JPH0743951Y2 - 車両用バッテリの保持装置 - Google Patents

車両用バッテリの保持装置

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JPH0743951Y2
JPH0743951Y2 JP1989032910U JP3291089U JPH0743951Y2 JP H0743951 Y2 JPH0743951 Y2 JP H0743951Y2 JP 1989032910 U JP1989032910 U JP 1989032910U JP 3291089 U JP3291089 U JP 3291089U JP H0743951 Y2 JPH0743951 Y2 JP H0743951Y2
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JP
Japan
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lock bolt
battery
lock
locking hole
hook
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1989032910U
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English (en)
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JPH02124661U (ja
Inventor
修 三橋
修一 柴山
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用バッテリの保持装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、車両用バッテリの保持装置として、例えば実公昭
63−22130号公報,同63−33476号公報又は第5図に示す
ものが知られている。
第5図中、符号1は車体フレーム3にボルト締めされた
一対のサイドプレートで、当該サイドプレート1間に
は、バッテリ5を載置する2枚のシートプレート7と、
バッテリ5を保持する2本のロックボルトステイ9がボ
ルト締めされている。そして、上記シートプレート7上
に搭載されたバッテリ5の外縁を2枚のロックプレート
11で押さえて、当該ロックプレート11と上記ロックボル
トステイ9との間に第6図の如くロックボルト13を張設
して、その一端をナット15でロックプレート11に結合し
てバッテリ5を締付固定していた。
而して、上記ロックボルト13の他端側のフック状係止部
13aはフック状に折り曲げられてロックボルトステイ9
に穿設された係止孔17に係止されており、ナット15を緩
めると容易にロックボルトステイ9からロックボルト13
を外すことができ、これによりバッテリ5の交換を行な
い得るようになっている。その他、第5図中、符号19は
バッテリ5上面の汚損を防止するバッテリカバーであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上述の如き従来の保持構造に於けるロックボ
ルトステイ9の係止孔17は、ロックボルト13の径に比し
径の大きな円形形状であるため、振動等によってナット
15に緩みが生じてロックボルト13に引張荷重がかからな
くなると、この緩みに応じてロックボルト13は自重で下
方へ滑りを生じ、その結果、ロックボルト13のフック状
係止部13aが係止孔17から外れてバッテリ5が脱落する
虞があった。
又、同様に、バッテリ5の取付時や点検整備時にナット
15が緩んでいると、上記フック状係止部13aが係止孔17
から外れてしまう煩わしさがあった。そして、斯かる不
具合は、既述した実公昭63−22130号公報及び同63−334
76号公報に開示される従来例に於ても同様に生じてい
た。
尚、実開昭59−123959号公報には、バッテリの盗難防
止,脱落防止を図ったバッテリブラケットが開示されて
いるが、斯かる従来例によっても、バッテリの取付時や
点検整備時に於けるナットの緩みによる係止孔からのロ
ックボルトの脱落を防止することはできなかった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ロックボ
ルトに引張荷重がかかっていないときでも、ロックボル
トのフック状係止部がロックボルトステイ等のブラケッ
ト部材に設けた係止孔から脱落することのない車両用バ
ッテリの保持装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案は、車両フレーム側
のブラケット部材に穿設した係止孔にロックボルトのフ
ック状係止部を係止すると共に、当該ロックボルトの他
端側を、バッテリの上部外縁を押さえるロックプレート
にナットで締付固定してなる車両用バッテリの保持装置
に於て、ブラケット部材に穿設する上記係止孔を、ロッ
クボルトの軸方向に対して交叉する下方方向に延びる長
孔としたものである。
〔作用〕
本考案によれば、バッテリの取付けは、従来と同様、係
止孔にロックボルトのフック状係止部を挿入した後、こ
れを所定角に亘り回転してロックボルトの他端を夫々ロ
ックプレートにナットで固定すればよい。
そして、車両走行時の振動等によってナットに緩みが生
じてロックボルトにかかる引張荷重が弱くなると、その
緩みに応じてロックボルトは自重で係止孔に沿って下方
へ滑りを生じるが、係止孔は長孔形状で、然も、ロック
ボルトの軸方向に対して交叉する下方方向に延びる長孔
としたので、フック状係止部の位置が係止孔の下方に移
動するだけであって、相変わらず、ロックボルトを張設
したロックボルトステイとロックプレートでバッテリを
挟持し締付固定し続ける。従って、ロックボルトは当該
係止孔から外れることなく係止孔に係止し続けることと
