JPS6236965Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236965Y2 JPS6236965Y2 JP1982112145U JP11214582U JPS6236965Y2 JP S6236965 Y2 JPS6236965 Y2 JP S6236965Y2 JP 1982112145 U JP1982112145 U JP 1982112145U JP 11214582 U JP11214582 U JP 11214582U JP S6236965 Y2 JPS6236965 Y2 JP S6236965Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- bumper
- fitting hole
- reinforcement
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 18
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 8
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輛用バンパーを車体側リーンホー
スに固定するクリツプの構造に係り、特に樹脂製
バンパーを板金製のリーンホースに固定するクリ
ツプの構造に関するものである。
スに固定するクリツプの構造に係り、特に樹脂製
バンパーを板金製のリーンホースに固定するクリ
ツプの構造に関するものである。
従来、車輛用バンパーの取付部は、第１図に示
すように、樹脂製バンパー１の内側に形成された
断面コ字形の取付部１ａを車体側のリーンホース
２に嵌合させ、第２図に示すように、バネ鋼によ
り爪３ａを左右上下面に切り起し状に形成したＵ
字形クリツプ３により固定している。クリツプ３
の爪３ａは切り起し等により先端を尖らせた形状
で引き抜く方向には喰い込むようになつているた
め、リーンホース２にバンパー１の取付部１ａを
嵌合させてクリツプ３を固定すると、クリツプ３
の爪３ａがバンパー１とリーンホース２の面にそ
れぞれ喰いついて強固に固定されるものである。
しかしながら、かかる構造からなるクリツプ３に
より固定した場合には、バンパー１とリーンホー
ス２との熱による収縮率が異なるために、膨張し
た樹脂製バンパー１の逃げ場がなくなり、バンパ
ー１に歪みが生じる等、外観が悪くなるという欠
点があつた。
すように、樹脂製バンパー１の内側に形成された
断面コ字形の取付部１ａを車体側のリーンホース
２に嵌合させ、第２図に示すように、バネ鋼によ
り爪３ａを左右上下面に切り起し状に形成したＵ
字形クリツプ３により固定している。クリツプ３
の爪３ａは切り起し等により先端を尖らせた形状
で引き抜く方向には喰い込むようになつているた
め、リーンホース２にバンパー１の取付部１ａを
嵌合させてクリツプ３を固定すると、クリツプ３
の爪３ａがバンパー１とリーンホース２の面にそ
れぞれ喰いついて強固に固定されるものである。
しかしながら、かかる構造からなるクリツプ３に
より固定した場合には、バンパー１とリーンホー
ス２との熱による収縮率が異なるために、膨張し
た樹脂製バンパー１の逃げ場がなくなり、バンパ
ー１に歪みが生じる等、外観が悪くなるという欠
点があつた。
本考案は、かかる従来の欠点を解消するため、
樹脂製バンパーと板金製リーンホースとの取付部
において熱によ収縮率の差から生ずる歪みを吸収
するため、バンパーとリーンホースを固定するク
リツプの片側にのみ爪を突設し、他側を自由に移
動できるように構成したクリツプの構造を提供せ
んとするものであつて、その要旨ところは、樹脂
部品の縁部と板金部品の縁部とを重ね合わせて固
定するクリツプの構造において、バネ鋼によりＵ
字形に成形されたクリツプの一方の面の左右に内
側に突出し前記樹脂部品に対して抜け止めとなる
切り起し状の爪を形成するとともに、他方の面の
中央部に内側へ突き出した凸部又は嵌合穴を形成
する一方、前記板金部品の縁部に前記クリツプの
凸部に係合し該凸部より前記縁部の長手方向に長
い嵌合穴又は前記クリツプの嵌合穴に係合し該嵌
合穴より前記縁部の長手方向に短かい凸部を形成
したことを特徴とする。
樹脂製バンパーと板金製リーンホースとの取付部
において熱によ収縮率の差から生ずる歪みを吸収
するため、バンパーとリーンホースを固定するク
リツプの片側にのみ爪を突設し、他側を自由に移
動できるように構成したクリツプの構造を提供せ
んとするものであつて、その要旨ところは、樹脂
