JPH0332821Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0332821Y2 JPH0332821Y2 JP1986187902U JP18790286U JPH0332821Y2 JP H0332821 Y2 JPH0332821 Y2 JP H0332821Y2 JP 1986187902 U JP1986187902 U JP 1986187902U JP 18790286 U JP18790286 U JP 18790286U JP H0332821 Y2 JPH0332821 Y2 JP H0332821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- shaped
- elastic tongue
- shaped stud
- stud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は自動車、オートバイ等の車体にワー
クを取付けるため、ワークを載置し、車体に溶接
などで固定したT形スタツドないし頭付きボタン
に留めるためのワーク取付け用の留め具に関す
る。
クを取付けるため、ワークを載置し、車体に溶接
などで固定したT形スタツドないし頭付きボタン
に留めるためのワーク取付け用の留め具に関す
る。
〈従来の技術〉
車体のT形スタツドに留められて、車体にワー
クであるケーブルを結束状態に取付けたり、装飾
板を取付けたりする留め具は実公昭60−23538号、
実開昭61−35520号、同61−65819号公報で公知で
ある。
クであるケーブルを結束状態に取付けたり、装飾
板を取付けたりする留め具は実公昭60−23538号、
実開昭61−35520号、同61−65819号公報で公知で
ある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、上記公知の留め具は車体のT形スタツ
ドに一旦留めてしまうと外すことができないの
で、車体の修理などで邪魔になつても留めたまゝ
にして置かねばならず、不便なことがある。
ドに一旦留めてしまうと外すことができないの
で、車体の修理などで邪魔になつても留めたまゝ
にして置かねばならず、不便なことがある。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで、本考案は、プラスチツクで成形した本
体に、T形スタツドの軸部を通すための一端に開
放したU形の溝孔を有する下壁と、上記下壁の一
端部上にT形スタツドの頭部の厚さにほゞ等しい
間隔を保つ中間壁を設けると共に、上面にワーク
を載置する上壁を前記中間壁上に間隔を保つて設
け、上記中間壁からは本体の他端を越えて突出す
る弾性舌片を延出し、上記弾性舌片の下面には、
T形スタツドの軸部が下壁のU形の溝孔の奥に当
接したときにT形スタツドの頭部を係止する爪を
設け、且つ前記上壁の他端部には上記弾性舌片を
摘んで上向きに撓めたときに該弾性舌片が通過で
きる切欠きを設けたことを特徴とする。
体に、T形スタツドの軸部を通すための一端に開
放したU形の溝孔を有する下壁と、上記下壁の一
端部上にT形スタツドの頭部の厚さにほゞ等しい
間隔を保つ中間壁を設けると共に、上面にワーク
を載置する上壁を前記中間壁上に間隔を保つて設
け、上記中間壁からは本体の他端を越えて突出す
る弾性舌片を延出し、上記弾性舌片の下面には、
T形スタツドの軸部が下壁のU形の溝孔の奥に当
接したときにT形スタツドの頭部を係止する爪を
設け、且つ前記上壁の他端部には上記弾性舌片を
摘んで上向きに撓めたときに該弾性舌片が通過で
きる切欠きを設けたことを特徴とする。
〈作用〉
T形スタツドの頭部を下壁と中間壁の間隔に、
軸部を下壁のU形の溝孔に夫々本体の一端から通
し、軸部を溝孔の行き止まりになつた奥に当接さ
せる。これによりT形スタツドの頭部は中間壁の
下面に摺接して移動したのち弾性舌片の爪の下面
に摺接する際に弾性舌片を弾性に抗して上向きに
撓め、軸部が溝孔の奥に当接したときに爪の下を
通り過ぎる。従つて、弾性舌片は弾性で下向きに
戻り、その下面の爪は通り過ぎた頭部を係止して
頭部が逆に戻るのを阻止する。
軸部を下壁のU形の溝孔に夫々本体の一端から通
し、軸部を溝孔の行き止まりになつた奥に当接さ
せる。これによりT形スタツドの頭部は中間壁の
下面に摺接して移動したのち弾性舌片の爪の下面
に摺接する際に弾性舌片を弾性に抗して上向きに
撓め、軸部が溝孔の奥に当接したときに爪の下を
通り過ぎる。従つて、弾性舌片は弾性で下向きに
戻り、その下面の爪は通り過ぎた頭部を係止して
頭部が逆に戻るのを阻止する。
弾性舌片の本体の他端から突出する自由端部を
弾性に抗して上壁の他端部にある切欠き中に引上
げると、その下面の爪は頭部の係止を釈放する。
弾性に抗して上壁の他端部にある切欠き中に引上
げると、その下面の爪は頭部の係止を釈放する。
〈実施例〉
図示の実施例の留め具は、上壁13を有する本
体1と、上面が前記上壁の上面と同一面で、本体
の左右両側から一体に互いに反対向きに延長する
