JP2004027986A - 排気管の継手構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気管に加える締結力を強力に維持し、排気管を繰返し取外しても締結力が低下せず、排気管同士の連結力を向上すること。
【解決手段】第1の排気管1と第2の排気管2とを連結する排気管の継手構造において、第1の排気管1の端部1Aの近傍に半径方向の外方に突出する膨出部1Bを設け、第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1Cには分割された割りフランジ10を環装させ、第2の排気管2の端部2Aには受けフランジ20を設け、割りフランジ10と受けフランジ20を締結ボルト30によって締結し、第1の排気管1と第2の排気管2とを連結するもの。
【選択図】 図1
【解決手段】第1の排気管1と第2の排気管2とを連結する排気管の継手構造において、第1の排気管1の端部1Aの近傍に半径方向の外方に突出する膨出部1Bを設け、第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1Cには分割された割りフランジ10を環装させ、第2の排気管2の端部2Aには受けフランジ20を設け、割りフランジ10と受けフランジ20を締結ボルト30によって締結し、第1の排気管1と第2の排気管2とを連結するもの。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の排気管を連結する継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、排気管の継手構造として、特許3077287、特開平7−310873、特開平11−166676に記載の如く、一方の排気管の端部に膨出部を設け、他方の排気管の端部に拡径部を設け、双方の排気管の端部を互いに差込み、双方の排気管の膨出部と拡径部に被着させたクランプにより排気管同士を連結させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術には以下の問題点がある。
▲1▼クランプの締付けはその周方向の1箇所にて行なわれる。このため、クランプが一旦締付けた後に緩んで締結力が低下してしまうことがある。その結果、排気管同士の連結力が低下し、この部分にがたを生じたり、排気漏れを生じることがある。
【0004】
▲2▼排気管同士の連結にクランプを用いて双方の排気管を連結しているから、クランプの口を広げて排気管の取外し作業を繰り返した場合には、クランプの口が広がってクランプの締結力が低下してしまう。その結果、排気管同士の連結力が低下し、この部分にがたを生じたり、排気漏れを生じることがある。
【0005】
本発明の課題は、排気管に加える締結力を強力に維持し、排気管を繰返し取外しても締結力が低下せず、排気管同士の連結力を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、第1の排気管と第2の排気管とを連結する排気管の継手構造において、第1の排気管の端部近傍に半径方向の外方に突出する膨出部を設け、第1の排気管の膨出部の反管端側の側面には分割された割りフランジを環装させ、第2の排気管の端部には受けフランジを設け、割りフランジと受けフランジを締結ボルトによって締結し、第1の排気管と第2の排気管とを連結するようにしたものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記締結ボルトが割りフランジと受けフランジの一方に対する螺合量を規制するストッパ部を備えるとともに、この締結ボルトの頭部に備えた座面と、割りフランジと受けフランジの他方との間に弾性体を介装したものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記第1の排気管の外周面と受けフランジの内周面との間にガスケットを介装したものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一の発明において更に、前記割りフランジと受けフランジの相対する面の間にガスケットを介装したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は第1実施形態の排気管の継手構造を示す断面図、図2は割りフランジを示し、(A)は合体状態を示す斜視図、(B)は分離状態を示す斜視図、図3は第2実施形態の排気管の継手構造を示す断面図、図4は第3実施形態の排気管の継手構造を示す断面図、図5は割りフランジの変形例を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【0011】
(第1実施形態)(図1、図2)
第1の排気管1と第2の排気管2は、図1に示す如く、割りフランジ10、受けフランジ20、締結ボルト30、ナット40により連結される。
【0012】
第1の排気管1は、車両の車体下部に取付けられる排気管であり、上流側にはフロントパイプ等(不図示)を介してエンジン(不図示)が接続され、下流側には第2の排気管2が連結され、排気を消音装置(不図示)経由で大気中へと放出する。