部品の縁部と板金部品の縁部とを重ね合わせて固
定するクリツプの構造において、バネ鋼によりＵ
字形に成形されたクリツプの一方の面の左右に内
側に突出し前記樹脂部品に対して抜け止めとなる
切り起し状の爪を形成するとともに、他方の面の
中央部に内側へ突き出した凸部又は嵌合穴を形成
する一方、前記板金部品の縁部に前記クリツプの
凸部に係合し該凸部より前記縁部の長手方向に長
い嵌合穴又は前記クリツプの嵌合穴に係合し該嵌
合穴より前記縁部の長手方向に短かい凸部を形成
したことを特徴とする。
以下、本考案に係るクリツプの構造を第３図な
いし第７図に示した実施例に基づいて具体的に説
明する。
いし第７図に示した実施例に基づいて具体的に説
明する。
第３図は本考案に係るクリツプ１３の斜視図で
あり、バネ鋼によりＵ字形に成形され、片方の面
の左右に切り起し状の爪１３ａが形成されるとと
もに、他方の面の中央部には内側に突き出した凸
部１３ｂが形成されている。
あり、バネ鋼によりＵ字形に成形され、片方の面
の左右に切り起し状の爪１３ａが形成されるとと
もに、他方の面の中央部には内側に突き出した凸
部１３ｂが形成されている。
一方、車体側のリーンホース１２には、第４図
に示すように、クリツプ１３の凸部１３ｂが嵌め
こまれる位置に凸部１３ｂより横幅が長い嵌合穴
１２ａが車幅方向に穿設されている。
に示すように、クリツプ１３の凸部１３ｂが嵌め
こまれる位置に凸部１３ｂより横幅が長い嵌合穴
１２ａが車幅方向に穿設されている。
このように成形されたクリツプ１３を使用して
リーンホース１２に樹脂製バンパー１１を取付け
る場合には、第５図ないし第６図に示すように、
樹脂製バンパー１１の断面コ字形の取付部１１ａ
をリーンホース１２に嵌合させ、クリツプ１３の
爪１３ａを樹脂側に喰い込ませるとともに凸部１
３ｂをリーンホース１２の嵌合穴１２ａに嵌合さ
せて取付けられる。従つて、熱による膨張等で収
縮率に差が生じても樹脂製バンパー１１が車幅方
向に自由に移動できるので、樹脂製バンパー１１
の歪みが吸収され、変形したりすることはない。
リーンホース１２に樹脂製バンパー１１を取付け
る場合には、第５図ないし第６図に示すように、
樹脂製バンパー１１の断面コ字形の取付部１１ａ
をリーンホース１２に嵌合させ、クリツプ１３の
爪１３ａを樹脂側に喰い込ませるとともに凸部１
３ｂをリーンホース１２の嵌合穴１２ａに嵌合さ
せて取付けられる。従つて、熱による膨張等で収
縮率に差が生じても樹脂製バンパー１１が車幅方
向に自由に移動できるので、樹脂製バンパー１１
の歪みが吸収され、変形したりすることはない。
第７図は本考案の他の実施例を示すクリツプ１
３とリーンホース１２の要部を示す断面図であ
り、クリツプ１３の一方の面の左右には切り起し
状の爪１３ａが形成されるとともに、他方の面の
中央部には嵌合穴１３ｃが穿設されている。ま
た、車体側のリーンホース１２にはクリツプ１３
の嵌合穴１３ｃに係合する凸部１２ａが内側に突
き出して形成されている。なお、クリツプ１３の
嵌合穴１３ｃは、リーンホース１２の凸部１２ａ
よりも車幅方向に長く形成されている。
３とリーンホース１２の要部を示す断面図であ
り、クリツプ１３の一方の面の左右には切り起し
状の爪１３ａが形成されるとともに、他方の面の
中央部には嵌合穴１３ｃが穿設されている。ま
た、車体側のリーンホース１２にはクリツプ１３
の嵌合穴１３ｃに係合する凸部１２ａが内側に突
き出して形成されている。なお、クリツプ１３の
嵌合穴１３ｃは、リーンホース１２の凸部１２ａ
よりも車幅方向に長く形成されている。
以上、図面に示した実施例にもとずいて詳細に
説明したように、本考案に係るクリツプの構造に
よれば、車体側リーンホースに樹脂製バンパーを
嵌め込んでクリツプで固定した場合、熱による収
縮率が異なつても樹脂側の歪みを吸収することが
でき、バンパーが変形したりすることがない。
説明したように、本考案に係るクリツプの構造に
よれば、車体側リーンホースに樹脂製バンパーを
嵌め込んでクリツプで固定した場合、熱による収
縮率が異なつても樹脂側の歪みを吸収することが
でき、バンパーが変形したりすることがない。
第１図は従来の車輛用バンパーの取付部を示す
要部断面図、第２図は従来のクリツプを示す斜視
図、第３図は本考案に係るクリツプを示す斜視
図、第４図は本考案に係る車体側リーンホースの
斜視図、第５図は本考案に係る車輛用バンパーの
取付部を示す要部断面図、第６図は第５図の取付
部を示す斜視図、第７図は本考案に係るクリツプ
とリーンホースの他の実施例の要部を示す断面図
