JPS6346781Y2 - - Google Patents

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JPS6346781Y2
JPS6346781Y2 JP1983195727U JP19572783U JPS6346781Y2 JP S6346781 Y2 JPS6346781 Y2 JP S6346781Y2 JP 1983195727 U JP1983195727 U JP 1983195727U JP 19572783 U JP19572783 U JP 19572783U JP S6346781 Y2 JPS6346781 Y2 JP S6346781Y2
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JP1983195727U
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JPS60102569U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は各種の配管を車体等の固定部に固定
する配管の取付構造の改良に関する。
第1図は自動車等の内部に配設されている各種
の配管1,1の取付け状態を示すもので、2は例
えばゴム等の弾性材によつて形成された保持体、
3は車体等の固定部に取付けられた金属製のブラ
ケツトである。前記保持体2には挿通孔4,4が
形成されており、各挿通孔4,4内に配管1,1
が挿通されている。また、5は保持体2の周囲を
囲むクランプで、このクランプ5の両端部がボル
ト6によつてブラケツト3側のナツト7に締め付
け固定されている。
しかしながら、上記従来構成のものにあつては
車体等の固定部側のブラケツト3に配管1,1を
取付ける際にクランプ5の両端部をボルト6によ
つてブラケツト3側のナツト7に締め付け固定す
る面倒な作業が必要になるので、配管1,1の着
脱作業の作業性が悪い問題があつた。
この考案は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、車体の固定部に取付けられたブ
ラケツトの連通孔より保持体の抜け止め部を挿通
することで保持体が着脱可能となり作業性を容易
にすることができる。
また、配管に外力が作用しても上記抜け止め部
の一部外面が上記連通孔の本体側端縁部に当接す
るため上記ブラケツトから上記保持体が外れるこ
とを防止でき、且つ上記保持体に設けられた上記
係合突部の外面が上記ブラケツトに設けられた上
記係合孔の周縁部の上記フランジに面接触して保
持されるため上記保持体の切損を防止することが
できる配管の取付構造を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を第2図乃至第8図
を参照して説明する。第2図および第3図は車体
等の固定部に取付けられた金属製のブラケツト1
1に第1、第2の各配管12,13を取付けた状
態を示すもので、14は例えば弾性材によつて形
成された保持体である。この保持体14の一側面
側(外側)には係合突部15が設けられている。
この係合突部15の先端には同突部15よりも大
きな外径を有した抜け止め部16が設けられてい
る。さらに、この保持体14には第4図および第
5図に示すように配管挿入用の第1、第2の挿通
孔17,18がそれぞれ設けられている。第1の
挿通孔17は保持体14の上部側、第2の挿通孔
18は保持体14の下部側にそれぞれ配置されて
いる。また、第1の挿通孔17の中心線OA位置
は保持体14の中心位置lに配置されているとと
もに、第2の挿通孔18の中心線OB位置は保持
体14の中心位置lよりも係合突部15側の側面
方向に偏心された偏心位置eに配置されている。
さらに、保持体14には係合突部15側の側面の
反対側の側面と第1の挿通孔17との間に配管着
脱用の第1のスリツト19が形成されている。ま
た、この保持体14の係合突部15側の側面と第
2の挿通孔18との間には配管着脱用の第2のス
リツト20が形成されている。そして、前記第1
のスリツト19を介して第1の配管12が保持体
14の第1の挿通孔17内に取付けられるととも
に、第2のスリツト20を介して第2の配管13
が保持体14の第2の挿通孔18内に取付けられ
ている。なお、第1の配管12は例えば車体等の
固定部への取付作業の前に予め保持体14の第1
の挿通孔17内に挿通され、この状態で第1のス
リツト19が接着剤によつて接着されている。
一方、前記ブラケツト11には第6図乃至第8
図に示すように本体21の端部21′に略直角に
折曲形成され保持体14の係合突部15側の側面
を保持する保持部22が設けられている。この保
持部22には保持体14の係合突部15を係合す
る係合孔23および保持体14の下端部形状に沿
う形状の受け部24がそれぞれ設けられている。
さらに、この係合孔23の周縁部には保持体14
の係合突部15と面接触するフランジ部25が外
部側(保持体14を装着したときに保持体14の
抜け止め部16側)に向けて突設されている。ま
た、このブラケツト11には前記係合孔23に連
通し保持体14の抜け止め部16を弾性変形させ
た状態で挿入する連通孔26が保持部22から本
体21に亘つて形成されている。そして、第1、
第2の両配管12,13が保持体14の第1、第
2の挿通孔17,18内に挿入された状態で保持
体14の係合突部15が弾性変形されながらブラ
ケツト11の連通孔26を介して係合孔23内に
挿入されて保持体14がブラケツト11に取付け
られるようになつており、保持体14がブラケツ
ト11に取付けられている状態では保持体14の
係合突部15側の側面がブラケツト11に密着さ
れるとともに、この保持体14の下端面が受け部
24に密着されるようになつている。
そこで、上記構成のものにあつては第1、第2
の両配管12,13を保持体14の第1、第2の
各挿通孔17,18内に挿通した状態で保持体1
4の係合突部15がブラケツト11の係合孔23
内に係合されるようになつているので、第1、第
2の両配管12,13を車体側のブラケツト11
に取付ける際に従来のようなねじ止め等の面倒な
作業を行なう必要がなく、ブラケツト11に対す
る第1、第2の各配管12,13の着脱作業を従
来に比べて容易に行なうことができる。また、保
持体14の第2の挿通孔18はその中心線OB
置が保持体14の中心位置lよりも係合突部15
側の側面方向に偏心させた偏心位置eに配置され
ているので、係合突部15の反対側の側面と第2
の挿通孔18との間の厚さ寸法を大きくすること
