JPH0614063Y2 - エアクリ−ナホ−スとレゾネ−タとの結合構造 - Google Patents

エアクリ−ナホ−スとレゾネ−タとの結合構造

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JPH0614063Y2
JPH0614063Y2 JP5609987U JP5609987U JPH0614063Y2 JP H0614063 Y2 JPH0614063 Y2 JP H0614063Y2 JP 5609987 U JP5609987 U JP 5609987U JP 5609987 U JP5609987 U JP 5609987U JP H0614063 Y2 JPH0614063 Y2 JP H0614063Y2
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JP
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JP5609987U
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和弘 田口
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、自動車用エアクリーナホースと、その吸気
音低減を図るために連通されるレゾネータとの結合構造
に関し、特に、組付作業性が良好なエアクリーナホース
とレゾネータとの結合構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のエアクリーナホース(以下ホースと略
す)とレゾネータとの結合構造としては、第7図に示す
ものがあつた。
この結合構造は、ホース1の外周面に半径方向に突出す
る円筒形状の連結部2が形成され、レゾネータ4の円形
の開口部5に円環状のゴムパツキン3が嵌着され、連結
部2がゴムパツキン3を介して開口部5に差し込まれて
なるものであつた。
なお、ホース1に対するレゾネータ4の固定は、レゾネ
ータ4から配設される図示しない締結バンドがホース1
の外周を巻き込むことによつてなされている。
そして、この組付作業は、ホース1の連結部2に対し、
ゴムパツキン3が嵌着されている開口部5を外装させる
ように嵌め、図示しない締結バンドを締結させ、ホース
1にレゾネータ4を結合させるものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、この種のレゾネータ4は、吸気音低減のための
ある程度の内部容積が必要となり、そして、車体内に配
設させるためにコンパクトになる必要があることから、
その全体形状が立方体に近い形状となり、また、ホース
に対して接近して結合されることとなる。
そのため、組付作業時、両者の結合部位をレゾネータ4
やホース1自体が邪魔をして目視し難くし、ゴムパツキ
ン3周縁がめくれた状態や各部相互が偏心した状態で結
合されてしまう虞れが生じ易い。
そこで、ゴムパツキン3周縁がめくれた状態や各部相互
が偏心した状態で結合されると、シール性が低下し、特
に、レゾネータ4がエアクリーナのインテークマニホー
ルド側、即ち、クリーン側のホース1に配設されるよう
な場合には問題となることから、ゴムパツキン3の無用
な変形や各部相互の無用な偏心を生じさせないよう、慎
重に組付ける必要が生じ、組付作業に手間がかかること
となつていた。
この考案は、上記問題を解決するもので、シール性を低
下させることなく、組付作業性を向上させることができ
るホースとレゾネータとの結合構造を提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係るホースとレゾネータとの結合構造は、固
着手段を介してレゾネータをホースに対して固定させる
とともに、筒状に突設された相互の連結部を嵌合させる
ことによりレゾネータをホースに連通させる構造であつ
て、 相互の連結部の一方を雄側連結部、他方を雌側連結部と
し、 雄側連結部外周面と雌側連結部内周面とを、対応する略
平行なテーパ形状に形成し、 雄側連結部外周面と雌側連結部内周面との一方の全周に
シール部材を貼着させることにより、既述の問題を解決
するものである。
〈考案の作用・効果〉 この考案に係るホースとレゾネータとの結合構造では、
ホースとレゾネータとの一方の雄側連結部を他方の雌側
連結部に差し込み、固着手段で固定させれば、ホースと
レゾネータとを結合させることができる。
そして、雄側連結部を雌側連結部に差し込む際、雄側連
