JPH0683986U - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JPH0683986U
JPH0683986U JP2484493U JP2484493U JPH0683986U JP H0683986 U JPH0683986 U JP H0683986U JP 2484493 U JP2484493 U JP 2484493U JP 2484493 U JP2484493 U JP 2484493U JP H0683986 U JPH0683986 U JP H0683986U
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
suction port
discharge port
suction
pump device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2484493U
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English (en)
Inventor
秀世 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0683986U publication Critical patent/JPH0683986U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ装置を更新する場合などの据え付け作
業が簡単に行なえるとともに、ポンプの更新作業も非常
に容易に、かつ経済的に行なえるようにする。 【構成】 ポンプ本体11の吸込口12に、筒部14a
とフランジ部14bとにより構成されたルーズフランジ
14の筒部14aを軸線方向に摺動可能に挿嵌するとと
もに、該ルーズフランジ14のフランジ部14bと吸込
口12のフランジ部12aとの間に、ルーズフランジ1
4の突出長さを調整する突出長さ調整機構17を介装
し、この調整機構17におけるボルト17aに螺合した
ナツト17b,17cによりルーズフランジ14のフラ
ンジ部14bと、これに対接する吸込配管3のフランジ
部3aとを締め付け固定して、吸込口12および吐出口
13と吸込配管3および吐出配管4とをそれぞれ接続可
能に構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として汚泥や土砂などを揚水する場合に据え付けて用いられるポ ンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図3に示すように、貯留槽2内に溜まった汚泥をポンプ装置1により 揚水する場合、貯留槽2内に開口する吸込配管3をポンプ装置1に接続させて、 ポンプ装置1によって汚泥を吸い込むとともに、ポンプ装置1に接続された吐出 配管4を介して外部に排出するように構成される。なお、図中5は吸込バルブ、 6は吐出バルブである。
【0003】 ところで、従来のポンプ装置にあっては、図4に示すように、ポンプ本体11 の吸込口12および吐出口13と吸込配管3および吐出配管4とが直接的に接続 されている。すなわち、吸込口12および吐出口13の各端部に形成されたフラ ンジ部12a,13aに、吸込配管3および吐出配管4の各端部に形成されたフ ランジ部3a,3bをそれぞれ直接当接させて、両者をボルト・ナツトなどの固 定具により締め付け固定するように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来のポンプ装置においては、吸込配管3および吐出配管4が吸 込口12および吐出口13に固定的に接続されているために、もともとの据え付 け作業がやりにくいのはもとより、老朽化や容量変更などに応じてポンプ装置を 更新する場合、非常に面倒で手数の掛かる更新作業が必要となる。すなわち、ポ ンプ装置の吸込口および吐出口がともに、吸込配管および吐出配管により位置規 制された状態で、いわゆる、三次元的に地獄になっているため、ポンプ装置を更 新するにあたっては、配管設備全体を取り替えるなどの大幅な改造が必要となり 、更新作業が非常に面倒で手間の掛かるものであるばかりでなく、未だ十分に使 用可能な構成部材の取り替えなども要することから、経済的なロスも大きい。特 に、ポンプ装置の近くに吸込バルブや吐出バルブなどが配置されている場合が多 く、上記の問題がより一層助長される。
