JPH074280Y2 - 養生クランプ - Google Patents

養生クランプ

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JPH074280Y2
JPH074280Y2 JP8343290U JP8343290U JPH074280Y2 JP H074280 Y2 JPH074280 Y2 JP H074280Y2 JP 8343290 U JP8343290 U JP 8343290U JP 8343290 U JP8343290 U JP 8343290U JP H074280 Y2 JPH074280 Y2 JP H074280Y2
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JP
Japan
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locking body
base
clamp
curing
welding
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Expired - Lifetime
Application number
JP8343290U
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JPH0441037U (ja
Inventor
茂 柚原
Original Assignee
ユハラ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、仮設工事現場において、足場パイプに養生
枠を取り付けるのに好適な養生クランプに関する。
(従来の技術) 従来、この種の養生クランプとして、次のようなクラン
プが公知である。
第1に、クランプの基台に挿通孔を開穿し、養生枠に係
止する略L字形状の係止体をこの挿通孔に挿孔固定する
もの(実公昭45-18863号公報、実公昭57-7724号公報参
照)。
第2に、係止体を基台に溶接するもの(実公昭51-38693
号)。
第3に、係止体を突設した板体を基台にリベット止めし
たもの(実公昭50-11718号公報参照)などである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第1のクランプでは、基台の挿通孔に挿通固
定した係止体と基台との固定力に問題があり、使用時
に、この係止体が回転して使用できなる虞があった。ま
た、この回転を防止しようとすると、係止体に回転防止
用の特別な加工を施す必要があり、製造工程に多くの手
間を要する。
また、第2のクランプは、基台と係止体とを溶接のみで
固着するから、係止体の固定力を高めるために、溶接面
積を広くすると、溶接時の熱で基台や係止体の強度が落
ちる不都合があった。
更に、第3のクランプは、係止体を突設した板体の構造
が複雑で、この板体を製造する工程や、この板体を基台
にリベット止めする工程など、製造工程が極めて多くな
るといった製造上の課題が残されている。
そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出された
もので、支持強度及び耐久力に勝れ、しかも、製造工程
を簡略化し得る養生クランプの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案の手段は、 足場パイプPの側面に装着固定するクランプ金具と、こ
のクランプ金具に装着され、養生網Qを支持固定する係
止体4とを有する養生クランプにおいて、 係止体4を装着する基台1に一対の挿通孔1Aを開穿し、 一方、平面略コ字状に屈曲された杆体状の両端を基台1
の足場パイプPがわから外がわに向けて挿通孔1Aに挿通
する側面略鉤形状の係止体4を設け、 基台1内側の係止体4を覗く溶着孔1Bを基台1に開穿す
ると共に、この溶着孔1Bを通して係止体4と基台1とを
溶接したことを課題解消のための手段とする。
(作用) この考案によると、平面略コ字状を成し、且つ、側面略
鉤形状を成した杆体状の係止体4を基台1の挿通孔1Aに
挿通することで、係止体4と基台1とが連結される。
更に、溶着孔1Bを通して係止体4と基台1とが溶接され
ることで、これら係止体4と基台1との両者が一体化す
る。
このように、クランプ金具に固着された側面略鉤形状の
杆体状の係止体4に養生網Qが係止されるものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細に説明す
る。
図に示される符号1は、足場パイプPの側面に装着固定
するクランプ金具の基台1である。図示例のクランプ金
具は、この基台1の両端に、蓋体2と締付ボルト3を夫
々揺動自在に連結し、係止体4にネジ止めした係止ナッ
ト5を締付ボルト3に係止緊締することで、蓋体2と締
付ボルト3とを連結するものである。そして、この基台
1には、後述する係止体4を挿通せしめる一対の挿通孔
1Aを開穿してある。
符号4は、養生網Qを支持固定する係止体4であり、こ
の係止体4は、杆体を平面略コ字状に屈曲したもので、