ができ、保持体14の剛性を高めることができ
る。さらに、保持体14の係合突部15側の側面
と第2の挿通孔18との間に第2のスリツト20
が形成されているとともに、ブラケツト11の端
縁部に保持体14の端面形状に沿う形状の受け部
24が形成されているので、第2の配管13に外
力が作用した場合に第2の配管13が保持体14
の第2の挿通孔18から外れにくくすることがで
きる。また、ブラケツト11の本体21に略直角
に折曲形成された保持部22を設け、この保持部
22に係合孔23を設けるとともに、この係合孔
23に連通して保持体14の抜け止め部16を弾
性変形させた状態で挿入する連通孔26を保持部
22から本体21に亘つて設け、ブラケツト11
の保持部22の係合孔23内に保持体14の係合
突部15を係合させた状態で連通孔26の本体2
1側の端縁部によつて保持体14の抜け止め部1
6の抜けを防止するようにしたので、第1、第2
の各配管12,13に外力が作用した場合であつ
てもブラケツト11から保持体14が外れること
を防止することができる。さらに、ブラケツト1
1の係合孔23の周縁部に保持体14の係合突部
15と面接触するフランジ部25を設けたので、
保持体14の係合突部15が金属板端縁部と接触
して切損することを防止することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、保持体14は第1の挿通孔1
7または第2の挿通孔18のみが形成され、第1
の配管12または第2の配管13のみが取付けら
れる構成のものであつてもよく、さらにその他こ
の考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施で
きることは勿論である。
以上説明したように、この考案によれば車体の
固定部に取付けられたブラケツトの連通孔より保
持体の抜け止め部を挿通することで保持体が着脱
可能となり作業性を容易にすることができる効果
を奏する。
また、配管に外力が作用しても上記抜け止め部
の一部外面が上記連通孔の本体側端縁部に当接す
るため上記ブラケツトから上記保持体が外れるこ
とを防止でき、且つ上記保持体に設けられた上記
係合突部の外面が上記ブラケツトに設けられた上
記係合孔の周縁部の上記フランジに面接触して保
持されるため上記保持体の切損を防止することが
できる効果をそうする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部の側面図、第2図乃
至第8図はこの考案の一実施例を示すもので、第
2図は配管の取付状態を示す側面図、第3図は同
平面図、第4図は保持体を示す正面図、第5図は
同側面図、第6図はブラケツトを示す正面図、第
7図は同側面図、第8図は同平面図である。 11……ブラケツト、12……第1の配管、1
3……第2の配管、14……保持体、15……係
合突部、16……抜け止め部、17……第1の挿
通孔、18……第2の挿通孔、21……本体、2
1′……本体端部、22……保持部、23……係
合孔、25……フランジ部、26……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性材によつて形成されるとともに配管を装着
    した挿通孔を有する保持体と、同保持体を車体の
    固定部に取付けるブラケツトとで構成された配管
    の取付構造において、前記保持体の外面に係合突
    部を突設し、この係合突部の先端に同係合突部よ
    り大きい抜け止め部を配設するとともに、前記ブ
    ラケツトの本体端部から略直角に折曲形成され前
    記保持体の係合突部が設けられた外面に当接する
    保持部を設け、かつ上記本体端部に上記抜け止め
    部を挿通可能な連通孔を設け、上記保持部に上記
    連通孔に連続して上記係合突部と略同径で同係合
    突部を挿通可能な係合孔を設け、さらに同係合孔
    の周縁部に上記抜け止め部方向に向かつてフラン
    ジ部を突設し、上記抜け止め部及び係合突部を上
    記連通孔から挿通して保持体を上記ブラケツトに
    装着した状態で上記係合突部の外面が上記フラン
    ジ部に面接触して保持されるとともに上記抜け止
    め部の一部外面が上記連通孔の本体側端縁部に対
    向するように構成したことを特徴とする配管の取
    付構造。
JP19572783U 1983-12-20 1983-12-20 配管の取付構造 Granted JPS60102569U (ja)

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JP19572783U JPS60102569U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 配管の取付構造

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JP19572783U JPS60102569U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 配管の取付構造

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JPS60102569U JPS60102569U (ja) 1985-07-12
JPS6346781Y2 true JPS6346781Y2 (ja) 1988-12-05

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ID=30420235

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JP19572783U Granted JPS60102569U (ja) 1983-12-20 1983-12-20 配管の取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724384B2 (ja) * 1978-09-26 1982-05-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113829Y2 (ja) * 1980-07-16 1986-04-28
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JPS60102569U (ja) 1985-07-12

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