JPS5831716Y2 - カ−ペツト取付装置 - Google Patents
カ−ペツト取付装置Info
- Publication number
- JPS5831716Y2 JPS5831716Y2 JP16609479U JP16609479U JPS5831716Y2 JP S5831716 Y2 JPS5831716 Y2 JP S5831716Y2 JP 16609479 U JP16609479 U JP 16609479U JP 16609479 U JP16609479 U JP 16609479U JP S5831716 Y2 JPS5831716 Y2 JP S5831716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- clip
- rail cover
- panel
- locking portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の床に敷くカーペットを止めるカーペッ
トクリップとレールカバーとを共にパネルに取付けるカ
ーペット取付装置に関する。
トクリップとレールカバーとを共にパネルに取付けるカ
ーペット取付装置に関する。
自動車の床にはカーペットが敷がれるが、従来このカー
ペットはその端部においてサイドインナパネルにクリッ
プ或いは接着剤を用いて固定していた。
ペットはその端部においてサイドインナパネルにクリッ
プ或いは接着剤を用いて固定していた。
しかしこの取付手段は見栄えが悪く、又床がらのエンジ
ンの熱によってカーペットが伸びた場合には盛上り部が
できてしまうなどの欠点もあった。
ンの熱によってカーペットが伸びた場合には盛上り部が
できてしまうなどの欠点もあった。
そこで現在では第１図に示すようなカーペットクリップ
１を用いてカーペット２の取付けを行なっていた。
１を用いてカーペット２の取付けを行なっていた。
カーペットクリップ１は板金などがら作られ、平坦部１
ａ、嵌合部１ｂ及び折り曲げ部１Ｃとを具え、このカー
ペットクリップ１の嵌合部１ｂをサイドインナパネル３
に設けた穴４に嵌込み、床５に敷かれるカーペット２の
端部に予めあけられている穴に前記折り曲げ部１Ｃを通
すと共にこの折り曲げ部１Ｃを折り返してカーペット２
を止めるのである。
ａ、嵌合部１ｂ及び折り曲げ部１Ｃとを具え、このカー
ペットクリップ１の嵌合部１ｂをサイドインナパネル３
に設けた穴４に嵌込み、床５に敷かれるカーペット２の
端部に予めあけられている穴に前記折り曲げ部１Ｃを通
すと共にこの折り曲げ部１Ｃを折り返してカーペット２
を止めるのである。
サイドインナパネル３及びカーペット２の上側にはレー
ルカバー６が被せられるが、このカーペット取付構造に
おいてレールカバー６は第２図に示すようにカーペット
２の取付個所とは異なる個所でタップスクリュ７により
サイドインナパネル３に固定されている。
ルカバー６が被せられるが、このカーペット取付構造に
おいてレールカバー６は第２図に示すようにカーペット
２の取付個所とは異なる個所でタップスクリュ７により
サイドインナパネル３に固定されている。
つまり、カーペット２の取付作業とは別にレールカバー
６の取付作業を行なわなければならず、又、タップスク
リュ７を用いることによりタップスクリュ７及び゛サイ
ドインナパネル３がさびてしまう欠点もある。
６の取付作業を行なわなければならず、又、タップスク
リュ７を用いることによりタップスクリュ７及び゛サイ
ドインナパネル３がさびてしまう欠点もある。
本考案は自動車の床に敷かれるカーペットを止める今ま
でのカーペット取付装置には上述のような欠点があった
ことに鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、カーペットを止めるカーペットクリップとレールカバ
ーとのサイドインナパネルへの取付けを同時に行ない得
るカーペット取付装置を提供することにある。
でのカーペット取付装置には上述のような欠点があった
ことに鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、カーペットを止めるカーペットクリップとレールカバ
ーとのサイドインナパネルへの取付けを同時に行ない得
るカーペット取付装置を提供することにある。
そしてこの目的を達成するための本考案に係る構成は、
平坦部とその裏側に設けた係止部と平坦部の端部に形成
した折り曲げ部とを有すカーペットクリップの前記係止
部を自動車のサイドパネルに設けた穴に差込み、自動車
の床に敷かれるカーペットの端部に前記折り曲げ部を貫
通させると共に該折り曲げ部を折り、返してカーペット
を拘束する一方、レールカバーの裏面に止具を突設する
と共に該止具を前記クリップの係止部に差し込んで係止
部をパネルに係合させてレールカバー及びカーペットク
リップをパネルに取付けるようにしたことを特徴とする
。
平坦部とその裏側に設けた係止部と平坦部の端部に形成
した折り曲げ部とを有すカーペットクリップの前記係止
部を自動車のサイドパネルに設けた穴に差込み、自動車
の床に敷かれるカーペットの端部に前記折り曲げ部を貫
通させると共に該折り曲げ部を折り、返してカーペット
を拘束する一方、レールカバーの裏面に止具を突設する
と共に該止具を前記クリップの係止部に差し込んで係止
部をパネルに係合させてレールカバー及びカーペットク
