JPS6111048Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6111048Y2 JPS6111048Y2 JP1979150972U JP15097279U JPS6111048Y2 JP S6111048 Y2 JPS6111048 Y2 JP S6111048Y2 JP 1979150972 U JP1979150972 U JP 1979150972U JP 15097279 U JP15097279 U JP 15097279U JP S6111048 Y2 JPS6111048 Y2 JP S6111048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- clip
- molding
- claw
- support part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 30
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のサイドパネルのウエスト
部構造に関する。
部構造に関する。
従来の自動車のサイドウエスト部構造として
は、例えば第1図実開昭51−39919号公報に示す
ようなものがある。即ちサイドパネル、例えばド
アパネル1には上面棚2および該上面棚2より車
体内方に折り曲げて形成したフランジ3よりな
り、上面棚2およびフランジ3の折曲部に貫通孔
4が形成されている。この貫通孔4にバネ材より
なるクリツプ5を挿入し、クリツプ5の爪6と本
体7とによつてフランジ3を挾持して係止され
る。又、クリツプ5の本体7と抱持片8とにより
モールデイング9の下端部を支持している。尚、
10はモールデイング9に固設されたストリツプ
材、11はストリツプ材が圧接されるガラス、1
2はモールデイング9に設けられ、ドアパネル1
の上面棚2に接する緩衝材である。
は、例えば第1図実開昭51−39919号公報に示す
ようなものがある。即ちサイドパネル、例えばド
アパネル1には上面棚2および該上面棚2より車
体内方に折り曲げて形成したフランジ3よりな
り、上面棚2およびフランジ3の折曲部に貫通孔
4が形成されている。この貫通孔4にバネ材より
なるクリツプ5を挿入し、クリツプ5の爪6と本
体7とによつてフランジ3を挾持して係止され
る。又、クリツプ5の本体7と抱持片8とにより
モールデイング9の下端部を支持している。尚、
10はモールデイング9に固設されたストリツプ
材、11はストリツプ材が圧接されるガラス、1
2はモールデイング9に設けられ、ドアパネル1
の上面棚2に接する緩衝材である。
しかしながら、このような従来のアウトサイド
モールデイング9のクリツプ5にあつては、ドア
パネル1のフランジ3への取付スパンa及びbが
夫々小さいこと及びパネル1の上面棚2にクリツ
プ5の挿入用の貫通孔4が設けられている構造と
なつていたため、クリツプ5の取付剛性が抵く、
モールデイング9がグラグラしてしまう。又、塗
装ののり難いパネル1のエツジ部13が上面棚2
に設けられているため、錆汁が車体外方へ出てき
て、外観を損うという問題点があつた。
モールデイング9のクリツプ5にあつては、ドア
パネル1のフランジ3への取付スパンa及びbが
夫々小さいこと及びパネル1の上面棚2にクリツ
プ5の挿入用の貫通孔4が設けられている構造と
なつていたため、クリツプ5の取付剛性が抵く、
モールデイング9がグラグラしてしまう。又、塗
装ののり難いパネル1のエツジ部13が上面棚2
に設けられているため、錆汁が車体外方へ出てき
て、外観を損うという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、クリツプの取付スパンを増す
こと、及びパネルフランジにクリツプ挿入用の孔
部を設けることにより上記問題点を解決すること
を目的としている。
てなされたもので、クリツプの取付スパンを増す
こと、及びパネルフランジにクリツプ挿入用の孔
部を設けることにより上記問題点を解決すること
を目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
2図は、この考案の一実施例を示す図である。ま
ず構成を説明すると、ドアパネル20のクリツプ
取付用フランジ21には、クリツプ22の第一の
爪23および第二の爪28の挿入用の孔部24,
25が上下2ヶ設けられている。下の孔部25は
フランジ21を切り起して形成される。爪23は
クリツプ22を切り起して形成する。クリツプ2
2はモールデイング26のA方向からの荷重に対
して倒れるのを防止するモールデイング支持持部
27を上部に設け、下の孔部への取付用爪28を
前記爪23を跨ぐように下に設けている。この第
二の爪28は、フランジ21の裏面に弾接して、
クリツプ22に加わる力に抗して突つ張るもので
ある。従つてモールデイング26はクリツプ取付
用フランジ21と、クリツプ22の上端部に形成
したモールデイング支持部27とにより挾まれた
状態で固設される。
2図は、この考案の一実施例を示す図である。ま
ず構成を説明すると、ドアパネル20のクリツプ
取付用フランジ21には、クリツプ22の第一の
爪23および第二の爪28の挿入用の孔部24,
25が上下2ヶ設けられている。下の孔部25は
フランジ21を切り起して形成される。爪23は
クリツプ22を切り起して形成する。クリツプ2
2はモールデイング26のA方向からの荷重に対
して倒れるのを防止するモールデイング支持持部
27を上部に設け、下の孔部への取付用爪28を
前記爪23を跨ぐように下に設けている。この第
二の爪28は、フランジ21の裏面に弾接して、
クリツプ22に加わる力に抗して突つ張るもので
ある。従つてモールデイング26はクリツプ取付
用フランジ21と、クリツプ22の上端部に形成
したモールデイング支持部27とにより挾まれた
状態で固設される。
次に作用説明する。クリツプ22は下側の爪2
8をフランジ21の下の孔部25に、又、上側の
穴24に、上側の爪23を夫々挿入してあるので
クリツプ22の取付スパンc,dを大きくとるこ
とが可能となる。
8をフランジ21の下の孔部25に、又、上側の
穴24に、上側の爪23を夫々挿入してあるので
クリツプ22の取付スパンc,dを大きくとるこ
とが可能となる。
又、モールデイング26のモールデイング支持
部27をクリツプ22に有しているので、モール
デイング26の取付け剛性が向上し、グラつきを
抑えることが出来る。すなわち、モールデイング
支持部27には、クリツプ22下端の第二の爪2
8の突張力が加わり、またクリツプ22は第一の
