JP2726000B2 - 自動車用フラッグポールの取付け具 - Google Patents

自動車用フラッグポールの取付け具

Info

Publication number
JP2726000B2
JP2726000B2 JP10016294A JP10016294A JP2726000B2 JP 2726000 B2 JP2726000 B2 JP 2726000B2 JP 10016294 A JP10016294 A JP 10016294A JP 10016294 A JP10016294 A JP 10016294A JP 2726000 B2 JP2726000 B2 JP 2726000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
members
pair
fixture
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10016294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07304386A (ja
Inventor
忠雄 田口
明 臼沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
AOKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AOKI SEISAKUSHO KK filed Critical AOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP10016294A priority Critical patent/JP2726000B2/ja
Publication of JPH07304386A publication Critical patent/JPH07304386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2726000B2 publication Critical patent/JP2726000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のフロントグ
リルに設けたパイプ状のグリルガードにフラッグポール
を固定するための取付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転席前方にフラッグポールを
立てることは周知である。フラッグポールは、バンパー
に直接取付けたり、ブラケットを介してバンパーや車体
そのものに取付けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】山野、河川を走行する
ための自動車やトラックなどの大型自動車のフラッグポ
ールは、厳しい使用条件に耐え得るように金属性であっ
て、しかも相対的に長く、太く、したがって重いものに
なる。ところが一般的にかかるポールを簡便に取付ける
手段がないから、これを使用する者は取付けのためのブ
ラケットをバンパーや車体に溶接しなければならず、極
めて手間がかかるという問題があった。
【0004】そこで、この発明は、フラッグポールとグ
リルガードとを支持することができる取付け具を使用す
ることにより前記問題を解決することを課題にしてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明が前記課題を解
決するために手段とするところは、以下のとおりであ
る。
【0006】この発明が前提とするのは、パイプを加工
してなるグリルガードにフラッグポールを固定するため
の取付け具である。
【0007】かかる前提において、前記取付け具をグリ
ルガードのパイプ部分と前記フラッグポールの基端部の
各々を径方向から挟む第1支持部と第2支持部とを形成
可能な左右一対の支持部材によって構成し、その支持部
材には前記第1、2支持部の中間にそれら両部材を互い
に前記径方向において接近させることが可能な連結手段
を設け、第1支持部の内径は前記パイプ部分を挟圧可能
につくる一方、第2支持部の内周には平坦部を設けて前
記基端部の外周に設けた平坦部と係合可能にしてあるこ
とがこの発明の特徴である。
【0008】この発明の実施態様の一つにおいては、前
記取付け具を前記一対の支持部材と、それらを被覆可能
な左右一対のカバー部材とにより構成し、カバー部材の
少なくとも一方の内面に支持部材の第1、2支持部の少
なくともいずれか一方への係合手段を設けて前記被覆の
ための位置ぎめを可能にし、かつ、カバー部材のいずれ
か一方にはもう一方への着脱可能な係止手段を設けてあ
る。
【0009】
【作用】このように構成した取付け具は、左右一対の支
持部材で形成する第1支持部と第2支持部とによってグ
リルガードのパイプ部分とフラッグポールの基端部とを
挟み、さらに連結手段を操作して第1支持部でパイプ部
分を挟圧することにより車体に対して固定することがで
きる。第2支持部の平坦部にはフラッグポール基端部に
設けた平坦部を係合させ、フラッグポールの周方向の回
転を抑える。
【0010】支持部材を被覆するカバー部材は、内面に
設けた係合手段によって支持部材に対する取付け位置を
簡単に決めることができる。左右一対のカバー部材は、
係止手段の作用により着脱可能な状態で一体となり、支
持部材を被覆する。
【0011】
【実施例】この発明に係る取付け具の詳細を添付の図面
を参照して説明すると、以下のとおりである。
【0012】図1は、取付け具1の使用状態を示す斜視
図である。図において自動車2にはフロントグリル3を
保護するグリルガード4が取付けてある。グリルガード
4は、金属パイプからなるものであって、その垂直部分
に固定した取付け具1を介して鉄製のフラッグポール5
がほぼ垂直に立ててある。
【0013】図2は、図1の部分分解斜視図であって、
取付け具1の詳細を示す。取付け具1は、左右一対をな
す第1、2支持部材10,11とそれら支持部材10,
11を被覆可能な左右一対の第1、2カバー部材12,
13とからなる。第1、2支持部材10,11は、それ
らのほぼ中央に位置するボルト14とナット(図示せ
ず)を介して一体となり、グリルガード4を挟むほぼ環
状の第1支持部15と、フラッグポール5の基端部5A
を挟むほぼ環状の第2支持部16とを形成している。第
1、2支持部材10,11は、グリルガード4側におい
て、第1支持部材10の透孔17に第2支持部材11の
側縁の突起18が抜脱可能に係合し、グリルガード4を
挟圧するときに両支持部材10,11が互いに大きく離
隔することがないようにしてある。第1、2支持部材1
0,11各々のフラッグポール5側は自由縁であって、
ポール5を挟んだ状態においても互いに離隔してクリア
ランスdを有し(後記図3参照)、ボルト14を締めて
第1支持部15でグリルガード4を挟圧するときに、そ
れら自由縁どうしが先に当接してその挟圧を阻むことが
ないようにしてある。また、ボルト14を締めると第1
支持部15はその内径がグリルガード4のパイプ部分よ
りも小さくなるようにしてあり、それによってパイプ部
分を挟圧できる。一方、第2支持部16は、その内径が
フラッグポール5の基端部を挟圧するか、または挟圧す
ることなくポール5の挿抜を可能にする程度に挟むこと
ができる。そのように挿抜可能なポール5は、第2支持
部16の径方向外側から小ネジ19を螺着させることに