リップをパネルに取付けるようにしたことを特徴とする
。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第３図に示す実施例において、カーペットクリップ８は
平坦部８ａ、その裏面に設けられふくらみを有す係止部
としてのグロメツ）８ｂ及び平坦部８ａの端部に形成さ
れた折り曲げ部８Ｃとからなっている。
平坦部８ａ、その裏面に設けられふくらみを有す係止部
としてのグロメツ）８ｂ及び平坦部８ａの端部に形成さ
れた折り曲げ部８Ｃとからなっている。
サイドインナパネル３には穴９があけられ、この穴９に
カーペットクリップ８のグロメツ）８ｂが押し込まれる
。
カーペットクリップ８のグロメツ）８ｂが押し込まれる
。
床５に敷かれるカーペット２の端部に予めあけられてい
る穴にクリップ８の折り曲げ部８Ｃを通すと共に該折り
曲げ部８Ｃを折り返すことによりカーペット２は拘束さ
れる。
る穴にクリップ８の折り曲げ部８Ｃを通すと共に該折り
曲げ部８Ｃを折り返すことによりカーペット２は拘束さ
れる。
レールカバー６にはスクリュ挿入用の穴１０があけられ
ており、この穴１０を前記クリップ８のグロメツ）８ｂ
に合わせ、レールカバー６側よりグロメット８ｂに止具
として樹脂製のスクリュ１１をねじ込むことにより、カ
ーペットクリップ８とレールカバー６とは共にサイドイ
ンナパネル３に取付けられる。
ており、この穴１０を前記クリップ８のグロメツ）８ｂ
に合わせ、レールカバー６側よりグロメット８ｂに止具
として樹脂製のスクリュ１１をねじ込むことにより、カ
ーペットクリップ８とレールカバー６とは共にサイドイ
ンナパネル３に取付けられる。
つまり、カーペット２を保持するカーペットクリップ８
とカーペット２及び゛クリップ８を被うレールカバー６
とのサイドインナパネル３への取付けが一つの作業によ
って行なわれるので゛ある。
とカーペット２及び゛クリップ８を被うレールカバー６
とのサイドインナパネル３への取付けが一つの作業によ
って行なわれるので゛ある。
尚、グロメツ）８ｂがふくらみを持っているので、カー
ペットクリップ８がパネル３から外れることはない。
ペットクリップ８がパネル３から外れることはない。
第４図には他の実施例を示す。
この実施例におけるカーペットクリップ１２の構造を第
５図及び第７〜１０図に示す。
５図及び第７〜１０図に示す。
クリップ１２は樹脂などで作られ平坦部１２ａ、その裏
側に設けられ内向きに隆起を有す一対の中央係止部１２
ｂとその両側の外向きに隆起する二対の側係止部１２ｂ
′及び平坦部１２ａの端部に形成されたやじり状の折り
曲げ部１２Ｃとからなっている。
側に設けられ内向きに隆起を有す一対の中央係止部１２
ｂとその両側の外向きに隆起する二対の側係止部１２ｂ
′及び平坦部１２ａの端部に形成されたやじり状の折り
曲げ部１２Ｃとからなっている。
サイドインナパネル３には第１１図に示す如く矩形の穴
１３があけられ、ここに前記クリップの中央係止部１２
ｂ及び側係止部１２ｂ′が嵌め込まれる。
１３があけられ、ここに前記クリップの中央係止部１２
ｂ及び側係止部１２ｂ′が嵌め込まれる。
車内の床５に敷かれたカーペット２の端部に設けられた
穴にクリップ１２の折り曲げ部１２ Ｃを通すと共にこ
れを折り曲げることによりカーペット２は拘束される。
穴にクリップ１２の折り曲げ部１２ Ｃを通すと共にこ
れを折り曲げることによりカーペット２は拘束される。
レールカバー６の裏面には第６図に示すように止具とし
て先端にふくらみを有す中央ストッパ１４及びその両側
に嵌合部１５が設けられ、これら中央ストッパ１４及び
嵌合部１５、がカーペットクリップ１２の中央係止部１
２ ｂ及び側係止部１２′に押し込まれる。
て先端にふくらみを有す中央ストッパ１４及びその両側
に嵌合部１５が設けられ、これら中央ストッパ１４及び
嵌合部１５、がカーペットクリップ１２の中央係止部１
２ ｂ及び側係止部１２′に押し込まれる。
中央ストッパ１４は中央係止部１２ｂを押し広げて入り
込み第３図に示す如く両者は係合し、又嵌合部１５は側
係止部１２ｂ′間に入り込み側係止部１２ｂ′の内側へ
の変形を阻止してパネル３と側係止部１２ｂ′との保合
を図り、もってレールカバー６とクリップ１２とを共に
サイドインナパネル３に取付ける構造となっているので
ある。
込み第３図に示す如く両者は係合し、又嵌合部１５は側
係止部１２ｂ′間に入り込み側係止部１２ｂ′の内側へ
の変形を阻止してパネル３と側係止部１２ｂ′との保合
を図り、もってレールカバー６とクリップ１２とを共に
サイドインナパネル３に取付ける構造となっているので
ある。
上記実施例において、カーペット２は予めあけである穴
にカーペットクリップ８若しくは１２の折り曲げ部８Ｃ
若しくは１２Ｃを通してこれを折り曲げ゛ることにより
保持されるので゛、つまりカーペット２を完全に固定し
てしまうわけではないので、床下からのエンジン熱によ
ってカーペット２が伸びたとしてもその伸びに対応する
ことができる。
にカーペットクリップ８若しくは１２の折り曲げ部８Ｃ
若しくは１２Ｃを通してこれを折り曲げ゛ることにより
保持されるので゛、つまりカーペット２を完全に固定し
てしまうわけではないので、床下からのエンジン熱によ
ってカーペット２が伸びたとしてもその伸びに対応する
ことができる。
以上、実施例を挙げて説明したように本考案によるカー