爪23によつてしつかりと支持されるから、モー
ルデイング26は上面棚2に確実に支持固定され
る。このとき、モールデイング26の緩衝材12
にはモールデイング支持部27からの支持力が伝
えられるから、該緩衝材12と上面棚2はしつか
りと密着し、雨水等がモールデイング26内に浸
入することを防止する。
部27をクリツプ22に有しているので、モール
デイング26の取付け剛性が向上し、グラつきを
抑えることが出来る。すなわち、モールデイング
支持部27には、クリツプ22下端の第二の爪2
8の突張力が加わり、またクリツプ22は第一の
爪23によつてしつかりと支持されるから、モー
ルデイング26は上面棚2に確実に支持固定され
る。このとき、モールデイング26の緩衝材12
にはモールデイング支持部27からの支持力が伝
えられるから、該緩衝材12と上面棚2はしつか
りと密着し、雨水等がモールデイング26内に浸
入することを防止する。
第3図には、他の実施例を示す。
この実施例は、クリツプ33の下側の孔部をフ
ランジ21の下端部の折返した部分31に設け
て、下側の爪部28の取付け剛性を増すととも
に、クリツプ33の挿入時に下へ押し込み過ぎな
い様ガイド爪32を設定したものである。その他
は、前記実施例と同一である。
ランジ21の下端部の折返した部分31に設け
て、下側の爪部28の取付け剛性を増すととも
に、クリツプ33の挿入時に下へ押し込み過ぎな
い様ガイド爪32を設定したものである。その他
は、前記実施例と同一である。
又第4図は、更に他の実施例でフランジ部21
の同一平面上に上下2ケの孔部24,41を設
け、クリツプ22の下側の爪部43を下側の孔部
41に挿入係止しても同様の効果を有することを
示したものである。
の同一平面上に上下2ケの孔部24,41を設
け、クリツプ22の下側の爪部43を下側の孔部
41に挿入係止しても同様の効果を有することを
示したものである。
以上説明してきたように、この考案によれば、
クリツプの取付スパンが大きいので、クリツプお
よびモールデイングの倒れが防止できる。
クリツプの取付スパンが大きいので、クリツプお
よびモールデイングの倒れが防止できる。
又、サイドパネルに設けられたクリツプ挿入用
の孔部がフランジであるため、錆が発生しても、
その錆汁は外部に流れず、外観を損うことがない
という効果が得られる。またモールデイング支持
部によつて緩衝材に伝えられる力によつてモール
デイングはサイドウエスト部の上面棚上に密着状
態で支持固定されるから、モールデイング内に雨
水等が浸入することがなく、錆の発生を防止する
ことができる。
の孔部がフランジであるため、錆が発生しても、
その錆汁は外部に流れず、外観を損うことがない
という効果が得られる。またモールデイング支持
部によつて緩衝材に伝えられる力によつてモール
デイングはサイドウエスト部の上面棚上に密着状
態で支持固定されるから、モールデイング内に雨
水等が浸入することがなく、錆の発生を防止する
ことができる。
第1図は従来のサイドパネルのウエスト部の断
面説明図、第2図乃至第4図は本考案の夫々三つ
の実施例に係る第1図相当部断面説明図である。 1,20……サイドパネル、2……サイドウエ
スト部の上面棚、3,21……フランジ、4,2
4,25,41……クリツプ挿入用孔部、5,2
2,33……クリツプ、6,23,28……爪、
9,26……モールデイング、27……モールデ
イング支持部。
面説明図、第2図乃至第4図は本考案の夫々三つ
の実施例に係る第1図相当部断面説明図である。 1,20……サイドパネル、2……サイドウエ
スト部の上面棚、3,21……フランジ、4,2
4,25,41……クリツプ挿入用孔部、5,2
2,33……クリツプ、6,23,28……爪、
9,26……モールデイング、27……モールデ
イング支持部。
Claims (1)
- サイドパネルのウエスト部上端に設けられるモ
ールデイングをフランジ上端部に係止したクリツ
プによつて支持固定する自動車のサイドウエスト
部構造において、前記フランジには上下に離間し
てクリツプ係止用の孔部を形成する一方、前記ク
リツプの下端部を湾曲して第一の爪とし、該第一
の爪を前記フランジの下方の孔部に挿入してフラ
ンジ裏面と弾接させるとともに該第一の爪の上方
にはクリツプの一部を切り起こして第二の爪を形
成し、該第二の爪をフランジの上方を孔部に挿入
してフランジを挟持させ、かつ、該第二の爪の上
方にフランジ上端より上方に突出できるモールデ
イング支持部を形成し、該モールデイング支持部
に生ずるべき支持力をウエスト部の上面棚上に配
置したモールデイングに伝達しつつモールデイン
グ支持部とフランジとでモールデイングを挟持し
て固定することを特徴とする自動車のサイドウエ
スト部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979150972U JPS6111048Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979150972U JPS6111048Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670316U JPS5670316U (ja) | 1981-06-10 |
JPS6111048Y2 true JPS6111048Y2 (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=29381961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979150972U Expired JPS6111048Y2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111048Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006009523A1 (de) * | 2006-02-28 | 2007-08-30 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Kraftfahrzeugtür |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP1979150972U patent/JPS6111048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670316U (ja) | 1981-06-10 |
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