JPH0115923Y2 - - Google Patents

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JPH0115923Y2
JPH0115923Y2 JP1983079673U JP7967383U JPH0115923Y2 JP H0115923 Y2 JPH0115923 Y2 JP H0115923Y2 JP 1983079673 U JP1983079673 U JP 1983079673U JP 7967383 U JP7967383 U JP 7967383U JP H0115923 Y2 JPH0115923 Y2 JP H0115923Y2
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ring
bellows
shaped
dust
protrusion
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JP1983079673U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は流体圧シリンダのピストンロツドの
突出部周面に被包させる防塵ベローズの取付装置
に関するもので、特にタイボルト式小口径シリン
ダに好適に利用される。
(従来技術) 油圧や空気圧等で駆動する流体圧シリンダにお
いて、往復動するピストンロツドに塵埃が付着す
ることによる耐久性の低下を防止するため、一般
にピストンロツドの突出部周面に防塵ベローズを
取付けている。しかして従来では第13図および
第14図で示すように、防塵ベローズ1はその両
端1aおよび1bを幅広の金属製締付バンド2,
2を介してシリンダ本体3のロツドカバー部端面
3aより突出するカバーいんろう部4とピストン
ロツド5の先端部5aとにそれぞれ締め付け固定
することにより、取付けている。ところが通常の
タイロツド式シリンダでは端面3aの四隅にタイ
ロツドボルト部5aおよびタイロツド用ナツト5
bが突出しているため、締付バンド2の締付ネジ
2aおよびナツト2bの締込み操作に困難を伴な
い作業性が悪く、またカバーいんろう部4の出張
り寸法を少なくとも締付バンド2の幅以上とする
必要があつた。更に、上記締付バンド2を使用す
るには締付ネジ2aとナツト2bを配位させ且つ
締込み操作するに足るスペースが必要であること
から、シリンダ径に対してロツド径は比例縮小で
きないことに起因してヘツドカバー端面3aの大
きさに対してカバーいんろう部4の直径が大きく
なるタイロツド式小口径シリンダにあつてはスペ
ース不足により締付バンド2を使用できず、従つ
て防塵ベローズ1を装着しない状態で用いられて
いた。
(考案の目的) この考案は上記欠点を改善し、防塵ベローズの
取付けが極めて容易で、カバーいんろう部の出張
りも少なくて済み、しかも従来では防塵ベローズ
を装着できなかつたタイロツド式小口径シリンダ
に対しても該ベローズを簡単に装着できる取付装
置を提供しようするものである。
(考案の構成) この考案は、ピストンロツドの突出部周面に被
包させる防塵ベローズの一端部に開口縁に沿つて
径方向外方へ突出してベローズ本体より肉厚な補
強突起を形成し、該ベローズの一端部に、リング
状挟持部と該挟持部から径方向に張出すリング状
取付部とからなり、上記挟持部と取付部との間に
上記補強突起の肉厚に略相当する段差を有するリ
ング状取付金具を外嵌して、そのリング状挟持部
とシリンダ本体端面との間で上記補強突起を挟み
付け、上記リング状取付部をシリンダ本体端面に
ねじ止めし、しかして該防塵ベローズの他端部を
ピストンロツドの先端側に固定してなる流体圧シ
リンダ用防塵ベローズの取付装置である。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図および第2図は例えばシリンダ径32mm以
下程度のタイロツド式小口径シリンダを示す。図
において、11はシリンダ本体、12はカバーい
んろう部、13は油圧もしくは空気圧により往復
動するピストンロツド、14はピストンロツド1
3の突出部外周面を被包する防塵ベローズ、15
は該ベローズ14の膨出部形成用針金、16は第
6図A,Bで示す線材からなるリング状取付金
具、17aはタイボルト、17bはタイボルト用