である。 図面中、１１はバンパー、１１ａは取付部、１
２はリーンホース、１２ａは嵌合穴、１３はクリ
ツプ、１３ａは爪、１３ｂは凸部、１３ｃは嵌合
穴である。
要部断面図、第２図は従来のクリツプを示す斜視
図、第３図は本考案に係るクリツプを示す斜視
図、第４図は本考案に係る車体側リーンホースの
斜視図、第５図は本考案に係る車輛用バンパーの
取付部を示す要部断面図、第６図は第５図の取付
部を示す斜視図、第７図は本考案に係るクリツプ
とリーンホースの他の実施例の要部を示す断面図
である。 図面中、１１はバンパー、１１ａは取付部、１
２はリーンホース、１２ａは嵌合穴、１３はクリ
ツプ、１３ａは爪、１３ｂは凸部、１３ｃは嵌合
穴である。
Claims (1)
- 樹脂部品の縁部と板金部品の縁部とを重ね合わ
せて固定するクリツプの構造において、バネ鋼に
よりＵ字形に成形されたクリツプの一方の面の左
右に内側に突出し前記樹脂部品に対して抜け止め
となる切り起し状の爪を形成するとともに、他方
の面の中央部に内側へ突き出した凸部又は嵌合穴
を形成する一方、前記板金部品の縁部に前記クリ
ツプの凸部に係合し該凸部より前記縁部の長手方
向に長い嵌合穴又は前記クリツプの嵌合穴に係合
し該嵌合穴より前記縁部の長手方向に短かい凸部
を形成したことを特徴とするクリツプの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214582U JPS5917306U (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | クリツプの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11214582U JPS5917306U (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | クリツプの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5917306U JPS5917306U (ja) | 1984-02-02 |
| JPS6236965Y2 true JPS6236965Y2 (ja) | 1987-09-21 |
Family
ID=30260090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11214582U Granted JPS5917306U (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | クリツプの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917306U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4320493B2 (ja) * | 1999-12-16 | 2009-08-26 | 株式会社ニフコ | クリップ |
| KR100688014B1 (ko) * | 2005-06-23 | 2007-02-27 | 린나이코리아 주식회사 | 가스레인지의 판넬 결합구조 |
| KR101257114B1 (ko) * | 2006-11-29 | 2013-04-22 | 주식회사다스 | 자동차의 시트트랙용 로크장치 |
| JP5412206B2 (ja) * | 2009-08-04 | 2014-02-12 | 有限会社ランドパイン | 洗濯ばさみ |
| JP5270625B2 (ja) * | 2010-08-27 | 2013-08-21 | 日清食品株式会社 | 部品固定用クリップの取り付け・取り外し構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582885Y2 (ja) * | 1980-01-22 | 1983-01-19 | 日本ワイパブレ−ド株式会社 | ワイパ−装置用バヨネットクリップ |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP11214582U patent/JPS5917306U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5917306U (ja) | 1984-02-02 |
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