JPH0224327Y2 - - Google Patents

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JPH0224327Y2
JPH0224327Y2 JP20003384U JP20003384U JPH0224327Y2 JP H0224327 Y2 JPH0224327 Y2 JP H0224327Y2 JP 20003384 U JP20003384 U JP 20003384U JP 20003384 U JP20003384 U JP 20003384U JP H0224327 Y2 JPH0224327 Y2 JP H0224327Y2
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bolt
sun visor
plate
hole
screwed
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JP20003384U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上端縁及び両側端縁が断ち切りとな
つていて、自動車の後部窓外側に取付けられるサ
ンバイザの取付装置に係り、詳しくは後面が開放
可能なバツクドアを備えた後部窓の外面へ、簡単
に而も強固に取付けることができるサンバイザの
取付装置に関する。
ここで断ち切りとは、庇部の縁に鍔部を全く有
せず、サンバイザが庇部のみで構成された構造の
ことを言う。
サンバイザの取付対象となる自動車は、本来サ
ンバイザが装着されることを前提として製造され
ているわけではないので、サンバイザはモール、
枠体、ウエザーストリツプ等の係止可能な部分を
利用して取付けられているのが実情である。従つ
て個々においてその取付方法、使用装置、金具等
の取付手段は異なり、如何にして取付ければ効率
的かといつた鋭意工夫が見られる重要なポイント
である。
上記の様にサンバイザの取付手段は種々存在
し、該取付手段は、基本的にはサンバイザの両側
縁及び上縁に取付装置又は金具を取付け、該取付
装置又は金具で車の所定部位へ固定するものであ
るが、前記の如く取付けることを前提としていな
い部位に取付けるのであるから、単に金具や装置
の部材で挟持固定するだけといつた並の取付方法
では不充分である。というのは後部窓枠の両側縁
は未広がりに傾斜しているため、走行による振
動、ドアの開閉による衝撃で緩みが生じ、脱落し
やすい傾向にあるからである。そのため従来のサ
ンバイザは、例えばサンバイザの両側端縁、或は
該両側端縁と上端縁に鍔部を設け、該鍔部をドア
面に密着させて安定性を図る試みが成されている
が、該鍔部によつてサンバイザ本体の占有面積が
少なくなつてドアの所望部全面が覆われず、見る
からに安つぽく不釣合な印象を受けやすい。又鍔
部が設けられていない断ち切りのサンバイザは、
ドアの所望部全面を覆つてしまい、車のデザイン
にマツチしやすいが、取付金具がサンバイザの外
側へ露出して見苦しかつたり、取付操作が煩雑な
ため敬遠されがちであるなどの欠点があり、加え
て取付状態が不安定であるといつた致命的欠点が
あつたのである。
そこで本考案は、上端縁と両側端縁とが断ち切
りとなつたサンバイザを取付けた場合、体裁良く
車にマツチし、しかも取付けが簡単で、何よりも
サンバイザの取付けを安定且つ強固に行なわしめ
る取付装置であつて、その構成は、一端部にその
一端部へ板面と直交方向に上方から締着ボルトを
螺合可能なボルト孔が形成されていると共に、そ
の端縁から下方内側へU字状に屈曲してバツクド
アフレームの側端縁に係止させるフツク部が設け
られ、他端部に、その他端部へ板面と直交方向に
上方からねじ込みボルトを螺合可能なボルト孔が
形成されていると共に、コ字状の押圧部材が、そ
のコ字状内に前記他端部を挟み込んで上板部に設
けられたボルト挿通孔へ、前記ボルト孔に螺合さ
せるねじ込みボルトを貫通させ、そのねじ込みボ
ルトの先端延長上に下板部が位置するように備え
られたへの字状の取付プレートと、一端にガラス
とウエザーストリツプとの隙間へ差し込む差込片
が折り曲げ形成され、他端にサンバイザの側縁裏
面へ密着する当て板部が、固着ボルト及びナツト