結部外周面と雌側連結部内周面とが対応する略平行なテ
ーパ形状に形成されており、さらに一方の全周にシール
部材が貼着されていることから、両連結部の偏心が防止
され、かつ、シール部材の全周が均一に押圧されて、所
定のシール性を確保して結合されることとなる。
したがつて、この考案に係るホースとレゾネータとの結
合構造では、ホースやレゾネータ自体によつて両連結部
の結合状態が目視できなくとも、雄側連結部を雌側連結
部に差し込むだけの簡単な作業で所定のシール性を確保
できることから、手間取らずに組付けることができ、組
付作業性を向上させることができる。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図に示す実施例は、エアクリーナからインテー
クマニホールドまで連結されるホース11にレゾネータ
14が結合されるものである。
ホース11は、PP・PE・PPO等の合成樹脂からな
るブロー成形品であり、周面の所定位置に略円筒状に突
出する連結部12が形成されている。この連結部12
は、ホース11のブロー成形時、射出成形で既に成形さ
れている略円筒状のインサート21を一体的に埋設させ
て形成するものである。
レゾネータ14は、PP・PE・PPO等の合成樹脂か
らブロー成形によつて略立方体形状に形成され、所定位
置に略円筒状に突出する連結部15が形成されている。
そして、連結部12・15は、相互に嵌合できるよう、
ホース11側のものを雌側連結部12、レゾネータ14
側のものを雄側連結部15とし、雌側連結部12の内周
面12aと雄側連結部15の外周面15aとが、相互に
対応する略円錐台形状のような平行なテーパ形状に形成
されている。
また、雄側連結部15の外周面15aには、全周にわた
つて均一の厚みを有し、所望により耐水性向上を図るた
めにコールタール等を含浸させたスポンジゴムからなる
シール部材13が貼着されている。
このシール部材13の非圧縮時の上端の外径d1は、雄
側連結部15を雌側連結部12に嵌合させた際、シール
部材13がめくれ難いように、雌側連結部12の内周面
12aの下端の内径d0以下の寸法に形成されている。
また、シール部材13の長さは、雌側連結部12への
嵌合時、その内周面12aにシール部材13外周面全面
が圧接されるよう、相互の連結部内外周面12a・15
aのテーパ角を考慮して設定されている。
また、雄側連結部15には、シール部材13を貼着させ
た外周面15aの下部(所望により若干の間隔をあけて
もよい)が半径方向に膨出し、外周面15aと外周面を
平行にする堰15bが形成されている。
この堰15bの高さhは、雄側連結部15を雌側連結部
12に嵌合させ、雌側連結部内周面12aが堰15b外
周面に当接するか、若しくは、雌側連結部12下端がレ
ゾネータ14の雄側連結部15周縁に当接して、シール
部材13が圧縮された際、そのシール部材13が内部気
泡を潰して完全にシールできるよう、シール部材13の
厚さを考慮して設定されている。
また、レゾネータ14の雄側連結部15周縁には、固着
手段として使用される板金製の締結バンド19をねじ1
8止めできるよう、上下方向と水平方向とに穿設された
取付孔16a・17aを各々備えた取付部16・17が
形成されている。
なお、11aは、締結バンド19の幅方向の両縁を位置
規制するため、ホース11外周に一体的に形成されたリ
ブである。
この実施例の組付作業を説明すると、雄側連結部15を
雌側連結部12に差し込み、(第2・3図参照)、締結
バンド19の一端を取付孔17aを介して取付部17に
ねじ18止めし、つぎに、締結バンド19の他端を取付
孔16aを介して取付部16にねじ18止めすれば、ホ
ース11に対しレゾネータ14を結合させることができ
る。
そして、雄側連結部15を雌側連結部12に差し込む
際、雄側連結部外周面15aと雌側連結部内周面12a
とが対応する平行なテーパ形状に形成され、また、雄側
連結部外周面15a全周に均一な厚さのシール部材13
が貼着されていることから、両連結部15・12が組付
当初偏心していても、その偏心状態が解消されて組付け
られ、その結果シール部材13の全周が均一に押圧され
て、所定のシール性が確保されて結合されることとな
る。
したがつて、実施例の結合構造では、雄側連結部15を
雌側連結部12に差し込むだけの簡単な作業で所定のシ
ール性を確保できることから、組付作業性が良好とな
る。また、実施例の結合構造では、従来のようなコスト
のかかるゴムパツキン3を使用する必要がなく、コスト
