JPS645169Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645169Y2 JPS645169Y2 JP1983195726U JP19572683U JPS645169Y2 JP S645169 Y2 JPS645169 Y2 JP S645169Y2 JP 1983195726 U JP1983195726 U JP 1983195726U JP 19572683 U JP19572683 U JP 19572683U JP S645169 Y2 JPS645169 Y2 JP S645169Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- holding body
- insertion hole
- slit
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 27
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 27
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は各種の配管を車体等の固定部に固定
する配管の取付構造の改良に関する。
する配管の取付構造の改良に関する。
第1図は自動車等の内部に配設されている各種
の配管1,1の取付け状態を示すもので、2は例
えばゴム等の弾性体によつて形成された保持体、
3は車体等の固定部に取付けられた金属製のブラ
ケツトである。前記保持体2には挿通孔4,4が
形成されており、各挿通孔4,4内に配管1,1
が挿通されている。また、5は保持体2の周囲を
囲むクランプで、このクランプ5の両端部がボル
ト6によつてブラケツト3側のナツト7に締め付
け固定されている。
の配管1,1の取付け状態を示すもので、2は例
えばゴム等の弾性体によつて形成された保持体、
3は車体等の固定部に取付けられた金属製のブラ
ケツトである。前記保持体2には挿通孔4,4が
形成されており、各挿通孔4,4内に配管1,1
が挿通されている。また、5は保持体2の周囲を
囲むクランプで、このクランプ5の両端部がボル
ト6によつてブラケツト3側のナツト7に締め付
け固定されている。
しかしながら、上記従来構成のものにあつては
車体等の固定部側のブラケツト3に配管1,1を
取付ける際にクランプ5の両端部をボルト6によ
つてブラケツト3側のナツト7に締め付け固定す
る面倒な作業が必要になるので、配管1,1の着
脱作業の作業性が悪い問題があつた。
車体等の固定部側のブラケツト3に配管1,1を
取付ける際にクランプ5の両端部をボルト6によ
つてブラケツト3側のナツト7に締め付け固定す
る面倒な作業が必要になるので、配管1,1の着
脱作業の作業性が悪い問題があつた。
この考案は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、固定部に対する保持体の脱着作
業を簡便にすることができ、同固定部及び受け部
の構造を簡単且つ小型にできるとともに、保持体
を変形しにくくさせることができ、さらに配管に
外力が作用しても同配管を同保持体に確実に保持
させることができる配管の取付構造を提供するこ
とにある。
で、その目的は、固定部に対する保持体の脱着作
業を簡便にすることができ、同固定部及び受け部
の構造を簡単且つ小型にできるとともに、保持体
を変形しにくくさせることができ、さらに配管に
外力が作用しても同配管を同保持体に確実に保持
させることができる配管の取付構造を提供するこ
とにある。
以下、この考案の一実施例を第2図および第3
図を参照して説明する。第2図および第3図中
で、11は一端部が車体等に取付けられた金属製
のブラケツト(固定部)、12は例えばゴム等の
弾性体によつて形成された保持体である。この保
持体12の一側面側にはブラケツト11に形成さ
れた取付孔13内に係合可能な係合突部14が設
けられている。この係合突部14にはブラケツト
11側の取付孔13の内径寸法よりも大径な大径
部15が形成されており、この大径部15が弾性
変形された状態で取付孔13内に挿入されて保持
体12がブラケツト11に取付けられるようにな
つている。さらに、この保持体12には配管挿入
用の第1、第2の挿通孔16,17がそれぞれ設
けられている。第1の挿通孔16は保持体12の
上部側、第2の挿通孔17は保持体12の下部側
にそれぞれ配置されている。また、第1の挿通孔
16の中心線OA位置は保持体12の中心位置l
に配置されているとともに、第2の挿通孔17の
中心線OB位置は保持体12の中心位置lよりも
係合突部14側の側面方向に偏心された偏心位置
eに配置されている。さらに、保持体12には係
合突部14側の側面の反対側の側面と第1の挿通
孔16との間に配管着脱用の第1のスリツト18
が形成されている。また、この保持体12の係合
突部14側の側面と第2の挿通孔17との間には
配管着脱用の第2のスリツト19が形成されてい
る。そして、前記第1のスリツト18を介して第
1の配管20が保持体12の第1の挿通孔16内
に取付けられているとともに、第2のスリツト1
9を介して第2の配管21が保持体12の第2の
挿通孔17内に取付けられており、これらの第
1、第2の配管20,21が保持体12の第1、
第2の各挿通孔16,17内に取付けられた状態
で保持体12の係合突部14がブラケツト11の
取付孔13に係合されるようになつている。ま
た、前記ブラケツト11には取付孔13側の端縁
部に保持体12の下端面形状に沿う形状の受け部
22が形成されており、保持体12がブラケツト
11に取付けられている状態では保持体12の係
合突部14側の側面がブラケツト11に密着され
るとともに、この保持体12の下端面が受け部2
2に密着されるようになつている。なお、第1の
配管20は例えば車体への取付作業の前に予め保
