JP7054518B2 - 離脱防止管継手、及び、管継手の離脱防止方法 - Google Patents
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図1は、本実施形態の離脱防止管継手10を管軸方向に沿って受口1側(図2,3の左側)から見た図である。図2,3は、それぞれ図1のA-A,B-B矢視断面を示している。図1~3に示すように、離脱防止管継手10では、鍔部11を有する受口1に挿口2を挿入してなる管継手に離脱防止金具3が取り付けられている。
第2実施形態は、以下に説明する事項の他は第1実施形態と同様であるので、共通点を省略して主に相違点について説明する。第1実施形態で説明したものと同じ部材や部位には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。後述する第3実施形態においても、これと同様である。
本実施形態では、図9に示したピース7を使用することにより間隔D(図2参照)を容易に確保できるようにしている。このピース7は、フック30の先端に被せることにより装着される。そのため、取り付けが簡単であり、施工に手間がかからない。ピース7は、可縮材で形成されているとともに、鍔部11の背面とフック30との間に、それらの間隔を確保するために介在している。
2 挿口
3 離脱防止金具
5 ピース
6 ピース
7 ピース
10 離脱防止管継手
11 鍔部
12 ボルト(T頭ボルト)
30 フック
51 本体部
52 鉤状部
61 嵌入穴
P1 管
P2 管
Claims (7)
- 鍔部または段部を有する受口に挿口を挿入してなる管継手に離脱防止金具が取り付けられた離脱防止管継手において、
前記離脱防止金具が、前記鍔部または前記段部に被さるように配置されるフックを有し、
前記鍔部または前記段部の背面と前記フックとの間に、それらの間隔を確保するためのピースが介在し、前記ピースは可縮材により形成されており、
前記鍔部もしくは前記段部に引っ掛けることにより、または前記鍔部に挿通されたボルトの頭部に引っ掛けることにより、または前記フックの先端に被せることにより、前記ピースが装着されており、
前記ピースが、前記鍔部または前記段部の背面に対向して配置される本体部と、前記鍔部または前記段部に被さるように配置される鉤状部とを有していて、前記鍔部または前記段部に前記鉤状部を引っ掛けることにより装着可能に構成されている、離脱防止管継手。 - 鍔部または段部を有する受口に挿口を挿入してなる管継手に離脱防止金具が取り付けられた離脱防止管継手において、
前記離脱防止金具が、前記鍔部または前記段部に被さるように配置されるフックを有し、
前記鍔部または前記段部の背面と前記フックとの間に、それらの間隔を確保するためのピースが介在し、前記ピースは可縮材により形成されており、
前記鍔部もしくは前記段部に引っ掛けることにより、または前記鍔部に挿通されたボルトの頭部に引っ掛けることにより、または前記フックの先端に被せることにより、前記ピースが装着されており、
前記ピースが、前記受口の管軸を通って管径方向に延びる平面で切断したときの断面で見てU字状に形成されていて、前記フックの先端に被せることにより装着可能に構成されている、離脱防止管継手。 - 鍔部または段部を有する受口に挿口を挿入してなる管継手に離脱防止金具が取り付けられた離脱防止管継手において、
前記離脱防止金具が、前記鍔部または前記段部に被さるように配置されるフックを有し、
前記鍔部または前記段部の背面と前記フックとの間に、それらの間隔を確保するためのピースが介在し、前記ピースは可縮材により形成されており、
前記鍔部もしくは前記段部に引っ掛けることにより、または前記鍔部に挿通されたボルトの頭部に引っ掛けることにより、または前記フックの先端に被せることにより、前記ピースが装着されており、
前記ピースが、前記受口の管周方向に沿って湾曲した板状部材により形成されているとともに、管軸方向から見て円弧状に延びており、その中央部に前記ボルトの頭部を嵌入するための嵌入穴を有していて、前記嵌入穴を前記ボルトの頭部に引っ掛けることにより装着可能に構成されており、前記嵌入穴は、前記ピースを管軸方向に貫通し且つ管径方向内側に開いている、離脱防止管継手。 - 前記離脱防止金具は、収容溝を有し且つ前記挿口の外周に装着される環状のハウジングと、前記収容溝に収容されて前記挿口の外周面に係止する爪を有する係止部材と、を備える、請求項3に記載の離脱防止管継手。
- 鍔部または段部を有する受口に挿口を挿入してなる管継手に離脱防止金具を取り付けて離脱防止機能を発揮できるようにする管継手の離脱防止方法において、
可縮材により形成されたピースを、前記鍔部もしくは前記段部に引っ掛けることにより、または前記鍔部に挿通されたボルトの頭部に引っ掛けることにより、または前記離脱防止金具が有するフックの先端に被せることにより装着する第1の工程と、
前記鍔部または前記段部に前記フックが被さるようにして前記離脱防止金具を前記管継手に取り付け、前記鍔部または前記段部の背面と前記フックとの間隔を、それらの間に介在する前記ピースによって確保する第2の工程と、を備え、
前記ピースが、前記鍔部または前記段部の背面に対向して配置される本体部と、前記鍔部または前記段部に被さるように配置される鉤状部とを有していて、前記鍔部または前記段部に前記鉤状部を引っ掛けることにより装着可能に構成されている、管継手の離脱防止方法。 - 鍔部または段部を有する受口に挿口を挿入してなる管継手に離脱防止金具を取り付けて離脱防止機能を発揮できるようにする管継手の離脱防止方法において、
可縮材により形成されたピースを、前記鍔部もしくは前記段部に引っ掛けることにより、または前記鍔部に挿通されたボルトの頭部に引っ掛けることにより、または前記離脱防止金具が有するフックの先端に被せることにより装着する第1の工程と、
前記鍔部または前記段部に前記フックが被さるようにして前記離脱防止金具を前記管継手に取り付け、前記鍔部または前記段部の背面と前記フックとの間隔を、それらの間に介在する前記ピースによって確保する第2の工程と、を備え、
前記ピースが、前記受口の管軸を通って管径方向に延びる平面で切断したときの断面で見てU字状に形成されていて、前記フックの先端に被せることにより装着可能に構成されている、管継手の離脱防止方法。 - 鍔部または段部を有する受口に挿口を挿入してなる管継手に離脱防止金具を取り付けて離脱防止機能を発揮できるようにする管継手の離脱防止方法において、
可縮材により形成されたピースを、前記鍔部もしくは前記段部に引っ掛けることにより、または前記鍔部に挿通されたボルトの頭部に引っ掛けることにより、または前記離脱防止金具が有するフックの先端に被せることにより装着する第1の工程と、
前記鍔部または前記段部に前記フックが被さるようにして前記離脱防止金具を前記管継手に取り付け、前記鍔部または前記段部の背面と前記フックとの間隔を、それらの間に介在する前記ピースによって確保する第2の工程と、を備え、
前記ピースが、前記受口の管周方向に沿って湾曲した板状部材により形成されているとともに、管軸方向から見て円弧状に延びており、その中央部に前記ボルトの頭部を嵌入するための嵌入穴を有していて、前記嵌入穴を前記ボルトの頭部に引っ掛けることにより装着可能に構成されており、前記嵌入穴は、前記ピースを管軸方向に貫通し且つ管径方向内側に開いている、管継手の離脱防止方法。
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