JPH0410512Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410512Y2 JPH0410512Y2 JP6571086U JP6571086U JPH0410512Y2 JP H0410512 Y2 JPH0410512 Y2 JP H0410512Y2 JP 6571086 U JP6571086 U JP 6571086U JP 6571086 U JP6571086 U JP 6571086U JP H0410512 Y2 JPH0410512 Y2 JP H0410512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- mounting hole
- frame
- wall portion
- front panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 47
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920006327 polystyrene foam Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えば自動車の天井の換気口や照明燈
等のフレームを取付ける機構に関するものであ
る。
等のフレームを取付ける機構に関するものであ
る。
従来例を第6図に示す。図において、1はダン
ボール、レジンボード、ポリスチレン発泡体等か
らなる自動車の天井であり、該天井1には取付孔
2が設けられている。3は換気口用のフレームで
あり空気吹出しのスリツト32を多数設けた正面
パネル31と、該正面パネル31の裏面に形成さ
れる周壁部33と、該周壁部33両側上縁に突設
されたフランジ部34とからなり、天井1の取付
孔2の寸法を周壁部33寸法と略同一にしてあ
る。このようなフレーム3を天井1の取付孔2に
取付けるには該取付孔2にフレーム3の周壁部3
3を嵌め込み天井1の取付孔2両側縁をフレーム
3の正面パネル31周縁と周壁部33のフランジ
部34とで挾持する。
ボール、レジンボード、ポリスチレン発泡体等か
らなる自動車の天井であり、該天井1には取付孔
2が設けられている。3は換気口用のフレームで
あり空気吹出しのスリツト32を多数設けた正面
パネル31と、該正面パネル31の裏面に形成さ
れる周壁部33と、該周壁部33両側上縁に突設
されたフランジ部34とからなり、天井1の取付
孔2の寸法を周壁部33寸法と略同一にしてあ
る。このようなフレーム3を天井1の取付孔2に
取付けるには該取付孔2にフレーム3の周壁部3
3を嵌め込み天井1の取付孔2両側縁をフレーム
3の正面パネル31周縁と周壁部33のフランジ
部34とで挾持する。
従来例2を第7図に示す。図において1は自動
車の天井であり、該天井1には取付孔2と該取付
孔2周縁部に嵌合孔2Aが設けられている。3A
は換気口用フレームであり空気吹出しのスリツト
32Aを多数設けた正面パネル31Aと、該正面
パネル31Aの裏面に形成される周壁部33A
と、該周壁部33Aの両側上縁に突設されたフラ
ンジ部34Aと、正面パネル31Aの裏面におい
て該周壁部33Aの周縁付近に突設される嵌合棒
34Aとからなり、天井1の取付孔2の寸法を周
壁部33A寸法と略同一にしてある。このような
フレーム3Aを天井1の取付孔2に取付けるには
該フレーム3Aの周壁部33Aを該取付孔2に嵌
め込むとともに嵌合棒34Aを天井1の嵌合孔2
Aに嵌合し、天井1の裏面において該嵌合棒34
Aにプツシユナツト4Aを嵌着する。
車の天井であり、該天井1には取付孔2と該取付
孔2周縁部に嵌合孔2Aが設けられている。3A
は換気口用フレームであり空気吹出しのスリツト
32Aを多数設けた正面パネル31Aと、該正面
パネル31Aの裏面に形成される周壁部33A
と、該周壁部33Aの両側上縁に突設されたフラ
ンジ部34Aと、正面パネル31Aの裏面におい
て該周壁部33Aの周縁付近に突設される嵌合棒
34Aとからなり、天井1の取付孔2の寸法を周
壁部33A寸法と略同一にしてある。このような
フレーム3Aを天井1の取付孔2に取付けるには
該フレーム3Aの周壁部33Aを該取付孔2に嵌
め込むとともに嵌合棒34Aを天井1の嵌合孔2
Aに嵌合し、天井1の裏面において該嵌合棒34
Aにプツシユナツト4Aを嵌着する。
従来例1において天井1の取付孔2にフレーム
3の周壁部33を嵌め込む際、周壁部33のフラ
ンジ部34が取付孔2の周縁と干渉して該取付孔
2の周縁が変形したり破損したりする。
3の周壁部33を嵌め込む際、周壁部33のフラ
ンジ部34が取付孔2の周縁と干渉して該取付孔
2の周縁が変形したり破損したりする。
従来例2においてはフレーム3Aの正面パネル
31Aに周壁部33Aと嵌合棒34Aとを設けな
ければならないから構造が複雑になりかつ正面パ
ネル31Aは嵌合棒34Aを設ける分だけ寸法を
大きくしなければならず、材料がそれだけ余分に
必要であるし、更に天井1にも取付孔2以外に嵌
合孔2Aを設ける手間がかかる。更にまた嵌合棒
34Aにプツシユナツト4Aを嵌着する手間もか
かる。
31Aに周壁部33Aと嵌合棒34Aとを設けな
ければならないから構造が複雑になりかつ正面パ
ネル31Aは嵌合棒34Aを設ける分だけ寸法を
大きくしなければならず、材料がそれだけ余分に
必要であるし、更に天井1にも取付孔2以外に嵌
合孔2Aを設ける手間がかかる。更にまた嵌合棒
34Aにプツシユナツト4Aを嵌着する手間もか
かる。
