JPH0454385Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454385Y2
JPH0454385Y2 JP4537188U JP4537188U JPH0454385Y2 JP H0454385 Y2 JPH0454385 Y2 JP H0454385Y2 JP 4537188 U JP4537188 U JP 4537188U JP 4537188 U JP4537188 U JP 4537188U JP H0454385 Y2 JPH0454385 Y2 JP H0454385Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
sleeve
bracket plate
fitting
hose fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4537188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01148185U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4537188U priority Critical patent/JPH0454385Y2/ja
Priority to US07/302,266 priority patent/US4998692A/en
Publication of JPH01148185U publication Critical patent/JPH01148185U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454385Y2 publication Critical patent/JPH0454385Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はホースを配管する場合などに用いられ
るホース金具の取付け構造に関する。本考案の取
付け構造は、例えば自動車のブレーキホースを車
体に取付ける場合に、そのゆるみや他部品への接
触を防止するためにに利用することができる。
[従来の技術] 従来のホース金具の取付け構造を第4図及び第
5図に示す。このホース金具の取付け構造は、ホ
ース100を挿通されたゴム筒200と、ゴム筒
200を挟むクリツプ金具300と、クリツプ金
具300の両端に形成された開孔部301,30
2を挿通し固定部材400のネジ穴(図示せず)
に螺合するねじ500とから構成されている。ね
じ500の締付けにより、クリツプ金具300は
固定部材400に取付けられかつクリツプ金具3
00はゴム筒200及びホース100と強く結合
している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら上記した従来のホース金具の取付
構造では、ねじ500の締付けが不十分であつた
り、または固定部材400などの振動によりねじ
500の締付けがゆるんだりすると、ホース10
0が位置ズレしたりしてホースの保持が万全でな
くなる恐れがあつた。
また、ホース100を所定の取付け位置に取付
ける場合や、ボルト500をゆるめてホース10
0をはずしその後で再び元の位置に取付ける場合
に、適正な取付け位置に、ホース100を取付け
ることは簡単でなかつた。
本考案はこのような課題を解決するものであ
り、ボルトのゆるみにもかかわらずホースの位置
ズレが少なく、そしてホースを正常な取付け位置
に簡単に取付け可能なホース金具の取付け構造を
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のホース金具の取付け構造は、ホースが
挿通される筒状のスリーブ部と、前記スリーブ部
からその径方向に突出する板状の鍔部とをもつホ
ース金具と、 前記ホースが挿通可能であり前記スリーブ部が
挿通不可能で一端開口の案内スリツトと、前記ス
リーブ部が挿通可能でかつ前記鍔部が挿通不可能
であり前記案内スリツトの他端に形成されるスリ
ーブ装着孔とをもつブラケツト板と、 前記ブラケツト板の前記スリーブ装着孔に前記
ホース金具の前記スリーブ部が装着された状態で
前記鍔部の主面部と前記ブラケツト板の主面部と
が当接するように前記ホース金具を前記ブラケツ
ト板に係止する係止手段とから構成されている。
ホース金具は、スリーブ部と板状の鍔部とより
なる。スリーブ部にはホースが挿通され、かし
め、接着などによりホースが固定される。またホ
ース内に内管を挿入し、内管とスリーブ部とでホ
ースを挟持して固定することもできる。この内管
はホース金具と別体として形成してもよいし、一
体的に形成してもよい。さらい、スリーブ部は鍔
部の片側だけでもよいし、鍔部の両側に設けるこ
ともできる。また鍔部は一つでもよいし複数個設
けることもできる。スリーブ部は円筒形でなくて
もよく、凹凸を形成されていてもよい。