を低減させることができる。
さらに、実施例の結合構造では、堰15bが形成されて
おり、シール部材13が所定以上に変形することを防止
でき、シール部材13の経時変化による変形を抑えるこ
とができる。
なお、実施例の結合構造では、シール部材13をレゾネ
ータ14の雄側連結部外周面15aに貼着させたものを
示したが、第4図に示すように、ホース11の雌側連結
部12の内周面12aにシール部材23を貼着させても
よい。また勿論、ホース11側に雄側連結部15を形成
し、レゾネータ14側に雌側連結部12を形成してもよ
い。
さらに、実施例の結合構造では、シール部材13として
スポンジゴムを例示したが、第5図に示すように、ブチ
ル系等のシーラントを、雄側連結部15の外周面15a
に堰15bの高さ付近まで貼着し、シール部材33とし
て使用してもよい。
この場合、雄側連結部15と雌側連結部12との結合時
に、第5図に示すように、雄側連結部15上端が雌側連
結部内周面12a上端周縁に当接するようにし、貼着し
たシール部材33を内外周面15a・12a及び堰15
b等で囲まれた空間から若干溢れさせるように構成して
もよい。
さらに、実施例の結合構造では、ホース11及びレゾネ
ータ14と別体である締結バンド19を固着手段として
例示したが、第6図に示すように、例えばホース11と
一体的に係止脚11b・11bを形成し、これらを固着
手段として使用してもよい。
ちなみに、第6図の係止脚11b・11bのねじ18止
め方向は、共にレゾネータ14をホース11に結合させ
る結合方向と略平行であるが、第1図に示す締結バンド
19のねじ18止め方向は、結合方向に対して略平行な
ものと略直交するものとがあることから、レゾネータ1
4の結合力を弱めることなくねじ18の取付強度を強く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す結合状態の断面図、
第2図・第3図は同実施例の雄側連結部と雌側連結部と
の結合前・結合後の状態をそれぞれ示す断面図、第4図
は他の実施例を示す断面図、第5図はさらに他の実施例
を示す断面図、第6図は他の固着手段を示す断面図、第
7図は従来の結合状態を示す断面図である。 11……ホース、 12……雌側連結部、 12a……内周面、 13……シール部材、 14……レゾネータ、 15……雄側連結部、 15a……外周面、 19……(固着手段)締結バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固着手段を介してレゾネータをエアクリー
    ナホースに対して固定させるとともに、筒状に突設され
    た相互の連結部を嵌合させることにより前記レゾネータ
    を前記エアクリーナホースに連通させるエアクリーナホ
    ースとレゾネータとの結合構造であつて、 前記相互の連結部の一方を雄側連結部、他方を雌側連結
    部とし、 前記雄側連結部外周面と雌側連結部内周面とが対応する
    略平行なテーパ形状に形成され、 前記雄側連結部外周面と雌側連結部内周面との一方の全
    周にシール部材が貼着されている、 ことを特徴とするエアクリーナホースとレゾネータとの
    結合構造。
JP5609987U 1987-04-13 1987-04-13 エアクリ−ナホ−スとレゾネ−タとの結合構造 Expired - Lifetime JPH0614063Y2 (ja)

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JP5609987U JPH0614063Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 エアクリ−ナホ−スとレゾネ−タとの結合構造

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JPS63162188U JPS63162188U (ja) 1988-10-24
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JP2002295322A (ja) * 2001-03-28 2002-10-09 Uchiyama Mfg Corp 吸気通路の吸気音低減装置取付構造
JP5425491B2 (ja) * 2009-02-17 2014-02-26 本田技研工業株式会社 自動二輪車のエアクリーナ構造

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