によりその当て板部とサンバイザに穿設されたボ
ルト挿通孔を介してサンバイザ裏面へ固着可能に
折り曲げ形成された連結プレートとで構成され、
前記取付プレート他端部のねじ込みボルトをねじ
込み操作することにより、そのねじ込みボルト先
端で押圧部材の下板部をバツクドアフレームへ押
し付け、その押圧力と、一端の差込片がガラスと
ウエザーストリツプとの隙間へ差込まれ、他端の
当て板部がサンバイザ裏面に固定された連結プレ
ートの連結力とで、サンバイザを自動車の後部窓
外側に固定することにある。
次に本考案の実施一例を図面に従つて説明する
と次の通りである。
第1図a及びbは本考案実施例の取付装置を示
したもので、、1は取付プレート、2は連結プレ
ートである。取付プレート1は断面がへの字状を
しており、一端部に該プレート1とは別体でU字
状に下方内側へ折曲げ形成した折曲板11aを一
体的に接合してなるフツク部11を有すると共
に、ボルト孔12が設けられ、そのボルト孔12
には、板面と直交方向に締着ボルト6が螺合され
るようになつている(図面ではボルト孔12に締
着ボルト6を螺合させた状態を示す)。前記フツ
ク部11は、取付プレートの一端を延長し、その
延長部分を下方内側へU字状状に折曲げて形成す
ることもできる。取付プレート1の他端部にもボ
ルト孔13が設けられ、該ボルト孔13には上方
から板面と直交方向にねじ込みボルト14が螺合
されるようになつており、又コ字状の押圧部材1
5が、そのコ字状内に前記他端部位を挟み込み、
上板部16に設けられたボルト挿通孔16aに前
記ボルト14を貫通させることによつて脱落しな
いようにすると共に、下板部が17がねじ込みボ
ルト14の先端延長上に位置するように備えられ
ている。そして前記フツク部11と押圧部材15
の下面には、夫々ゴム板から成る緩衝材3,3′
が貼着されていて、締着ボルト6の先端と押圧部
材15の下板部17を夫々ドアフレームFの面に
当接させても、該緩衝材3,3′が両者間に介在
されてドアフレームFに傷が付かないように配慮
されている。一方連結プレート2は、一端にガラ
スGとウエザーストリツプWとの間隙に差込む差
込み片21が、又他端にはボルト挿通孔22aが
穿設された当て板部22が夫々折り曲げ形成さ
れ、断面Z状を呈する。
次にサンバイザMの取付要領について説明する
と、サンバイザMには予め所定位置にボルト挿通
孔4,4′及び工具通し孔5が穿設されていて、
先ずサンバイザMの側端部に穿設されたボルト挿
通孔4を利用して、締着ボルト6でサンバイザM
の裏面に取付プレート1の一端部を確りと固定す
る。そしてサンバイザMの両側に固定された取付
プレート1のフツク部11を後部ドアフレームF
の両側部に夫々係止させる。次に後部窓の上縁に
あたるガラスGとウエザーストリツプWとの隙間
に前記連結プレート2の差込片21を差込み、サ
ンバイザMのボルト挿通孔4′及び該連結プレー
ト2のボルト挿通孔22に固着ボルト7を挿通し
てナツト7aとで固着させる。この様にして取付
プレート1及び連結プレート2の取付けが終了し
たら、最後にドライバの先端を工具通し孔5から
サンバイザの内側へつつ込んでねじ込みボルト1
4を締め付け、押圧部材15を後部ドアフレーム
F面に押付け、それによつて取付プレート1を該
ドアフレームF面から離反せしめる。取付プレー
ト1のフツク部11は単に係止されているにすぎ
ないので、取付プレート1は該フツク部11を支
点として回転し、サンバイザは弓状に反つた状態
となつて強固に装着されると共に、各ボルトにバ
ネ力が働いて、それらボルトの緩み防止が効果的
に行なわれるのである。しかし乍らドアフレーム
は上方が幅挟となつているため、振動や衝撃が加
わると、フツク部はドアフレーム端縁に沿つて上
方へずれを起こす傾向が強い。この現象は、ドア
フレーム側縁へ如何に強固に取付けても起こり得
ることであるが、その点本考案の取付金具によれ
ば、連結プレートによつてバイザーの上端部をガ
ラス側へ引き寄せ、上方へのずれを完全に阻止す
るので、脱落の虞れはないのである。
当該実施例の取付装置によつて後部窓外側に装
着されたサンバイザは、上端寄りがガラス面側へ
引き寄せられ、下方は中央がガラス面より遠ざか
るように反らせてあつて、バイザの弾性力で取付
