JP3004866U - 建築用クランプ - Google Patents

建築用クランプ

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JP3004866U
JP3004866U JP1994006196U JP619694U JP3004866U JP 3004866 U JP3004866 U JP 3004866U JP 1994006196 U JP1994006196 U JP 1994006196U JP 619694 U JP619694 U JP 619694U JP 3004866 U JP3004866 U JP 3004866U
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JP
Japan
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clamp
pipe
temporary
lid
clamp body
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JP1994006196U
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Inventor
康夫 大西
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Arai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Arai Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】仮設枠の上端部に横パイプを任意の角度で簡単
にクランプすることができると共に、シートの掛止にも
使用することができる建築用クランプを提供する。 【構成】この建築用クランプは、パイプを挟持するため
のクランプ本体1とクランプ蓋2をピン3を介して回動
可能に連結し、クランプ本体1とクランプ蓋2の自由端
を締付ねじ4により締付けてクランプする。クランプ本
体1の側部にシートを掛け止めるための掛止部7が取付
けられ、クランプ本体1の底部に、仮設用パイプの端部
に嵌め込み可能な筒体8が回転自在に軸支される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築現場などで、パイプを使用した仮設枠を組立てる際に使用され る建築用クランプに関する。
【0002】
【従来の技術】
建築現場でパイプを使用した仮設枠を組立てる際、パイプをクランプする構造 を有する各種形態の建築用クランプ(パイプクランプ)が使用される。この種の クランプは、一般に、パイプを挟持するためのクランプ本体とクランプ蓋をピン を介して回動可能に連結し、クランプ本体とクランプ蓋の自由端を締付ける締付 ボルトが設けられて構成される。
【0003】 このようなパイプクランプにおいて、従来、養生ネット或はシートをその仮設 枠に掛止するために、クランプ本体の底部に、フック状の掛止部を設けた取付金 具が提案されている(実開平4−73168号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のこの種のパイプクランプは、単管クランプの底部にフック状の 掛止部を取付けただけの簡単な構造であるため、例えば、仮設枠の上端部に手摺 用の横パイプを取付け、且つその部分にシートの掛止部を設けたいような場合、 このパイプクランプでは、別に直交クランプ等別のクランプが必要となり、その 取付け作業が煩雑化する問題があった。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、仮設枠の上端部に横 パイプを任意の角度で簡単にクランプすることができると共に、シートの掛止に も使用することができる建築用クランプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 このために、本考案の建築用クランプは、パイプを挟持するためのクランプ本 体とクランプ蓋をピンを介して回動可能に連結し、クランプ本体とクランプ蓋の 自由端を締付ける締付ねじが設けられてなる建築用クランプにおいて、クランプ 本体の側部にシートを掛け止めるための掛止部が取付けられ、クランプ本体の底 部に、仮設用パイプの端部に嵌め込み可能な筒体が回転自在に軸支されて構成さ れる。
【0007】 ここで、筒体はその端面がクランプ本体の底部に突き合せて配置され、筒体の 軸を中心に回転自在に軸支される。
【0008】
【作用・効果】
このような構成の建築用クランプは、建築現場などに組立てられた仮設枠(枠 組足場)の最上部に位置する仮設用パイプの先端に、上方から嵌込むようにして 取付けられる。
【0009】 クランプ本体は、仮設用パイプの先端に位置し、円筒軸を介して回転自在とな っているため、例えば、仮設用パイプが枠組足場の角部に位置する場合であって 、横パイプの組み付け角度が場所により変る場合であっても、組み付けようとす る横パイプの角度に合せてクランプ本体の角度を任意に回し、横パイプを任意の 角度にクランプ本体とクランプ蓋間でクランプすることができる。
