JPH0614000Y2 - 建材取付装置 - Google Patents

建材取付装置

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JPH0614000Y2
JPH0614000Y2 JP1985023098U JP2309885U JPH0614000Y2 JP H0614000 Y2 JPH0614000 Y2 JP H0614000Y2 JP 1985023098 U JP1985023098 U JP 1985023098U JP 2309885 U JP2309885 U JP 2309885U JP H0614000 Y2 JPH0614000 Y2 JP H0614000Y2
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building material
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fixing
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JP1985023098U
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JPS61140075U (ja
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和文 山県
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三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、サッシ枠等の建材の取付けに利用される建
材取付装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、サッシ枠材などに代表される建材を建造物の躯体
開口内に正しく取付けるために種々の建材取付装置が提
案されている。
例えば実公昭54−15464号公報に記載にされる窓
枠改装工法用の基準面設定金具があった。
すなわち、建造物の躯体に固定された雄ねじ部材に、下
枠載置板を取付けた雌ねじ部材を所望の高さに設定し、
前記下枠載置板にサッシ等の下枠を取付けたものであっ
た。
また、例えば実開昭59−35583号公報に記載され
たものでは、2種類のL形金具を用いており、夫々に設
けた長孔の組合わせにより、室内外方向,上下方向,開
口部幅方向の調整を可能にしたものであった。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した従来の各建材取付装置では、建
材取付装置を介して躯体開口部に建材を取付けた後に、
室内外方向や開口部幅方向の位置調整ができないという
問題点があった。
そこで本考案は、上述した従来の問題点に着目してなさ
れたもので、建造物の躯体開口部に建材を取付けた後に
室内外方向や開口部幅方向の位置調整をすることがで
き、且つ施工を容易に行うことができる建材取付装置を
提供することを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案に係わる建材取付装置
は、建造物の躯体開口部内に建材を取付けるための建材
取付装置であって、 室内外方向の係合用溝部を有し、前記躯体開口部の上下
および左右の内周面にそれぞれ固定された支持材の任意
の位置にそれぞれ取付けられる上枠用,下枠用および竪
枠用固定金具と、前記各固定金具の係合用溝部に摺動可
能に嵌合して前記建材の各枠との間を連結すると共に、
当該固定金具とのねじ止め部を建材の取付けによる干渉
を回避しうる位置にずらして、かつ室内側に臨ませてそ
れぞれ備えた連結部材からなり、前記竪枠用固定金具に
嵌合する連結部材には、開口部の左右方向に建材の取付
位置を調整する建材取付位置調整部を設けてなる構成と
したことを特徴としている。
(作用) 建造物の躯体開口部の各内周面の任意位置に、室内外方
向の係合用溝部を設けた建材各枠の固定金具を取付け、
前記係合用溝部に連結部材を摺動可能に嵌合係合し、連
結部材の建材取付位置調整部に建材の各枠を取付けた後
に、建材の取付けによる干渉を回避しうる位置に室内側
に臨ませて設けた固定金具とのねじ止め部を用いて、前
記建材を建造物の躯体開口部の所定の位置に、室内外方
向や開口部幅方向に摺動自在に調整できるようにしたも
のである。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
すなわち、図中符号1は軽量発泡コンクリート製パネル
を用いた建造物の躯体であり、この躯体1の開口部の上
部内周面には、平板状の上部支持材2aが取付けてあ
り、躯体1の開口部の下部内周面室内側角部には、その
角部に沿って断面L字状の下部支持材2bが取付けてあ
る。
前記上部支持材2aには、上枠取付用固定金具3が締着
されており、前記下部支持材2bには下枠取付用固定金
具4が締着されている。
前記上枠取付け用固定金具3は、第1図および第3図に
示すように、上部支持材2aの室外側端縁に係止する鉤
部3aおよび支持材2aの室内側面に対向するねじ止め
部3dを有する第1係止部材3cと、前記支持材2bの
