JPS6321504Y2 - - Google Patents

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JPS6321504Y2
JPS6321504Y2 JP11406583U JP11406583U JPS6321504Y2 JP S6321504 Y2 JPS6321504 Y2 JP S6321504Y2 JP 11406583 U JP11406583 U JP 11406583U JP 11406583 U JP11406583 U JP 11406583U JP S6321504 Y2 JPS6321504 Y2 JP S6321504Y2
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JP
Japan
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outer panel
nut
bolt
overfender
wheel
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JP11406583U
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JPS6020963U (ja
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Publication of JPS6020963U publication Critical patent/JPS6020963U/ja
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車におけるホイールアーチ部へ
のオーバフエンダの取付装置に関する。
従来、自動車のオーバフエンダの取付装置には
実開昭57−57166号公報(特に第4図図示)に示
されるようなものがある。この構成では、クオー
タアウタパネルとホイールハウスアウタパネルと
が対面すると共にこれら両パネルにホイールアー
チ部が形成され、このホイールアーチ部外面にオ
ーバフエンダが取付具により支持される。そし
て、この取付具が、オーバフエンダから突出して
クオータアウタパネルを貫通したボルトと、この
ボルトに螺合するナツトとを有している。また、
ナツトの締付面とクオータアウタパネルとの間に
シール材が介挿され、このシール材がホイールハ
ウスアウタパネルに弾性的に当接している。そし
て、このシール材は、タイヤからのかき上げ水が
両パネル間へ浸入することを防止する。
ところで、上記の場合、ボルトに対するシール
材やナツトの取り付け位置は外部から視認するこ
とが困難なところであつて、ここにおいてボルト
に対し個々にシール材やナツトを取り付ける必要
があり、また、この場合、ナツトの締め付けが強
すぎれば、シール材を圧縮しすぎて破損するおそ
れがもあり、この作業は極めて煩雑であつた。
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ホイールアーチ部に対するオーバフ
エンダの取付作業を容易化することを目的とす
る。
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、オーバフエンダを取り付けるための
取付具のナツトがボルトに螺合したナツト本体
と、このナツト本体の締付面に突設された金属リ
ングと、同締付面に突設されると共に第1取付孔
の開口縁に弾性的に当接する第1シール部と、こ
の第1シール部から延びて第2取付孔の開口縁に
弾性的に当接する第2シール部とを有した点であ
る。
以下、この考案の実施例を図に従い説明する。
1は自動車で、車体2には前輪3と後輪4が設
けられ、車体2側面にはドア6が設けられてい
る。上記後輪4が設けられた車体2後部では、ク
オータアウタパネル7に対しホイールハウスアウ
タパネル8が間〓9を有して対面するように設け
られ、このホイールハウスアウタパネル8は図示
しないホイールハウスインナパネルと共に後輪4
の上部を覆うよう形成される。上記クオータアウ
タパネル7とホイールハウスアウタパネル8の各
下縁は車体2の内方に折曲されて溶接により接合
される。そして、クオータアウタパネル7とホイ
ールハウスアウタパネル8の下端部に後輪4に対
応するホイールアーチ部11が形成される。
上記ホイールアーチ部11外面にオーバフエン
ダ12が取付具13により取り付けられる。この
オーバフエンダ12はホイールアーチ部11外面
に沿うよう形成された円弧状の本体部14と、こ
の本体部14の下縁から車体2の内方に突設され
てホイールアーチ部11下方を覆う突条部16と
を有している。
上記ホイールアーチ部11におけるクオータア
ウタパネル7には複数の第1取付孔17が穿設さ
れ、この第1取付孔17と同軸上で、ホイールハ
ウスアウタパネル8に第2取付孔18が穿設され
ている。
上記両取付孔17,18と、前記取付具13と
でオーバフエンダ12がホイールアーチ部11に
取り付けられる。これについて説明すると、取付
具13は、本体部14から突出して第1取付孔1
7を貫通したボルト19と、このボルト19に螺
合するナツト21とを有している。このナツト2
1は、ナツト本体22を有し、このナツト本体2
2の締付面22aにスプリングワツシヤとして機
能する截頭円錐筒形の金属リング23がその螺子
孔を囲むよう同軸上に溶接されている。また、上
記締付面22aにはリング23を覆うようにゴム
製のシール材24が加硫接着にて突設される。
このシール材24は一体成形された第1シール
部24aと第2シール部24bを有し、第1シー
ル部24aは上記締付面22aとクオータアウタ