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て正面パネル31Bと、該正面パネル31B裏面
に形成された周壁部33Bと、該周壁部33Bの
両側上縁に突設されたフランジ部34Bとからな
るフレーム3Bの周壁部33Bを基材1に設けた
取付孔2に嵌合し、基材1裏面において取付孔2
に差渡すことが出来る長さの両脚部41B,41
B,41C,41Cを有する二股バネ4B,4C
の両脚部41B,41B,41C,41Cによつ
て該周壁部33Bのフランジ部34Bの下部を弾
性的に挟持した構成であつて、該基材1の取付孔
2はフランジ部34Bを含めての周壁部33Bと
干渉しない寸法を有するフレームの取付機構を提
供するものである。
て正面パネル31Bと、該正面パネル31B裏面
に形成された周壁部33Bと、該周壁部33Bの
両側上縁に突設されたフランジ部34Bとからな
るフレーム3Bの周壁部33Bを基材1に設けた
取付孔2に嵌合し、基材1裏面において取付孔2
に差渡すことが出来る長さの両脚部41B,41
B,41C,41Cを有する二股バネ4B,4C
の両脚部41B,41B,41C,41Cによつ
て該周壁部33Bのフランジ部34Bの下部を弾
性的に挟持した構成であつて、該基材1の取付孔
2はフランジ部34Bを含めての周壁部33Bと
干渉しない寸法を有するフレームの取付機構を提
供するものである。
本考案の作用は下記の通りである。
基材の取付孔にフレームの周壁部を嵌め込む
が、この際取付孔の周縁はフランジ部を含めての
周壁部と干渉しない。基材の取付孔にフレームの
周壁部を嵌め込んだら基材裏面において二股バネ
の両脚部によつてフレームの周壁部のフランジ部
下部を弾性的に挾持するい。該両脚部は基材裏面
において取付孔に差渡されているからフレームに
引張り力が及ぼされても該両脚部によつて周壁部
のフランジ部が係止されてフレームが取付孔から
はずれないようになつている。
が、この際取付孔の周縁はフランジ部を含めての
周壁部と干渉しない。基材の取付孔にフレームの
周壁部を嵌め込んだら基材裏面において二股バネ
の両脚部によつてフレームの周壁部のフランジ部
下部を弾性的に挾持するい。該両脚部は基材裏面
において取付孔に差渡されているからフレームに
引張り力が及ぼされても該両脚部によつて周壁部
のフランジ部が係止されてフレームが取付孔から
はずれないようになつている。
したがつて本考案においてはフレームを取付け
る際に基材の取付孔周縁が変形したり干渉したり
することなく、しかもフレームの構造は簡単で製
造し易く材料も節減出来、更に取付けも極めて簡
単に出来る。
る際に基材の取付孔周縁が変形したり干渉したり
することなく、しかもフレームの構造は簡単で製
造し易く材料も節減出来、更に取付けも極めて簡
単に出来る。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第4図に示す一実施例によつ
て説明すれば、1は自動車の天井、ドアトリム、
側壁部等の基材であり取付孔2が設けられてお
り、3Bは換気口用のフレームであり空気吹出し
のスリツト32Bを多数設けた正面パネル31B
と、該正面パネル31Bの裏面に形成される周壁
部33Bと、該周壁部33Bの両側上縁に突設さ
れたフランジ部34Bと、周壁部33B両側面に
突設されるリブ35Bとからなる。そして該取付
孔2の寸法はフランジ部34Bを含めての周壁部
33Bの寸法と略同一にしてある。
て説明すれば、1は自動車の天井、ドアトリム、
側壁部等の基材であり取付孔2が設けられてお
り、3Bは換気口用のフレームであり空気吹出し
のスリツト32Bを多数設けた正面パネル31B
と、該正面パネル31Bの裏面に形成される周壁
部33Bと、該周壁部33Bの両側上縁に突設さ
れたフランジ部34Bと、周壁部33B両側面に
突設されるリブ35Bとからなる。そして該取付
孔2の寸法はフランジ部34Bを含めての周壁部
33Bの寸法と略同一にしてある。
上記構成のフレーム3Bを基材1の取付孔2に
取付けるには該フレーム3Bの周壁部33Bを該
取付孔2に嵌め込む。この際取付孔2の寸法は上
記したごとくであるから取付孔2の周縁はフラン
ジ部34Bを含めての周壁部33Bとは干渉しな
い。次いで第3図に示すように中央部にコの字状
の屈曲部43Bを有する支幹部42Bと該支幹部
42Bの両端から差出される脚部41B,41B
とを有する二股バネ4Bの両脚部41B,41B
によつて第4図に示すように基材1の裏面におい
てフレーム3Bの周壁部33Bのフランジ34B
下部を弾性的に挾持する。この状態で二股バネ4
Bの両脚部41B,41Bは基材1の取付孔2に
差渡された状態となり、また基材1の取付孔2の
周縁は二股バネ4Bとフレーム3Bの正面パネル
31Bとによつて挾持された状態になり上下引張
り力に対してフレーム3Bは基材1に固定され、
更にフレーム3Bのリブ35Bは取付孔2の周壁
に当接してフレーム3Bの横ずれを防止する。
取付けるには該フレーム3Bの周壁部33Bを該
取付孔2に嵌め込む。この際取付孔2の寸法は上
記したごとくであるから取付孔2の周縁はフラン
ジ部34Bを含めての周壁部33Bとは干渉しな
い。次いで第3図に示すように中央部にコの字状
の屈曲部43Bを有する支幹部42Bと該支幹部
42Bの両端から差出される脚部41B,41B
とを有する二股バネ4Bの両脚部41B,41B
によつて第4図に示すように基材1の裏面におい
てフレーム3Bの周壁部33Bのフランジ34B
下部を弾性的に挾持する。この状態で二股バネ4
Bの両脚部41B,41Bは基材1の取付孔2に
差渡された状態となり、また基材1の取付孔2の
周縁は二股バネ4Bとフレーム3Bの正面パネル
31Bとによつて挾持された状態になり上下引張
り力に対してフレーム3Bは基材1に固定され、
更にフレーム3Bのリブ35Bは取付孔2の周壁
に当接してフレーム3Bの横ずれを防止する。
本考案は上記実施例に限定されるものではなく
例えば二股バネ4Cは第5図に示すように中央部
を一巻きした屈曲部43Cを有する支幹部42C
の両端から脚部41C,41Cを差出した形状、
あるいはその他任意の形状にされてよいし、取付
孔2は必ずしもフランジ部34Bを含めての周壁
部33Bの寸法と略同一にする必要はなく若干小
さめであつてもよい。何となれば上記寸法の取付
孔2であつてもフレーム3Bを若干傾けながら周
壁部33Bを取付孔2に嵌め込めば取付孔2周縁
はフランジ部34Bを含めての周壁部33Bと干
渉しない。またリブ35Bが存在しなくても正面
パネル31B裏面を基材1の取付孔2周縁に若干
食い込ませれば横ずれは防止出来る。
例えば二股バネ4Cは第5図に示すように中央部
を一巻きした屈曲部43Cを有する支幹部42C
の両端から脚部41C,41Cを差出した形状、
あるいはその他任意の形状にされてよいし、取付
孔2は必ずしもフランジ部34Bを含めての周壁
部33Bの寸法と略同一にする必要はなく若干小
さめであつてもよい。何となれば上記寸法の取付
孔2であつてもフレーム3Bを若干傾けながら周
壁部33Bを取付孔2に嵌め込めば取付孔2周縁
はフランジ部34Bを含めての周壁部33Bと干
渉しない。またリブ35Bが存在しなくても正面
パネル31B裏面を基材1の取付孔2周縁に若干
食い込ませれば横ずれは防止出来る。
本考案のフレームは換気口用のみならず、照明
燈用、灰皿用等各種用途のものを対象とする。
燈用、灰皿用等各種用途のものを対象とする。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図は縦断面図、第2図はフレーム斜
視図、第3図は二股バネ正面図、第4図は裏面
図、第5図は他の実施例の二股バネの正面図、第
6図は従来例1の縦断面図、第7図は従来例2の
縦断面図である。 図中、1……基材、2……取付孔、3B……フ
レーム、31B……正面パネル、33B……周壁
部、34B……フランジ部、4B,4C……二股
バネ、41B,41C……脚部。
であり、第1図は縦断面図、第2図はフレーム斜
視図、第3図は二股バネ正面図、第4図は裏面
図、第5図は他の実施例の二股バネの正面図、第
6図は従来例1の縦断面図、第7図は従来例2の
縦断面図である。 図中、1……基材、2……取付孔、3B……フ
レーム、31B……正面パネル、33B……周壁
部、34B……フランジ部、4B,4C……二股
バネ、41B,41C……脚部。
Claims (1)
- 正面パネルと、該正面パネル裏面に形成された
周壁部と、該周壁部の両側上縁に突設されたフラ
ンジ部とからなるフレームの周壁部を基材に設け
た取付孔に嵌合し、基材裏面において取付孔に差
渡すことが出来る長さの両脚部を有する二股バネ
の両脚部によつて該周壁部のフランジ部の下部を
弾性的に挟持した構成であつて、該基材の取付孔
はフランジ部を含めての周壁部と干渉しない寸法
を有することを特徴とするフレームの取付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6571086U JPH0410512Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6571086U JPH0410512Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62176650U JPS62176650U (ja) | 1987-11-10 |
JPH0410512Y2 true JPH0410512Y2 (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=30903034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6571086U Expired JPH0410512Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410512Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0659731U (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-19 | 高橋 修養 | 暖房器用加湿装置 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6571086U patent/JPH0410512Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0659731U (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-19 | 高橋 修養 | 暖房器用加湿装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62176650U (ja) | 1987-11-10 |
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