JP2979079B2 - 自動車用内装材の取付構造 - Google Patents

自動車用内装材の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車内に装着される各種内装材を、車体側
パネルもしくはピラー等に支持するための取付構造に関
するものである。
従来の技術 このような内装材の取付構造に関し、例えば実公昭60
−9107号公報には第7図,第8図に示した構成が開示さ
れている。即ち、短冊状の板材を折曲して断面略U字状
を呈するように成形されたクリップ本体1の相対向する
ステム2,2の頂部には、該ステム2,2から相互に離反する
方向に延びるフランジ3,3が形成されており、且つ上記
ステム2,2には、該ステム2,2を構成する板材を部分的に
切り起こして形成した二つのばね4,4が設けられてい
る。このばね4,4の上下方向略中央部分には、上記U字
状ステム2,2から外方略水平方向に突出する突出部4a,4a
が形成されており、この突出部4a,4aの上方位置にはU
字状ステム2,2の内方へくぼむ係合部4b,4bが形成されて
いる。
更に両ステム2,2の頂部近傍には、上記U字状ステム
2,2内部の斜め下方に向けて突出する4個の爪体5,5,5,5
が突設されている。
7はガーニッシュ等内装材であって、この内装材7の
座面7b上の所定部位にボス7aが突設されている。
8は上記内装材7が取り付けられる車体側パネルであ
って、この車体側パネル8の所定部位には上記クリップ
本体1を挿入するための孔部9が開口されている。
かかる構成によれば、内装材7を車体側パネル8の孔
部9に取り付ける際に、この内装材7に突設されたボス
7aをクリップ本体1のステム2,2の間に挿入し、且つこ
の状態でクリップ本体1を車体側パネル8の孔部9内に
押し込むことにより、該クリップ本体1のばね4,4に形
成された突出部4a,4aが弾力的にたわんで、第8図に示
したようにクリップ本体1とボス7aとが同時に車体側パ
ネル8の孔部9内に挿通支持される。この時、上記孔部
9の端縁部は、ばね4,4の上方に形成された係合部4b,4b
に係合された状態となっている。
従って第8図に示した状態下では、クリップ本体1の
U字状部分に挿入されたボス7aが、両ステム2,2の頂部
近傍からU字状内部の斜め下方に向けて突出する4個の
爪体5,5,5,5によって引き抜きが防止された状態に支持
されている。
尚、前記ガーニッシュ等の内装材7を車体側パネル8
から取り外す際には、該内装材7とともにクリップ本体
2を孔部9から上方へ引っ張ると、ばね4の突出部4a,4
aが再度弾力的に内方にたわみ、ボス7aとクリップ本体
1とが一体的に引き抜かれるので、必要に応じて例えば
内装材7を他の内装材に交換して、再び車体側パネル8
に取り付ける等の使用態様を採ることが可能である。
第9図は上記内装材7の取付構造の他の従来例を示す
ものであって、本例では前記第8図の構成に加えて、ボ
ス7aを囲繞する位置に相当する内装材7の座面7bから車
体側パネル8方向にボックス状の支持板10を突設して、
該支持板10の先端部10aを車体側パネル8の一面に当接
させた構成となっている。この例によれば、支持板10の
押圧力が車体側パネル8からクリップ本体1の突出部4
a,4aに伝えられて、ばね4,4のボス7aに対する締付力を
強め、該ボス7aの保持力が高められるという特徴を有し
ている。
第10図は更に他の従来例を示すものであって、本例で
は前記第8図の構成に加えて、ボス7aの左右両側に一対
の突起11,11を設けて、この突起11,11の内側にボス7a側
へ突出する複数本のリブ11a,11aを設けた構成にしてあ
る。この例では、組付に際してクリップ本体1を内装材
7の座面7aに対して横方向からスライドさせながら挿入
するものであり、組付時における車体側パネル8の角度
のばらつきに対するクリップ1の姿勢の変化が前記リブ
11a,11aによって修正されるという特徴を有している。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の自動車用内装材の取付
構造,特に第7図,第8図に示した例にあっては、クリ
ップ本体1の両ステム2,2の頂部近傍からU字状内部の
斜め下方に向けて突出する4個の爪体5,5,5,5の噛み込
み力によって、該ステム2,2内に挿入されたボス7aの抜
けを防止しているので、例えばボス7aが合成樹脂材料で
成る場合には、ボス7aの表面部分が爪体5,5,5,5によっ
て削れてしまうことがあり、内装材7に対するクリップ
本体1自体の保持力が低下してしまうという課題があっ
た。
更に第9図に示した構成例では、内装材7の座面7bか
ら車体側パネル8方向に突設された支持板10の先端部10
aを車体側パネル8に当接させるようにしているので、
クリップ本体1の装着時における組付荷重が大きくな
り、組付性が低下してしまうという難点を有している。