パネル7内面とに挟まれており、つまり、この第
1シール部24aは上記第1取付孔17の開口縁
に弾性的に当接してこのクオータアウタパネル7
の内外間をシールしている。
一方、上記第2シール部24bは第2取付孔1
8に嵌合して第2取付孔18の開口縁を形成する
ホイールハウスアウタパネル8外面に弾性的に当
接してこのホイールハウスアウタパネル8の内外
間をシールする。また、本体部14とクオータア
ウタパネル7との間には他のシール材26が介設
される。
この考案によれば、ホイールアーチ部にオーバ
フエンダを取り付ける際、ボルトに対するナツト
の螺合は、ホイールアーチ部裏面側で視認困難な
位置においてすることとなるが、ナツト本体と第
1,第2シール部とが一体化されているため、こ
れらを個々に取り付ける煩わしさが回避され、こ
のため、ホイールアーチ部に対するオーバフエン
ダの取付作業が容易となる。
しかもナツトの締め付けの際、ナツト本体の締
付面に突設されたリングがこの締付面と、締付面
に対向する第1取付孔の開口縁との間に一定の間
〓を形成することとなるため、ナツトを所定の締
結力で締め付けたとき、第1シール部が上記間〓
以上に締め付けられることは回避される。即ち、
この第1シール部がナツトにより過圧縮されて破
損するということは防止される。
また、上記のように第1シール部の過圧縮が防
止されることから、これに連なる第2シール部も
第2取付孔の開口縁に所定状態で弾性的に当接す
る。よつて、前記したようにオーバフエンダの取
付作業が容易になるのに加えて、各取付孔におけ
るシールも良好になされることとなり、この考案
の有用性は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車
の全体側面図、第2図は第1図の−線矢視部
分断面図である。 1……自動車、7……クオータアウタパネル、
8……ホイールハウスアウタパネル、11……ホ
イールアーチ部、12……オーバフエンダ、13
……取付具、17……第1取付孔、18……第2
取付孔、19……ボルト、21……ナツト、22
……ナツト本体、22a……締付面、23……リ
ング、24……シール材、24a……第1シール
部、24b……第2シール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 離れて対面するクオータアウタパネルとホイー
    ルハウスアウタパネルとによりホイールアーチ部
    が形成され、このホイールアーチ部外面にオーバ
    フエンダが取付具により支持され、この取付具が
    上記オーバフエンダから突出してクオータアウタ
    パネルに形成した第1取付孔を貫通したボルト
    と、ホイールハウスアウタパネルに形成した第2
    取付孔を通してこのボルトに螺合するナツトとを
    有した自動車の車体において、上記ナツトがボル
    トに螺合したナツト本体と、このナツト本体の締
    付面に突設された金属リングと、同締付面に突設
    されると共に第1取付孔の開口縁に弾性的に当接
    する第1シール部と、この第1シール部から延び
    て第2取付孔の開口縁に弾性的に当接する第2シ
    ール部とを有したことを特徴とするオーバフエン
    ダの取付装置。
JP11406583U 1983-07-22 1983-07-22 オ−バフエンダの取付装置 Granted JPS6020963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406583U JPS6020963U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 オ−バフエンダの取付装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11406583U JPS6020963U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 オ−バフエンダの取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6020963U JPS6020963U (ja) 1985-02-13
JPS6321504Y2 true JPS6321504Y2 (ja) 1988-06-14

Family

ID=30263815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11406583U Granted JPS6020963U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 オ−バフエンダの取付装置

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JP (1) JPS6020963U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3913707C2 (de) * 1989-04-26 1998-01-29 Amc Int Alfa Metalcraft Corp Doppelwandiger Kochtopf
JP2005179844A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Ishibashi:Kk 造形材料、装飾品及びそれらの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6020963U (ja) 1985-02-13

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