よって抜脱不能に固定することができる。また、第2支
持部16の内周面はほぼ環状であるが、一部分20が平
坦にしてあり、ここにポール5の円柱状の基端部5Aに
設けた平坦部21を係合させることにより、基端部5A
の第2支持部16における回転を抑えるとともに、小ネ
ジ19に対する基端部5Aのネジ穴(図示せず)の位置
決めを可能にしてある。なお、図においてフラッグポー
ル5は、互いに螺着可能な基端部5Aと棒状部5Bとか
らなるが、それら両部5A,5Bが着脱不能に一体化し
たものであってもよい。
【0014】図3は、第1、2カバー部材12,13の
内面を示す斜視図と、第1、2支持部材10,11の下
方からの斜視図である。第1、2カバー部材12,13
は、第1、2支持部材10,11が泥で汚れたり、さび
たりするのを防止するとともに、取付け具1の外観を自
動車2にマッチさせるためのものであって、適度な弾性
を有するプラスチック材料でできている。図2、3にお
いて、第1、2カバー部材12,13は、一体となって
第1、2支持部材10,11の全体を左右から覆うこと
ができるもので、第1カバー部材12は、グリルガード
4側に一対の弾性係止爪25を有し、ポール5側に一対
の係止ピン26を有する。それら両側の中間には、タッ
ピングネジ27を挿通するための透孔28を有する。第
2カバー部材13は、その内面に係止爪25を係止可能
な凹部29(図3参照)と、係止ピン26を挿入可能な
穴部30と、タッピングネジ27に対するタッピング用
の下穴31とを有する。また第1、2カバー部材12,
13は、各々の内面に一対の第1ボス32と、1個の第
2ボス33とを有し、第1ボス32の間隔Aを第1支持
部15の高さとほぼ同じにし、第2ボス33と第1、2
カバー部材12,13の上部フランジ35A,35Bと
の間隔Bを第2支持部16の所要部位の高さと同じにし
てある。図2において、例えば第2カバー部材13を側
方から第2支持部材11に当てがうと、第1ボス32ど
うしで第1支持部15を上下で挟むと同時に、第2ボス
33と上部フランジ35Bとで第2支持部16の所要部
位を挟むことができ、第2カバー部材13の第2支持部
材11に対する位置決めと仮留めとが可能になる。その
第2カバー部材13に対して第1カバー部材12の係止
爪25と係止ピン26とを係止させ、タッピングネジ2
7を第1カバー部材12の外方から第1、2支持部材1
0,11に設けた透孔40に挿通して下穴31に螺入さ
せると、第1、2カバー部材12,13を第1、2支持
部材10,11に固定することができる。
【0015】この発明において、フラッグポール5は、
自動車に立てるポールの一例を意味しており、取付け具
1は、各種ポールに広く利用することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明においては、グリルガードを挟
圧可能な取付け具によってフラッグポールを立てるよう
にしたから、そのポールを立てるための操作が簡単であ
る。かかる取付け具は、車体に対する溶接を必要としな
いから、それによって車体に損傷を与えることがない。
支持部材をカバー部材で被覆すると、支持部材が泥で汚
れたり、さびたりするのを防止することができ、かかる
カバー部材は、支持部材に対する位置決めと仮留めのた
めの手段を有するから、その取付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付け具の使用状態を示す斜視図。
【図2】図1の要部分解斜視図。
【図3】第1、2支持部材と第1、2カバー部材の斜視
図。
【符号の説明】
1 取付け具 4 グリルガード 5 フラッグポール 5A 基端部 10 支持部材(第1支持部材) 11 支持部材(第2支持部材) 12 カバー部材(第1カバー部材) 13 カバー部材(第2カバー部材) 14 連結手段(ボルト) 15 第1支持部 16 第2支持部 20 平坦部 25 係止手段(係止爪) 26 係止手段(係止ピン) 29 係止手段(凹部) 30 係止手段(穴部) 32 係合手段(第1ボス) 33 係合手段(第2ボス)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプを加工してなるグリルガードにフラ
    ッグポールを固定するための取付け具であって、 前記取付け具を前記グリルガードのパイプ部分と前記フ
    ラッグポールの基端部の各々を径方向から挟む第1支持
    部と第2支持部とを形成可能な左右一対の支持部材によ
    って構成し、前記支持部材には前記第1、2支持部の中
    間に前記両部材を互いに前記径方向において接近させる
    ことが可能な連結手段を設け、前記第1支持部の内径は
    前記パイプ部分を挟圧可能につくる一方、第2支持部の
    内周には平坦部を設けて前記基端部の外周に設けた平坦
    部と係合可能にしてあることを特徴とする前記取付け
    具。
  2. 【請求項2】前記取付け具を前記一対の支持部材と、そ
    れらを被覆可能な左右一対のカバー部材とにより構成
    し、前記カバー部材の少なくとも一方の内面に前記支持
    部材の第1、2支持部の少なくともいずれか一方への係
    合手段を設けて前記被覆のための位置ぎめを可能にし、
    かつ、前記カバー部材のいずれか一方にもう一方への着
    脱可能な係止手段を設けてある請求項1記載の取付け
    具。
JP10016294A 1994-05-13 1994-05-13 自動車用フラッグポールの取付け具 Expired - Fee Related JP2726000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016294A JP2726000B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 自動車用フラッグポールの取付け具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016294A JP2726000B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 自動車用フラッグポールの取付け具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07304386A JPH07304386A (ja) 1995-11-21
JP2726000B2 true JP2726000B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=14266625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10016294A Expired - Fee Related JP2726000B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 自動車用フラッグポールの取付け具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2726000B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105083152A (zh) * 2015-07-29 2015-11-25 周桂英 汽车