なる。又、同様に、バッテリの取付時や点検整備時にナ
ットが緩んでも、ロックボルトは係止孔から外れること
なく係止孔に係止し続けることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
尚、第5図及び第6図に示す従来例と同一のものには同
一符号を付してそれらの構造説明は省略する。
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示し、図に於
て、符号21はサイドプレート1間にボルト締めされたロ
ックボルトステイ(ブラケット部材)で、当該ロックボ
ルトステイ21には上記従来例と同様、ロックボルト13の
フック状係止部13aが係止する係止孔23がロックボルト1
3毎に2個穿設されている。そして、当該各係止孔23に
ロックボルト13のフック状係止部13aが係止し、又、ロ
ックボルト13の他端が各ロックプレート11にナット15で
結合してバッテリ5を締付固定した構造となっている。
而して、本実施例は、第2図に示すように上記係止孔23
を、その短径の長さAが上記ロックボルト13のフック状
係止部13aの軸径Bよりも若干大きく、そして、その長
径の長さCがフック状係止部13aの寸法Dよりも長く長
孔形状とすると共に、その長径方向をバッテリ5の締付
時に於けるロックボルト13の軸方向と異なるように即
ち、ロックボルト13の軸方向に対して略直角方向に交叉
する下方方向に延びる長孔とした。
本実施例はこのように構成されているから、バッテリ5
の取付けは、第2図に示すように各係止孔23にロックボ
ルト13のフック状係止部13aを挿入した後、これを所定
角に亘り回転してロックボルト13の他端を夫々ロックプ
レート11にナット15で固定すればよい。
そして、車両走行時の振動等によってナット15に緩みが
生じてロックボルト13にかかる引張荷重が弱くなると、
この緩みに応じてロックボルト13は自重で係止孔23に沿
って下方へ滑りを生じるが、係止孔23は長孔形状で、然
も、ロックボルト13の軸方向に対して交叉する下方方向
に延びる長孔となっているから、フック状係止部13aの
位置が係止孔23の下方に移動するだけであって相変わら
ず、ロックボルト13を張設したロックボルトステイ21と
ロックプレート11でバッテリ5を挟持し締付固定し続け
る。従って、ロックボルト13は当該係止孔23から外れる
ことなく係止孔23に係止し続けることとなる。又、同様
に、バッテリ5の取付時や点検整備時にナット15が緩ん
でも、ロックボルト13は係止孔23から外れることなく係
止孔23に係止し続けることとなる。
従って、本実施例によれば、バッテリ5が振動によるナ
ット15の緩みによって脱落することがなくなり、又、バ
ッテリ5の取付時や点検整備時にナット15を緩めても、
ロックボルト13のフック状係止部13aが係止孔23から外
れてしまう煩わしさが解消されることとなった。
尚、本考案は、第4図の如き車両フレーム1にボルト締
めしたサイドプレート(ブラケット部材)25に直接ロッ
クボルト13を係止するバッテリの保持構造にも適用でき
るものである。
即ち、本実施例は、上記サイドプレート25に上記第一実
施例と同様な係止孔23を設け、そして、当該係止孔23に
ロックボルト13のフック状係止部13aを係止したもので
ある。而して、本実施例によっても上記第一実施例と同
様、所期の目的を達成することが可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、車両フレーム側のブラケ
ット部材に穿設した係止孔にロックボルトのフック状係
止部を係止すると共に、当該ロックボルトの他端側を、
バッテリの上部外縁を押さえるロックプレートにナット
で締付固定してなる車両用バッテリの保持装置に於て、
ブラケット部材に穿設する上記係止孔を、ロックボルト
の軸方向に対して交叉する下方方向に延びる長孔とした
から、本考案によれば、バッテリが振動によるナットの
緩みによって脱落することがなくなり、又、バッテリの
取付時や点検整備時にナットを緩めても、ロックボルト
のフック状係止部が係止孔から外れてしまう煩わしさが
解消されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示し、第1図
はその側面図、第2図はロックボルトのフック状係止部
とロックボルトステイとの係止部の拡大斜視図、第3図
は第一実施例の正面図、第4図は本考案の第二実施例の
要部斜視図、第5図は従来のバッテリの保持装置の斜視
図、第6図はその側面図である。 1,25……サイドプレート 5……バッテリ 7……シートプレート 11……ロックプレート 13……ロックボルト 15……ナット 21……ロックボルトステイ 23……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両フレーム側のブラケット部材に穿設し
    た係止部にロックボルトのフック状係止部を係止すると
    共に、当該ロックボルトの他端側を、バッテリの上部外
    縁を押さえるロックプレートにナットで締付固定してな
    る車両用バッテリの保持装置に於て、ブラケット部材に
    穿設する上記係止孔を、ロックボルトの軸方向に対して
    交叉する下方方向に延びる長孔としたことを特徴とする
    車両用バッテリの保持装置。
JP1989032910U 1989-03-23 1989-03-23 車両用バッテリの保持装置 Expired - Lifetime JPH0743951Y2 (ja)

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JPH02124661U JPH02124661U (ja) 1990-10-15
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