JPH09132149A - ステアリングホイールの取付構造 - Google Patents

ステアリングホイールの取付構造

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JPH09132149A
JPH09132149A JP7292797A JP29279795A JPH09132149A JP H09132149 A JPH09132149 A JP H09132149A JP 7292797 A JP7292797 A JP 7292797A JP 29279795 A JP29279795 A JP 29279795A JP H09132149 A JPH09132149 A JP H09132149A
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JP
Japan
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steering wheel
nut
steering shaft
boss plate
steering
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Pending
Application number
JP7292797A
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English (en)
Inventor
Akio Hosoi
章生 細井
Atsushi Nagata
篤 永田
Susumu Koyama
享 小山
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/745,789 priority patent/US5816112A/en
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
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    • F16D1/09Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リング部芯金及びスポーク部芯金を被覆する被
覆体とパッド部とを一体形成したステアリングホイール
において、容易且つ確実にステアリングシャフトに取り
付ける。 【解決手段】ステアリングホイール本体1は、リング部
芯金5及びスポーク部芯金6を被覆する被覆体7a,7
b並びに同被覆体7a,7bに一体形成されたパッド部
3を有する。ステアリングシャフト30の先端には、ア
ダプタ35が挿通されると共に、ステアリングシャフト
30の先端側ほど拡径されたテーパ面43を有するナッ
ト40が螺着されている。ナット40はボスプレート1
0の上面より突出している。また、ボスプレート10上
面には固定具17が載置され、同固定具17のねじ孔2
2にボルト24が螺入されることで当該固定具17に設
けられたテーパ部21が前記ナット40のテーパ面43
に当接している。これにより、ナット40はボスプレー
ト10に対して押し上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステアリングホ
イールの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールは、円環状のリン
グ部と、リング部の中央に配設されるパッド部と、リン
グ部及びパッド部を接続するスポーク部とを有し、前記
リング部にはリング部芯金が埋設されると共に、スポー
ク部にはスポーク部芯金が埋設されている。この場合、
リング部芯金及びスポーク部芯金は、例えば発泡ポリウ
レタンからなる被覆体にて被覆されている。また、前記
パッド部下方において、スポーク部芯金にはステアリン
グシャフトを取り付けるためのボスプレートが連結され
る。
【0003】一方、近年では、前記被覆体と前記パッド
部とを一体形成することで同被覆体とパッド部との境界
線を無くし、意匠性を向上させたステアリングホイール
が提案されている(例えば、実開平2−133955号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如く
被覆体とパッド部とを一体形成したステアリングホイー
ルでは、意匠性が向上するために多用化される傾向にあ
るものの、ステアリングシャフトへの取り付け時におい
て以下に示す問題を生ずる。つまり、上記ステアリング
ホイールでは、リング部芯金及びスポーク部芯金の被覆
体からパッド部を取り外すことができないため、ボスプ
レートとスポーク部芯金とを連結した状態では同ボスプ
レートのナット締めを上方から行うことが困難になる。
そのため、ボスプレートとスポーク部芯金とを連結した
状態、即ちステアリングホイールを組み付けた状態でも
容易且つ確実に同ステアリングホイールをステアリング
シャフトに取り付けられる新たな構造が要望されてい
る。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的は、リング部芯金及びスポーク
部芯金を被覆する被覆体とパッド部とを一体形成したス
テアリングホイールにおいて、容易且つ確実にステアリ
ングシャフトに取り付けることができる新たなステアリ
ングホイールの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、リング部芯金、スポーク
部芯金及びこれらを被覆する被覆体並びにリング部の略
中央上部に位置し前記被覆体に一体形成されたパッド部
を有するステアリングホイール本体と、ステアリングシ
ャフトを取り付けるためのボスプレートとを備えたステ
アリングホイールの取付構造において、前記ステアリン
グシャフトの先端に、当該シャフトの先端側ほど拡径し
たテーパ面を有するナットを螺着させると共に、当該ナ
ットを前記ボスプレートの上方に突出させ、その一方
で、前記テーパ面に当接する楔形固定部材と、当該楔形
固定部材を前記ステアリングシャフトの軸方向に直交す
る方向から前記ナット側に押し込むための押し込み部材
とを備えることをその要旨としている。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の発明において、前記押し込み部材を前記ステ
アリングシャフトの軸方向に直交する方向に螺じ入れ可
能なボルトで構成したことをその要旨としている。
【0008】なお、本明細書の記載におけるステアリン
グホイールの上下方向とは、ステアリングシャフトの軸
方向に沿う方向を言い、ステアリングホイールを車両に
装着した状態での上下方向を言うものではない。
【0009】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ナット
のテーパ面と楔形固定部材とを当接させながら、当該楔
形固定部材をボスプレートと同ボスプレートの上方に突
出したナットとの間に押し込むことで、ステアリングホ
イールの抜けやがたつきが防止でき、同ステアリングホ
イールを確実に取り付けることができる。また、楔形固
定部材は、押し込み部材によりステアリングシャフトの
軸方向に直交する方向から押し込まれる。そのため、当
該ステアリングシャフトの周囲に確保できる空間からス
テアリングホイールの取り付け作業を行うことができ
る。その結果、ボスプレート上方から同プレートをステ
アリングシャフトに締結させることはなく、リング部芯
金及びスポーク部芯金を被覆する被覆体とパッド部とを
一体形成したステアリングホイールにおいて、同ステア
リングホイールを容易にステアリングシャフトに取り付
けることができる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、押し込み
部材をボルトにて構成することにより、上記効果に加え
て、ステアリングホイールの固定構造をより簡便に実現
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図面に従って説明する。図1は、本実施形
態におけるステアリングホイールWの平面図を示し、図
2は、図1のII−II線断面図を示す。
【0012】図1に示すように、ステアリングホイール
Wのステアリングホイール本体1は、円環状のリング部
2と、リング部2の中央に配置されたパッド部3と、リ
ング部2及びパッド部3を接続する4本のスポーク部4
とから構成されている。また、リング部2は、例えば鋼
管からなるリング部芯金5とそれを被覆する被覆体7a
とにより構成され、スポーク部4は、アルミニウム合金
等の軽量なダイカスト金属からなるスポーク部芯金6と
それを被覆する被覆体7bとにより構成されている。被
覆体7a,7b及びパッド部3は、軟質合成樹脂材(例
えば発泡ポリウレタン)により一体的に形成されてい
る。
【0013】スポーク部芯金6はリング部芯金5から斜
め下方に延びるものであって、その下端にはステアリン
グシャフト30を取り付けるためのボスプレート10が
連結されている。即ち、図2に示すように、ボスプレー
ト10はパッド部3の下方に位置する。このボスプレー
ト10は主として、中央に位置する円筒状の鋼鉄部11
と、該鋼鉄部11を囲むように位置するダイカストアル
ミニウムよりなるアルミ部12とにより構成されている
が、その詳細については後述する。また、パッド部3の
下方には、袋状のエアバッグ及び同エアバッグに膨張用
のガスを供給するためのインフレータ等を備えるエアバ
ッグ装置13が配設されている。
【0014】次に、ステアリングホイールWの取付構造
について図2及び図3を用いて詳述する。なお、図3は
ボスプレート10及びその周辺部の構成を示す分解斜視
図である。
【0015】図2,図3に示すように、ステアリングシ
ャフト30の最先端部には、雄ねじ部31が形成され、
その下方にはセレーション32及びテーパ面33が形成
されている。同ステアリングシャフト30のセレーショ
ン32には、所定数(一般には、約30個)の歯32a
が形成されている。また、ステアリングシャフト30の
先端には鋼鉄製のアダプタ35が挿通されており、同ア
ダプタ35は前記雄ねじ部31に螺着されたナット40
により固定されている。
【0016】アダプタ35の内周面には、前記ステアリ
ングシャフト30のセレーション32及びテーパ面33
に対応するセレーション36及びテーパ面37が形成さ
れている。また、アダプタ35の外周面には、前記ステ
アリングシャフト30のセレーション32よりも多数の
歯38aを有するセレーション38が形成されている
(歯数=約60個)。なお以下の説明では、アダプタ3
5の内周面のセレーション36を内側セレーションと記
載し、同アダプタ35の外周面のセレーション38を外
側セレーションと記載する。
【0017】ナット40は略円柱状をなし、その上面に
は締付工具の差し入れ口となる星型の締付孔41が形成
されている。また、ナット40下部には小径部42が形
成されており、同小径部42の上方には上側(ステアリ
ングシャフト30の先端側)ほど拡径した形状を有する
テーパ面43が形成されている。
【0018】そして、前記ステアリングシャフト30の
先端にアダプタ35を挿通させると共にナット40を螺
着させ、その状態で前記アダプタ35にボスプレート1
0を嵌め込んだ際においては、図示の如くボスプレート
10の上面とアダプタ35の上面とは面一になるか、若
しくはアダプタ35の上面の方がボスプレート10の上
面よりも下位に位置するようになっている。
【0019】一方、ボスプレート10は、前述したよう
に鋼鉄部11とアルミ部12とにより構成され、アルミ
部12の四隅にはアーム部14が形成されている。アー
ム部14は斜め上方に向けて形成され、各アーム部14
の先端に前記スポーク部芯金6が連結されるようになっ
ている。前記鋼鉄部11において、上下方向に貫通した
貫通孔15には、前記アダプタ35の外側セレーション
38に対応するセレーション16が形成されている。即
ち、セレーション16は、アダプタ35の外側セレーシ
ョン38と同数の歯16aを有する。
【0020】また、ボスプレート10上面には、楔形固
定部材としての固定具17が載置されており、同固定具
17により、前記ステアリングシャフト30、アダプタ
35及びナット40の一体構造に対してボスプレート1
0が固定されている。なお、固定具17は、ボスプレー
ト10上に3か所に設けられた支持体20により支持さ
れている。
【0021】より詳しくは、固定具17は、U字状をな
す固定具基部18と、同固定具基部18に対して垂直に
一体形成された垂直板部19とから構成されている。固
定具基部18には、前記鋼鉄部11の内周面に設けられ
たセレーション16を囲むようしてその中心に向けて低
くなるテーパ部21が設けられている。一方、垂直板部
19には、ねじ孔22及び突出部23が形成されてい
る。かかる構成において、前記ねじ孔22には押し込み
部材としてのボルト24が螺入され、同ボルト24の先
端は前記ナット40の外周面に当接している。また、前
記固定具17のテーパ部21は、前記アダプタ35及び
ボスプレート10の上面とナット40のテーパ面43と
の間に入り込み、ナット40を上方に押し上げている。
【0022】さらに、本実施形態では、図2に示すよう
に、前記パッド部3の下方開口部を覆うべくカバー26
が取り付けられており、同カバー26には前記ボルト2
4や同ボルト用の締付工具をカバー26内に差し入れる
ための孔部27が形成されている。また、前記ステアリ
ングシャフト30の外周には、エアバッグ装置13等の
継電用のスパイラルケーブル28が設けられている。
【0023】次に、ステアリングホイールWをステアリ
ングシャフト30に取り付ける手順を図4〜図7を用い
て説明する。なお、同取り付け時には、ステアリングホ
イール本体1内にエアバッグ装置13やその他、図示し
ないメンブレンスイッチ等が既に収納されており、スポ
ーク部芯金6にはボスプレート10が固定されているも
のとする。
【0024】先ず、図4においては、ステアリングシャ
フト30の先端にアダプタ35が挿通されると共に、ス
テアリングシャフト30の雄ねじ部31にナット40が
螺着されている。この場合、ステアリングシャフト30
のセレーション32とアダプタ35の内側セレーション
36とが噛み合わされ、互いの回転方向の位置ずれが防
止されている。また、ナット40を螺着させることによ
り、アダプタ35がステアリングシャフト30に対して
強固に固着されている。そして、上記状態から、前記ス
テアリングシャフト30、アダプタ35及びナット40
の一体構造に対してボスプレート10を組み付ける。こ
のとき、ステアリングホイールWの取り付け後の回転位
置が正しくなるように、アダプタ35の外側セレーショ
ン38に対して前記貫通孔15に形成されたセレーショ
ン16を噛み合わせる。
【0025】上記の如くボスプレート10を組み付ける
と、図5に示すように、ステアリングシャフト30の先
端に螺着されたナット40がボスプレート10の上面か
ら突出し、このとき、ボスプレート10の上面と、アダ
プタ35の上面とが略面一となる。そして、図5の状態
から、固定具17の垂直板部19に設けられたねじ孔2
2にボルト24を螺じ入れる。
【0026】その後、ボルト24を徐々に奥方へ螺じ込
んでいくと、当該ボルト24の先端がナット40の外周
面に当接し、その状態からさらにボルト24を螺じ込む
と、固定具17が図の左方へ引き寄せられる。その結
果、図5の状態から図6の状態へと移行する。この図6
の状態では、固定具17の基部18に設けられたテーパ
部21と、ナット40に設けられたテーパ面43とが当
接し、前記テーパ部21によりナット40が押し上げら
れる。なお、図7は、図6の状態を上方から見た平面図
である。
【0027】そして、以上詳述した本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られる。つまり、本実施形態で
は、ステアリングシャフト30の先端に、当該シャフト
30の先端側ほど拡径したテーパ面43を有するナット
40を螺着させると共に、当該ナット40をボスプレー
ト10の上方に突出させた。また一方で、ボスプレート
10の上面に、テーパ部21を有する固定具17を載置
すると共に、当該固定具17のテーパ部21をナット4
0のテーパ面43に当接させるべく、ステアリングシャ
フト30の軸方向に直交する方向からナット40を螺入
させるようにした。
【0028】上記構成により、ナット40及びステアリ
ングシャフト30がボスプレート10に対して押し上げ
られ、ステアリングホイールWの抜けやがたつきが防止
できる。また、ステアリングホイールWの取り付け又は
取り外し作業時において、ステアリングシャフト30の
軸方向に直交する方向から前記ボルト24の締付工具を
差し入れることができ、そのため、ボスプレート10上
方から同プレート10をステアリングシャフト30に締
結させることがなくとも当該取り付け又は取り外し作業
を行うことができる。その結果、リング部芯金5及びス
ポーク部芯金6を被覆する被覆体7a,7bとパッド部
3とを一体形成したステアリングホイールWにおいて、
同ステアリングホイールWを容易且つ確実にステアリン
グシャフト30に取り付けることができ、本発明の目的
を達成することができる。
【0029】また、本実施形態では、固定具17を押し
込み方向(ステアリングシャフト30の軸方向に直交す
る方向)に移動させる構成としてボルト24を用いたた
め、ステアリングホイールWの固定構造をより簡便に実
現することができる。
【0030】また、本実施形態によれば、ステアリング
シャフト30の外周にエアバッグ装置13等の継電用の
スパイラルケーブル28を設けたような場合であって
も、当該スパイラルケーブル28の配設を阻害すること
なくステアリングホイールWの取り付け又は取り外し作
業を行うことができ、より一層の作業性の向上を図るこ
とができる。
【0031】さらに、本実施形態では、ステアリングシ
ャフト30のセレーション32に噛み合う内側セレーシ
ョン36を内周面に有し、且つボスプレート10のセレ
ーション16に噛み合う外側セレーション38を外周面
に有するアダプタ35をステアリングシャフト30の先
端部に取り付けるようにした。そのため、セレーション
の歯数が異なるステアリングシャフト30及びボスプレ
ート10を組み付けることが可能となり、種々の仕様要
求に際しても構成部品の共通化を実現し、低コスト化を
図ることができる。特に本実施形態の仕様では、ステア
リングシャフト30のセレーション32の歯数を一般的
に具体化されている歯数(約30個)とし、これに対し
てボスプレート10のセレーション16の歯数を約2倍
とした。かかる場合、ボスプレート10のセレーション
16の歯数を増やすことで、ステアリングホイール取付
時における回転方向の角度の微調整が可能となる。
【0032】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。但
し、本実施形態の構成等において、上述した第1の実施
形態と同等である部材等については同一の符号を付して
その説明を省略する。そして、以下には、第1の実施形
態との相違点を中心に説明する。
【0033】図8は第2の実施形態における要部を示す
断面図であり、図9は図8を上方から見た平面図であ
る。これらに図示するように、ボスプレート10には、
左右一対の突出板部50が一体形成されており、同板部
50にはねじ孔51が形成されている。楔形固定部材と
しての固定具52は平面形状が円弧状をなし、その下方
にはテーパ部53が形成されている。固定具52はナッ
ト40を挟むように左右相対向して配置され、その外壁
には前記ねじ孔51に螺じ込まれたボルト54の先端が
当接している。また一方で、ナット40のテーパ面43
と固定具52のテーパ部53とが当接している。但し、
本実施形態では、ナット40のテーパ面43を第1の実
施形態の同テーパ面43よりも高い位置に設けている。
【0034】かかる構成では、ステアリングホイールの
