JP2002371840A - 排気管の接続構造 - Google Patents

排気管の接続構造

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JP2002371840A
JP2002371840A JP2001177172A JP2001177172A JP2002371840A JP 2002371840 A JP2002371840 A JP 2002371840A JP 2001177172 A JP2001177172 A JP 2001177172A JP 2001177172 A JP2001177172 A JP 2001177172A JP 2002371840 A JP2002371840 A JP 2002371840A
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exhaust pipe
exhaust
pipe
pipes
connection structure
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JP2001177172A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kakimoto
由行 柿本
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KAKIMOTO RACING KK
Original Assignee
KAKIMOTO RACING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたり激しい振動が加わっても排気管
が抜け落ちることがなく、しかも簡単に接続できる排気
管の接続構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 一方の排気管1内に、他方の排気管8の
端部を差込み、一方の排気管1の上から締付け金具で締
め付けて二つの排気管1,8を接続する排気管の接続構
造であって、一方の排気管1の端部に、内筒管3と外筒
管4からなり、その間に他方の排気管8の端部を挿入可
能な隙間5を設けた二重管部を形成し、さらに、一方の
排気管1の外筒管4と他方の排気管8に、二つの排気管
1,8を連結したときに連通する係止孔6,9をそれぞ
れに形成し、この係止孔6,9に抜け止め防止片7を嵌
入したものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等各種車
両のエンジンのマニホールドから下流の排気系統に装着
される排気管の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の排気管の接続構造は、図6に示す
ように、接続する二つの排気管の上流側の排気管30の端
部に、スリット31を設けた大径部32を形成し、この大径
部32の内側に下流側の排気管33の端部を嵌入し、この接
続部分を大径部32の外側よりU字ボルト34とサポート35
とU字ボルト34のネジ部に螺合するナット36からなる締
付け金具で締付けることにより二つの排気管30,33を接
続していた。
【0003】しかしながら、この従来の排気管の接続構
造では、長期にわたって受ける車両走行時の振動やエン
ジンの振動により締付け金具のナット36が緩み、下流側
の排気管33が徐々にずれて排気管の接続部より排気ガス
が漏れたり、最悪の場合には下流側の排気管33が抜け落
ちることがあるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
上記の問題点を解決し、長期にわたり激しい振動が加わ
っても排気管が抜け落ちることがなく、しかも簡単に接
続できる排気管の接続構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、一方の排気管1内に、他方の排気管8の端部を差込
み、一方の排気管1の上から締付け金具で締め付けて二
つの排気管1,8を接続する排気管の接続構造であっ
て、一方の排気管1の端部に、内筒管3と外筒管4から
なり、その間に他方の排気管8の端部を挿入可能な隙間
5を設けた二重管部を形成し、さらに、一方の排気管1
の外筒管4と他方の排気管8に、二つの排気管1,8を
連結したときに連通する係止孔6,9をそれぞれに形成
し、この係止孔6,9に抜け止め防止片7,25を嵌入し
たものとした。
【0006】このような構成にし、一方の排気管1の端
部の二重管部内に他方の排気管8の端部を挿入し、抜け
止め防止片を双方の排気管1,8の係止孔6,9に嵌入
すれば、双方の排気管1,8が連結され、激しい振動が
長期にわたって接続部に加わっても排気管がずれなくな
る。
