JPH0618865Y2 - スペアタイヤの固定用構造 - Google Patents

スペアタイヤの固定用構造

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JPH0618865Y2
JPH0618865Y2 JP14996588U JP14996588U JPH0618865Y2 JP H0618865 Y2 JPH0618865 Y2 JP H0618865Y2 JP 14996588 U JP14996588 U JP 14996588U JP 14996588 U JP14996588 U JP 14996588U JP H0618865 Y2 JPH0618865 Y2 JP H0618865Y2
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JP
Japan
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spare tire
tire
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spare
well portion
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剛 伊吹
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスペアタイヤの固定用構造に関する。
(従来の技術) 周知のように、自動車、特に、トランクルームを有する
自動車においては、そのトランクルームにスペアタイヤ
を収容する構造が設けてある。
すなわち、第6図乃至第8図は、上述したスペアタイヤ
を収容して固定するための構造を示しており、この構造
は、リヤフロアパンAに形成されていて、スペアタイヤ
Bの少なくとも半周を囲繞できる周壁を持つ凹部aを有
し、この凹部a内におけるタイヤウエル部に相当する位
置に、スペアタイヤBのリム側の貫通穴に挿入される取
付ボルトCを固定した取付ブラケットDが接合されてい
る。
上述した取付ブラケットDは、第6図示のように、倒立
したチャンネルで構成され、その頂面の裏側に、第7図
示のように、取付ボルトCを固定するためのウエルドナ
ットEが溶接されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した固定構造にあっては、凹部aの形状
寸法に対し、その形状寸法の範囲内に納まる外径寸法の
スペアタイヤBを収容する場合には、スペアタイヤBの
リムに形成されているボルト貫通穴に挿通された取付ボ
ルトCにナットを捩じ込むことでスペアタイヤAをタイ
ヤウエル部に押しつけることができる。
従って、このような場合には、取付ボルトCに捩じ込ま
れるナットを締め付けた際に、リヤフロアパンAのタイ
ヤウエル部に対するスペアタイヤの側部への圧着力が均
等となり、スペアタイヤの締結固定が良好に行なわれ
る。
しかし、これに対して、スペアタイヤBの外径寸法が、
凹部aの形状寸法と異なる場合には、うまく固定するこ
とができないという問題が生じる虞れがあった。
すなわち、凹部aの形状寸法よりも大きい外径寸法のス
ペアタイヤBをタイヤウエル部に載置した場合、凹部a
の立上り壁上面にスペアタイヤの一部が乗り上げること
で傾斜してしまい、結果として、スペアタイヤBにおけ
る側部の当接状態がタイヤ全周において異なることにな
り、十分な圧着力を与えることができず、取付ボルトC
を締め付けた際に、そのボルトの位置を中心にして、ス
ペアタイヤBが回転してガタつくことになる。
そこで、本考案の目的は、上述したスペアタイヤの固定
構造における問題に鑑み、タイヤの外径寸法とそのタイ
ヤの収容位置の形状寸法とが異なっている場合において
も、確実に固定することのできるスペアタイヤの固定構
造を得ることにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案は、車体におけるリヤ
フロアパンに形成された凹部から成るタイヤウエル部に
スペアタイヤを載置固定する構造であって、上記タイヤ
ウエル部に倒立させて接合されたチャンネル部材から成
り、頂面には、上記スペアタイヤの直径方向に長手方向
を設定された長穴を形成され、内部に、スペアタイヤの
リムを貫通する取付ボルトを摺動可能に配置したスペア
タイヤ取付ブラケットと、上記タイヤウエル部における
凹部周壁において、少なくとも2ヵ所に形成され、タイ
ヤの載置位置に向け突出する保持突起とを備え、上記ス
ペアタイヤの外径寸法に応じて、上記スペアタイヤ取付
ブラケット内の取付ボルトの位置を摺動変位させること
を提案するものである。
(作用) 本考案によれば、スペアタイヤの外径寸法において得ら
れるリム側のボルト貫通穴の位置に合うように、取付ボ
ルトの位置を変化させるとともに、スペアタイヤの外周
面の2ヵ所をタイヤウエル部周壁の保持突起に対応させ
て取付ボルトトあわせて、3点支持によりスペアタイヤ
の締結固定時のタイヤの回転を抑える。
(実施例) 以下、第1図乃至第5図において、本考案実施例の詳細
を説明する。
第1図は本考案実施例による固定構造の外観を示す第6
図相当の斜視図であり、第6図に示したものと同じ構成
部品は同符号により表してある。
すなわち、本実施例における固定構造は、リヤフロアパ
ン1に形成された凹部から成るタイヤウエル部1Aに固定
されたスペアタイヤ取付ブラケット2と、タイヤウエル
部の周壁面に形成された保持突起1Bとを主要な構成とし
ている。
上述したスペアタイヤ取付ブラケット2は、倒立した状
態でタイヤウエル部1Aに接合されており、その頂面に
は、第2図示のように、スペアタイヤBの直径方向に長
手方向を設定された長穴2Aが形成してあり、そして、頂
面の裏側には、第3図示のように、側壁に接合されたス
トッパ板2Bにより形成された空間内に頭部を位置させた
取付ボルト3が摺動可能に配置されている。
一方、上述したタイヤウエル部1Aの周壁面には、第4図
および第5図に示すように、スペアタイヤBの略半周を
覆い得る範囲内の2ヵ所に、スペアタイヤBの中心に向
け突出するビードで構成された保持突起1Bが設けてあ
る。
本実施例は以上のような構造であるから、例えば、タイ
ヤウエル部1Aの形状寸法よりも大きい外径寸法を有する
スペアタイヤBを載置固定する場合には、そのスペアタ
イヤBのリムに有するボルト貫通穴の位置にあうよう
に、スペアタイヤ取付ブラケット2の長穴2A内で取付ボ
ルト3を、移動調整する。
一方、実際にスペアタイヤBをタイヤウエル部1A上に載
置固定する場合には、スペアタイヤBの外周面をタイヤ
ウエル部1Aの周壁に有する保持突起1Bに突き当て、取付
ボルト3とともに、3点支持できる態位に設定して、取
付ボルト3を締め付ける。
(考案の効果) 以上、本考案によれば、タイヤウエル部の形状寸法と異
なるスペアタイヤを載置固定するにあたって、載置固定
しようとするスペアタイヤのリムに有するボルト貫通穴
の位置に取り付けボルトの位置を合わせられるように取
り付けボルトを摺動変位させることができるので、タイ
ヤウエル部に対するスペアタイヤ側部の圧着力を均等化
することができる。しかも、これに加えて、スペアタイ
ヤの外周面の2ヵ所を係止する保持突起をタイヤウエル
部周壁に設けているので、取り付けボルトへのナット締
め付け時の生じるモーメントによるスペアタイヤの回転
を抑えることができ、これによって、スペアタイヤの位
置ずれを防止して、タイヤウエル部の形状寸法とスペア
タイヤの外形寸法が異なる場合においても、スペアタイ
ヤの確実な固定を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例によるスペアタイヤの固定構造の
外観を示す斜視図、第2図は第1図に示した構造におけ
る要部を示す斜視図、第3図は第2図中、符号III−III
線で示す矢視断面図、第4図は第1図中、符号IV−IV線
で示す矢視端面図、第5図は第1図中、符号Vで示す矢
視図、第6図はスペアタイヤの固定構造の従来例を示す
第1図相当の斜視図、第7図は第6図中、符号VII−VII
線で示す矢視端面図、第8図は第6図中、符号VIIIで示
す矢視図である。 1……リヤフロアパン、1A……タイヤウエル部、1B……
保持突起、2……スペアタイヤ取り付けブラケット、2A
……長穴、2B……ストッパ板,3……取り付けボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体におけるリヤフロアパンに形成された
    凹部から成るタイヤウエル部にスペアタイヤを載置固定
    する構造であって、 上記タイヤウエル部に倒立させて接合されたチャンネル
    部材から成り、頂面には、上記スペアタイヤの直径方向
    に長手方向を設定された長穴を形成され、内部に、スペ
    アタイヤのリムを貫通する取付ボルトを摺動可能に配置
    したスペアタイヤ取付ブラケットと、 上記タイヤウエル部における凹部周壁において、少なく
    とも2ヵ所に形成され、タイヤの載置位置に向け突出す
    る保持突起とを備え、 上記スペアタイヤの外径寸法に応じて、上記スペアタイ
    ヤ取付ブラケット内の取付ボルトの位置を摺動変位させ
    るようにしたことを特徴とするスペアタイヤの固定用構
    造。
JP14996588U 1988-11-17 1988-11-17 スペアタイヤの固定用構造 Expired - Lifetime JPH0618865Y2 (ja)

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JP14996588U JPH0618865Y2 (ja) 1988-11-17 1988-11-17 スペアタイヤの固定用構造

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JPH0269586U JPH0269586U (ja) 1990-05-25
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