JPH0565979A - ホース金具の取付構造 - Google Patents

ホース金具の取付構造

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JPH0565979A
JPH0565979A JP22414691A JP22414691A JPH0565979A JP H0565979 A JPH0565979 A JP H0565979A JP 22414691 A JP22414691 A JP 22414691A JP 22414691 A JP22414691 A JP 22414691A JP H0565979 A JPH0565979 A JP H0565979A
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JP
Japan
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hose fitting
bracket
hose
hook
sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP22414691A
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English (en)
Inventor
Motohito Asai
源人 朝居
Toru Isono
亨 磯野
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ホース金具のブラケットへの締結が片手の作業
で容易に締結できるホース金具の取付構造を提供するこ
とを目的とする。 【構成】ホースが挿通される筒状のスリーブと該スリー
ブからその径方向に突出し挿通孔およびフックをもつ板
状の鍔部とを有するホース金具と、一端が被取付部に固
定され他端部が板状で挿通孔、凹部およびフック穴をも
つブラケットと、固定部材とからなり、まずホース金具
のスリーブをブラケットの凹部に挿入するとともにフッ
クをフック穴に挿入係止させてホース金具をブラケット
に保持させ、その後ホース金具およびブラケットの各挿
通孔に固定部材を挿通してホース金具の鍔部とブラケッ
トの他端部とを締結するホース金具の取付構造。 【作用効果】ホース金具のブラケットへの締結が片手の
作業で容易に締結でき、作業効率が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースを配管する場合
などに用いられるホース金具の取付構造に関する。本発
明の取付構造は、例えば自動車のブレーキホースを車体
に取り付けるとき、ホースのゆるみや他部品への接触を
防止するために使用される。
【0002】
【従来の技術】従来のホース金具の取付構造として、特
開平1−206188号公報に、図6〜図8に示すもの
が報告されている。図6および図7に示すホース金具の
取付構造は、ホース100が挿通される筒状のスリーブ
101と該スリーブ101からその径方向に突出し挿通
孔102をもつ板状の鍔部103とを有するホース金具
104と、一端が被取付部(図示せず)に固定され他端
部が板状で挿通孔105および周縁部分に凹部106を
もつブラケット107と、ボルト108およびナット1
09からなる固定部材110とからなる。
【0003】この取付構造は、ブラケット107の凹部
106にホース金具104のスリーブ101を挿入して
ブラケット107の挿通孔105とホース金具104の
鍔部103の挿通孔102とを同軸的に重ね合わせ、こ
れらの挿通孔105、102にボルト108を挿通し、
ナット109で螺合してホース金具104の鍔部103
とブラケット107の他端部とを締結するものである。
この従来の取付構造では、凹部106にスリーブ101
を挿入することにより、ブラケット107の挿通孔10
5と鍔部103の挿通孔102とが同軸的に一致させる
ことができ、ボルト108の挿通が容易となる。なお、
同じ公報には図12に示すように、ブラケット107に
一対のガイド111、112を設け、鍔部103の回転
を規制し、両挿通孔105、102の同軸的合致をより
容易にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のホース
金具の取付構造は、ブラケット107の凹部106に作
業者がホース金具104を押圧保持しながらボルト10
8を挿通しなければならない。すなわちホース金具10
4の押圧保持とボルト108の挿通とを同時になさねば
ならないため、片手での作業が困難であった。
【0005】本発明は、前記した従来のホース金具取付
構造の利点をそのまま保持するとともに片手の作業で容
易に締結できるホース金具の取付構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のホース金具の取
付構造は、ホースが挿通される筒状のスリーブと該スリ
ーブからその径方向に突出し挿通孔をもつ板状の鍔部と
を有するホース金具と、一端が被取付部に固定され他端
部が板状で挿通孔をもつブラケットと、固定部材とから
なり、該ホース金具および該ブラケットの各挿通孔に該
固定部材を挿通して該ホース金具の該鍔部と該ブラケッ
トの該他端部とを締結するホース金具の取付構造におい
て、前記ホース金具の前記鍔部は該ホース金具が前記ブ
ラケットに仮係止されるフックをもち、該ブラケットは
その前記他端部の周縁部分に該ホース金具の前記スリー
ブが挿入される凹部と該凹部に該スリーブが挿入された
状態で該フックが挿通して仮係止される該他端部の前記
挿通孔の近くに設けられたフック穴とを有することを特
徴とする。
【0007】本発明のホース金具の取付構造は、ホース
金具とブラケットとが2点すなわち、ホース金具のスリ
ーブとブラケットの凹部からなる1点とホース金具のフ
ックとブラケットのフック穴からなる1点の2点で係合
している。このためホース金具の挿通孔とブラケットの
挿通孔は一致する。また、ホース金具はそのフックでブ
ラケットのフック穴に保持されるため、ホース金具を作
業者が手で保持している必要がない。このため作業者は
ボルトの挿通等の締結のみを行えば良いため、片手で容
易に締結できる。
【0008】本発明のホース金具の取付構造は、ホース
金具とブラケットと固定部材とで構成されている。この
内、ホース金具はスリーブと鍔部とからなる。スリーブ
はホースが挿通され、かしめ、接着等でホースの外周面
に一体的に固定される。かしめで固定する場合には、か
しめによる押圧に耐えるため、ホース内に内管を挿入
し、内管とスリーブとでホースを挟持するようにするこ
ともできる。鍔部は締結部分となるものである。この鍔
部には挿通孔とフックとをもつ。挿通孔は固定部材が挿
入される孔である。このため挿通孔の大きさは挿入され
る固定部材の軸径に応じて決定される。フックはブラケ
ットのフック穴の相手部分となるもので通常フックと称
されているものと同じ形状を持つ。
【0009】スリーブと鍔部とは鋼板をプレス加工して
形成しても、スリーブと鍔部とを別体として形成しその
あと両者を一体的に結合して作ってもよい。また、スリ
ーブが鍔部の両側に存在するものでもよい。さらには、
鍔部は1個でも2個以上でもよい。なお、本発明に係る
ホース金具のフックを除いた部分は従来のホース金具の
取付構造のホース金具と同じでよい。
【0010】ブラケットは被固定部材に一端が固定さ
れ、他端側が板状である。この板状の他端側に挿通孔、
フック穴および凹部が形成されている。凹部および挿通
孔は従来のブラケットにある凹部および挿通孔と同じも
のである。すなわち、凹部はホース金具のスリーブが挿
入される切り欠け部となり、この凹部の底にスリーブが
嵌めこまれ、ホース金具の鍔部と板状のブラケットとが
重合わされる。挿通孔は固定部材が挿通される孔で、ホ
ース金具の挿通孔と同じものである。フック穴はホース
金具のフックが係合する穴である。ブラケットの凹部、
挿通孔、フック穴は、ホース金具のスリーブ、挿通孔お
よびフックとそれぞれ対向する配置になっている。すな
わち、ブラケットの凹部の底にホース金具のスリーブが
配置され、同時にフック穴にフックが係止された場合、
両方の挿通孔は同軸的に重なる関係にある。
【0011】固定部材は、ボルトとナツト、クランプ等
従来公知のものをそのまま使用できる。また、固定部材
の一方をホース金具の鍔部あるいはブラケットに溶接等
で固定してもよい。
【0012】
【作用および効果】本発明のホース金具の取付構造を使
用する場合、まずホース金具のスリーブにホースを挿入
しホースの所定位置の外周面にホース金具を固定する。
一方、ブラケットはその一端を被固定部に固定してお
く。この後、ホース金具を片手で持ち、そのスリーブを
ブラケットの凹部の底に押しつけるとともにフックをブ
ラケットのフック穴に挿入して係合させる。この状態で
ホース金具とブラケットとはホース金具のスリーブとブ
ラケットの凹部からなる1点とホース金具のフックとブ
ラケットのフック穴からなる1点の2点で係合し、か
つ、ホース金具はそのフックでブラケットのフック穴に
保持された状態となる。このため、ホース金具を作業者
が手で保持している必要がなく、作業者はホース金具を
放し、次のボルトの挿通等の固定部材の締結を行うこと
ができる。
【0013】これらの作業は片手で容易にでき、従来の
ホース金具の取付構造のようにホース金具を手で保持し
た状態で固定部材の固定作業をする必要がない。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。 実施例1 本発明の実施例1のホース金具の取付構造は図1に示す
ホース10に固定されたホース金具1と図2に示すブラ
ケット2および図1に示すボルト31および図2に示す
ブラケット2に固定されたナット32からなる固定部材
で構成されている。ホース金具1は、金属管で形成され
たスリーブ11とこのスリーブ11の外周面に一体的に
溶接された鋼板よりなる鍔部12とで構成されている。
スリーブ11に溶接された位置より僅かに離れた鍔部1
2の中央には挿通孔13が形成されている。そしてさら
に、スリーブ11と挿通孔13とを結ぶ延長方向の端部
がスリーブ11の突出している方向折り曲げられさらに
その先端がスリーブ11に近ずく方向に折り曲げられて
フック14が形成されている。
【0015】ブラケット2は鋼板を打ち抜いて形成した
ものでその下方の周縁部分にホース金具1のスリーブ1
1が挿入される凹部21が形成されている。そしてこの
凹部21の上方中程に挿通孔22が形成され、さらにそ
の上方に断面長方形状のフック穴23が形成されてい
る。これらブラケット2の凹部21、挿通孔22および
フック穴23の相対位置は、ホース金具1のスリーブ1
1、挿通孔13およびフック14の相対位置と同じにな
っている。
【0016】固定部材を構成するボルト31はホース金
具1およびブラケット2と分離している。しかし本実施
例ではナット32はブラケット2の一面にその挿通孔2
2と同軸的に溶接固定されている。本実施例のホース金
具の取付構造は前記した構成をもつ。このホース金具の
取付構造は、図1に示すように、まずホース金具1をホ
ース10の所定位置の外周面にかしめて固定する。ま
た、ブラケット2は所定の被固定部材(図示せず)に固
定しておく。そして作業者がホース金具1を片手で持
ち、ブラケット2の凹部21にスリーブ11を挿入する
とともに、軸方向にホース金具1をブラケット2に接近
させてフック14をフック穴23に挿入してフック14
をフック穴23に係合させる。この状態で作業者はホー
ス金具1を手放す。ホース金具1は、図3に示す状態で
ブラケット2に保持される。そしてホース金具1の挿通
孔13とブラケット2の挿通孔22は同軸的に重なる。
【0017】次に作業者は片手にボルト31をもち、図
3の右側からボルト31をホース金具1およびブラケッ
ト2の挿通孔13、22に挿通し、ナツト32に螺合さ
せてホース金具1の鍔部12とブラケット2とを一体的
に締結する。これにより、ホース10は所定位置に固定
される。本実施例のホース金具の取付構造では、図3に
示すように、ホース金具1がブラケット2の所定位置に
保持される。このためホース金具1を手放した状態でボ
ルト31の螺合作業が可能となり、結合作業が容易とな
る。
【0018】実施例2 本実施例のホース金具の取付構造を図4および図5に示
す。この実施例の取付構造は、実施例1の取付構造のフ
ックおよびフック穴の形状およびそれらの配置位置を変
えたもので、その他の構成はは実施例1と同じである。
なお、実施例1と同じ構成、部分については同一の符号
を使用する。
【0019】本実施例2に係るホース金具1のフック1
5は、先端が太い釘状であり、その位置は、フック15
とスリーブ11と挿通孔13とが正三角形の各頂点に配
置された位置となっている。ブラケット2のフック穴2
5は丸い円形の穴として形成され、その位置は、フック
穴25と凹部21と挿通孔22とが正三角形の各頂点に
配置された位置となっている。
【0020】本実施例2のホース金具の取付構造は前記
した構成を持つ。この取付構造も実施例1の取付構造と
同じように、ホース金具1およびブラケット2をそれぞ
れホース10および被固定部材に取り付けた後、まずホ
ース金具1のスリーブ11をブラケット2の凹部21に
挿入するとともにフック15をフック穴25に挿入して
フック15をフック穴25に係合させる。この状態でホ
ース金具1はブラケット2に保持されるため作業者はホ
ース金具1を支える必要がない。その後、ボルトを両挿
通孔13、22に挿通し、ナツト32に螺合させてホー
ス金具1の鍔部12とブラケット2とを一体的に締結す
る。これにより、ホース10は所定位置に固定される。
【0021】本実施例のホース金具の取付構造も実施例
1の取付構造と同じく、ホース金具1がブラケット2の
所定位置に保持される。このためホース金具1を手放し
た状態でボルトの螺合作業が可能となり、結合作業が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるホース金具をホースに固定し
た状態を示す斜視図である。
【図2】実施例1にかかるブラケットの主要部を示す斜
視図である。
【図3】実施例1のホース金具をブラケットに係合させ
た状態を示す一部断面図である。
【図4】実施例2にかかるホース金具をホースに固定し
た状態を示す斜視図である。
【図5】実施例2にかかるブラケットの主要部を示す斜
視図である。
【図6】従来のホース金具とブラケットとの分離した状
態の斜視図をしめす。
【図7】図6のホース金具をブラケットに締結した状態
を示す斜視図である。
【図8】従来の他の締結状態を示すホース金具の締結構
造の斜視図である。
【符号の説明】
1…ホース金具、2…ブラケット、3…固定部材、10
…ホース、11…スリーブ、12…鍔部、13…挿通
孔、14、15…フック、21…凹部、22…挿通孔、
23、25…フック穴、31…ボルト、32…ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースが挿通される筒状のスリーブと該
    スリーブからその径方向に突出し挿通孔をもつ板状の鍔
    部とを有するホース金具と、一端が被取付部に固定され
    他端部が板状で挿通孔をもつブラケットと、固定部材と
    からなり、該ホース金具および該ブラケットの各挿通孔
    に該固定部材を挿通して該ホース金具の該鍔部と該ブラ
    ケットの該他端部とを締結するホース金具の取付構造に
    おいて、 前記ホース金具の前期鍔部は該ホース金具が前記ブラケ
    ットに仮係止されるフックをもち、該ブラケットはその
    前記他端部の周縁部分に該ホース金具の前記スリーブが
    挿入される凹部と該凹部に該スリーブが挿入された状態
    で該フックが挿通して仮係止される該他端部の前記挿通
    孔の近くに設けられたフック穴とを有することを特徴と
    するホース金具の取付構造。
JP22414691A 1991-09-04 1991-09-04 ホース金具の取付構造 Pending JPH0565979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086540A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 日立建機株式会社 建設機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086540A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 日立建機株式会社 建設機械

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