一端からブラケツト16の取付片17側の他端を
嵌入し、ブラケツト16の係合部21で取付台部
12の係合突部13を挾持した状態で嵌入方向に
移動させ、ブラケツト16の基部20の係合孔2
2に取付台部12の突部15を係合して、ブラケ
ツト16の係止片23が取付台部12の端部に当
接した状態で取付られる。そして、この状態では
ブラケツト16の係合部21が取付台部12の係
合突部13に嵌合しているので、ブラケツト16
は左右方向および上下方向の移動が規制され、ま
た、ブラケツト16の係止片23が取付台部12
の端部に当接し、取付台部12の突部15がブラ
ケツト16の係合孔22に係止しているので、ブ
ラケツト16は嵌入方向である前後方向へも移動
は規制される。また、取付台部12にブラケツト
16を嵌入する際、突部15の嵌入側の一側は傾
斜状に設けられているので、ブラケツト16は容
易に嵌入することができる。
なお、上記実施例ではブラケツト16の抜脱を
防止する係止手段14は、取付台部12の突部1
5とブラケツト16の基部20に設けた係止片2
3であつたが、第5図および第6図に示すよう
に、ブラケツト16の基部20に係止突片25を
下方に切起して設けるとともに、この係止突片2
5を嵌合する係止溝26を取付台部12に設け、
また、ブラケツト16の嵌入方向への移動を規制
する係止片23をブラケツト16の係合部21の
下端から上方に折曲形成して取付台部12の係合
突部13の端面に当接するようにした係止手段1
4でもよい。
また、上記実施例ではブラケツト16の嵌入方
向への移動の規制をブラケツト16に設けた係止
片23により行なつていたが、第7図に示すよう
に、取付台部12のブラケツト16の嵌入端に対
する他端に嵌入されたブラケツト16の先端つま
り取付片17の側面に当接する突出部27を設
け、ブラケツト16の移動規制を行うようにして
もよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、係合突部を突設したダクトの
取付台部に、この係合突部を嵌合する係合部を有
したブラケツトを嵌装するのみで、取付台部およ
びブラケツトに設けた係止手段によつて抜け止め
されて固定されるため、ブラケツトをダクトの取
付台部に固定する金具や治具等を用いることなく
容易に取付けることができ、また、ダクトの形状
にかかわらずダクトの種々の位置にブラケツトを
容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す斜視
図、第2図および第3図はそれぞれその要部の断
面図、第4図はその分解斜視図、第5図は本考案
の装置の他の実施例を示す斜視図、第6図はその
要部の断面図、第7図は本考案の装置のさらに他
の実施例を示す要部の断面図、第8図は従来の装
置の一例を示す斜視図、第9図はその一部の断面
図、第10図は従来の装置の他の例を示す斜視
図、第11図はその一部の断面図である。 11……ダクト、12……取付台部、13……
係合突部、14……係止手段、16……ブラケツ
ト、20……基部、21……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空状のダクトに、両側に係合突部を突設した
    取付台部を一体に形成し、このダクトに取付けら
    れるブラケツトに、上記取付台部上に被着される
    基部の両側に上記係合突部に嵌合する略コ字状の
    係合部を設け、かつ、このブラケツトおよび上記
    取付台部とにブラケツトをダクトの取付台部に係
    止させる係止手段を設けたことを特徴とするダク
    トのブラケツト取付装置。
JP11413784U 1984-07-26 1984-07-26 ダクトのブラケツト取付装置 Granted JPS6129245U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11413784U JPS6129245U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 ダクトのブラケツト取付装置

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JP11413784U JPS6129245U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 ダクトのブラケツト取付装置

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JPS6129245U JPS6129245U (ja) 1986-02-21
JPH0242994Y2 true JPH0242994Y2 (ja) 1990-11-15

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ID=30673164

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JP11413784U Granted JPS6129245U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 ダクトのブラケツト取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019007659A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 キョーラク株式会社 ダクト構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640784B2 (ja) * 1988-06-21 1994-06-01 好美 米司 豆類のさや分離装置

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JP2019007659A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 キョーラク株式会社 ダクト構造体

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JPS6129245U (ja) 1986-02-21

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