【0013】
第1の排気管1の端部1Aの近傍には半径方向の外方に環状に突出する膨出部1Bが設けられている。膨出部1Bは、第1の排気管1を内方から外方に塑性加工等によって膨出変形され、第1の排気管1の軸を含む断面視で例えばV字断面をなす。膨出部1Bは、第1の排気管1の端部1Aの近傍に設けられて半径方向の外方に突出するものであれば良く、第1の排気管1と別体の突条部材が第1の排気管1の外周の周方向に沿って連続的又は間欠的に、溶接等によって固定化されるものでも良い。
【0014】
第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1C(本実施形態では前述したV字をなす一方の傾斜側面)には、周方向において複数個に分割(本実施形態では2分割)され得る割りフランジ10が環装される。
【0015】
本実施形態の割りフランジ10は、図2(A)、(B)に示す如くに周方向で2分割されたフランジ金具11、12により構成されている。フランジ金具11、12は、金具本体11A、12Aを略半円弧状に切削加工し、第1の排気管1の外周に沿う半円弧孔11B、12Bを金具本体11A、12Aの内周に備えるとともに、第1の排気管1の膨出部1Bの側面1Cに係合する係合面11C、12C(本実施形態では傾斜側面1Cに面接触する傾斜係合面)を金具本体11A、12Aの内周側端面に備える。割りフランジ10は、フランジ金具11、12の金具本体11A、12Aの一面側の両端部に段差状接合面を持つ接合部11D、12Dを切欠形成し、フランジ金具11の両接合部11Dのそれぞれとフランジ金具12の両接合部12Dのそれぞれとを互いに重ね合せることにより、フランジ金具11とフランジ金具12を周方向において合体可能にされる(図2(A))。割りフランジ10は、フランジ金具11、12の合体状態で、接合部11D、12Dのそれぞれに設けた取付孔11E、12Eを合致可能に備え、取付孔11E、12Eに締結ボルト30を挿通可能とする。本実施形態では、割りフランジ10の直径上の相対する2位置に取付孔11E、12Eを備える。尚、フランジ金具11、12は、金具本体11A、12Aを同一厚みtにし、接合部11D、12Dの厚みをt/2とし、合体状態で、フランジ金具11の一面とフランジ金具12の他面(接合部12Dが切欠れていない側の面)とを面一に、フランジ金具12の一面とフランジ金具11の他面(接合部11Dが切欠れていない側の面)とを面一に位置付ける。
【0016】
第2の排気管2の端部2Aには受けフランジ20が溶接等により固定的に設けられる。
【0017】
受けフランジ20は、環状のフランジ金具21からなり、第1の排気管1の膨出部1Bの管端側の側面1D(本実施形態では前述したV字をなす膨出部1Bの他方の傾斜側面)に係合する係合面21A(本実施形態では傾斜側面1Dに面接触する傾斜係合面)をフランジ金具21の内周側端面に備える。受けフランジ20は、割りフランジ10の合体状態にあるフランジ金具11、12の取付孔11E、12Eに合致する複数の取付孔21Bを備え、取付孔21Bに締結ボルト30を挿入可能とする。本実施形態では、受けフランジ20の直径上の相対する2位置に取付孔21Bを備える。
【0018】
受けフランジ20は、フランジ金具21の内周面における係合面21Aの側傍に、環状のガスケット50を納める環状凹部21Cを備えることができる。ガスケット50は、第1の配管1の膨出部1Bの外周面と受けフランジ20の内周面との間に挟圧状態で介装される。
【0019】
割りフランジ10と受けフランジ20の相対する面(割りフランジ10を構成するフランジ金具11の一面及びフランジ金具12の他面、又はフランジ金具12の一面及びフランジ金具11の他面と、受けフランジ20の面)の間に環状のガスケット60を挟圧状態で介装できる。
【0020】
尚、割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12は、合体状態で表裏反転しても第1の配管1の膨出部1Bの側面1Cに環装できるように、金具本体11A、12Aの表裏の内周側端面に前述の係合面11C、12Cを備える。図1において、受けフランジ20の面に相対するフランジ金具11、12の面を表面といい、その反対面を裏面というものとする。
【0021】
従って、第1の排気管1と第2の排気管2は以下の如くに連結される。
(1)第1の排気管1の端部1Aの外径を第2の排気管2の端部2Aの内径に差込む。第1の排気管1の膨出部1Bの管端側の側面1Dを受けフランジ20の係合面21Aに対向させ、受けフランジ20の環状凹部21Cに設けたガスケット50を第1の排気管1の膨出部1Bの側面1Dに衝合させる。
【0022】
(2)割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の半円弧孔11B、12Bを、第1の排気管1の端部1Aの膨出部1Bより反管端側の外周の両側からその外周に抱きつかせる。フランジ金具11、12の接合部11D、12Dを互いに重ね合わせて周方向で合致させ、フランジ金具11、12の係合面11C、12Cを第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1Cに対向させる。このとき、割りフランジ10と受けフランジ20の相対する面の間にガスケット60を挟む。
【0023】
(3)割りフランジ10の直径上の相対する2位置で、フランジ金具11、12の互いに合致している取付孔11E、12Eと、これらの取付孔11E、12Eに合致せしめられる受けフランジ20の取付孔21Bに締結ボルト30を挿入し、締結ボルト30の先端側に螺合されるナット40により、割りフランジ10と受けフランジ20を締結する。これにより、割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の係合面11C、12Cは第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1Cに衝合し、受けフランジ20の係合面21Aは第1の排気管1の膨出部1Bの管端側の側面1Dに衝合し、ガスケット50は第1の排気管1の膨出部1Bと受けフランジ20の環状凹部21Cとの間で挟圧され、ガスケット60は割りフランジ10と受けフランジ20の相対する面の間で挟圧される。これにより、第1の排気管1と第2の排気管2の内径が形成する排気通路が、ガスケット50、60により外部空間に対し完全に封止される。
【0024】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項1に対応する作用)
▲1▼第1の排気管1の膨出部1Bの側面1Dには複数分割された(本実施形態では2分割、但し3分割以上でも可)割りフランジ20を環装させ、第2の排気管2の端部2Aには受けフランジ20を設け、割りフランジ10と受けフランジ20を締結ボルト30によって締結し、第1の排気管1と第2の排気管2とを連結させた。
【0025】
第1の排気管1と第2の排気管2とは、複数分割された割りフランジ10が受けフランジ20の周方向の複数箇所(本実施形態では2箇所)に締結ボルト30によって固定的に接続されることになる。
【0026】
従って、従来のクランプにより締結するものに比べて締付力を大とすることができ、排気管1、2同士の連結力を向上できる。
【0027】
また、排気管1、2の取外し作業を繰り返しても、割りフランジ20は締結ボルト30の着脱により第1の排気管1の側面1Cに対し簡易に分離/環装でき、従来のクランプのように締付力が低下し、排気管1、2同士の連結力が低下することもない。
【0028】
(請求項3に対応する作用)
▲2▼受けフランジ20の内周面と第1の排気管1の外周面との間にガスケット50を介装したから、この部分からの排気ガスの漏れを防ぐことができる。
【0029】
また、ガスケット50の厚みにより排気管1、2同士を連結する際に割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を調節できる。
【0030】
(請求項4に対応する作用)
▲3▼割りフランジ10と受けフランジ20との間にガスケット60を介装させたから、排気の漏れを一層防ぐことができる。
【0031】
また、ガスケット60の厚みにより排気管1、2同士を連結する際の割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を調節できる。
【0032】
(第2実施形態)(図3)
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を調整するため、締結ボルト30のねじ部30Aを受けフランジ20の取付孔21Bに代わるねじ孔21Dに螺合し、締結ボルト30の受けフランジ20に対する螺合量を規制するフランジ状ストッパ部30Bを締結ボルト30におけるねじ部30Aの側傍に備え、締結ボルト30の頭部30Cに備えたフランジ状座面30Dと割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の受けフランジ20に相対しない面との間にコイルばね等からなる弾性体70を圧縮状態で介装したことにある。
【0033】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項2に対応する作用)
締結ボルト30が受けフランジ20に対する螺合量を規制するストッパ部30Bを備えるとともに、この締結ボルト30の頭部30Cに備えた座面30Dと、割りフランジ10との間に弾性体70を介装した。従って、締結ボルト30を締めすぎて第1の排気管1の膨出部1Bを変形させることを防止できる。弾性体70の撓みに起因するばね力を割りフランジ10に与えながら、割りフランジ10と受けフランジ20とを締結することができるから、第1の排気管1の膨出部1B、割りフランジ10、受けフランジ20等の排気管1、2の軸方向に沿う寸法に多少の寸法誤差があっても、両フランジ10、20を弾性体70のばね力によりがたなく締結でき、排気管1、2同士を確実に連結できる。
【0034】
(第3実施形態)(図4)
第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12を切削加工によらず、プレス成形体により作成したことにある。フランジ金具11、12は金具本体11A、12Aに半円弧孔11B、12B、係合面11C、12C、接合部11D、12D、取付孔11E、12Eを備える。金具本体11Aの両端部の一方に設けた取付孔11Eに、金具本体12Aの両端部の一方に設けた取付孔12Eを備える尖り状ボス部12Fを嵌合し、金具本体12Aの両端部の他方に設けた取付孔12Eに、金具本体11Aの両端部の他方に設けた取付孔11Eを備える尖り状ボス部11Fを嵌合している。
【0035】
割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の取付孔11E、12Eと、受けフランジ20の取付孔21Bは、それらの周方向の2位置に設けるものに限らず、割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を高めるため、それらの周方向の3位置以上に設けるものでも良い。図5は、割りフランジ10と受けフランジ20の周方向の4位置に取付孔を設けた例であり、フランジ金具11に直径上の2個の取付孔11Eとそれらの中間の1個の取付孔11Eを設け、フランジ金具12にも直径上の2位置の取付孔12Eとそれらの中間の1個の取付孔12Eを設けたものを示している。
【0036】
割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12は互いに同一形態をなすものでも良い。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、排気管に加える締結力を強力に維持し、排気管を繰返し取外しても締結力が低下せず、排気管同士の連結力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の排気管の継手構造を示す断面図である。
【図2】図2は割りフランジを示し、(A)は合体状態を示す斜視図、(B)は分離状態を示す斜視図である。
【図3】図3は第2実施形態の排気管の継手構造を示す断面図である。
【図4】図4は第3実施形態の排気管の継手構造を示す断面図である。
【図5】図5は割りフランジの変形例を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1 第1の排気管
1A 端部
1B 膨出部
1C 側面
2 第2の排気管
2A 端部
10 割りフランジ
20 受けフランジ
30 締結ボルト
30A ねじ部
30B ストッパ部
30C 頭部
30D 座面
50、60 ガスケット
70 弾性体
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の排気管を連結する継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、排気管の継手構造として、特許3077287、特開平7−310873、特開平11−166676に記載の如く、一方の排気管の端部に膨出部を設け、他方の排気管の端部に拡径部を設け、双方の排気管の端部を互いに差込み、双方の排気管の膨出部と拡径部に被着させたクランプにより排気管同士を連結させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術には以下の問題点がある。
▲1▼クランプの締付けはその周方向の1箇所にて行なわれる。このため、クランプが一旦締付けた後に緩んで締結力が低下してしまうことがある。その結果、排気管同士の連結力が低下し、この部分にがたを生じたり、排気漏れを生じることがある。
【0004】
▲2▼排気管同士の連結にクランプを用いて双方の排気管を連結しているから、クランプの口を広げて排気管の取外し作業を繰り返した場合には、クランプの口が広がってクランプの締結力が低下してしまう。その結果、排気管同士の連結力が低下し、この部分にがたを生じたり、排気漏れを生じることがある。
【0005】
本発明の課題は、排気管に加える締結力を強力に維持し、排気管を繰返し取外しても締結力が低下せず、排気管同士の連結力を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、第1の排気管と第2の排気管とを連結する排気管の継手構造において、第1の排気管の端部近傍に半径方向の外方に突出する膨出部を設け、第1の排気管の膨出部の反管端側の側面には分割された割りフランジを環装させ、第2の排気管の端部には受けフランジを設け、割りフランジと受けフランジを締結ボルトによって締結し、第1の排気管と第2の排気管とを連結するようにしたものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記締結ボルトが割りフランジと受けフランジの一方に対する螺合量を規制するストッパ部を備えるとともに、この締結ボルトの頭部に備えた座面と、割りフランジと受けフランジの他方との間に弾性体を介装したものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記第1の排気管の外周面と受けフランジの内周面との間にガスケットを介装したものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一の発明において更に、前記割りフランジと受けフランジの相対する面の間にガスケットを介装したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は第1実施形態の排気管の継手構造を示す断面図、図2は割りフランジを示し、(A)は合体状態を示す斜視図、(B)は分離状態を示す斜視図、図3は第2実施形態の排気管の継手構造を示す断面図、図4は第3実施形態の排気管の継手構造を示す断面図、図5は割りフランジの変形例を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【0011】