一対のアーム2,2を有し、この上壁13とアー
ム2,2の上面に沿い載置したハーネス3をテー
プ4を巻付けて固定し、車体5に溶接で取付けた
T形スタツド6に対して留める様になつている。
尚、6aは上記スタツドの軸部、6bは上記軸部
の上端の鍔状の頭部を示し、前記本体とアームは
プラスチツクで一体に成形されている。
体1と、上面が前記上壁の上面と同一面で、本体
の左右両側から一体に互いに反対向きに延長する
一対のアーム2,2を有し、この上壁13とアー
ム2,2の上面に沿い載置したハーネス3をテー
プ4を巻付けて固定し、車体5に溶接で取付けた
T形スタツド6に対して留める様になつている。
尚、6aは上記スタツドの軸部、6bは上記軸部
の上端の鍔状の頭部を示し、前記本体とアームは
プラスチツクで一体に成形されている。
本体1の下壁7はT形スタツドの軸部6aを通
すための一端に開放したU形の溝孔8を有すると
共に、左右側縁からは斜め下向きの弾性翼片9,
9が外方に張り出す。この下壁の7の厚さTは車
体6の表面と、T形スタツドの頭部6bの下面間
の距離L1よりも薄いが、弾性翼片9,9の下面
と、下壁の上面間の距離L2は上記距離L1よりも
充分に長い。
すための一端に開放したU形の溝孔8を有すると
共に、左右側縁からは斜め下向きの弾性翼片9,
9が外方に張り出す。この下壁の7の厚さTは車
体6の表面と、T形スタツドの頭部6bの下面間
の距離L1よりも薄いが、弾性翼片9,9の下面
と、下壁の上面間の距離L2は上記距離L1よりも
充分に長い。
本体1は下壁7にある溝孔8の開放した端部
8′上に、下壁の上面からT形スタツドの頭部6
bの厚さtにほゞ等しい間隔を保つて中間壁10
を有し、この中間壁からは溝孔8の奥に向かつて
弾性舌片11が延びる。そして、この弾性舌片1
1の基部下面には溝孔8の奥に向かつて下向きに
肥厚した爪12ある。
8′上に、下壁の上面からT形スタツドの頭部6
bの厚さtにほゞ等しい間隔を保つて中間壁10
を有し、この中間壁からは溝孔8の奥に向かつて
弾性舌片11が延びる。そして、この弾性舌片1
1の基部下面には溝孔8の奥に向かつて下向きに
肥厚した爪12ある。
ハーネスは前述した様にアームと一緒に巻回し
たテープで予じめアーム沿いに留め具に対して固
定して置く。そして、この留め具をT形スタツド
に対して固定するには、車体に対して弾性翼片
9,9を押付けてこの翼片9,9を拡げ、前述の
距離L2をL1に合わせながら本体下壁7の溝孔8
内に開放した端部からT形スタツドの軸部6aを
呼び込む。
たテープで予じめアーム沿いに留め具に対して固
定して置く。そして、この留め具をT形スタツド
に対して固定するには、車体に対して弾性翼片
9,9を押付けてこの翼片9,9を拡げ、前述の
距離L2をL1に合わせながら本体下壁7の溝孔8
内に開放した端部からT形スタツドの軸部6aを
呼び込む。
これによりT形スタツドの頭部6bの上面は中
間壁10の下面を摺接して通り過ぎたのち爪12
の下面に摺接し、弾性舌片11を上向きに撓めな
がら溝孔の奥に向かつて進み、スタツドの軸部6
aが溝孔の奥に当接してT形スタツドがそれ以
上、溝孔内に進入できなくなつたとき、その頭部
6bは爪12の下を通過するので弾性舌片11は
復元力でパチツと戻り、爪12は頭部6bに後か
ら引掛かり、本体が逆方向に動いてT形スタツド
から外れるのを防止する。そして、車体に対し押
し付けられた両弾性翼片9は復元力を作用し、下
壁7の上面の溝孔8の縁部をスタツドの頭部6b
の下面に強力に押し付けるため上下方向のガタ付
きも防止される。
間壁10の下面を摺接して通り過ぎたのち爪12
の下面に摺接し、弾性舌片11を上向きに撓めな
がら溝孔の奥に向かつて進み、スタツドの軸部6
aが溝孔の奥に当接してT形スタツドがそれ以
上、溝孔内に進入できなくなつたとき、その頭部
6bは爪12の下を通過するので弾性舌片11は
復元力でパチツと戻り、爪12は頭部6bに後か
ら引掛かり、本体が逆方向に動いてT形スタツド
から外れるのを防止する。そして、車体に対し押
し付けられた両弾性翼片9は復元力を作用し、下
壁7の上面の溝孔8の縁部をスタツドの頭部6b
の下面に強力に押し付けるため上下方向のガタ付
きも防止される。
従つて、この留め具はT形スタツドに取付ける
ときは比較的に小さな力、例えば約5Kgで取付け
ることができるが、反対の方向に動かして外すに
はその数倍の力が必要になる。
ときは比較的に小さな力、例えば約5Kgで取付け
ることができるが、反対の方向に動かして外すに
はその数倍の力が必要になる。
しかし、修理などのため簡単に取外せる様にす
るため、図示の様に弾性舌片11を本体の他端か
ら外に突出させて摘める様にすると共に、中間壁
上に適当な間隔を保つて設けた上壁13には弾性
舌片11を摘んで上向きに撓めた際に弾性舌片が
通過できる切欠き14を他端部に設ける。これに
よつて弾性舌片の先端部を摘んでこれを上向きに
撓ませ、爪12をスタツドの頭部6bよりも上に
退避させ(第4図破線)、取付力と同じ大きさの
力でスタツドから外すことができる。尚、下壁、