係止手段は、ボルトおよびナツトを利用するも
の、クランプなどで把持するものなど、従来知ら
れている種々のものを採用することができる。係
止手段は鍔部の主面部とブラケツト板の主面部と
が当接するようにホース金具をブラケツト板に係
止する。
ブラケツト板は、たとえば車体に固定される部
材であり、ホースの外径より幅が大でありスリー
ブ部の外径より幅が小である案内スリツトと、ス
リーブ部の外径より径大であり鍔部より径小であ
るスリーブ装着孔とをもつ。ただし、鍔部はその
全周にわたつてスリーブ装着孔より大きい必要は
無く、その一部においてスリーブ装着孔よりも大
きければよい。またブラケツト板は複数のスリー
ブ装着孔をもつことができる。
[作用] 本考案のホース金具の取付け構造において、ホ
ース金具のスリーブ部をブラケツト板のスリーブ
装着孔に挿通するには、まずホースを案内スリツ
トを介してスリーブ装着孔に挿通する。次に、ホ
ースをその長手方向に移動させてスリーブ部をス
リーブ装着孔に嵌合させる。そして最後にホース
金具の板状の鍔部の主面とブラケツト板の主面と
が当接するように、係止手段で両者を係止する。
本考案のホース金具の取付け構造によれば、た
とえ係止手段の係止力が弱くなつても、スリーブ
部が案内スリツトにズレることは無い。
特に、スリーブ部がスリーブ装着孔にかん合す
るように構成された場合には、係止手段の係止が
弱くなつても、スリーブ部はスリーブ装着孔の内
側でガタツクことも無い。
更に、スリーブ装着孔の内周形状及びそれとか
ん合するスリーブ部の外周形状が円形で無い場合
には、たとえ係止手段の係止力が弱くなつても、
スリーブ部がスリーブ装着孔に対して回転するこ
とをも妨げる。
[実施例] 以下、複数の実施例により本考案をさらに具体
的に説明する。なお、同様の部品および同様の作
用をもつ部分には、便宜上各実施例とも同一の番
号を付して説明する。
(実施例 1) 本考案の一実施例のホース金具の取付け構造を
第1図〜第4図に示す。
第1図はホースが挿通したホース金具1の斜視
図、第2図はブラケツト板2および係止手段の分
解斜視図である。第3図はホース金具1の取付け
構造を示す斜視図である。
このホース金具の取付け構造は、ホース100
が挿通するホース金具1と、ホース金具1が取付
けられたブラケツト板2と、ホース金具1をブラ
ケツト板2に係止する係止手段を構成するボルト
3とワツシヤ4とナツト5とからなる。
ホース金具1は第1図に示すように、ホース1
00が挿通される筒状のスリーブ部11と、スリ
ーブ部11の一端部からその径方向に突出する板
状の鍔部12とからなる。ホース金具1のスリー
ブ部11の孔部はホース100により挿通されて
おり、そしてスリーブ部11はかしめられてホー
ス100の外周面に結合している。鍔部12は一
端部にボルト孔13をもつ楕円形の板状部材であ
る。スリーブ部11は約13.5mmの外径をもつ。
ブラケツト板2は第2図に示すように、その一
端部からその中央部方向に形成された案内スリツ
ト23と、案内スリツト23の最奥側の端部に形
成されたスリーブ装着孔21と、スリーブ装着孔
21と所定距離離れて開孔されたボルト孔24と
をもつ長方形の板状部材である。ブラケツト板2
は、車体(図示せず)に固定されている。案内ス
リツト23の幅dは約11mmである。スリーブ装着
孔21の直径はやく約13.7mmである。
ボルト3はブラケツト板2、ボルト孔13,2
4及びワツシヤ4を挿通してナツト5と螺合して
いる。
ホース金具1の取付けを以下に説明する。まず
ホース100を案内スリツト23を介してスリー
ブ装着孔21に挿通する。次に、ホース100を
その長手方向に移動させてスリーブ部11をスリ
ーブ装着孔21に嵌合させる。そして最後にホー
ス金具1の鍔部12の主面120とブラケツト板
2の主面20とが当接するように、ボルト3及び
ナツト5で両者を係止する。
本実施例のホース金具1の取付け構造によれ
ば、たとえボルト3がゆるんでも、スリーブ11
の径よりも案内スリツト23の幅が小さいので、
スリーブ部11が案内スリツト23の方へズレる
ことは無い。
特に本実施例では、スリーブ部11がスリーブ
装着孔21に嵌合するように構成されているの
で、ボルト3がゆるんでも、スリーブ部11はス
リーブ装着孔21の内側でガタツクことは無い。
前記実施例ではホース金具はホースの中間部に
固定される中間部保持部材であるが、その他ホー
スの端部に固定される継手でもよい。また、ブラ
ケツト板2の案内スリツト23は直線的に伸びる
必要はなく、曲在していてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本考案のホース金具の取付
け構造は、ホースが挿通可能でありスリーブ部が
挿通不可能である案内スリツトとスリーブ部が挿
通可能であり鍔部が挿通不可能であるスリーブ装
着孔とをもつブラケツト板を具備しているので、
係止部材の係止力が弱くなつてもホースの位置ズ