(第1実施形態)(図1、図2)
第1の排気管1と第2の排気管2は、図1に示す如く、割りフランジ10、受けフランジ20、締結ボルト30、ナット40により連結される。
【0012】
第1の排気管1は、車両の車体下部に取付けられる排気管であり、上流側にはフロントパイプ等(不図示)を介してエンジン(不図示)が接続され、下流側には第2の排気管2が連結され、排気を消音装置(不図示)経由で大気中へと放出する。
【0013】
第1の排気管1の端部1Aの近傍には半径方向の外方に環状に突出する膨出部1Bが設けられている。膨出部1Bは、第1の排気管1を内方から外方に塑性加工等によって膨出変形され、第1の排気管1の軸を含む断面視で例えばV字断面をなす。膨出部1Bは、第1の排気管1の端部1Aの近傍に設けられて半径方向の外方に突出するものであれば良く、第1の排気管1と別体の突条部材が第1の排気管1の外周の周方向に沿って連続的又は間欠的に、溶接等によって固定化されるものでも良い。
【0014】
第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1C(本実施形態では前述したV字をなす一方の傾斜側面)には、周方向において複数個に分割(本実施形態では2分割)され得る割りフランジ10が環装される。
【0015】
本実施形態の割りフランジ10は、図2(A)、(B)に示す如くに周方向で2分割されたフランジ金具11、12により構成されている。フランジ金具11、12は、金具本体11A、12Aを略半円弧状に切削加工し、第1の排気管1の外周に沿う半円弧孔11B、12Bを金具本体11A、12Aの内周に備えるとともに、第1の排気管1の膨出部1Bの側面1Cに係合する係合面11C、12C(本実施形態では傾斜側面1Cに面接触する傾斜係合面)を金具本体11A、12Aの内周側端面に備える。割りフランジ10は、フランジ金具11、12の金具本体11A、12Aの一面側の両端部に段差状接合面を持つ接合部11D、12Dを切欠形成し、フランジ金具11の両接合部11Dのそれぞれとフランジ金具12の両接合部12Dのそれぞれとを互いに重ね合せることにより、フランジ金具11とフランジ金具12を周方向において合体可能にされる(図2(A))。割りフランジ10は、フランジ金具11、12の合体状態で、接合部11D、12Dのそれぞれに設けた取付孔11E、12Eを合致可能に備え、取付孔11E、12Eに締結ボルト30を挿通可能とする。本実施形態では、割りフランジ10の直径上の相対する2位置に取付孔11E、12Eを備える。尚、フランジ金具11、12は、金具本体11A、12Aを同一厚みtにし、接合部11D、12Dの厚みをt/2とし、合体状態で、フランジ金具11の一面とフランジ金具12の他面(接合部12Dが切欠れていない側の面)とを面一に、フランジ金具12の一面とフランジ金具11の他面(接合部11Dが切欠れていない側の面)とを面一に位置付ける。
【0016】
第2の排気管2の端部2Aには受けフランジ20が溶接等により固定的に設けられる。
【0017】
受けフランジ20は、環状のフランジ金具21からなり、第1の排気管1の膨出部1Bの管端側の側面1D(本実施形態では前述したV字をなす膨出部1Bの他方の傾斜側面)に係合する係合面21A(本実施形態では傾斜側面1Dに面接触する傾斜係合面)をフランジ金具21の内周側端面に備える。受けフランジ20は、割りフランジ10の合体状態にあるフランジ金具11、12の取付孔11E、12Eに合致する複数の取付孔21Bを備え、取付孔21Bに締結ボルト30を挿入可能とする。本実施形態では、受けフランジ20の直径上の相対する2位置に取付孔21Bを備える。
【0018】
受けフランジ20は、フランジ金具21の内周面における係合面21Aの側傍に、環状のガスケット50を納める環状凹部21Cを備えることができる。ガスケット50は、第1の配管1の膨出部1Bの外周面と受けフランジ20の内周面との間に挟圧状態で介装される。
【0019】
割りフランジ10と受けフランジ20の相対する面(割りフランジ10を構成するフランジ金具11の一面及びフランジ金具12の他面、又はフランジ金具12の一面及びフランジ金具11の他面と、受けフランジ20の面)の間に環状のガスケット60を挟圧状態で介装できる。
【0020】
尚、割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12は、合体状態で表裏反転しても第1の配管1の膨出部1Bの側面1Cに環装できるように、金具本体11A、12Aの表裏の内周側端面に前述の係合面11C、12Cを備える。図1において、受けフランジ20の面に相対するフランジ金具11、12の面を表面といい、その反対面を裏面というものとする。
【0021】
従って、第1の排気管1と第2の排気管2は以下の如くに連結される。
(1)第1の排気管1の端部1Aの外径を第2の排気管2の端部2Aの内径に差込む。第1の排気管1の膨出部1Bの管端側の側面1Dを受けフランジ20の係合面21Aに対向させ、受けフランジ20の環状凹部21Cに設けたガスケット50を第1の排気管1の膨出部1Bの側面1Dに衝合させる。
【0022】
(2)割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の半円弧孔11B、12Bを、第1の排気管1の端部1Aの膨出部1Bより反管端側の外周の両側からその外周に抱きつかせる。フランジ金具11、12の接合部11D、12Dを互いに重ね合わせて周方向で合致させ、フランジ金具11、12の係合面11C、12Cを第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1Cに対向させる。このとき、割りフランジ10と受けフランジ20の相対する面の間にガスケット60を挟む。
【0023】
(3)割りフランジ10の直径上の相対する2位置で、フランジ金具11、12の互いに合致している取付孔11E、12Eと、これらの取付孔11E、12Eに合致せしめられる受けフランジ20の取付孔21Bに締結ボルト30を挿入し、締結ボルト30の先端側に螺合されるナット40により、割りフランジ10と受けフランジ20を締結する。これにより、割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の係合面11C、12Cは第1の排気管1の膨出部1Bの反管端側の側面1Cに衝合し、受けフランジ20の係合面21Aは第1の排気管1の膨出部1Bの管端側の側面1Dに衝合し、ガスケット50は第1の排気管1の膨出部1Bと受けフランジ20の環状凹部21Cとの間で挟圧され、ガスケット60は割りフランジ10と受けフランジ20の相対する面の間で挟圧される。これにより、第1の排気管1と第2の排気管2の内径が形成する排気通路が、ガスケット50、60により外部空間に対し完全に封止される。
【0024】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項1に対応する作用)
▲1▼第1の排気管1の膨出部1Bの側面1Dには複数分割された(本実施形態では2分割、但し3分割以上でも可)割りフランジ20を環装させ、第2の排気管2の端部2Aには受けフランジ20を設け、割りフランジ10と受けフランジ20を締結ボルト30によって締結し、第1の排気管1と第2の排気管2とを連結させた。
【0025】
第1の排気管1と第2の排気管2とは、複数分割された割りフランジ10が受けフランジ20の周方向の複数箇所(本実施形態では2箇所)に締結ボルト30によって固定的に接続されることになる。
【0026】
従って、従来のクランプにより締結するものに比べて締付力を大とすることができ、排気管1、2同士の連結力を向上できる。
【0027】
また、排気管1、2の取外し作業を繰り返しても、割りフランジ20は締結ボルト30の着脱により第1の排気管1の側面1Cに対し簡易に分離/環装でき、従来のクランプのように締付力が低下し、排気管1、2同士の連結力が低下することもない。
【0028】
(請求項3に対応する作用)
▲2▼受けフランジ20の内周面と第1の排気管1の外周面との間にガスケット50を介装したから、この部分からの排気ガスの漏れを防ぐことができる。
【0029】
また、ガスケット50の厚みにより排気管1、2同士を連結する際に割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を調節できる。
【0030】
(請求項4に対応する作用)
▲3▼割りフランジ10と受けフランジ20との間にガスケット60を介装させたから、排気の漏れを一層防ぐことができる。
【0031】
また、ガスケット60の厚みにより排気管1、2同士を連結する際の割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を調節できる。
【0032】
(第2実施形態)(図3)
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を調整するため、締結ボルト30のねじ部30Aを受けフランジ20の取付孔21Bに代わるねじ孔21Dに螺合し、締結ボルト30の受けフランジ20に対する螺合量を規制するフランジ状ストッパ部30Bを締結ボルト30におけるねじ部30Aの側傍に備え、締結ボルト30の頭部30Cに備えたフランジ状座面30Dと割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の受けフランジ20に相対しない面との間にコイルばね等からなる弾性体70を圧縮状態で介装したことにある。
【0033】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項2に対応する作用)