【0007】請求項2に記載のように、前記締付け金具
10が金属製のバンド部11を有するものであり、さらに抜
け止め防止片7が金属小片からなるものであり、そして
抜け止め防止片7が係止孔6より離脱しないように抜け
止め防止片7の頭部を締付け金具10のバンド部11で押さ
えているようにすることが好ましい。
【0008】このようにすれば、抜け止め防止片7を係
止孔6より離脱しないように固定するための構造が簡単
になる。
【0009】また、請求項3に記載のように、締付け金
具20が金属製のバンド部21を有するものであり、且つ抜
け止め防止片25が前記バンド部21に一体に形成されてい
るようにすることもできる。
【0010】このようにすれば、排気管1,8を接続す
るために必要な部品の数が減り、排気管1,8を接続す
るための構造がより簡単になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、この発明の排気管
の接続構造の第1実施例を示しており、図1は二つの排
気管の接続部を示す斜視図であり、図2は接続部の分解
斜視図、図3は接続部の断面図である。
【0012】図1において、符号1は上流側の排気管で
あり、この排気管1の上流側の端部には、フランジ2を
設けており、エンジンのマニホールド(図示せず)の端
部に接続されるようになっている。上流側の排気管1の
下流側端は、図2に示すように、内筒管3と外筒管4の
径の異なる二つの金属管からなる二重管部を形成してお
り、内筒管3と外筒管4の間には他方の排気管の端部を
嵌入可能な隙間5を設けている。さらに、外筒管4に
は、抜け止め防止片7を嵌入可能な係止孔6を設けてい
る。
【0013】抜け止め防止片7は、金属製の円柱棒を切
断して形成した金属小片であり、その高さは、外筒管4
の係止孔6に嵌入したときに、その頭部が少し外筒管4
より突出する高さである。
【0014】他方の下流側の排気管8は、前記上流側の
排気管1の内筒管3と外筒管4からなる二重管部の隙間
5に嵌入可能な径をした金属製の管であり、この排気管
8の上流側端には、二重管部の隙間5に嵌入したときに
前記係止孔6と対応する位置に係止孔9を設けている。
なお、この係止孔9の形状は、前記係止孔6と同一であ
る。
【0015】符号10は、締付け金具である金属製の締付
けバンドであり、バンド部11の一端に取り付けたネジ部
12がバンド部11の他端に設けたソケット13を挿通し、そ
の先にナット14を螺合させたものであり、ナット14を回
すことにより、締付けバンド10のバンド部11の径が拡縮
するようになっている。
【0016】この上流側の排気管1の内筒管3と外筒管
4からなる二重管部の隙間5に、下流側の排気管8の端
部を挿入し、係止孔6,9を連通するように位置を調整
し、さらに抜け止め防止片7を係止孔6,9に嵌入する
と、抜け止め防止片7は内筒管3の表面に当たって止ま
る。さらに、締付け金具である締付けバンド10で、抜け
止め防止片7の頭部を押さえながら外筒管4を締め付け
ると、図3に示すようになり、二つの排気管1,8は接
続される。
【0017】このとき、二つの排気管1,8は、係止孔
6,9を挿通する抜け止め防止片7により係止されてい
るので、長期的に激しい振動が加わっても排気管8が抜
け落ちることがない。
【0018】図4及び図5に基づき、この発明の排気管
の接続構造の第2実施例について説明する。
【0019】図4は接続部の分解斜視図であり、図5は
接続部の断面図である。
【0020】この実施例は、締付けバンドと抜け止め防
止片を一体に形成した例であり、排気管1,8の構造は
前記第1実施例と同一であるので、説明を省略する。
【0021】符号20は、締付け金具である金属製の締付
けバンドであり、バンド部21の一端に取り付けたネジ部
22をバンド部21の他端に設けたソケット23を挿通し、そ
の先にナット24を螺合させたものであり、ナット24を回
すことにより、締付けバンド20のバンド部21の径が拡縮
するようになっている。さらに、バンド部21には、プレ
ス打ち出しにより円筒状の抜け止め防止片25が形成され
ており、その抜け止め防止片25の径は丁度係止孔6,9
に嵌入する大きさになっている。
【0022】この上流側の排気管1の内筒管3と外筒管
4からなる二重管部の隙間5に、下流側の排気管8の端
部を挿入し、係止孔6,9を連通するように位置を調整
し、さらに抜け止め防止片25を係止孔6,9に嵌入し、
締付け金具である締付けバンド20で締め付けると、図5
に示すようになり、二つの排気管1,8は接続される。
【0023】このとき、排気管1,8は、係止孔6,9
を挿通する抜け止め防止片25により係止されているの
で、長期的に激しい振動が加わっても排気管が抜け落ち
ることがない。さらに、抜け止め防止片25が締付けバン
ド20と一体であるので、万が一締付けバンド20が緩むこ
とがあっても抜け止め防止片25が脱落することがないの
で、排気管8が抜け落ちることがない。。
【0024】以上が実施例の説明であり、抜け止め防止
片が締付け金具と別体である例、及び抜け止め防止片が
締付け金具の一部をプレス打ち出しにより形成されてい
る例を示したが、抜け止め防止片を締付け金具に溶接し
て形成したり、抜け止め防止片を締付け金具にカシメて
取り付けるようにすることもできる。
【0025】また、排気管の二重管部の部分を上流側の
排気管に設けた例を示したが、逆に下流側に設けること
もできるし、マニホールドから排気口に至る排気管のど
の部分においても実施することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明の排気管の接続構造では、上述
のように、簡単な構造でありながら強固に接続できる構
造であり、長期にわたる激しい振動にも耐えることがで
きる。
【0027】請求項2に記載のような構成とすれば、従
来のように排気管の外周に取り付けた締め付け金具を締
め付けて二つの排気管を接続するようになっており、特
に熟練を要せず簡単に取り付けできる。
【0028】請求項3に記載のように、締付け金具の金
属製のバンド部に抜け止め防止片を一体に形成すれば、
排気管を接続するために必要な部品の数が減り、安価に
なるだけでなく、排気管を接続するための構造がより簡
単になり、接続作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の排気管の接続構造を示す斜視図であ
る。
【図2】この発明の排気管の接続構造を示す分解斜視図
である。
【図3】この発明の排気管の接続構造を示す断面図であ
る。
【図4】この発明の排気管の接続構造の別の実施例を示
す分解斜視図である。
【図5】この発明の排気管の接続構造の別の実施例を示
す断面図である。
【図6】従来の排気管の接続構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 排気管 3 内筒管 4 外筒管 5 隙間 6 係止孔 7 抜け止め防止片 8 排気管 9 係止孔 10 締付け金具 11 バンド部 20 締付け金具 21 バンド部 25 抜け止め防止片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の排気管(1)内に、他方の排気管
    (8)の端部を差込み、一方の排気管(1)の上から締
    付け金具で締め付けて二つの排気管(1,8)を接続す
    る排気管の接続構造であって、一方の排気管(1)の端
    部に、内筒管(3)と外筒管(4)からなり、その間に
    他方の排気管(8)の端部を挿入可能な隙間(5)を設
    けた二重管部を形成し、さらに、一方の排気管(1)の
    外筒管(4)と他方の排気管(8)に、二つの排気管
    (1,8)を連結したときに連通する係止孔(6,9)
    をそれぞれに形成し、この係止孔(6,9)に抜け止め
    防止片(7,25)を嵌入したことを特徴とする排気管の
    接続構造。
  2. 【請求項2】 締付け金具(10)が金属製のバンド部
    (11)を有するものであり、さらに抜け止め防止片
    (7)が金属小片からなるものであり、そして抜け止め
    防止片(7)が係止孔(6)より離脱しないように抜け
    止め防止片(7)の頭部を締付け金具(10)のバンド部
    (11)で押さえていることを特徴とする請求項1記載の
    排気管の接続構造。
  3. 【請求項3】 締付け金具(20)が金属製のバンド部
    (21)を有するものであり、且つ抜け止め防止片(25)
    が前記バンド部(21)に一体に形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の排気管の接続構造。
JP2001177172A 2001-06-12 2001-06-12 排気管の接続構造 Pending JP2002371840A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005273853A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Yamatatsugumi:Kk 送水ホース、パイプの連結具と連結工法
CN102661189A (zh) * 2012-04-28 2012-09-12 常熟市祥隆金属制品厂 汽车排气管后杠装饰罩
CN106285878A (zh) * 2016-11-08 2017-01-04 天津雷沃发动机有限公司 玉米收割机消声器与消声器尾管连接结构

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