又、第10図に示した例の場合、組付時にクリップ本体
1を内装材7の座面7aに対して横方向からスライドさせ
ながら挿入しなければならないので、組付操作が煩瑣で
あるとともに装置の自動化が困難であるという問題点を
有している。
そこで本発明はこのような従来の自動車用内装材の取
付構造が有している課題を解消して、ボスの表面部分が
爪体によって削れてしまうことがなく、且つ該ボスに対
するクリップ本体の保持力が向上するとともに、組付操
作が簡易な内装材の取付構造を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するための本発明は、内装材の座面の
所定部位に突設されたボスが挿入支持されるクリップ本
体を用いて、このクリップ本体を車体側パネルの孔部内
に挿通することにより、前記内装材を車体側パネルに装
着するようにした自動車用内装材の取付構造において、
前記ボスは、内装材近傍の少なくとも一方の面に該面か
ら所定の突出長を持つ突起部が設けられているととも
に、該突起部が設けられた面に、頂面までの突出長が前
記突起部の突出長よりも大きな一対のリブを、前記突起
部を挟むようにして前記ボスの長手方向に沿って形成し
て成り、前記クリップ本体は、短冊状の板材が所定角度
のテーパ部を形成しながら折曲され、該テーパ部から相
対向して延長し、前記ボスの挿入時にリブの頂面が摺接
する平面部と、前記内装材の座面に当接する座部と、前
記平面部に位置する板材を部分的に切り起こして形成さ
れ、且つこの平面部の略中央部分から外方に突出する突
出部及び該突出部の上方位置にあって内側へくぼむ係合
部とを有する一対のばねを備えたステムによって構成さ
れ、該ステムの前記座部近傍から、ステム内の斜め下方
に向けて突出して、前記ボス側に設けられた突起部に係
止される爪体とを具備して成ることを特徴とする。
前記リブとステムとの間に、内装材のボスをステムに
挿入する際の荷重が左右何れか一方にずれた際にステム
自体のたわみ変形によって前記のずれを吸収するための
適宜な間隙が形成されてもよい。
前記ばねの突出部は、ステムを構成する板材の曲折部
近傍に形成されたテーパ部の延長ラインと一致する形状
としてもよい。
作用 かかる構成によれば、内装材に突設されたボスをクリ
ップ本体の平面部の間に挿入する際に、該平面部とボス
側のリブとが摺接し、且つボスがクリップ本体の座部近
傍に突出する一対の爪体に対して摺動しながら該爪体を
ガイドとしてボスの挿入が進行する。
ボスの挿入が完了した際には、クリップ本体の座部が
内装材の座面に当接し、且つステム側の爪体の先端部が
ボスに設けられた突起部の上面に当接した状態となり、
この爪体によってボスの抜けが防止される状態に支持さ
れる。
この状態でクリップ本体を車体側パネルの孔部内に挿
入すると、該クリップ本体の平面部に形成されたばねが
弾力的にたわんで、クリップ本体とボスとが同時に車体
側パネルの孔部内に挿通支持され、上記孔部の端縁部が
ばねに形成された係合部に係合される。
又、上記リブとステムの平面部との間には適宜な間隙
を形成したことにより、ボスを平面部内に挿入する際の
荷重が左右何れか一方にずれた場合にあっても、ステム
自体のたわみ変形によって上記のずれを吸収することが
できるという作用が得られる。
実施例 以下図面中の第1図〜第6図により、本発明にかかる
自動車用内装材の取付構造の一実施例を詳述する。
第1図乃至第3図は本発明で使用するクリップ本体21
の構造例を示している。即ち、このクリップ本体21は樹
脂材等で成る短冊状の板材がステム21cとして用いられ
ており、この板材が曲折部21aでテーパ部21b,21bを形成
しながら折曲されており、更にこのテーパ部21b,21bか
ら平面部D,Dが相対向して延長しているとともに、この
平面部D,Dの頂部には相互に離反する方向に延びる座部2
3,23が形成されている。
上記ステム21cの平面部D,Dの略中間部には、該平面部
D,Dを構成する板材を部分的に切り起こして形成した一
対のばね24,24が設けられている。このばね24,24の上下
方向略中央部分には、上記相対向する平面部D,Dから外
方略水平方向に突出する突出部24a,24aが形成されてお
り、この突出部24a,24aの上方位置には平面部D,Dの内側
へくぼむ係合部24b,24bが形成されている。
第2図に示したように、上記の突起部24a,24aは、前
記曲折部21a近傍に形成されたテーパ部21b,21bの延長ラ
インと一致する形状として形成されている。
更にクリップ本体21の前記座部23,23近傍から、両平
面部D,D内の斜め下方に向けて突出する一対の爪体26,26
が、クリップ本体21と適度な角度θを保って突設されて
いる。
一方、第4図,第5図はガーニッシュ等の内装材7の
形状を示しており、この内装材7の座面7bの所定部位に
は、予め従来例と同様にボス7aが突設されているととも
に、該ボス7aの上側部適宜位置には、前記クリップ本体