室内側端縁に係止し且つ前記第1係止部材3cの見込み
面に形成した角穴状の欠除部3dに係止する係止部3e
と前記支持材2aの躯体側に係止する鉤部3fとを備え
た第2係止部材3gとから成るものであり、第1係止部
材3cの両側縁には一対のガイド片3hを連設して両者
の間に室内外方向の結合用溝部3iを形成している。
前記固定金具3の取付けは、第1係止部材3cのねじ止
め部3dに設けられたねじ孔3jに螺合している締着用
ねじ3kを螺進させて第2係止部材3gを押圧し、第1
係止部材3cの鉤部3aを室内側に向って引き寄せ、第
1係止部材3cおよび第2係止部材3gで前記支持材2
aを狭着することによって行なわれる。
上枠用連結部材7は、前記第1係止部材3cの見込み面
に重なる板状摺動体7aの室外側に折曲げ形成された建
材取付位置調整部7bを有し、当該位置調整部7bには
上下方向の長孔7cを設けると共に板状摺動体7aの室
内側には室内外方向の長孔7dを固定金具3とのねじ止
め部として設けて成るものであり、当該連結部材7は、
前記溝部3i内に嵌入してガイド片3hに係合し、摺動
体7aに設けられた室内外方向に長い長孔7dに挿通し
た締着用ねじ8を第1係止部材3cに螺着する。これに
よって、連結部材7は長孔7dの範囲内で室内外方向に
摺動自在となる。
下枠取付用の固定金具4は、第1図および第2図に示す
ように断面L字状を成す支持材2bの水平片室外端に係
止する係止部4aを備えた第1係止部材4bと、支持材
2bの垂下片下端縁に係止する係止部10aを備えた第
2係止部材10とから成り、前記第1係止部材4bは、
その両側縁に一対のガイド片4c,4cを設けてその間
に室内外方向の係合用溝部4dを形成していると共に、
室内側に室内外方向の長孔4eを有しており、且つ室内
側端には支持材2bの垂下片に対向するねじ止め部4f
を折曲形成している。
固定金具4を支持材2bに固定するには、第1係止部材
4bの係止部4aを支持材2bの水平片室外端に係止す
ると共に、第2係止部材10の係止部10aを支持材2
bの垂下片下端縁に係止した状態で、長孔4eに挿通し
た結合用ねじ4gを第2係止部材10のねじ受け片10
bに螺着する。一方、第1係止部材4bのねじ止め部4
fに螺着した引き寄せ用ねじ4hの端部を支持材垂下片
に押圧する。これによって第1係止部材4aおよび第2
係止部材10は、支持材2bを狭着した状態で固定され
る。
また、下枠用連結部材11は、前記第1係止部材4bの
係合用溝部4d内に嵌合される板状摺動体11a上に、
建材取付位置調整部である螺合部材12を突設して成る
ものであり、螺合部材12は、六角形頭部12aの下面
に延設したおねじ部12bをめねじ部12cを有する筒
部12dに螺合して成るものである。なお、筒部12d
は板状摺動体11a上に取付けられた基板12e上に設
けられている。また、この板状摺動体11aの室内側に
は、室内外方向の長孔11bが固定金具4とのねじ止め
部として設けられている。このような下枠用連結部材1
1を備えた下枠用固定金具4は、開口部の幅方向に渡っ
て2〜3個取付けられる。
なお、前記開口部の側部内周面には、断面L字状の側部
支持材2cが取付けてあり、前記下枠取付用固定金具4
と同様の竪枠取付け用固定金具6が締着されている。
前記固定金具6は、第4図に示すように断面L字状を成
す支持材2cの開口部見込み方向室外側端縁に係止する
係止部6aを備えた第1係止部材6bと、支持材2cの
室内側端縁に係止する係止部13aを備えた第2係止部
材13とからなり、前記第1係止部材6bは、その両側
縁に一対のガイド片6c,6cを設けてその間に室内外
方向の係合用溝部6dを形成していると共に、室内外方
向の長孔6eを有しており、且つ室内側端には支持材2
cの室内側片に対向するめねじ部6fを折曲形成してい
る。
前記固定金具6を支持材2cに固定するには、第1係止
部材6bの係止部6aを支持材2cの見込み方向室外端
に係止すると共に、第2係止部材13の係止部13aを
支持材2cの室内側端縁に係止した状態で長孔6eに挿
通した結合用ねじ6gを第2係止部材13のねじ受け片
13bに螺着する。
一方、第1係止部材6bのねじ止め部6fに螺着した引
き寄せ用ねじ6hの端部を支持材室内側面に押圧する。
これによって第1係止部材6aおよび第2係止部材13
は、支持材2cを狭着した状態で固定される。
また、竪枠用連結部材14は、前記第1係止部材6bの
見込み面に重なる板状摺動体14aの室外側に折曲げ形
成された建材取付位置調整部14bを有し、当該位置調
整部14bには左右方向の長孔14cを設けると共に、
板状摺動体14aの室内側には、室内外方向の長孔14
dを固定金具6とのねじ止め部として設けて成るもので
あり、当該連結部材14は、前記係合用溝部6d内に嵌
入してガイド片6cと係合し、摺動体14aに設けられ
た室内外方向に長い長孔14dに挿通した締着用ねじ1
5を第1係止部材6bに螺着する。これによって、連結
部材14は長孔14dの範囲内で室内外方向に摺動自在
となる。
次に、躯体1の開口部でのサッシ枠5の取付について説
明する。
サッシ枠5はまず下枠5aを下枠用連結部材11に止着
するが、その前に螺合部材12と回転して水平レベルを
確保しておく。そして、その六角形頭部12aの室外側
に下枠5aを載置係合した上で、下枠5aの室内側およ
び六角形頭部12aの室内側にまたがって係止した下枠
補助16を六角形頭部12aにねじ17でねじ止めす
る。この時、上枠5bは上枠用連結部材7の取付位置調
整部7bに当接状態となっており、室内側からねじで連
結されるようになっているが、下枠用連結部材11の上
下調整によって、サッシ枠5が上下に変化しても、取付
位置調整部7bには長孔7cが設けられているので、こ
の長孔7cの範囲内で確実に上枠5bを固定することが
できる。
また、竪枠5cは、竪枠用連結部材14の取付位置調整
部14bにねじ18によりねじ止めされるが、この時、
ねじ18は水平方向の長孔14c内に挿入され、この長
孔14cの範囲内で竪枠5cの取付け位置を調整するこ
とができる。このようにして開口部内に取付けられたサ
ッシ枠5が室内外方向に傾斜またはねじれているなら
ば、各連結部材7,11,14を適宜室内外方向に長孔
7d,11b,14dの範囲内で移動調整することがで
きる。そして、垂直状態を保つ正しい位置になったとき
各ねじ8,15,20を締めつけることにより、各連結
部材7,11,14を固定する。このとき、各連結部材
7,11,14はL型ガイド片3h,4c,6cから成
る係合用溝部3i,4d,6d内に嵌入係合しているの
で、夫々の室外方向が固定金具3,4,6の第1係止部
材3c,4b,6bから浮き上がることはなく、また、
室内外方向の調整にあたっては、L型ガイド片3h,4
c,6cに規制され、確実に直線的に移動することがで
きる。
また、例えば、サッシ枠5の取付位置を開口部の幅方向
に再調整する必要がある場合には、竪枠5cを竪枠用連
結部材14の取付位置調整部14bにねじ止めしている
ねじ18と共に、上枠取付用固定金具3を支持材2aに
締着しているねじ3kおよび下枠取付用固定金具4を支
持材2bに締着しているねじ4g,4hをゆるめること
により位置調整を行うことができる。
[考案の効果] 以上説明してきたようにこの考案によれば、建造物の躯
体開口部の各内周面の任意位置に取付けられた各固定金
具に、室内外方向の係合用溝部をそれぞれ設けて、前記
係合用溝部に、建材との間を連結すると共に少なくとも
躯体開口部の左右方向に建材位置を調整する建材取付位
置調整部を備えた連結部材を室内外方向に摺動可能に嵌
入係合すると共に、この連結部材を固定部材に対して移
動調整するための固定金具とのねじ止め部を建材の取付
けによる干渉を回避しうる位置に室内側に臨ませて設け
たことにより、建材を連結部材に取付けた後において
も、その室内外方向や開口部幅方向の位置調整ができる
とともに、迅速な作業ができ、係合用溝部に連結部材が
嵌入係合しているので、係合用溝部に規制されて直線的
に移動することができという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による建材取付装置に建材
を取付けたところを示す垂直断面説明図、第2図および
第3図は建材取付装置の構造を示す各斜視説明図、第4
図は建材取付装置の建材を取付たところを示す水平断面
説明図である。 である。 2a,2b,2c……支持材、 3,4,6……固定金具、 3i,4d,6d……係合用溝部、 5……建材、 7,11,14……連結部材、 7d,11b,14d……長孔(固定金具とのねじ止め
部)、 7b,12,14b……建材取付位置調整部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建造物の躯体開口部内に建材を取付けるた
    めの建材取付装置であって、 室内外方向の係合用溝部を有し、前記躯体開口部の上下
    および左右の内周面にそれぞれ固定された支持材の任意
    の位置にそれぞれ取付けられる上枠用,下枠用および竪
    枠用固定金具と、 前記各固定金具の係合用溝部に摺動可能に嵌合して前記
    建材の各枠との間を連結すると共に、当該固定金具との
    ねじ止め部を建材の取付けによる干渉を回避しうる位置
    にずらして、かつ室内側に臨ませてそれぞれ備えた連結
    部材からなり、 前記竪枠用固定金具に嵌合する連結部材には、開口部の
    左右方向に建材の取付位置を調整する建材取付位置調整
    部を設けてなることを特徴とする建材取付装置。
  2. 【請求項2】前記上枠用および下枠用固定金具に嵌合す
    る連結部材に、上下方向に建材の取付位置を調整する建
    材取付位置調整部を設けてなることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲(1)記載の建材取付装置。
JP1985023098U 1985-02-20 1985-02-20 建材取付装置 Expired - Lifetime JPH0614000Y2 (ja)

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JPS61140075U JPS61140075U (ja) 1986-08-30
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JPS6134474Y2 (ja) * 1979-12-28 1986-10-07

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