金具には常に引張り力が加わるので取付力が倍加
すると共に、左右を固定し上方を規制するといつ
た効率的な支持力の配分と相俟つて強固に装着さ
れる。又取付けられたサンバイザはドアフレーム
の左右いつぱいを覆い、しかも取付装置は該バイ
ザの内側に隠れるので、見苦しくなく車体との一
体感が強調されるのである。
更に取付操作において、最後にねじ込みボルト
を締め付けるまでは仮止めに近い状態となつてい
るため、サンバイザの姿勢、位置の調整は適宜行
なうことができ、位置決めが完了したらねじ込み
ボルトを締め付けて固定するといつたように簡単
に行なえる。
尚図面に示す8は取付補助金具であり、サンバ
イザの上下幅に応じて適宜数使用すれば、サンバ
イザの変形防止及び取付けた状態での安定性を保
つ上において効果的ある。又連結プレートのボル
ト挿通孔を有する当て板部は、逆方向に折曲げ形
成することもある。
以上の如く本考案に依れば、サンバイザは簡単
に体裁良く、而も強固に取付けることができるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案実施例の取付装置を構成
する取付プレート及び連結プレートの斜視図、第
2図はサンバイザをドアフレームに取付ける要領
を示す斜視図、第3図はA−A端面図、第4図は
B−B端面図、第5図はサンバイザ取付状態の説
明図である。 1……取付プレート、2……連結プレート、
3,3′……緩衝材、4,4′……ボルト挿通孔、
5……工具通し孔、6……締着ボルト、7……固
着ボルト、7a……ナツト、8……取付補助金
具、11……フツク部、11a……折曲板、12
……ボルト孔、13……ボルト孔、14……ねじ
込みボルト、15……押圧部材、16……上板
部、16a……ボルト挿通孔、17……下板部、
21……差込み片、22a……ボルト挿通孔、2
2……当て板部、M……サンバイザ、F……ドア
フレーム、G……ガラス、W……ウエザーストリ
ツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端縁および両側端縁が断ち切りとなつている
    サンバイザを自動車の後部窓外側へ装着する取付
    装置であつて、一端部にその一端部へ板面と直交
    方向に上方から締着ボルトを螺合可能なボルト孔
    が形成されていると共に、その端縁から下方内側
    へU字状に屈曲してバツクドアフレームの側端縁
    に係止させるフツク部が設けられ、他端部に、そ
    の他端部へ板面と直交方向に上方からねじ込みボ
    ルトを螺合可能なボルト孔が形成されていると共
    に、コ字状の押圧部材が、そのコ字状内に前記他
    端部を挟み込んで上板部に設けられたボルト挿通
    孔へ、前記ボルト孔に螺合させるねじ込みボルト
    を貫通させ、そのねじ込みボルトの先端延長上に
    下板部が位置するように備えられたへの字状の取
    付プレートと、一端にガラスとウエザーストリツ
    プとの隙間へ差し込む差込片が折り曲げ形成さ
    れ、他端にサンバイザの側縁裏面へ密着する当て
    板部が、固着ボルト及びナツトによりその当て板
    部とサンバイザに穿設されたボルト挿通孔を介し
    てサンバイザ裏面へ固着可能に折り曲げ形成され
    た連結プレートとで構成される自動車用サンバイ
    ザの取付装置。
JP20003384U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0224327Y2 (ja)

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JP20003384U JPH0224327Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP20003384U JPH0224327Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JPS61111824U JPS61111824U (ja) 1986-07-15
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