JPH0619901Y2 - 管の継手構造 - Google Patents

管の継手構造

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JPH0619901Y2
JPH0619901Y2 JP1989022061U JP2206189U JPH0619901Y2 JP H0619901 Y2 JPH0619901 Y2 JP H0619901Y2 JP 1989022061 U JP1989022061 U JP 1989022061U JP 2206189 U JP2206189 U JP 2206189U JP H0619901 Y2 JPH0619901 Y2 JP H0619901Y2
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JP
Japan
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pipe
insulator
flange portion
outer peripheral
tube
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Application number
JP1989022061U
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English (en)
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JPH02113089U (ja
Inventor
新介 北林
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は2つの管を弾性体を介して接続する管の継手構
造に関する。
〔従来の技術〕 一方の管の端部を他方の管の端部に、弾性材からなるイ
ンシュレータを介して挿入あるいはつき合わせ、その継
手部をクランプにより締結させる手段は、いろいろな個
所で使用に供されている。
例えば内燃機関用エアクリーナにおいては、その配設場
所の制限からエアクリーナとエンジンに吸気導入管が設
けられている。この導入管は端部の外周に外側に向け突
設された環状のフランジ部が設けられた第1管20の端部
にゴムで成形され筒状の弾性管の一端周縁に環状のフラ
ンジ部が形成されたインシュレータが両フランジが接す
るように挿入配設され、該インシュレータの内側にエア
クリーナに一端が接続された吸気管である第2管の一端
部が挿入されている。そして第1管の端部外周に第1管
と第2管をインシュレータを介して締結させるべくクラ
ンプ25を配設して締付けている。
〔考案が解決しようとする課題〕
エアクリーナ内に配設したフィルタエレメントが目詰り
して取替えるときや、他の部品をチェックするときな
ど、第1管と第2管を取外す必要がでてくる。第1管に
第2管を挿入する際は、第2管とインシュレータの摩擦
力はインシュレータと第1管の固着力よりも強くなり、
摩擦に抗して無理に押し込む力や周方向に捩る力によっ
てインシュレータのフランジ部が変形し、インシュレー
タが第1管内につれ込まれたり撚れたりする結果、嵌合
が外れたり、シール不良をもたらす。また、第2管を取
外す際も、インシュレータが移動したり、外れたりして
組み付けに手間を要したりするなどの問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決するもので、管の継手構造
として、端部外周に外方に向け突出する複数の突起部を
形成してなる第1管に、管状の弾性管の一端周縁に外向
き環状の外周フランジ部を、さらに該フランジ部の外周
縁に弾性管の他端方向に伸び、円周上に複数の開口を穿
設した環状の係止部を形成してなるインシュレータを、
前記第1管管端を覆って挿入するとともに、係止部の開
口と第1管の突起部とを嵌合させ、さらにインシュレー
タの内部に第2管を挿入配設するようにしたものであ
る。
〔作用〕
第1管の端部に挿入されたインシュレータ内に第2管を
取付けまたは取外すとき、インシュレータの係止部に形
成された開口と第1管の端部に形成された突起部との嵌
合により突起部がかんぬきとして働き、インシュレータ
の前後方向と周方向の移動を阻止し、インシュレータ
は、いつも第1管の端部の所定の場所に位置している。
〔実施例〕
第1、第2図に示す管の継手1は第1管2と第2管4お
よび弾性材からなるインシュレータ3で構成される。第
1管2は一端が開放し他端が例えばエンジンに接続され
る接続管であり、ポリプロピレンやナイロンなどの合成
樹脂で形成されている。第1管2の一端近傍は段差部11
により拡開され、端部の外周には外側に向け突出した矩
形の突起部12が複数設けられている。インシュレータ3
は第1管2の内径にほぼ等しい外径を有するゴムでな
り、第1管2の一端に接着剤を介して嵌合配設される。
インシュレータ3は、管状の弾性管17の一端周縁に外向
き環状の外周フランジ部16を形成し、さらに弾性管17の
他方端方向に伸び、円周上に複数の開口15を穿設した環