【0010】 さらに、クランプ本体の側部の掛止部に、シートの縁部が掛け止められるが、 仮設用パイプの上端部に掛止部を簡単に設けることができるため、シートを仮設 用パイプの上端まで覆うように張設することが容易となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は建築用クランプの正面図を示し、図2はその右側面図を、図3はその断 面図を示している。この建築用クランプは、パイプを挟持するためのクランプ本 体1とクランプ蓋2がピン3を介して回動可能に連結され、クランプ本体1の他 方の端部に締付ねじ4がピン5によって枢支される。
【0013】 クランプ蓋2の先端には、締付ねじ4が嵌合する切欠きが形成され、パイプを クランプ本体1とクランプ蓋2との間に挟み、締付ねじ4に螺合したナット6に よりクランプ本体1とクランプ蓋2を締付け、パイプをクランプする構造である 。
【0014】 クランプ本体1の側部には、シートを係止するための掛止部7が取付けられる 。この掛止部7は、1対のフックを上方向に向けて溶接し、張設しようとするシ ートの縁部のハトメ孔を、そのフックに掛け止めるように構成される。
【0015】 さらに、クランプ本体1の底部には、仮設用パイプの端部に嵌め込み可能な筒 体8が回転自在に軸支される。
【0016】 即ち、図3の断面に示すように、クランプ本体1の底部に穿設した孔に、フラ ンジを有する円筒軸9が回転自在に上から嵌挿され、その周囲に円筒状の筒体8 が、その端面を本体1の底面に垂直に突き合せるように配置される。筒体8と円 筒軸9には水平方向の孔が穿設され、その孔に固定ピン10を圧入し、固定ピン 10によって筒体8を円筒軸9に対し固定する。
【0017】 さらに、筒体8の側部には、仮設用パイプを固定するための固定ねじ11がね じ込まれている。
【0018】 このように構成された建築用クランプは、建築現場などに組立てられた仮設枠 (枠組足場)の最上部に位置する仮設用パイプ12の先端に、上方から嵌込むよ うにして取付けられる。
【0019】 図5、図6に示すように、仮設用パイプ12の先端には、予めスリット12a が縦に設けられており、そのスリット12aに固定ねじ11を挿入するように、 筒体8を仮設用パイプ12の先端内に嵌め込み、固定ねじ11を締付けて筒体8 と仮設用パイプ12を固定する。
【0020】 この状態で、クランプ本体1は、仮設用パイプ12の先端に取付けられ、円筒 軸9を介して回転自在となっている。このため、例えば、仮設用パイプ12が枠 組足場の角部に位置する場合であって、横パイプの組み付け角度がX軸方向或は Y軸方向と任意の角度であっても、組み付けようとする横パイプの角度に合せて クランプ本体1の角度を任意に回し、クランプ本体1の角度を任意に決めること ができる。
【0021】 そして、その横パイプ13を、締付ナット6を外した状態のクランプ本体1と クランプ蓋2との間に挿入し、締付ねじ4の先端をクランプ蓋2の自由端側の切 欠に挿入し、締付ねじ4に螺合した締付ナット6を締付けることにより、横パイ プ13をクランプ本体1とクランプ蓋2間でクランプする。
【0022】 そして、シート(ネット状或はシート状のもの)14が、その端部に設けたハ トメ孔を掛止部7に掛け止めることにより、仮設枠の側面に張設される。このよ うに、仮設用パイプ12先端に、掛止部7を位置させることができるため、仮設 枠の最上部に沿ってつまり最上位の横パイプ13に沿ってシート14を簡単に張 設することができる。
【0023】 上記実施例では、筒体8を仮設用パイプ12の内側に嵌挿したが、仮設用パイ プ12の外径が筒体8の内径より小さい場合、筒体8を仮設用パイプの外側に嵌 合させ、固定ねじ11の先端を内側に突出させ、その先端で仮設用パイプを押圧 し固定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す建築用クランプの正面
図である。
【図2】同建築用クランプの右側面図である。
【図3】図2の III− III断面図である。
【図4】同建築用クランプの平面図である。
【図5】使用状態の右側面図である。
【図6】使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
1−クランプ本体、 2−クランプ蓋、 3−ピン、 4−締付ねじ、 5−ピン、 6−締付ナット、 7−掛止部、 8−筒体、 9−円筒軸、 11−固定ねじ、 12−仮設用パイプ、 13−横パイプ、 14−シート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプを挟持するためのクランプ本体と
    クランプ蓋をピンを介して回動可能に連結し、該クラン
    プ本体と該クランプ蓋の自由端を締付ける締付ねじが設
    けられてなる建築用クランプにおいて、 該クランプ本体の側部にシートを掛け止めるための掛止
    部が取付けられ、該クランプ本体の底部に、仮設用パイ
    プの端部に嵌め込み可能な筒体が回転自在に軸支された
    ことを特徴とする建築用クランプ。
  2. 【請求項2】 前記筒体の端面が前記クランプ本体の底
    部に突き合せて配置され、該筒体が該筒体の軸を中心に
    回転自在に軸支されている請求項1記載の建築用クラン
    プ。
JP1994006196U 1994-06-01 1994-06-01 建築用クランプ Expired - Lifetime JP3004866U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013141514A1 (ko) * 2012-03-22 2013-09-26 (주)굿센스 파이프용 클램프

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