更に、この杆体の両端がわ適位置から同一方向に屈曲し
て係止部4Aを形成し、側面略鉤形状を成している。この
係止体4は、両端を基台1の足場パイプPがわから外が
わに向けて挿通するもので、係止体4の屈曲部分が基台
1に当接して両者が連結状態になったときに、前記係止
部4Aがこの考案クランプを固定した足場パイプPの長手
方向に沿うように構成している。
そして、基台1内側に当接した係止体4を覗く溶着孔1B
を基台1に開穿すると共に、この溶着孔1Bを通して係止
体4と基台1とを溶着する。図示例の係止体4は、断面
円形状の杆体を使用してあることから、係止体4の溶着
部分の面積を広くするために、溶着孔1Bから覗かれる部
分を偏平状にして溶着部4Bを形成してある。また、係止
体4の断面形状は、この例に限られるものではなく、挿
通孔1Aの数や形状も任意に設定できるものである。尚、
図中符号1Cは溶接用のビードである。
(考案の効果) この考案は上述の如く構成したことで、当初の目的を達
成する。
すなわち、足場パイプPの側面に装着固定するクランプ
金具と、このクランプ金具に装着され、養生網Qを支持
固定する係止体4とを有する養生クランプにおいて、係
止体4を装着する基台1に一対の挿通孔1Aを開穿し、一
方、平面略コ字状に屈曲された杆体状の両端を基台1の
足場パイプPがわから外がわに向けて挿通孔1Aに挿通す
る側面略鉤形状の係止体4を設けたことにより、基台1
と係止体4とが確実に連結されるものになった。
この結果、従来のクランプの基台に挿通孔を開穿し、略
L字形状の係止体をこの挿通孔に挿通固定したクランプ
の如く、使用時に、この係止体が回転して使用できなる
といった虞は解消され、また、係止体に回転防止用の特
別な加工をする必要もない。
さらに、基台1内側の係止体4を覗く溶着孔1Bを基台1
に開穿すると共に、この溶着孔1Bを通して係止体4と基
台1とを溶接したことで、基台1と係止体4とが極めて
強固に固定される。しかも、溶着孔1Bを通して両者が溶
接されるから、少ない溶接面積で、強固な固着力が得ら
れる。したがって、従来の基台と係止体とを溶接のみで
固定したクランプの如く、固定力を高めるために、溶接
面積を広くすると、溶接時の熱で基台や係止体の強度が
落ちるなどといった問題は解消された。
また、この考案クランプは、杆体を屈曲した係止体4を
挿通孔1Aに挿通し、溶着孔1Bを通して溶着するだけの極
めて簡単な構成であるから、係止体を突設した板体を形
成したり、この板体を基台にリベット止めする従来のク
ランプに比べて、その製造工程を頗る簡略化できるもの
である。
このように、しかも、製造工程を簡略化し得るなどとい
った実用上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は第1図で示す矢視II−II線断面図、第3図
は係止体を取り外した状態を示す斜視図、第4図は使用
状態を示す要部断面図である。 P…足場パイプ、Q…養生網 1…基台、1A…挿通孔、1B…溶着孔、1C…ビード。 2…蓋体、3…締付ボルト、4…係止体、5…係止ナッ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】足場パイプの側面に装着固定するクランプ
    金具と、このクランプ金具に装着され、養生網を支持固
    定する係止体とを有する養生クランプにおいて、係止体
    を装着する基台に一対の挿通孔を開穿し、一方、平面略
    コ字状に屈曲された杆体状の両端を基台の足場パイプが
    わから外がわに向けて挿通孔に挿通する側面略鉤形状の
    係止体を設け、基台内がわに接した係止体を覗く溶着孔
    を基台に開穿すると共に、この溶着孔を通して係止体と
    基台とを溶接したことを特徴とする養生クランプ。
JP8343290U 1990-08-07 1990-08-07 養生クランプ Expired - Lifetime JPH074280Y2 (ja)

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JP8343290U JPH074280Y2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 養生クランプ

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JP8343290U JPH074280Y2 (ja) 1990-08-07 1990-08-07 養生クランプ

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Publication Number Publication Date
JPH0441037U JPH0441037U (ja) 1992-04-07
JPH074280Y2 true JPH074280Y2 (ja) 1995-02-01

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ID=31631099

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