中間壁、上壁は本体の左右各側壁1′でつながり、
前述のアーム2,2は上壁の左右側面から突出す
る。
るため、図示の様に弾性舌片11を本体の他端か
ら外に突出させて摘める様にすると共に、中間壁
上に適当な間隔を保つて設けた上壁13には弾性
舌片11を摘んで上向きに撓めた際に弾性舌片が
通過できる切欠き14を他端部に設ける。これに
よつて弾性舌片の先端部を摘んでこれを上向きに
撓ませ、爪12をスタツドの頭部6bよりも上に
退避させ(第4図破線)、取付力と同じ大きさの
力でスタツドから外すことができる。尚、下壁、
中間壁、上壁は本体の左右各側壁1′でつながり、
前述のアーム2,2は上壁の左右側面から突出す
る。
〈考案の効果〉
本考案によれば必要に応じ車体のT形スタツド
から容易に外すことができる留め具を提供するこ
とができる。
から容易に外すことができる留め具を提供するこ
とができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は留め具をワークごとT形スタツドに取付ける状
態を示す斜視図、第2図は第1図の留め具の上半
部は上から、下半部は下から見た平面図、第3図
は第2図の矢印方向から見た留め具の正面図、
第4図は本体をT形スタツドに固定した状態の要
部の拡大断面図で、図中、1は本体、3はハーネ
ス、5は車体、6はT形スタツド、7は本体の下
壁、8はU形の溝孔、10は中間壁、11は弾性
舌片、12は爪、13は上壁を示す。
は留め具をワークごとT形スタツドに取付ける状
態を示す斜視図、第2図は第1図の留め具の上半
部は上から、下半部は下から見た平面図、第3図
は第2図の矢印方向から見た留め具の正面図、
第4図は本体をT形スタツドに固定した状態の要
部の拡大断面図で、図中、1は本体、3はハーネ
ス、5は車体、6はT形スタツド、7は本体の下
壁、8はU形の溝孔、10は中間壁、11は弾性
舌片、12は爪、13は上壁を示す。
Claims (1)
- プラスチツクで成形した本体に、T形スタツド
の軸部を通すための一端に開放したU形の溝孔を
有する下壁と、上記下壁の一端部上にT形スタツ
ドの頭部の厚さにほゞ等しい間隔を保つ中間壁を
設けると共に、上面にワークを載置する上壁を前
記中間壁上に間隔を保つて設け、上記中間壁から
は本体の他端を越えて突出する弾性舌片を延出
し、上記弾性舌片の下面には、T形スタツドの軸
部が下壁のU形の溝孔の奥に当接したときにT形
スタツドの頭部を係止する爪を設け、且つ前記上
壁の他端部には上記弾性舌片を摘んで上向きに撓
めたときに該弾性舌片が通過できる切欠きを設け
たことを特徴とするT形スタツドに対する留め
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986187902U JPH0332821Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986187902U JPH0332821Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6392811U JPS6392811U (ja) | 1988-06-15 |
JPH0332821Y2 true JPH0332821Y2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=31138786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986187902U Expired JPH0332821Y2 (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332821Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023538U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-18 | 丸井産業株式会社 | 鉄筋用スペ−サ− |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212435Y2 (ja) * | 1972-03-25 | 1977-03-18 |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP1986187902U patent/JPH0332821Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023538U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-18 | 丸井産業株式会社 | 鉄筋用スペ−サ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6392811U (ja) | 1988-06-15 |
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