ナツト、18a,18bはパツキングである。し
かして防塵ベローズ14のシリンダ本体11側の
端部14aには開口縁に沿つて径方向外方へ突出
し、ベローズ本体部分14bより肉厚な硬質の補
強突起19が形成されており、該補強突起19が
リング状取付金具16のリング状挟持部16aと
シリンダ本体11のロツドカバー部端面11aと
の間で挟み付けられ、且つ取付金具16が両側の
張出状取付部16b,16bで取付ねじ20,2
0を介してロツドカバー部端面11aに固着さて
いる。これにより防塵ベローズ14の端部14a
はシリンダ本体11に対して固定されている。
尚、防塵ベローズ14のピストンロツド13に対
する固定は、第1図示の従来構成と同様であるた
め図示および説明を省略する。
上記の防塵ベローズ14の肉厚な補強突起19
の具体的な構造としては、例えば第3図の如く端
部14aの折り返し部14bの内側に径大の金属
リング21を嵌込んで重合部14cを接着するこ
とにより補強形成したフランジ状突起19a、あ
るいは第4図の如く端部14aの外向き折り曲げ
端縁14dに金属または硬質合成樹脂等からなる
リング22を外面側から接着することにより補強
形成したフランジ状突起19b等があり、またベ
ローズ材質によつては端部14a自体に成形時に
肉厚な硬質補強突起19を補強形成してもよい。
更に補強突起19としては上述の如きフランジ状
とする以外に、例えば第5図で示す如く開口縁に
沿つて所定間隔で設けた硬質肉厚突起19c等、
部分的に形成したものであつてもよい。
一方、リング状取付金具は、線材で構成したも
のとして第6図A,Bで示すもの以外に、例えば
第7図A,Bの如くリング材の対向側を捻じつて
リング状挟持部22aとリング状取付部22b,
22bとを形成してなる取付金具22、第8図
A,Bの如く2つの半周状線材23,24の環形
端部相互を重合してリング状挟持部25aと両側
のリング状取付具25b,25bを構成する分割
型取付金具25等、種々の形態のものがある。
尚、これらリング状取付金具16,22,25に
おいて、リング状挟持部16a,22a,25a
と両側取付部16b,22b,25bとの間に防
塵ベローズ14の肉厚突起19を嵌合するために
該突起19の略肉厚に相当する(勿論該肉厚より
若干低いことが好ましい)段差tを形成してい
る。
更に線材以外のもので構成したリング状取付金
具として、第9図で示す如くリング状挟持部26
aと張出状取付部26b,26bとを曲成してリ
ング状挟持部26aの片側端の切欠26c,26
cにて段差tを構成した環状帯板からなる取付金
具26、第10図で示す如く楕円形板材の打抜き
により円形開口27cと両側切欠27d,27d
とを連成してリング状挟持部27aおよび取付部
27b,27bを構成し、且つ両部27a,27
b間に段差tを曲成してなる板状取付金具27、
第11図に示す如く幅広の両端部に円穴27a,
27a,28a,28aを開設した2つの弓状形
板材27,28を両端部相互で重合してリング状
挟持部29aと取付部29b,29bとを構成し
且つ段差tを設けた分割型の板状取付金具29、
第12図に示す如く方形板の中央部に打抜きによ
り大径の円形開口30cを形成すると共に四隅部
に円穴30d,30d…を開設することによりリ
ング状挟持部30aと取付部30bとを構成し、
且つ円形開口30cの周囲に段差tを形成した方
形板型取付金具30等、種々の態様のものを使用
できる。尚、方形板型取付金具30では、他の取
付金具が第1図および第2図示の取付ねじ20,
20を介して本体11のロツドカバー部端面11
aに固着するのに対し、四隅部の各円穴30dに
タイボルト17aを通してタイボルト用ナツト1
7bにより締着するように構成してある。
以上の説明では、いずれも流体圧シリンダがタ
イボルト型小口径シリンダである場合について説
明したが、この考案は第13図および第14図で
示す如きタイボルト型大口径シリンダやタイボル
ト型以外の流体圧シリンダ型式についても適用可
能である。
(考案の特有の効果) この考案に係る流体圧シリンダ用防塵ベローズ
の取付装置によれば、防塵ベローズの取付けが極
めて容易でかつ確実で、またカバーいんろう部の
出張りも少なくてよく、しかも従来では防塵ベロ
ーズを装着できなかつたタイボルト式小口径シリ