21側の座部23近傍から突出する爪体26,26が係止可能な
突起部7cが設けられている。更にボス7aには第5図に示
した如く、上記突起部7cを挟む位置で且つ該ボス7aの長
手方向に沿って一対のリブ27,27が設けられている。こ
のリブ27,27は第4図における突起部7cの図示上の水平
方向の突出長よりも大きな突出長を持つように設定され
ている。
第6図は上記したクリップ本体21を用いて、内装材7
を車体側パネル8の所定部位に開口された孔部9内に取
り付けた構造を示す。
取付に際して、先ず内装材7に突設されたボス7aをク
リップ本体21の平面部D,Dの間に挿入する。この時、該
平面部Dとボス7a側のリブ27,27とが摺接し、且つボス7
aがクリップ本体21の座部23近傍から斜め下方に突出す
る一対の爪体26,26に対して摺動しながら挿入が進行す
る。即ち爪体26,26はボス7aの挿入をガイドする機能を
持つ。
更にボス7aの挿入が進行すると、クリップ本体21の座
部23,23が内装材7の座面7bに当接し、且つ第6図の破
線に示したように前記一対の爪体26,26の先端部がボス7
aに設けられた突起部7cの上面に当接した状態となり、
クリップ本体21に対するボス7aの挿入が完了する。従っ
て上記の爪体26,26によってボス7aの抜けが防止され
る。
次にこの状態でクリップ本体21を車体側パネル8の孔
部9内に挿入する。この時、クリップ本体21の下端部に
形成された曲折部21a及び該曲折部21aの両側に形成され
たテープ部21b,21bとが、クリップ本体21の挿入時のガ
イドとした働くので、クリップ本体21がスムーズに孔部
8内に挿入される。
更にクリップ本体21の挿入が進行すると、該クリップ
本体21のばね24,24が弾力的にたわんで、該ばね24,24の
突出部24a,24aが孔部9を乗り越え、クリップ本体21と
ボス7aとが同時に車体側パネル8の孔部9内に挿通支持
される。この時、上記孔部9の端縁部がばね24,24の上
方に形成された係合部24b,24bに係合された状態に支持
されている。
更に本発明にあっては、組付完了時にリブ27,27とス
テム21cの平面部D,Dとの間には適宜な間隙Lが形成され
ている。
このようにしてクリップ本体21を用いて内装材7を車
体側パネル8に対して固定することができる。
かかる本発明の構成によれば、例えば第6図に示した
状態下で内装材7にA方向の外力が加えられた場合を想
定する。するとこの外力Aによってボス7aの突起部7cに
当接している爪体26には図示上の時計方向の回転モーメ
ントSが作用するとともにこの回転モーメントSによっ
て平面部Dには図示上の水平方向の外力Tが加えられ
る。しかしながらこのような水平方向の外力Tは、平面
部D,Dが当接する車体側パネル8の孔部9によって受け
止められるので、該平面部D,Dの横方向への広がりが防
止され、従ってクリップ本体21からボス7aが抜けること
が防止される。
更にリブ27,27とステム21cの平面部D,Dとの間には適
宜な間隙Lが形成されているので、仮にボス7aを平面部
D,D内に挿入する際の荷重が左右何れか一方にずれた場
合にあってもステム21c自体のたわみ変形によって上記
のずれを吸収することができるので、ボス7aが破損する
等の懸念がない。
又、クリップ本体21を内装材7とともに孔部9内に挿
入する際には、前記左右一対のステム21cによってクリ
ップ本体21の孔部9に対するセンタリング作用が発生す
るので、当然ボス7aのセンタリングも行われて、内装材
7の取付後の外観が向上する外、ボス7aの挿脱時におけ
る該ボス7aの破損が生じないという利点を有している。
他方において、前記ガーニッシュ等の内装材7を車体
側パネル8から取り外す際には、該内装材7とともにク
リップ本体21を孔部9から上方に引っ張ると、ばね24の
突出部24a,24aが再度弾力的に内方にたわみ、ボス7aと
スリップ本体21とを一体的に引く抜くことができる。そ
のため必要に応じて例えば内装材7を他の内装材に交換
して、再び車体側パネル8に取り付けることができる。
発明の効果 以上詳細に説明した自動車用内装材の取付構造によれ
ば、以下に記す作用効果がもたらされる。
即ち、内装材に突設されたボスをクリップ本体の平面
部の間に挿入する際に、該平面部とボス側のリブとが摺
接するとともに、ボスがクリップ本体の座部近傍に突出
する一対の爪体に対して摺動しながら該爪体をガイドと
して挿入が行われるので、組付荷重が減少してボスの挿
入がスムーズに進行するとともに、クリップ本体を構成
するステムによって該クリップ本体の孔部に対するセン
タリング作用が発生するので、ボス自体のセンタリング
作用が生じて、内装材の取付後の外観が向上し、且つボ
スの挿脱時における該ボスの破損が生じないという効果
がある。
又、ボスの挿入が完了した際には、ステム側の爪体の
先端部がボスに設けられた突起部の上面に当接した状態
となっているので、この爪体によってボスの抜けを防止