持体12の第1の挿通孔16内に挿通され、この
状態で第1のスリツト18が接着剤によつて接着
されている。
図を参照して説明する。第2図および第3図中
で、11は一端部が車体等に取付けられた金属製
のブラケツト(固定部)、12は例えばゴム等の
弾性体によつて形成された保持体である。この保
持体12の一側面側にはブラケツト11に形成さ
れた取付孔13内に係合可能な係合突部14が設
けられている。この係合突部14にはブラケツト
11側の取付孔13の内径寸法よりも大径な大径
部15が形成されており、この大径部15が弾性
変形された状態で取付孔13内に挿入されて保持
体12がブラケツト11に取付けられるようにな
つている。さらに、この保持体12には配管挿入
用の第1、第2の挿通孔16,17がそれぞれ設
けられている。第1の挿通孔16は保持体12の
上部側、第2の挿通孔17は保持体12の下部側
にそれぞれ配置されている。また、第1の挿通孔
16の中心線OA位置は保持体12の中心位置l
に配置されているとともに、第2の挿通孔17の
中心線OB位置は保持体12の中心位置lよりも
係合突部14側の側面方向に偏心された偏心位置
eに配置されている。さらに、保持体12には係
合突部14側の側面の反対側の側面と第1の挿通
孔16との間に配管着脱用の第1のスリツト18
が形成されている。また、この保持体12の係合
突部14側の側面と第2の挿通孔17との間には
配管着脱用の第2のスリツト19が形成されてい
る。そして、前記第1のスリツト18を介して第
1の配管20が保持体12の第1の挿通孔16内
に取付けられているとともに、第2のスリツト1
9を介して第2の配管21が保持体12の第2の
挿通孔17内に取付けられており、これらの第
1、第2の配管20,21が保持体12の第1、
第2の各挿通孔16,17内に取付けられた状態
で保持体12の係合突部14がブラケツト11の
取付孔13に係合されるようになつている。ま
た、前記ブラケツト11には取付孔13側の端縁
部に保持体12の下端面形状に沿う形状の受け部
22が形成されており、保持体12がブラケツト
11に取付けられている状態では保持体12の係
合突部14側の側面がブラケツト11に密着され
るとともに、この保持体12の下端面が受け部2
2に密着されるようになつている。なお、第1の
配管20は例えば車体への取付作業の前に予め保
持体12の第1の挿通孔16内に挿通され、この
状態で第1のスリツト18が接着剤によつて接着
されている。
そこで、上記構成のものにあつては、第1、第
2の両配管20,21を保持体12の第1、第2
の各挿通孔16,17内に挿通した状態で保持体
12の係合突部14がブラケツト11の取付孔1
3内に係合されるようになつているので、第1、
第2の両配管20,21を車体側のブラケツト1
1に取付ける際に従来のようなねじ止め等の面倒
な作業を行なう必要がなく、ブラケツト11に対
する第1、第2の各配管16,17の着脱作業を
従来に比べて容易に行なうことができる。また、
保持体12の第2の挿通孔17はその中心線OB
位置が保持体12の中心位置lよりも係合突部1
4側の側面方向に偏心させた偏心位置eに配置さ
れているので、係合突部14の反対側の側面と第
2の挿通孔17との間の厚さ寸法を大きくするこ
とができ、保持体12の剛性を高めることができ
る。さらに、保持体12の係合突部14側の側面
と第2の挿通孔17との間に第2のスリツト19
が形成されているとともに、ブラケツト11の端
縁部に保持体12の端面形状に沿う形状の受け部
22が形成されているので、第2の配管21に外
力が作用した場合に第2の配管21が保持体12
の第2の挿通孔17から外れにくくすることがで
きる。
2の両配管20,21を保持体12の第1、第2
の各挿通孔16,17内に挿通した状態で保持体
12の係合突部14がブラケツト11の取付孔1
3内に係合されるようになつているので、第1、
第2の両配管20,21を車体側のブラケツト1
1に取付ける際に従来のようなねじ止め等の面倒
な作業を行なう必要がなく、ブラケツト11に対
する第1、第2の各配管16,17の着脱作業を
従来に比べて容易に行なうことができる。また、
保持体12の第2の挿通孔17はその中心線OB
位置が保持体12の中心位置lよりも係合突部1
4側の側面方向に偏心させた偏心位置eに配置さ
れているので、係合突部14の反対側の側面と第
2の挿通孔17との間の厚さ寸法を大きくするこ
とができ、保持体12の剛性を高めることができ
る。さらに、保持体12の係合突部14側の側面
と第2の挿通孔17との間に第2のスリツト19
が形成されているとともに、ブラケツト11の端
縁部に保持体12の端面形状に沿う形状の受け部
22が形成されているので、第2の配管21に外
力が作用した場合に第2の配管21が保持体12
の第2の挿通孔17から外れにくくすることがで
きる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、保持体12は第2の挿通孔1
7のみが形成され、第2のスリツト19を介して
第2の配管21のみが取付けられる構成のもので
あつてもよく、さらにその他この考案の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論で
ある。
ではない。例えば、保持体12は第2の挿通孔1
7のみが形成され、第2のスリツト19を介して
第2の配管21のみが取付けられる構成のもので
あつてもよく、さらにその他この考案の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論で
ある。
以上説明したように、この考案によればスリツ
トを形成した保持体の一側面側のみに同保持体を
保持する固定部及び受け部を設けたので、同固定
部に対して同保持体の脱着作業が簡便になり、ま