取付作業時において、前記ボルト54を徐々に螺じ込む
ことにより固定具52がステアリングシャフト30の中
心軸方向に押し込まれる。その結果、ナット40のテー
パ面43に固定具52のテーパ部53が当接し、ナット
40が上方向に押し上げられる。
【0035】本第2の実施形態によれば、上記第1の実
施形態と同様に、ナット40及びステアリングシャフト
30をボスプレート10に対して押し上げることがで
き、ステアリングホイールWの抜けやがたつきが防止で
きる。また、ステアリングホイールWの取り付け又は取
り外し作業時において、ボスプレート10上方から同プ
レート10をステアリングシャフト30に締結させるこ
とがなくとも当該取り付け又は取り外し作業を行うこと
ができる。その結果、リング部芯金5及びスポーク部芯
金6を被覆する被覆体7a,7bとパッド部3とを一体
形成したステアリングホイールWにおいて、同ステアリ
ングホイールWを容易且つ確実にステアリングシャフト
30に取り付けることができ、本発明の目的を達成する
ことができる。
【0036】なお、本発明は上記実施形態の他に次のよ
うに具体化することもできる。 (1)上記各実施形態では、ステアリングシャフト30
の先端にアダプタ35を取り付けたが、このアダプタ3
5を省略して本発明を具体化してもよい。この場合、ボ
スプレート10に設けられるセレーション16の歯数は
ステアリングシャフト30に設けられる歯数に一致す
る。
【0037】(2)上記第2の実施形態では、固定具5
2を相対向する2方向に設けたが、3方向或いは4方向
に設けてもよい。要するに、ステアリングホイールWの
スポーク部に干渉せずにボルト54を締め付けることが
できるのであれば、固定具52を任意に設けることがで
きる。
【0038】(3)上記実施形態では、スポーク部芯金
6とボスプレート10とを別体で構成したが、これらを
一体的に構成してもよい。 (4)上記実施形態では、パッド部3下方にエアバッグ
装置13を備えたステアリングホイールWにて本発明を
具体化したが、このエアバッグ装置13に代えて例えば
箱状をなす衝撃吸収部材を配設したステアリングホイー
ルに具体化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるステアリングホイール
の平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】第1の実施形態におけるボスプレート及びその
周辺部の構成を示す分解斜視図。
【図4】ステアリングホイールの取り付け手順を示す断
面図。
【図5】同じく、ステアリングホイールの取り付け手順
を示す断面図。
【図6】同じく、ステアリングホイールの取り付け手順
を示す断面図。
【図7】図6を上方から見た平面図。
【図8】第2の実施形態におけるボスプレート及びその
周辺部の構成を示す要部断面図。
【図9】図8を上方から見た平面図。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール本体、2…リング部、3…パ
ッド部、5…リング部芯金、6…スポーク部芯金、7
a,7b…被覆体、10…ボスプレート、17…楔形固
定部材としての固定具、24…押し込み部材としてのボ
ルト、30…ステアリングシャフト、40…ナット、4
3…テーパ面、52…楔形固定部材としての固定具、2
4…押し込み部材としてのボルト、W…ステアリングホ
イール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング部芯金(5)、スポーク部芯金
    (6)及びこれらを被覆する被覆体(7a,7b)並び
    にリング部(2)の略中央上部に位置し前記被覆体(7
    a,7b)に一体形成されたパッド部(3)を有するス
    テアリングホイール本体(1)と、 ステアリングシャフト(30)を取り付けるためのボス
    プレート(10)とを備えたステアリングホイールの取
    付構造において、 前記ステアリングシャフト(30)の先端に、当該シャ
    フト(30)の先端側ほど拡径したテーパ面(43)を
    有するナット(40)を螺着させると共に、当該ナット
    (40)を前記ボスプレート(10)の上方に突出さ
    せ、その一方で、前記テーパ面(43)に当接する楔形
    固定部材(17,52)と、当該楔形固定部材(17,
    52)を前記ステアリングシャフト(30)の軸方向に
    直交する方向から前記ナット(40)側に押し込むため
    の押し込み部材(24,54)とを備えることを特徴と
    するステアリングホイールの取付構造。
  2. 【請求項2】前記押し込み部材(24,54)を前記ス
    テアリングシャフト(30)の軸方向に直交する方向に
    螺じ入れ可能なボルトで構成した請求項1に記載のステ
    アリングホイールの取付構造。
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