レを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はホース金具1の斜視図、第2図はブラ
ケツト板2の斜視図である。第3図はホース金具
1の取付け構造を示す斜視図、第4図と第5図と
は従来のホース金具の取付け構造を示す斜視図で
ある。 1……ホース金具、2……ブラケツト板、3…
…ボルト、4……ナツト、100……ホース、1
1……スリーブ部、12……鍔部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホースが挿通される筒状のスリーブ部と、前記
    スリーブ部からその径方向に突出する板状の鍔部
    とをもつホース金具と、 前記ホースが挿通可能であり前記スリーブ部が
    挿通不可能で一端開口の案内にスリツトと、前記
    スリーブ部が挿通可能でかつ前記鍔部が挿通不可
    能であり前記案内スリツトの他端に形成されるス
    リーブ装着孔とをもつブラケツト板と、 前記ブラケツト板の前記スリーブ装着孔に前記
    ホース金具の前記スリーブ部が装着された状態で
    前記鍔部の主面部と前記ブラケツト板の主面部と
    が当接するように前記ホース金具を前記ブラケツ
    ト板に係止する係止手段と、 からなることを特徴とするホース金具の取付け構
    造。
JP4537188U 1988-02-10 1988-04-04 Expired JPH0454385Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4537188U JPH0454385Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04
US07/302,266 US4998692A (en) 1988-02-10 1989-01-27 Hose fitting fixing construction

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4537188U JPH0454385Y2 (ja) 1988-04-04 1988-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01148185U JPH01148185U (ja) 1989-10-13
JPH0454385Y2 true JPH0454385Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31271684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4537188U Expired JPH0454385Y2 (ja) 1988-02-10 1988-04-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454385Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723668Y2 (ja) * 1988-07-29 1995-05-31 トヨタ自動車株式会社 フレキシブルホース固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01148185U (ja) 1989-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0454385Y2 (ja)
JPH04316707A (ja) 3軸方向可変補正締結具
JPH0530679U (ja) 配管用クランプの取付け構造
JPH0743951Y2 (ja) 車両用バッテリの保持装置
JPH0353046Y2 (ja)
JPH0629042Y2 (ja) ダンパーブラケットの取付け構造
JP2516527Y2 (ja) ワイヤハーネスグロメット
JP3566189B2 (ja) 外装板の取付金具
JPH0541093Y2 (ja)
JPH0329665Y2 (ja)
JPH01206188A (ja) ホース金具の取付け構造
JPH0132596Y2 (ja)
JPH063252Y2 (ja) パイプ留め具
JP2552971Y2 (ja) ブレーキパイプジョイントの取付構造
JP2726000B2 (ja) 自動車用フラッグポールの取付け具
JPH0519662Y2 (ja)
JPH1144313A (ja) 締付部材の回止部材およびクランプ装置
JP3055354B2 (ja) 自動車用内燃機関における配管取付構造
JPH0516474Y2 (ja)
JP2002371840A (ja) 排気管の接続構造
JPH0426729Y2 (ja)
JPS6342174Y2 (ja)
JPH0715062Y2 (ja) カットアウトの取付構造
JPH0716897Y2 (ja) ロックナットのロック構造
JPS6340015Y2 (ja)