【0005】 本考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、据え付け作業 を簡単に行なえるとともに、ポンプの仕様変更などの更新作業も非常に容易に、 かつ、経済的に行なうことができるポンプ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るポンプ装置は、吸込配管に接続され る吸込口と、吐出配管に接続される吐出口とを互いに二次元面に配置して備えた ポンプ装置において、上記吸込口および吐出口のそれぞれに、筒部とフランジ部 とにより構成されるルーズフランジが上記筒部を介してその軸線方向に摺動可能 に挿嵌されているるとともに、該筒部と吸込口および吐出口との間にそれぞれ、 両者間を密封するための軸封部材が介装され、かつ、上記ルーズフランジと吸込 口および吐出口との間には、吸込口および吐出口からのフランジ部の突出長さを 調整するための突出長さ調整機構が設けられたものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、先に使用しいていたポンプを容量の異なる新しいポンプに取 り替えるなどの更新に当たり、ルーズフランジの筒部をポンプ本体の吸込口およ び吐出口に対してその軸線方向に摺動させることにより、ポンプ装置の据え付け 位置が吸込配管および吐出配管により規制されていてるも、吸込配管および吐出 配管とポンプの吸込口および吐出口との間に十分な空間を確保して、ポンプ本体 の所定位置への据え付けが容易であり、したがって、更新作業を非常に簡単容易 に行なえる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 図1は本考案の一実施例によるポンプ装置の一部切欠き正面図、図2は同要部 の拡大縦断面図である。なお、従来例と同一部材もしくは相当部材には同一符号 を付して、それら説明を省略する。
【0009】 図1および図2において、ポンプ本体11の吸込口12および吐出口13の端 部には、それぞれ貫通孔12b,13bを有するフランジ部12a,13aが一 体形成されている。14は上記吸込口12および吐出口13内に軸線方向に摺動 可能に挿嵌される筒部14aと、この筒部14aの一端部に一体形成されたフラ ンジ部14bとにより構成されるルーズフランジで、このルーズフランジ14の フランジ部14bには貫通孔14cが形成されている。
【0010】 15はルーズフランジ14の筒部14aの外周面上で、上記吸込口12および 吐出口13側の各フランジ部12a,13a外面の最小径部に形成された環状傾 斜面12c,13cにそれぞれ対接される環状のパツキン、16はルーズフラン ジ14の筒部14aに外嵌されて上記環状のパツキン15に対接されるパツキン 押え板で、該押え板16にも貫通孔16aが形成されている。17は一本のボル ト17aと、該ボルト17aに螺合される三個のナツト17b,17c,17d とにより構成されるルーズフランジ14の突出長さ調整機構である。
【0011】 そして、上記ポンプ本体11における吸込口12および吐出口13にそれぞれ 筒部14aを介して軸線方向に摺動可能に挿嵌されたルーズフランジ14のフラ ンジ部14bを吸込口12および吐出口13の各フランジ部12a,13aに対 向させる。このとき、予めルーズフランジ14の筒部14aに環状パツキン15 と押え板16とを外嵌させておく。この状態で、上記突出長さ調整機構17のボ ルト17aを、吸込口12および吐出口13の各フランジ部12a,13aの貫 通孔12b,13bから押え板16の貫通孔16aに亘るように挿通するととも に、ボルト17aにナツト17dを螺合して押え板16を締め付ける。これによ り、パツキン15が押え板16を介して環状傾斜面12c,13cに押し付けら れてルーズフランジ14と吸込口12および吐出口13との間が密封される。
【0012】 また、上記ボルト17aにナツト17cを螺合した上、ボルト17aをルーズ フランジ14のフランジ部14bの貫通孔14cに挿通することにより、ナツト 17cのボルト17aに対する位置調整によってルーズフランジ14の突出長さ が任意に調整される。この状態で、ルーズフランジ14のフランジ部14bから 突出するボルト17aに、吸込配管3および吐出配管4の各フランジ部3a,4 aの貫通孔3b,4bを挿通させて、該フランジ部3a,4aをルーズフランジ 14のフランジ部14bに対接させるとともに、ボルト17aにナツト17bを 螺合して、これを締め付けることにより、ナツト17b,17c間にルーズフラ ンジ14のフランジ部14bと吸込配管3および吐出配管4の各フランジ部3a ,4aを締め付けて、両者を固定することで、上記ポンプ本体11の吸込口12 および吐出口13に吸込配管3および吐出配管4が接続される。
【0013】 ところで、ポンプ装置の老朽化や容量変更などにともなって、これを新しいポ ンプ装置に取り替えるポンプ更新において、既存のポンプ装置を取り外すには、 まず、上記調整機構17のボルト17aからナツト17bを外すとともに、ナツ ト17c,17dを緩めてボルト17aを少し抜き出すとともに、ルーズフラン ジ14を相対摺動させて、吸込口12および吐出口13側に引き込む。これによ り、吸込口12と吸込配管3、および、吐出口13と吐出配管4との接続が解除 され、ポンプ本体11を取り外すことができる。このとき、ルーズフランジ14 などを新しいポンプ装置においても用いる場合には、上記ボルト17aを、ナツ ト17c,17dを廻り止め状態で回動し抜き取ることにより、ルーズフランジ 14やパツキン15、押え板16などを吸込口12および吐出口13から取り外 すことができ、新しく据え付けられるポンプ装置においてそのまま使用すること ができる。