状の係止部14が形成され、また弾性管17の他端に内向き
環状の内周フランジ部18が形成されている。そして、係
止部14の内部でしかも開口に対して外周フランジ部16と
反対側には、金属やプラスチックなどの固体片13が埋設
されている。インシュレータ3の開口15は前記第1管2
の突起部12に対応した位置に設けられており、インシュ
レータ3の外周フランジ部16と係止部14とで、第1管2
の端部周縁を覆うとともにインシュレータ3の開口15と
第1管2の突起部12とを嵌合するように取付けられ、他
端の内周フランジ部18は第1管2の段差部11に当接して
いる。
インシュレータ3が嵌合された第1管の端部に一端が開
口し他端が例えばエアクリーナに接続される第2管4が
挿入される。このとき第2管4はインシュレータ3の弾
性管17内周とこすれ合いながら挿入され、弾性管17が撚
られたり、インシュレータ3を第1管2内につれ込む作
用をする。しかし、係止部14の開口15と第1管2の突起
部12とがあたかもかんぬきを差込んだように嵌合してお
り、インシュレータ3のつれ込まれる方向および周方向
の移動を阻止する。そして第2管4の開口端が第1管2
の段差部11にインシュレータ3の内周フランジ部18を介
してつき当り確実に止まる。さらに第1管2の拡開部分
にクランプ5が配設されて弾性管3を介して第1管2と
第2管4が締結される。なお第1管に金属管を用いると
きは、端部にスリットが設けてある。
第3図に示す継手は、第1実施例のものに対して、イン
シュレータの係止部内に埋設された固体片のないもの
で、インシュレータ30は、管状の弾性管27の一端周縁に
外向き環状の外周フランジ部26を形成し、さらに弾性管
27の他方端方向に伸び、円周上に複数の開口25を穿設し
た環状の係止部24が形成され、また弾性管27の他端に内
向き環状の内周フランジ部28が形成されている。インシ
ュレータ30の開口25は前記第1管2の突起部12に対応し
た位置に設けられており、インシュレータ30の外周フラ
ンジ部26と係止部24とで、第1管2の端部周縁を覆うと
ともにインシュレータ30の開口25と第1管2の突起部12
とを嵌合するように取付けられ、他端の内周フランジ部
28は第1管2の段差部11にインシュレータ30の内周フラ
ンジ部28を介して当接している。インシュレータ30の外
周フランジ部26側から第2管4が挿入配設される。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は第1管の一方の端部外周に外方に
向け突出する複数の突起部を形成するとともに、該突起
部に対応する開口を有する係止部を設け、それらを嵌合
させるようにしたインシュレータを介して第2管を挿入
嵌合する構成したので、インシュレータの開口にかんぬ
きのように差込まれた突起部がインシュレータの前後お
よび周方向への移動を阻止し、第2管の取付け、取外し
のときにインシュレータがずれたり、外れたり、さらに
撚れた状態になることがない。従ってシール不良を起こ
すことなく、組付けも容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の部分断面図、第2図はその一
部の詳細断面図、第3図は他の実施例の部分断面図であ
る。 2……第1管、3,30……インシュレータ 4……第2管、12……突起部 13……固体片、14……係止部 15、25……開口、16……外周フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部外周に外方に向け突出する複数の突起
    部を形成してなる第1管に、管状の弾性管の一端周縁に
    外向き環状の外周フランジ部を、さらに該フランジ部の
    外周縁に弾性管の他端方向に伸び、円周上に複数の開口
    を穿設した環状の係止部を形成してなるインシュレータ
    を、第1管の端部を覆って挿入するとともに、係止部の
    開口と第1管の突起部とを嵌合させ、さらにインシュレ
    ータの内部に第2管を挿入配設するようにした管の継手
    構造。
JP1989022061U 1989-02-28 1989-02-28 管の継手構造 Expired - Lifetime JPH0619901Y2 (ja)

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JPH02113089U JPH02113089U (ja) 1990-09-10
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JPS6118305U (ja) * 1984-07-06 1986-02-03 株式会社東芝 脱気器ドレン処理装置
JPS63235789A (ja) * 1987-03-24 1988-09-30 昭和アルミニウム株式会社 受け入れ管と差し込み管との接続方法
JPH0413486Y2 (ja) * 1987-02-24 1992-03-30

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