ペット取付装置によれば、カーペットを止めるクリップ
及びレールカバーの取付構造が簡単となり、クリップ及
びレールカバーのパネルへの取付けが一つの作業で行な
えるようになる。
ペット取付装置によれば、カーペットを止めるクリップ
及びレールカバーの取付構造が簡単となり、クリップ及
びレールカバーのパネルへの取付けが一つの作業で行な
えるようになる。
又、止具を樹脂などで形成することによりパネルのさび
を防止することが可能となる。
を防止することが可能となる。
第１図は従来のカーペット取付構造の断面図、第２図は
第１図に示したものの位置を変えた断面図、第３図は本
考案に係るカーペット取付装置の一実施例の断面図、第
４図は他の実施例の断面図、第５図は第４図に示した実
施例におけるカーペットクリップの下側斜視図、第６図
は同実施例におけるレールカバーの下側斜視図、第７図
は第５図に示したクリップの平面図、第８図は第７図中
のＡ−Ａ矢視断面図、第９図は第７図中のＢ−Ｂ矢視断
面図、第１０図は第７図の右側面図、第１１図はパネル
に設けられた穴である。 図面中、２はカーペット、３はサイドインナパネル、６
はレールカバー、８，１２はカーペットクリップ、８ａ
はカーペットクリップ８の平坦部、８ｂはカーペットク
リップ８のグロメット、８Ｃはカーペットクリップ８の
折り曲げ部、１０はスクリュ挿入用穴、１１はスクリュ
、１２ ａはカーペットクリップ１２の平坦部、１２ｂ
はカーペットクリップ１２の中央係止部、１２ｂ′はカ
ーペットクリップ１２の側係止部、１２ Ｃはカーペッ
トクリップ１２の折り曲げ部、１４は中央ストッパ、１
５は嵌合部である。
第１図に示したものの位置を変えた断面図、第３図は本
考案に係るカーペット取付装置の一実施例の断面図、第
４図は他の実施例の断面図、第５図は第４図に示した実
施例におけるカーペットクリップの下側斜視図、第６図
は同実施例におけるレールカバーの下側斜視図、第７図
は第５図に示したクリップの平面図、第８図は第７図中
のＡ−Ａ矢視断面図、第９図は第７図中のＢ−Ｂ矢視断
面図、第１０図は第７図の右側面図、第１１図はパネル
に設けられた穴である。 図面中、２はカーペット、３はサイドインナパネル、６
はレールカバー、８，１２はカーペットクリップ、８ａ
はカーペットクリップ８の平坦部、８ｂはカーペットク
リップ８のグロメット、８Ｃはカーペットクリップ８の
折り曲げ部、１０はスクリュ挿入用穴、１１はスクリュ
、１２ ａはカーペットクリップ１２の平坦部、１２ｂ
はカーペットクリップ１２の中央係止部、１２ｂ′はカ
ーペットクリップ１２の側係止部、１２ Ｃはカーペッ
トクリップ１２の折り曲げ部、１４は中央ストッパ、１
５は嵌合部である。
Claims (1)
- 平坦部とその裏側に設けた係止部と平坦部の端部に形成
した折り曲げ部とを有すカーペットクリップの前記係止
部を自動車のサイドパネルに設けた穴に差込み、自動車
の床に敷かれるカーペットの端部に前記折り曲げ部を貫
通させると共に該折り曲げ部を折り返してカーペットを
拘束する一方、レールカバーの裏面に止具を突設すると
共に該止具を前記クリップの係止部に差し込んで係止部
をパネルに係合させてレールカバー及びカーペットクリ
ップをパネルに取付けるようにしたことを特徴とするカ
ーペット取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16609479U JPS5831716Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | カ−ペツト取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16609479U JPS5831716Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | カ−ペツト取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5683538U JPS5683538U (ja) | 1981-07-06 |
| JPS5831716Y2 true JPS5831716Y2 (ja) | 1983-07-14 |
Family
ID=29676994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16609479U Expired JPS5831716Y2 (ja) | 1979-12-03 | 1979-12-03 | カ−ペツト取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831716Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2566876Y2 (ja) * | 1991-11-05 | 1998-03-30 | 河西工業株式会社 | 車両用カーペットの取付構造 |
-
1979
- 1979-12-03 JP JP16609479U patent/JPS5831716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5683538U (ja) | 1981-07-06 |
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