た同固定部及び受け部の構造を簡単且つ小型にで
き、レイアウトの自由度を高くすることができ
る。また、保持体の下部側に配置された挿通孔の
中心線位置を保持体の中心位置よりも係合突部側
の側面方向に偏心させたので、保持体の下部側に
配置された挿通孔に対し係合突部側と反対側の側
面と挿通孔との間の剛性を高め、保持体を変形し
にくくさせることができる。さらに、スリツトを
同固定部に対向する側に設けたので、配管に外力
が作用しても同配管を同保持体に確実に保持させ
ることができる。
トを形成した保持体の一側面側のみに同保持体を
保持する固定部及び受け部を設けたので、同固定
部に対して同保持体の脱着作業が簡便になり、ま
た同固定部及び受け部の構造を簡単且つ小型にで
き、レイアウトの自由度を高くすることができ
る。また、保持体の下部側に配置された挿通孔の
中心線位置を保持体の中心位置よりも係合突部側
の側面方向に偏心させたので、保持体の下部側に
配置された挿通孔に対し係合突部側と反対側の側
面と挿通孔との間の剛性を高め、保持体を変形し
にくくさせることができる。さらに、スリツトを
同固定部に対向する側に設けたので、配管に外力
が作用しても同配管を同保持体に確実に保持させ
ることができる。
第1図は従来例を示す要部の側面図、第2図お
よび第3図はこの考案の一実施例を示すもので、
第2図は要部を示す縦断面図、第3図は同平面図
である。 11……ブラケツト(固定部)、12……保持
体、13……取付孔、14……係合突部、17…
…第2の挿通孔、19……第2のスリツト、21
……第2の配管。
よび第3図はこの考案の一実施例を示すもので、
第2図は要部を示す縦断面図、第3図は同平面図
である。 11……ブラケツト(固定部)、12……保持
体、13……取付孔、14……係合突部、17…
…第2の挿通孔、19……第2のスリツト、21
……第2の配管。
Claims (1)
- 弾性体によつて形成された保持体の挿通孔内に
配管を装着し、この保持体の一側面のみに当接す
る固定部に同保持体を取付ける配管の取付構造に
おいて、前記固定部に対向する前記保持体の一側
面側に前記固定部に形成された取付孔内に係合可
能な係合突部が設けられ、前記保持体の下部側に
配置された挿通孔の中心線位置を前記保持体の中
心位置よりも前記係合突部側の前記側面方向に偏
心させ、前記保持体の前記一側面側と前記挿通孔
との間に前記配管挿入用のスリツトを形成し、前
記スリツトの開方向の変形を防止するように前記
固定部に前記保持体のスリツト下方部分を支持す
る受け部を形成したことを特徴とする配管の取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19572683U JPS60102568U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 配管の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19572683U JPS60102568U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 配管の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60102568U JPS60102568U (ja) | 1985-07-12 |
JPS645169Y2 true JPS645169Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30420234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19572683U Granted JPS60102568U (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 配管の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60102568U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6222450B2 (ja) * | 2013-12-04 | 2017-11-01 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両のシートベルト装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724384B2 (ja) * | 1978-09-26 | 1982-05-24 | ||
JPS5753181B2 (ja) * | 1975-02-04 | 1982-11-11 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6113829Y2 (ja) * | 1980-07-16 | 1986-04-28 | ||
JPS5753181U (ja) * | 1980-09-11 | 1982-03-27 |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP19572683U patent/JPS60102568U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753181B2 (ja) * | 1975-02-04 | 1982-11-11 | ||
JPS5724384B2 (ja) * | 1978-09-26 | 1982-05-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60102568U (ja) | 1985-07-12 |
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