JPH0710142U - 野縁受取付金物 - Google Patents
野縁受取付金物Info
- Publication number
- JPH0710142U JPH0710142U JP4035593U JP4035593U JPH0710142U JP H0710142 U JPH0710142 U JP H0710142U JP 4035593 U JP4035593 U JP 4035593U JP 4035593 U JP4035593 U JP 4035593U JP H0710142 U JPH0710142 U JP H0710142U
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- JP
- Japan
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- piece
- field
- hardware
- mounting
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】野縁受を梁に固定するに際して施工性の向上を
図ることができる野縁受取付金物を提供することであ
る。 【構成】天井材の野縁を受ける支持片11aとこの支持
片11aから立ち上げられた立ち上げ片11bとを有す
る野縁受11を、梁5の水平な下片5aに取付ける野縁
受取付金物であって、下片5aに圧入可能な横方向に開
口した切欠き部4が上部に設けられ、立ち上げ片11b
に穿設した孔12に係止可能な上向きに開口した係止溝
10が下部に設けられたことを特徴とするものである。
図ることができる野縁受取付金物を提供することであ
る。 【構成】天井材の野縁を受ける支持片11aとこの支持
片11aから立ち上げられた立ち上げ片11bとを有す
る野縁受11を、梁5の水平な下片5aに取付ける野縁
受取付金物であって、下片5aに圧入可能な横方向に開
口した切欠き部4が上部に設けられ、立ち上げ片11b
に穿設した孔12に係止可能な上向きに開口した係止溝
10が下部に設けられたことを特徴とするものである。
Description
【0001】
この考案は、野縁受取付金物に関するものである。
【0002】
従来、図12に示すように、天井材の野縁を受ける野縁受50を梁51に取付 ける場合、梁51の下フランジにボルト52を貫通して垂下させ、このボルト5 2の下端に螺合したナット53により野縁受50を固定していた。
【0003】
しかしながら、従来例ではボルト52、ナット53の締付作業に手間がかかり 施工性が悪くなるという問題点があった。 したがって、この考案の目的は、野縁受を梁に固定するに際して施工性の向上 を図ることができる野縁受取付金物を提供することである。
【0004】
この考案の野縁受取付金物は、天井材の野縁を受ける支持片とこの支持片から 立ち上げられた立ち上げ片とを有する野縁受を、梁の水平な下片に取付ける野縁 受取付金物であって、前記下片に圧入可能な横方向に開口した切欠き部が上部に 設けられ、前記立ち上げ片に穿設した孔に係止可能な上向きに開口した係止溝が 下部に設けられたことを特徴とするものである。
【0005】
この考案の構成によれば、切欠き部を梁の下片に圧入し、野縁受の穴を係止溝 に係止させるだけで野縁受の取付けが完了する。
【0006】
この考案の一実施例の野縁受取付金物を図1ないし図11に基づいて説明する 。この野縁受取付金物1は、固定金物2と吊金物3とからなる。 固定金物2は、図3ないし図5に示すように、溝形でその両フランジ2a,2 aに梁5の下片5aを圧入可能な横向きに開口した切欠き部4が形成してある。 この場合、切欠き部4は、複数(同図では3つ)形成され、下片5aの厚さが異 なる梁5にも対応できるようにしている。また、ウエブ2bには溝方向に長くな った長孔6が穿設してある。
【0007】 吊金物3は、図6および図7に示すように、略逆T形の平板状で上部が固定金 物2のウエブ2bの内面側に装着されるとともに上記長孔6に挿通されてスライ ド自在に固定される調整ねじ7が座金9を介して螺着してある。14はねじ孔で ある。また、下端の両側には上向きに開口した係止溝10,10が設けられる。 この係止溝10は、後述の野縁受11に設けた孔12に係止し得る。
【0008】 野縁受11は、天井材13の野縁を受ける水平な支持片11aとこの支持片1 1aから立ち上げられた立ち上げ片11bとからなるL形で、その立ち上げ片1 1bの所定位置に孔12…が穿設してある。 つぎに、この野縁受取付金物1を用いて野縁受11を取付ける施工について説 明する。図8は建物の平面図で、△は野縁受取付金物1の位置を示し、破線は野 縁受11の位置を示している。また、図9は図8のA−A断面、図10は図8の B−B断面であり、これらの位置においては上記構成の野縁受取付金物1が使用 され同様に施工される。すなわち、固定金物2の切欠き部4を梁5の下片5aに 圧入し、野縁受取付金物1を梁5に取付ける。このとき、下片5aの厚さに応じ て3種類ある切欠き部4…から選択して適当な切欠き部4を用いる。つぎに、一 対の野縁受11,11の支持片11a,11aが外向きとなるように孔12,1 2を吊金物3の係止溝10,10に圧入して係止する。これにより、一対の野縁 受11,11は野縁受取付金物1により吊持状態となる。その後、吊金物3をス ライドさせて高さを調整し調整ねじ7で固定する。以上のようにして取付けられ た対向する野縁受11,11には天井材13の両端に配置された野縁(図示せず )が支持される(図9)。
【0009】 また、図8おいて、▲の位置に取付けられる野縁受取付金物1′は形状が異な る。すなわち、図8のC−C断面である図11に示すように、固定金物2は上記 と同様であるが、吊金物3′の下端の一側は直角に手前に折曲げられ、両端の係 止溝10,10′の溝方向が直角をなす。そして、折曲げられた一側の係止溝1 0′に野縁受11の孔12を同様にして圧入して係止する。その他、施工手順は 上記と同様である。