締結ボルト30が受けフランジ20に対する螺合量を規制するストッパ部30Bを備えるとともに、この締結ボルト30の頭部30Cに備えた座面30Dと、割りフランジ10との間に弾性体70を介装した。従って、締結ボルト30を締めすぎて第1の排気管1の膨出部1Bを変形させることを防止できる。弾性体70の撓みに起因するばね力を割りフランジ10に与えながら、割りフランジ10と受けフランジ20とを締結することができるから、第1の排気管1の膨出部1B、割りフランジ10、受けフランジ20等の排気管1、2の軸方向に沿う寸法に多少の寸法誤差があっても、両フランジ10、20を弾性体70のばね力によりがたなく締結でき、排気管1、2同士を確実に連結できる。
【0034】
(第3実施形態)(図4)
第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12を切削加工によらず、プレス成形体により作成したことにある。フランジ金具11、12は金具本体11A、12Aに半円弧孔11B、12B、係合面11C、12C、接合部11D、12D、取付孔11E、12Eを備える。金具本体11Aの両端部の一方に設けた取付孔11Eに、金具本体12Aの両端部の一方に設けた取付孔12Eを備える尖り状ボス部12Fを嵌合し、金具本体12Aの両端部の他方に設けた取付孔12Eに、金具本体11Aの両端部の他方に設けた取付孔11Eを備える尖り状ボス部11Fを嵌合している。
【0035】
割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12の取付孔11E、12Eと、受けフランジ20の取付孔21Bは、それらの周方向の2位置に設けるものに限らず、割りフランジ10と受けフランジ20の締結力を高めるため、それらの周方向の3位置以上に設けるものでも良い。図5は、割りフランジ10と受けフランジ20の周方向の4位置に取付孔を設けた例であり、フランジ金具11に直径上の2個の取付孔11Eとそれらの中間の1個の取付孔11Eを設け、フランジ金具12にも直径上の2位置の取付孔12Eとそれらの中間の1個の取付孔12Eを設けたものを示している。
【0036】
割りフランジ10を構成するフランジ金具11、12は互いに同一形態をなすものでも良い。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、排気管に加える締結力を強力に維持し、排気管を繰返し取外しても締結力が低下せず、排気管同士の連結力を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の排気管の継手構造を示す断面図である。
【図2】図2は割りフランジを示し、(A)は合体状態を示す斜視図、(B)は分離状態を示す斜視図である。
【図3】図3は第2実施形態の排気管の継手構造を示す断面図である。
【図4】図4は第3実施形態の排気管の継手構造を示す断面図である。
【図5】図5は割りフランジの変形例を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【符号の説明】
1 第1の排気管
1A 端部
1B 膨出部
1C 側面
2 第2の排気管
2A 端部
10 割りフランジ
20 受けフランジ
30 締結ボルト
30A ねじ部
30B ストッパ部
30C 頭部
30D 座面
50、60 ガスケット
70 弾性体
Claims (4)
- 第1の排気管と第2の排気管とを連結する排気管の継手構造において、第1の排気管の端部近傍に半径方向の外方に突出する膨出部を設け、第1の排気管の膨出部の反管端側の側面には分割された割りフランジを環装させ、第2の排気管の端部には受けフランジを設け、割りフランジと受けフランジを締結ボルトによって締結し、第1の排気管と第2の排気管とを連結する排気管の継手構造。
- 前記締結ボルトが割りフランジと受けフランジの一方に対する螺合量を規制するストッパ部を備えるとともに、この締結ボルトの頭部に備えた座面と、割りフランジと受けフランジの他方との間に弾性体を介装した請求項1に記載の排気管の継手構造。
- 前記第1の排気管の外周面と受けフランジの内周面との間にガスケットを介装した請求項1又は2に記載の排気管の継手構造。
- 前記割りフランジと受けフランジの相対する面の間にガスケットを介装した請求項1〜3のいずれか一に記載の排気管の継手構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009250338A (ja) * | 2008-04-04 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 配管の継手構造 |
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CN110486554A (zh) * | 2019-09-05 | 2019-11-22 | 浙江煜焰工业设计有限公司 | 高强度密封型加油管总成 |
-
2002
- 2002-06-26 JP JP2002186779A patent/JP2004027986A/ja active Pending
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