ンダに対しても防塵ベローズを簡単に装着でき、
該シリンダの塵埃付着による寿命低下を防止する
ことができる。
特に、本考案によれば、防塵ベローズの一端部
に径方向外方へ突出してベローズ本体より肉厚な
補強突起を形成し、この補強突起をリング状取付
金具によつてシリンダ本体端面に挟み付けるだけ
で、補強突起そのものにはなんらねじ止めしない
ので、補強突起の突出量は少なくて済み、また補
強突起はねじ止めによる損傷もなく、更には該補
強突起はベローズ本体より肉厚に形成されている
ため十分な強度を有する。
更に本考案によれば、上記リング状取付金具
は、リング状挟持部と該挟持部から径方向に張出
すリング状取付部とからなるため、リング状取付
部はシリンダ本体端面の取付作業の容易な個所に
周方向に移動させるなどしてもつてくることがで
き、その取付部のシリンダ本体端面へのねじ止め
作業が容易であると共に、上記挟持部と取付部と
の間に上記補強突起の肉厚に略相当する段差を有
してなるため、補強突起に過剰な挟持力を負担さ
せることがなく、無理なく取付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る流体圧シリンダ用防塵
ベローズの取付装置の一実施例を示す半断面側面
図、第2図は第1図の−線の断面矢視図、第
3図および第4図はこの考案で用いる防塵ベロー
ズ態様例の要部を示す半断面側面図、第5図は同
じく防塵ベローズの他の態様を示す正面図、第6
図乃至第12図はいずれもこの考案で用いるリン
グ状取付金具の態様例を示すもので、各図Aは正
面図、各図Bは側面図であり、第13図は従来の
防塵ベローズの取付装置の側面図、第14図は第
13図の−線の断面矢視図である。 11……シリンダ本体、11a……ロツドカバ
ー部端面(端面)、13……ピストンロツド、1
4……防塵ベローズ、14a……端部、14b…
…ベローズ本体、16,22,25,26,2
7,29,30……リング状取付金具、16a,
22a,25a,26a,27a,29a,30
a……リング状挟持部、16b,22b,25
b,26b,27b,29b,30b……リング
状取付部、19,19a,19b,19c……補
強突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンロツドの突出部周面に被包させる防塵
    ベローズの一端部に開口縁に沿つて径方向外方へ
    突出してベローズ本体より肉厚な補強突起を形成
    し、該ベローズの一端部に、リング状挟持部と該
    挟持部から径方向に張出すリング状取付部とから
    なり、上記挟持部と取付部との間に上記補強突起
    の肉厚に略相当する段差を有するリング状取付金
    具を外嵌して、そのリング状挟持部とシリンダ本
    体端面との間で上記補強突起を挟み付け、上記リ
    ング状取付部をシリンダ本体端面にねじ止めし、
    しかして該防塵ベローズの他端部をピストンロツ
    ドの先端側に固定してなる流体圧シリンダ用防塵
    ベローズの取付装置。
JP7967383U 1983-05-26 1983-05-26 流体圧シリンダ用防塵ベロ−ズの取付装置 Granted JPS59185404U (ja)

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JP7967383U JPS59185404U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 流体圧シリンダ用防塵ベロ−ズの取付装置

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JPS59185404U JPS59185404U (ja) 1984-12-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043637U (ja) * 1973-08-24 1975-05-02

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JPS5043637U (ja) * 1973-08-24 1975-05-02

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