JP2536455Y2 - 操向装置のホールカバー - Google Patents

操向装置のホールカバー

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JP2536455Y2
JP2536455Y2 JP1991017387U JP1738791U JP2536455Y2 JP 2536455 Y2 JP2536455 Y2 JP 2536455Y2 JP 1991017387 U JP1991017387 U JP 1991017387U JP 1738791 U JP1738791 U JP 1738791U JP 2536455 Y2 JP2536455 Y2 JP 2536455Y2
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hole cover
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良幸 清水
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Fuji Kiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のステアリング
コラムがダッシュパネルを貫通する部位における操向装
置のホールカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のホールカバーは、図5に示した
ように、ダッシュパネル20に開設されたコラム貫通孔
21から水やほこり等の外の異物が室内に進入するのを
阻止するために、コラム貫通孔21の室外側において周
縁に取付けた筒部22とステアリングギヤ23との間に
介在させる、伸縮可能なゴム等製の略筒形の覆体24で
ある。
【0003】とりわけ、覆体としてのホールカバー24
を取り付ける場合は、筒部22とステアリングギヤ23
との間にて行わねばならないが、従来では、エンジンル
ーム内に駆動部を組み込む際、予めホールカバー24の
一端部をステアリングギヤ23に嵌着して締付バンド等
にて連結しておき、ついで、室内側からステアリングコ
ラム25を取り付けその中間シャフト26の自在継手2
7をステアリングギヤ23と連結した後、エンジンルー
ムからホールカバー24の他端部をダッシュパネル20
の筒部22に嵌着させ、締付バンドとクランプで締結し
て固定するというものであった。なお、室内側にはダッ
シュパネル20とステアリングコラム25のロアージャ
ケット28との間にはゴム製等のブーツ29が介在して
設けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ホール
カバー24の他端部(ダッシュパネル連結部30)を筒
部22(ホールカバー取付部)に連結する作業は、エン
ジンルーム内が既に駆動部の部品で満たされていてスペ
ースに余裕がないこと、及びホールカバー24がゴム等
の弾性体からなるので、ホールカバー24のダッシュパ
ネル連結部30側の上半部は筒部22に冠することがで
きても、下半部は筒部22に下側から作業者の手を挿入
できないこともあって、容易に冠することができないこ
とが多く、そのためにきわめて難儀な作業となり、特殊
な工具もなく、能率が著しく低下するのは勿論のこと、
連結不良があると室内に水漏れ等の不具合が生じる。
【0005】そこで、この考案は上記事情に鑑みて、ダ
ッシュパネル連結部をホールカバー取付部に確実に連結
できるホールカバーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案にかかる操向装
置のホールカバーは、ステアリングギヤボックスに嵌着
するステアリングギヤボックス連結部と、ダッシュパネ
ルに設けたホールカバー取付部の筒部外周面に密着する
環状に形成されたダッシュパネル連結部とがそれぞれ一
体成形されたホールカバーにおいて、前記ダッシュパネ
ル連結部の半部外周若しくは半部断面内に帯状の
強体を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ホールカバーをダッシュパネルに連結する作業
に際し、ホールカバー取付部の下半部にダッシュパネル
連結部の補強された下半部を嵌合し、次いで上半部を嵌
合して嵌着することができ、したがって、スペースの狭
あいな部位における組付け作業が簡便、迅速、容易かつ
確実となる。
【0008】
【実施例】以下この考案を図示の実施例に基づき説明す
る。図1に示したように、ダッシュパネル1のホールカ
バー取付部2に連結するホールカバー3のダッシュパネ
ル連結部4の下半部外周面に、薄い帯状をした鉄板等の
金属又はプラスチック板体からなる補強板5を固着す
る。すなわち、図3に示したように、ダッシュパネル連
結部4の外周面に補強板5を接着剤等で張り付けるので
あるが、ダッシュパネル連結部4の断面部に埋め込んで
もよい。したがって、ダッシュパネル連結部4の下半部
は補強板5によって組付方向の剛性が高められるから、
組付け時に変形し難くなる。
【0009】なお、ホールカバー3はステアリングギヤ
ボックス6に嵌着するステアリングギヤボックス連結部
7と、該連結部7に連続する蛇腹部8と、該蛇腹部8に
連続する傾斜部9及び該傾斜部9に連続するダッシュパ
ネル連結部4がそれぞれ一体形成されている。前記連結
部4,7の内周面にはホールカバー取付部2やステアリ
ングギヤボックス6の外周面に密着する三角断面等のシ
ール部10が環状に形成されている。
【0010】そこで上記実施例の作用につき説明する
と、ホールカバー取付部2にダッシュパネル連結部4を
連結するときは、初めにダッシュパネル連結部4の上半
部側を手で持ち、図4に示したように、補強板5側の下
半部をホールカバー取付部2の下半部に冠する。このと
き、下半部は補強板5で組付方向に剛性高く支持されて
いるから、容易に変形することなく、ホールカバー取付
部2の下半部外周を包み込むことができる。ダッシュパ
ネル連結部4の下半部がホールカバー取付部2の下半部
に嵌着すると、ダッシュパネル連結部4の上半部をホー
ルカバー取付部2の上半部に嵌着する。かくして、ダッ
シュパネル連結部4がホールカバー取付部2に完全に嵌
着すれば、その外周面を締付バンド11で包囲してクラ
ンプ12で締め付ければよい。
【0011】
【考案の効果】以上説明したこの考案によれば、ダッシ
ュパネル連結部の下半部外周若しくは下半部断面内に帯
状の補強体を設けたから、ホールカバー取付部の筒部外
周面へ環状に形成されたダッシュパネル連結部を嵌着さ
せる場合、下半部は補強板により組付け方向に剛性高く
支持されており、容易に変形することなく、ホールカバ
ー取付部の下半部外周を包み込むことができる。したが
って、ダッシュパネルのホールカバー取付部に嵌着させ
る作業が簡便、迅速、容易かつ確実にできる。そのた
、作業不良を生じる恐れがなくて、室内側の水漏れが
起こる不具合がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を適用した操向装置の外部を示す斜視
図。
【図2】この考案にかかるホールカバーの断面図。
【図3】作用説明図。
【図4】作用説明図。
【図5】従来例の説明図。
【符号の説明】
1…ダッシュパネル、2…ホールカバー取付部、3…ホ
ールカバー、4…ダッシュパネル連結部、5…補強板、
6…ステアリングギヤボックス、7…ステアリングギヤ
ボックス連結部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングギヤボックスに嵌着するス
    テアリングギヤボックス連結部と、ダッシュパネルに設
    けたホールカバー取付部の筒部外周面に密着する環状に
    形成されたダッシュパネル連結部とがそれぞれ一体成形
    されたホールカバーにおいて、前記ダッシュパネル連結
    部の半部外周若しくは半部断面内に帯状の補強体を
    設けたことを特徴とする操向装置のホールカバー。
JP1991017387U 1991-03-22 1991-03-22 操向装置のホールカバー Expired - Fee Related JP2536455Y2 (ja)

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JPH0239965U (ja) * 1988-09-09 1990-03-19
JPH0715814Y2 (ja) * 1988-11-30 1995-04-12 富士機工株式会社 車両用操向装置の連結部保護カバー

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