することができる上、爪体によるボスへの噛み込み現象
が生じないので、ボスが合成樹脂材料で成る場合にあっ
ても該ボスの表面部分が爪体によって削れることがなく
なり、内装材に対するクリップ本体の保持力をわり一層
高めることが可能となる。
この状態でクリップ本体を車体側パネルの孔部内に挿
入する際には、このクリップ本体の曲折部に連続して形
成されたテーパ部の作用に基づいて、該クリップ本体の
孔部に対する挿入操作が容易となり、該クリップ本体の
平面部に形成されたばねの弾力的なたわみによってクリ
ップ本体とボスとが同時に車体側パネルの孔部内に挿通
支持され、且つ上記孔部の端縁部をばねに形成された係
合部に係合支持することができる。
又、組付後における上記リブとステムの平面部との間
に適宜な間隙を形成したことにより、ボスを平面部内に
挿入する際の荷重が左右何れか一方にずれた場合にあっ
ても、ステム自体のたわみ変形によって上記のずれを吸
収することができて、内装材の取付性及び外観が向上す
るという特有の効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いたクリップ本体の形状例を示す外
観図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図
は第1図のIII方向からの矢視図、第4図は内装材の形
状例を示す側面図、第5図は第4図の部分的斜視図、第
6図は上記内装材の組付状態を示す要部断面図、第7図
は従来の内装材の取付構造例を示す要部斜視図、第8図
は同要部断面図、第9図及び第10図は他の従来例を示す
要部断面図である。 7……内装材、7a……ボス、7b……座面、 7c……突起部、21……クリップ本体、 21a……曲折部、21b……テーパ部、 21c……ステム、23……座部、24……ばね、 24a……突出部、24b……係合部、26……爪体、 27……リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 功 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町51番地 加藤発条株式会社内 (72)発明者 ピアス・フレデリック・トーマス・ブル ース 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町51番地 加藤発条株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−77306(JP,U) 実開 平1−93149(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 19/00 B60R 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内装材の座面の所定部位に突設されたボス
    が挿入支持されるクリップ本体を用いて、このクリップ
    本体を車体側パネルの孔部内に挿通することにより、前
    記内装材を車体側パネルに装着するようにした自動車用
    内装材の取付構造において、 前記ボスは、内装材近傍の少なくとも一方の面に該面か
    ら所定の突出長を持つ突起部が設けられているととも
    に、該突起部が設けられた面に、頂面までの突出長が前
    記突起部の突出長よりも大きな一対のリブを、前記突起
    部を挟むようにして前記ボスの長手方向に沿って形成し
    て成り、 前記クリップ本体は、短冊状の板材が所定角度のテーパ
    部を形成しながら折曲され、該テーパ部から相対向して
    延長し、前記ボスの挿入時にリブの頂面が摺接する平面
    部と、前記内装材の座面に当接する座部と、前記平面部
    に位置する板材を部分的に切り起こして形成され、且つ
    この平面部の略中央部分から外方に突出する突出部及び
    該突出部の上方位置にあって内側へくぼむ係合部とを有
    する一対のばねを備えたステムによって構成され、該ス
    テムの前記座部近傍から、ステム内の斜め下方に向けて
    突出して、前記ボス側に設けられた突起部に係止される
    爪体とを具備して成ることを特徴とする自動車用内装材
    の取付構造。
  2. 【請求項2】前記リブとステムとの間に、内装材のボス
    をステムに挿入する際の荷重が左右何れか一方にずれた
    際にステム自体のたわみ変形によって前記のずれを吸収
    するための適宜な間隙が形成されて成る請求項1記載の
    自動車用内装材の取付構造。
  3. 【請求項3】前記ばねの突出部は、ステムを構成する板
    材の曲折部近傍に形成されたテーパ部の延長ラインと一
    致する形状としたことを特徴とする請求項1記載の自動
    車用内装材の取付構造。
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