【0014】 そして、新しいポンプ装置を据え付けるには、ポンプ本体11における吸込口 12および吐出口13の各フランジ部12a,13aの貫通孔12b,13bに 調整機構17のボルト17aを挿通させるとともに、該吸込口12および吐出口 13にルーズフランジ14の筒部14aを挿嵌する。このとき、筒部14a上に はパツキン15と押え板16とが嵌め込まれているもので、上記ボルト17aに ナツト17dを螺合させて締め付けることにより、押え板16を介してパツキン 15が吸込口12および吐出口13の各フランジ部12a,13aに押し付けら れて密封を行なう。また、上記ボルト17aにナツト17cをナツト17dとと もに螺合させた状態で、該ボルト17aをルーズフランジ14のフランジ部14 bの貫通孔14cと、吸込配管3および吐出配管4の各フランジ部3a,4aの 貫通孔3b,4bとに亘って挿通させるとともに、該ボルト17aにナツト17 bを螺合させる。このとき、吸込配管3および吐出配管4は位置規制された状態 にあるので、ナツト17bの締め付けにより吸込配管3および吐出配管4と吸込 口12および吐出口13とは固定状態に接続されることになる。また、この状態 でナツト17cを締め付けると、ルーズフランジ14のフランジ部14bが吸込 配管3および吐出配管4の各フランジ部3a,4aに圧接され、吸込口12およ び吐出口13と吸込配管3および吐出配管4とが連通されることになる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、吸込口および吐出口と吸込配管および吐出配 管との間に、筒部とフランジ部とにより構成されるルーズフランジを介装し、該 ルーズフランジの筒部を吸込口および吐出口に対して、それぞれ軸線方向に摺動 可能に挿嵌するとともに、ルーズフランジと吸込口および吐出口との間に、吸込 口および吐出口からのルーズフランジの突出長さを調整するための調整機構を設 けたものであるから、上記ルーズフランジの筒部を吸込口および吐出口に対して 相対摺動させることにより、両者間に十分な作業空間を確保させることが可能と なり、ポンプ装置の据え付け位置が吸込配管および吐出配管により固定的に規制 されていても、その据え付け作業が簡単容易に行なえるのはもとより、ポンプ装 置の型式や容量の変更などのポンプ更新時にも、ルーズフランジの突出長さを変 更調整するだけで、ポンプの据え付け寸法を任意に可変することができ、したが って、配管設備の全体を取り替えなどの大掛かりな改造を要することなく、ポン プ更新作業を非常に容易に、かつ、経済的に実現することができるという効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるポンプ装置を示す一部
切欠き正面図である。
【図2】同要部の拡大縦断面図である。
【図3】ポンプ装置の全体を示す概略図である。
【図4】従来のポンプ装置を示す一部切欠き正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ポンプ装置 11 ポンプ本体 12 吸込口 13 吐出口 14 ルーズフランジ 17 調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 23/024 23/028 27/12 E 7123−3J

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込配管に接続される吸込口と、吐出配
    管に接続される吐出口とを互いに二次元面に配置して備
    えたポンプ装置において、上記吸込口および吐出口のそ
    れぞれに、筒部とフランジ部とにより構成されるルーズ
    フランジが上記筒部を介してその軸線方向に摺動可能に
    挿嵌されているるとともに、該筒部と吸込口および吐出
    口との間にそれぞれ、両者間を密封するための軸封部材
    が介装され、かつ、上記ルーズフランジと吸込口および
    吐出口との間には、吸込口および吐出口からのフランジ
    部の突出長さを調整するための突出長さ調整機構が設け
    られていることを特徴とするポンプ装置。
JP2484493U 1993-05-14 1993-05-14 ポンプ装置 Pending JPH0683986U (ja)

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Cited By (6)

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