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07304386A (ja) 1995-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2111988A1 (en) Electrical contact nut
JP2726000B2 (ja) 自動車用フラッグポールの取付け具
JP4247375B2 (ja) 車両用ミラー
JP3054790B2 (ja) エアバッグのインフレーター取付構造
JP3588610B2 (ja) 配管支持金具
JPH0562713U (ja) プラグ装置
JP2603292Y2 (ja) 水栓アダプタの固定用ライナー
JPH0454385Y2 (ja)
JPH0746605Y2 (ja) 自動車のフエンダーモール取付構造
JP2552971Y2 (ja) ブレーキパイプジョイントの取付構造
JPS6139898Y2 (ja)
JP2576771Y2 (ja) 自動車のサイドモール取り付け構造
JPH0235056Y2 (ja)
JPH0129847Y2 (ja)
JPH0565979A (ja) ホース金具の取付構造
JPS6316616Y2 (ja)
JPH0249182Y2 (ja)
JPS6216091Y2 (ja)
JPS6246561Y2 (ja)
JP2543183Y2 (ja) 車両用アシストグリップ
JPH0618865Y2 (ja) スペアタイヤの固定用構造
JPS6342174Y2 (ja)
JPH09315351A (ja) タイヤカバー
JPH0125078Y2 (ja)
KR100380170B1 (ko) 자동차 트렁크의 릴리즈 커버 취부구조

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971112

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees