JPS6212752Y2 - - Google Patents

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JPS6212752Y2
JPS6212752Y2 JP14355381U JP14355381U JPS6212752Y2 JP S6212752 Y2 JPS6212752 Y2 JP S6212752Y2 JP 14355381 U JP14355381 U JP 14355381U JP 14355381 U JP14355381 U JP 14355381U JP S6212752 Y2 JPS6212752 Y2 JP S6212752Y2
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JP
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groove
locking
anchor
lower frame
frame
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JP14355381U
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JPS5847659U (ja
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フエンスの下部を固定するための
アンカーの取付装置に関するものであり、さらに
詳しくは、フエンスの下枠にねじのねじ込みをせ
ずにアンカーの上端部に固着した係止金具を下枠
の溝に嵌合し、その係止金具の一端にねじをねじ
込んで下枠に押圧固定するようにしたアンカー取
付装置に係るものである。
実開昭49−61321号公報には、アンカーの上端
に係止金具を固着し、その係止金具をフエンスの
下枠の溝に嵌合して係止金具の一端にねじをねじ
込むことにより、係止金具を下枠に押圧固定する
ようにしたアンカー取付装置が示されている。し
かし、このアンカー取付装置におけるアンカーの
上端部に固着される係止金具の一端に設けられる
切り起し舌片は係止金具の下枠溝内での摺動方向
に対しては直角上方に起立して側面矩形をなして
いるから切り起し舌片のフエンス下枠溝内での高
さは、アンカーをフエンス下枠に対して垂直にし
た状態で最小である。従つて、切り起し舌片の高
さを、下枠の溝の深さより小さくした場合は、ア
ンカーを下枠に装着する際に、係止金具を下枠の
溝内で所要位置まで摺動することが容易になる
が、アンカーを垂直状態にして係止金具の他端に
ねじをねじ込んでそのねじの先端を下枠の溝底部
に押しつけて固定する場合は、切り起し舌片と溝
底部の間に隙間が生じるため、アンカーが垂直で
なくなつたり、係止金具の固定が確実・十分でな
いなどの問題があり、また、係止金具の固定を確
実・十分にするため、切り起し舌片の高さを、最
大下枠溝の深さと等しくすると、係止金具の溝内
での摺動が困難になり、アンカーの装着が容易で
ないという欠点がある。
この考案は、上記の点に鑑み、係止金具の舌片
の形状及び高さを改良して、アンカーのフエンス
下枠に対する装着時には、脚を傾けることにより
係止金具の下枠の溝内での摺動が容易にでき、し
かも、ねじによる固定時には、係止金具の舌片と
ねじとの協働により脚が下枠に対して垂直状態に
おいて係止金具が下枠の溝内に堅固に固定される
ようにしたアンカーの取付装置を提供することを
目的とする。
上記目的を達成するため、この考案において
は、アンカーの係止金具の一端には脚の軸線に対
する垂直投影長さが下枠の溝の深さよりもやや大
きい傾斜舌片を設け、他端にはフエンス下枠の溝
の外側から溝底部に向けてねじをねじ込むねじ受
け片を設けたものであり、脚を下枠に対して傾斜
させて係止金具を所要位置まで摺動し、所要位置
においてねじをねじ込むことにより、そのねじ先
端を溝底部に押し付け、係止金具の幅方向両側の
係止部を前記突起に押圧すると同時に、脚を下枠
に対して垂直とし、かつ、前記傾斜舌片を溝底部
に強く押圧させて、係止金具をねじ、係止部及び
傾斜舌片の三者において上下逆方向の力により堅
固に固定している。
次に、図面に基いてこの考案の実施例を説明す
る。
1は組積されたブロツクであり、上方及び前後
方向に開放している凹部2を形成している。Fは
その凹部2に嵌合されアンカー3,4を介して所
定の位置に固定されたフエンスである。このフエ
ンスFは上枠5、左右の縦枠6,7、及び下枠8
を矩形に連結してなるフエンス枠を有し、そのフ
エンス枠の内側に格子9を任意のデザインパター
ンをもつて配設してなつている。
フエンス枠の上枠5及び左右の縦枠6,7は、
中空部10の一側面に格子取付縁11を有する長
尺形材をその長手方向両端から縦枠の長さだけ隔
てた位置において直角三角形状に切除し、その切
除部において内側に全体として下方開口コ字状に
なるように折曲して形成されている。また、下枠
8は中空部12の上面に格子取付縁13を有する
とともに、下面両側端から垂下する一対の折曲縁
14,15により形成された、下方に開口する凹
溝16を有している。そして、縦枠6,7の下端
部及び下枠8の長手方向両端部の45゜に切断され
た端面を突き合わせるとともに、縦枠及び下枠の
中空部に、ほぼL形ブロツク状のコーナ継手17
の各端部を押入し、縦枠の外側面よりねじ18を
その縦枠に貫通し、さらに前記コーナ継手17に
ねじ込むことにより、フエンス枠が構成されてい
る。
下枠8にねじ受け孔19を設けた場合は、コー
ナ継手を用いずに、縦枠6,7の外側から貫通し
たねじ18を前記ねじ受け孔19にねじ込んで、
矩形に連続する額縁状のフエンス枠を形成するこ
ともできる。
フエンス枠の内周に沿つて格子取付縁11,1
3が連続するので、これら格子取付縁を用いて、
任意の形態に組立てた格子9を取付けることがで
きる。
さて、前記アンカー3はこの考案に従つて構成
されたものである。アンカー3は棒状又は管状の
脚20と、その脚の一端部に固着された係止金具
21と及び係止金具の一端において出没可能に装
着されたねじ22とからなつている。
第3図及び第4図は、アンカーの第1実施例を
示す。脚20は前記下枠8の凹溝16の開口幅よ
りわずかに小さい幅w1を有している。また、係
止金具21はこの実施例では凹溝16の開口幅よ
り大きい幅w2を有する一枚の短冊状の金属板を
曲げ加工して作られ、中間に脚20に対して固着
される平坦な固着部23を、その一端に斜め上方
に折曲された舌片24を、また他端にねじ受け片
25を有している。傾斜舌片24の脚20の軸線
に対する垂直投影長さは、下枠8の凹溝16の深
さよりやや大きくされている。そして、この実施
例では係止金具21を脚20に固着するため、脚
にねじ受け孔26を設け、前記固着部23の上方
からその固着部に設けた孔にねじ27を貫通し、
かつ、前記ねじ受け孔26にねじ込んでいる。係
止金具21は脚20の幅w1よりも大きい幅w2
有しているから、脚に固着された状態において少
なくとも固着部23の幅方向両側端が脚20の側
面よりも両側に突出し、その突出部分で係止部2
8を構成している。前記ねじ受け片25にはねじ
孔29が設けられ、そのねじ孔に下方から前記ね
じ22がねじ込んで保持されている。
このようなアンカー3を前記フエンスFに取付
けるには、まず、下枠8の折曲縁14,15の互
いに対向している突起30,31を、アンカー取
付け部以外の場所、例えば下枠の長手方向端部近
傍において、係止金具21の長さよりわずかに長
い長さにわたつて切除し、その切除部分aから、
前記係止金具21を下枠の凹溝16内に挿入す
る。そして、係止金具を凹溝内に保持したままア
ンカーを下枠に沿つてアンカー取付け位置まで摺
動する。この場合、係止金具21は斜め上方に折
曲された舌片24を有するが、第3図に仮想線で
示すように、ねじ22を緩めて脚20を下枠8に
対して斜めにすれば、舌片24及びねじ受け片2
5が凹溝16の底面及び突起30,31に押圧さ
れずに、軽快円滑にアンカーを目的の位置まで移
動することができる。
アンカーを目的位置まで移動したならば、次い
で、前記ねじ22を締める。ねじ22の上端は下
枠の凹溝16の底部に止められ、また係止金具の
係止部28,28の一端が突起30,31に係止
されるため、係止金具は前記係止部の一端を支点
として第3図において時計方向に回転される。こ
れにより、舌片24の上端は凹溝16の底部に強
く押圧されるとともに、係止部28,28が全長
にわたつて突起30,31に押圧係止され、か
つ、脚20が下枠8に対して垂直になる。すなわ
ち、係止金具21はねじ22をねじ込むことによ
り、凹溝16の底部と開口の突起30,31とに
互いに反対方向に押圧して固定されるので、ねじ
一本をねじ込むだけでもアンカーをフエンス枠に
対して堅固に取付けることができる。
第5図は、アンカーの他の実施例を示す。脚2
0は中空部32を有している。また、係止金具2
1は、ほぼ短冊状の金属板を、その中間部両側に
おいて下方に折曲して固着部23を形成するとと
もに、ほぼH字状に残された部分の一側部を斜め
上方に折曲、又は彎曲して舌片24を形成し、他
側部にねじ孔29を設けてねじ受け片25を形成
してなつている。そして、舌片24及びねじ受け
片25の幅w2を前記脚20の幅w1よりも大きく
して、その舌片24の下端部両側及びねじ受け片
25の両側に係止部28,28を形成している。
係止金具21は前記固着部23を脚20の中空部
32に挿入し、脚の一側面よりねじ33を貫通
し、前記固着部にねじ込んで、脚の上端に固着さ
れる。
第6図は、アンカーのさらに他の実施例を示
す。この実施例は一枚の金属板から脚20と係止
金具21とを一体に形成したものである。従つ
て、係止金具は固着部を有しておらず、舌片24
とねじ受け片25と、幅方向両側に全長にわたつ
て形成された係止部28とを一体に有している。
前記フエンスFは少なくとも一つのアンカー3
により高さ方向に対してブロツク1に支持され、
縦枠6,7に直交してねじ等34で固着したアン
カー4をブロツク1に植設することにより、横方
向及び前後方向に対して固定される。
上記実施例では、この考案によるアンカーをフ
エンス枠のうち下枠に取付けた例のみを説明した
が、縦枠6,7に下枠8と同様の断面形状を有す
るものを用いれば、縦枠にも同様にして取付け、
アンカー4の代りに用いることができる。
上述のように、この考案においては、アンカー
の係止金具は幅方向両側に係止部を、一端には舌
片を、他端にはねじ受け片を有するが、舌片は係
止金具の長手方向に傾斜しているから、脚をフエ
ンス下枠に対して斜めにすれば係止金具を下枠の
凹溝に嵌合したまま、容易に、アンカー固定位置
まで摺動することができる。また、前記舌片の脚
の軸線に対する垂直投影長さが、下枠の凹溝の深
さよりやや大きいので、ねじ受け片のねじをねじ
込んで凹溝底部に押しつけて脚を下枠に対して垂
直にしたときは、舌片の上端が凹溝底部に強く押
しつけられるため、係止金具はねじ先端と舌片の
上端が凹溝底部に上向きに、係止部が凹溝の突起
に下向きにそれぞれ押圧されるから、アンカーが
非常に堅固にフエンスの下枠に固定される。
要するに、この考案によれば、アンカーのフエ
ンス下枠に対する装着が容易にでき、しかもな
お、ねじのねじ込みだけで、アンカーを下枠に非
常に堅固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブロツクフエンスの取付け状態を示す
正面図、第2図及び第3図はこの考案によるアン
カー取付装置の使用状態を示すものであり、第2
図は第1図の−線に沿つた縦断面図、第3図
は第2図の−線に沿つた断面図である。第4
図ないし第6図はこの考案の三つの実施例を示す
分解斜視図である。 1……ブロツク、2……凹部、F……フエン
ス、3,4……アンカー、8……下枠、14,1
5……折曲縁、16……溝、20……脚、21…
…係止金具、22……ねじ、24……舌片、25
……ねじ受け片、28……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚の上端部に、脚の幅よりも大きく、かつ、フ
    エンスの下枠の下方開口凹溝内に下枠の長手方向
    に摺動自在に嵌合される板状の係止金具を固着し
    てなるアンカーを、前記係止金具を前記凹溝底部
    にねじ止めしてフエンス下枠に取付けるアンカー
    取付装置において、前記係止金具の幅方向両側に
    は前記下枠の凹溝内に遊嵌されて凹溝の下端部に
    互いに対向して設けてある突起に係止される係止
    部を設け、前記係止金具の長手方向一端には前記
    脚の軸線に対して直角な投影長さが前記凹溝の深
    さよりやや大きく、かつ、係止金具の長さ方向に
    傾斜した舌片を設け、前記係止金具の長手方向他
    端部には前記下枠の凹溝の下方からねじを凹溝底
    部に向かつてねじ込むねじ受け片を設けたことを
    特徴とするフエンスのアンカー取付装置。
JP14355381U 1981-09-28 1981-09-28 フェンスのアンカ−取付装置 Granted JPS5847659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14355381U JPS5847659U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 フェンスのアンカ−取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14355381U JPS5847659U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 フェンスのアンカ−取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5847659U JPS5847659U (ja) 1983-03-31
JPS6212752Y2 true JPS6212752Y2 (ja) 1987-04-02

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ID=29936534

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14355381U Granted JPS5847659U (ja) 1981-09-28 1981-09-28 フェンスのアンカ−取付装置

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JP (1) JPS5847659U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140382U (ja) * 1984-02-27 1985-09-17 山一電機株式会社 雌コネクタにおける接片の開閉機構

Also Published As

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JPS5847659U (ja) 1983-03-31

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