【0010】 この実施例では、切欠き部4を梁5の下片5aに圧入し、野縁受11の孔12 を係止溝10に係止させるだけで野縁受11の取付けが完了する。このため、施 工性が向上する。また、固定金物2に幅が異なる複数の切欠き部4…を設けたの で、梁5の下片5の厚さが異なる場合にも対応できる。さらに、野縁受取付金物 1を固定金物2と吊金物3で伸縮自在に構成し調整ねじ7により任意の長さで固 定できるため、野縁受11の高さ調整を行なうことができる。
【0011】 なお、野縁受取付金物1を分割できる構成したが一体化してもよい。また、切 欠き部4の数は一つでもよい。
【0012】
この考案の野縁受取付金物によれば、切欠き部を梁の下片に圧入し、野縁受の 穴を係止溝に係止させるだけで野縁受の取付けが完了する。このため、ボルト締 め等の作業が不要になり施工性が向上する。
【図1】この考案の一実施例の野縁受取付金物の使用状
態の一部分解斜視図である。
態の一部分解斜視図である。
【図2】野縁受取付金物の分解斜視図である。
【図3】固定金物の正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の平面図である。
【図6】吊金物の正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】野縁受取付金物の取付位置の説明図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】図8のB−B断面図である。
【図11】図8のC−C断面図である。
【図12】従来例の正面図である。
1 野縁受取付金物 4 切欠き部 5 梁 5a 下片 10 係止溝 11 野縁受 11a 支持片 11b 立ち上げ片 12 孔
Claims (1)
- 【請求項1】 天井材の野縁を受ける支持片とこの支持
片から立ち上げられた立ち上げ片とを有する野縁受を、
梁の水平な下片に取付ける野縁受取付金物であって、前
記下片に圧入可能な横方向に開口した切欠き部が上部に
設けられ、前記立ち上げ片に穿設した孔に係止可能な上
向きに開口した係止溝が下部に設けられたことを特徴と
する野縁受取付金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4035593U JPH0710142U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 野縁受取付金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4035593U JPH0710142U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 野縁受取付金物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710142U true JPH0710142U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12578337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4035593U Withdrawn JPH0710142U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 野縁受取付金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710142U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059998U (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-09 | 保富 中山 | 文 鎮 |
JP2017040036A (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 株式会社桐井製作所 | 天井下地固定金具 |
JP2021085308A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社桐井製作所 | 天井下地固定金具 |
JP2021102906A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-15 | 三和シヤッター工業株式会社 | 天井部用枠材の取り付け構造および取り付け方法 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP4035593U patent/JPH0710142U/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059998U (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-09 | 保富 中山 | 文 鎮 |
JP2017040036A (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 株式会社桐井製作所 | 天井下地固定金具 |
JP2021085308A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社桐井製作所 | 天井下地固定金具 |
JP2021102906A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-15 | 三和シヤッター工業株式会社 | 天井部用枠材の取り付け構造および取り付け方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |