JPH0241428Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241428Y2 JPH0241428Y2 JP1985075243U JP7524385U JPH0241428Y2 JP H0241428 Y2 JPH0241428 Y2 JP H0241428Y2 JP 1985075243 U JP1985075243 U JP 1985075243U JP 7524385 U JP7524385 U JP 7524385U JP H0241428 Y2 JPH0241428 Y2 JP H0241428Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical wall
- tube
- connecting end
- end fitting
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、一般に自動車、或いは各種の機械、
設備及び装置等に給油、給気の供給路等として配
設多用される管径20m/m程度以下の比較的細径
からなる薄肉金属管材の外周面に、その製品長に
亘つて樹脂チユーブ材を密嵌状に被着して構成し
た重合チユーブと接続端金具との取付け固定構造
の改良に関するものである。
設備及び装置等に給油、給気の供給路等として配
設多用される管径20m/m程度以下の比較的細径
からなる薄肉金属管材の外周面に、その製品長に
亘つて樹脂チユーブ材を密嵌状に被着して構成し
た重合チユーブと接続端金具との取付け固定構造
の改良に関するものである。
従来、この種の取付け固定構造としては、例え
ば自動車の燃料パイプ或いはバキユームパイプ等
にあつては、その耐食性の向上、製品の軽量化或
いは配設の容易性等を考慮して、薄肉金属管材を
芯材としてその外周面に、製品長に亘つて樹脂チ
ユーブ材を密嵌状に被着して構成した重合チユー
ブを使用して、第2図に例示するように、薄肉金
属管材13の外周面に樹脂チユーブ材12を密嵌
状に被着して構成した重合チユーブ11を、該重
合チユーブの接続端部附近の外周面上に挿着した
O−リング16と押圧環体17とを、相手接続端
金具側の接続円筒壁15の取付け孔14部に、締
付けナツト18による螺合締着に伴い該取付け孔
の孔周面に設けた受圧壁部に押圧せしめて取付け
固定していた。
ば自動車の燃料パイプ或いはバキユームパイプ等
にあつては、その耐食性の向上、製品の軽量化或
いは配設の容易性等を考慮して、薄肉金属管材を
芯材としてその外周面に、製品長に亘つて樹脂チ
ユーブ材を密嵌状に被着して構成した重合チユー
ブを使用して、第2図に例示するように、薄肉金
属管材13の外周面に樹脂チユーブ材12を密嵌
状に被着して構成した重合チユーブ11を、該重
合チユーブの接続端部附近の外周面上に挿着した
O−リング16と押圧環体17とを、相手接続端
金具側の接続円筒壁15の取付け孔14部に、締
付けナツト18による螺合締着に伴い該取付け孔
の孔周面に設けた受圧壁部に押圧せしめて取付け
固定していた。
しかしながら前記従来の取付け固定構造にあつ
ては、O−リング16、押圧環体17及び締付け
ナツト18の使用により概して取付け固定構造を
複雑とし、且つ形状を大形とし、同時にその重量
を増し、また螺合締着操作により取付け固定作業
を煩わしくするばかりでなく、長期に亘り加振状
態下に配設されることに起因して締付けナツト1
8に弛みを招き、しばしば洩れを誘発する等の問
題を有するものであつた。
ては、O−リング16、押圧環体17及び締付け
ナツト18の使用により概して取付け固定構造を
複雑とし、且つ形状を大形とし、同時にその重量
を増し、また螺合締着操作により取付け固定作業
を煩わしくするばかりでなく、長期に亘り加振状
態下に配設されることに起因して締付けナツト1
8に弛みを招き、しばしば洩れを誘発する等の問
題を有するものであつた。
本考案は、このような従来の前記問題を極めて
効果的に解決するため、重合チユーブ側の内周面
の金属管材による金属肌面と、該重合チユーブ側
の内周金属肌面部に組込んだ接続端金具側の接続
円筒壁部との間に、樹脂若くはゴム製からなる弾
性スリーブを挾圧状に介在して取付け構成せしめ
ることにより、弾性スリーブ自体の摩耗抵抗と挾
圧状の介在に伴う少くとも一方の周面に沿つて設
けた環状の抜け止め構造部分での弾圧変形による
圧合とによつて、比較的取付け固定構造を簡素且
つ小形として、同時にその重量を軽減することは
勿論のこと、取付け固定作業を容易とし、更に長
期に亘つて配設使用中での前記取付け固定個所で
の洩れの憂いをなくすることのできる強固な取付
け固定構造のものを提案することを目的とするも
のである。
効果的に解決するため、重合チユーブ側の内周面
の金属管材による金属肌面と、該重合チユーブ側
の内周金属肌面部に組込んだ接続端金具側の接続
円筒壁部との間に、樹脂若くはゴム製からなる弾
性スリーブを挾圧状に介在して取付け構成せしめ
ることにより、弾性スリーブ自体の摩耗抵抗と挾
圧状の介在に伴う少くとも一方の周面に沿つて設
けた環状の抜け止め構造部分での弾圧変形による
圧合とによつて、比較的取付け固定構造を簡素且
つ小形として、同時にその重量を軽減することは
勿論のこと、取付け固定作業を容易とし、更に長
期に亘つて配設使用中での前記取付け固定個所で
の洩れの憂いをなくすることのできる強固な取付
け固定構造のものを提案することを目的とするも
のである。
本考案は、細径からなる薄肉金属管材の外周面
に樹脂チユーブ材を密嵌状に被着して構成した重
合チユーブの接続端部附近の薄肉金属管材の内周
金属肌面に沿つて複数の溝を設け、該溝を有する
内周金属肌面と、周面に沿つて複数の環状凸壁を
有する接続端金具側の接続円筒壁部の外周面との
間に、それぞれの前記溝部と凸壁部とを対向位置
した状態で先端に鍔状の係止壁を有する弾性スリ
ーブの筒壁部を、挾圧状に介在して取付け構成し
た重合チユーブと接続端金具との取付け固定構造
を要旨とするものである。
に樹脂チユーブ材を密嵌状に被着して構成した重
合チユーブの接続端部附近の薄肉金属管材の内周
金属肌面に沿つて複数の溝を設け、該溝を有する
内周金属肌面と、周面に沿つて複数の環状凸壁を
有する接続端金具側の接続円筒壁部の外周面との
間に、それぞれの前記溝部と凸壁部とを対向位置
した状態で先端に鍔状の係止壁を有する弾性スリ
ーブの筒壁部を、挾圧状に介在して取付け構成し
た重合チユーブと接続端金具との取付け固定構造
を要旨とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すれば、第1図は本考案の重合チユーブと接続端
金具との取付け固定構造を示す一部切欠による縦
断面であり、1は管径20m/m程度以下の細径か
らなる鋼、アルミニウム或いはステンレス等の肉
厚1.5m/m程度以下の薄肉金属管材3の外周面
に、その製品長に亘つて所望の材質からなる樹脂
チユーブ材2を密嵌状に被着して構成した重合チ
ユーブである。4は種々の構造を有した接続端金
具で、該接続端金具側に設けたその周面に沿つて
複数の凸壁を有する接続円筒壁5部の外周面との
間に、先端に鍔状の係止壁7とその背後に筒壁8
とを有する樹脂若くはゴム製からなる弾性スリー
ブ6の前記筒壁8部を、挾圧状に介在して取付け
固定してなるものである。9は薄肉金属管材3の
接続端部附近の内周金属肌面に沿つて設けた複数
の環状溝若くは螺旋溝である。そしてそれぞれの
溝9部と前記凸壁部とを対向位置した状態にあ
る。尚前記接続端金具4の取付けに際しては、予
め弾性スリーブ6の筒壁8部を重合チユーブ1の
内周金属肌面部に差き込み、次いで接続端金具4
の接続円筒壁5部を押圧することにより、前記弾
性スリーブ6の筒壁8部を挾圧状として介在し、
強固に固定されるものである。
すれば、第1図は本考案の重合チユーブと接続端
金具との取付け固定構造を示す一部切欠による縦
断面であり、1は管径20m/m程度以下の細径か
らなる鋼、アルミニウム或いはステンレス等の肉
厚1.5m/m程度以下の薄肉金属管材3の外周面
に、その製品長に亘つて所望の材質からなる樹脂
チユーブ材2を密嵌状に被着して構成した重合チ
ユーブである。4は種々の構造を有した接続端金
具で、該接続端金具側に設けたその周面に沿つて
複数の凸壁を有する接続円筒壁5部の外周面との
間に、先端に鍔状の係止壁7とその背後に筒壁8
とを有する樹脂若くはゴム製からなる弾性スリー
ブ6の前記筒壁8部を、挾圧状に介在して取付け
固定してなるものである。9は薄肉金属管材3の
接続端部附近の内周金属肌面に沿つて設けた複数
の環状溝若くは螺旋溝である。そしてそれぞれの
溝9部と前記凸壁部とを対向位置した状態にあ
る。尚前記接続端金具4の取付けに際しては、予
め弾性スリーブ6の筒壁8部を重合チユーブ1の
内周金属肌面部に差き込み、次いで接続端金具4
の接続円筒壁5部を押圧することにより、前記弾
性スリーブ6の筒壁8部を挾圧状として介在し、
強固に固定されるものである。
本考案は、このように構成されているため、弾
性スリーブ6自体の摩擦抵抗と、しかも挾圧状の
介在に伴う少くとも一方の周面に沿つて設けた環
状の抜け止め構造部分での弾圧変形による圧合と
によつて強固に固定されることとなり、更に接続
端金具4を、その接続円筒壁5部での単に押圧に
よつて重合チユーブ1に取付け固定することとな
るのである。
性スリーブ6自体の摩擦抵抗と、しかも挾圧状の
介在に伴う少くとも一方の周面に沿つて設けた環
状の抜け止め構造部分での弾圧変形による圧合と
によつて強固に固定されることとなり、更に接続
端金具4を、その接続円筒壁5部での単に押圧に
よつて重合チユーブ1に取付け固定することとな
るのである。
以上説明したように、本考案の重合チユーブと
接続端金具との取付け固定構造は、特に重合チユ
ーブ1側の内周面の金属管による金属肌面と該重
合チユーブ側の内周面部に組込んだ接続端金具4
側の接続円筒壁5部との間に、それぞれの溝9部
と凸壁部を対向位置した状態で、樹脂若くはゴム
製からなる弾性スリーブ6を挾圧状に介在して取
付け構成してなるため、前記単に押圧による取付
けに関連して比較的取付け固定構造を簡素且つコ
ンパクトとし、同時にその重量を軽減することが
でき、また取付け固定作業を容易とし、更に長期
の亘つて配設使用中での取付け固定個所での洩れ
の憂いをなくして、強固に固定することのできる
極めて有用な取付け固定構造である。
接続端金具との取付け固定構造は、特に重合チユ
ーブ1側の内周面の金属管による金属肌面と該重
合チユーブ側の内周面部に組込んだ接続端金具4
側の接続円筒壁5部との間に、それぞれの溝9部
と凸壁部を対向位置した状態で、樹脂若くはゴム
製からなる弾性スリーブ6を挾圧状に介在して取
付け構成してなるため、前記単に押圧による取付
けに関連して比較的取付け固定構造を簡素且つコ
ンパクトとし、同時にその重量を軽減することが
でき、また取付け固定作業を容易とし、更に長期
の亘つて配設使用中での取付け固定個所での洩れ
の憂いをなくして、強固に固定することのできる
極めて有用な取付け固定構造である。
第1図は本考案の一実施例に係る重合チユーブ
と接続端金具との取付け固定構造の一部切欠きに
よる縦断面図、第2図は従来の実施例を示す取付
け固定構造の一部切欠き縦面図である。 1……重合チユーブ、2……樹脂チユーブ材、
3……金属管材、4……接続端金具、5……接続
円筒壁、6……弾性スリーブ、7……係止壁、8
……筒壁。
と接続端金具との取付け固定構造の一部切欠きに
よる縦断面図、第2図は従来の実施例を示す取付
け固定構造の一部切欠き縦面図である。 1……重合チユーブ、2……樹脂チユーブ材、
3……金属管材、4……接続端金具、5……接続
円筒壁、6……弾性スリーブ、7……係止壁、8
……筒壁。
Claims (1)
- 細径からなる薄肉金属管材3の外周面に樹脂材
チユーブ2を密嵌状に被着して構成した重合チユ
ーブ1の接続端部附近の薄肉金属管材3の内周金
属肌面に沿つて複数の溝9を設け、該溝を有する
内周金属肌面と、周面に沿つて複数の環状凸壁を
有する接続端金具4側の接続円筒壁5部の外周面
との間に、それぞれの前記溝9部と凸壁部とを対
向位置した状態で先端に鍔状の係止壁7を有する
弾性スリーブ6の筒壁8部を挾圧状に介在して取
付け構成したことを特徴とする重合チユーブと接
続端金具との取付け固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985075243U JPH0241428Y2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985075243U JPH0241428Y2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61191591U JPS61191591U (ja) | 1986-11-28 |
JPH0241428Y2 true JPH0241428Y2 (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=30616284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985075243U Expired JPH0241428Y2 (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241428Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104421A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-11 | Hitachi Cable Ltd | Connection method between hoses and between hose and joint fittings |
JPS5526264A (en) * | 1978-08-17 | 1980-02-25 | Nippon Kayaku Kk | Dyeing and printing of hydrophobic fiber by water insoluble azo dyestuff |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176811U (ja) * | 1974-12-13 | 1976-06-17 |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP1985075243U patent/JPH0241428Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53104421A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-11 | Hitachi Cable Ltd | Connection method between hoses and between hose and joint fittings |
JPS5526264A (en) * | 1978-08-17 | 1980-02-25 | Nippon Kayaku Kk | Dyeing and printing of hydrophobic fiber by water insoluble azo dyestuff |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61191591U (ja) | 1986-11-28 |
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