JPH0751548Y2 - 胴縁部材 - Google Patents

胴縁部材

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JPH0751548Y2
JPH0751548Y2 JP6491990U JP6491990U JPH0751548Y2 JP H0751548 Y2 JPH0751548 Y2 JP H0751548Y2 JP 6491990 U JP6491990 U JP 6491990U JP 6491990 U JP6491990 U JP 6491990U JP H0751548 Y2 JPH0751548 Y2 JP H0751548Y2
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JP
Japan
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fixing
furring strip
fixed
strip member
fixing bolt
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6491990U
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JPH0423742U (ja
Inventor
忠親 蛯名
博史 日下
道顕 河岡
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Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被装物を固定するために被装物と支持物間に
介在させる胴縁部材に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の胴縁部材は被装物が固定される面と直角
をなす他の一つの側面に取付穴があり、建物躯体外壁に
固設されたブラケットや、躯体若しくは下地材等の支持
物の取付穴のある側面を当てがって固定用ボルトによっ
て固定されるようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の胴縁部材は、ブラケット等の支持物への
固定位置が固定用ボルトの取付穴によって限定されるの
で、建物躯体外壁等の寸法に合わせるために端材の活用
等ができず材料の無駄を生じやすく、かつ支持物への固
定面が1側面に限られているので、第3図(a)の部分
17のような建物の持ち出し部や第4図(a)の部分18の
ような下り壁の下端部等では支持物への固定ができず、
したがって外壁パネル等の被装物の固定ができないとい
う欠点があった。
本考案の目的は、建物躯体の持ち出し部や下り壁の下端
部等においても支持物への固定ができて適用範囲が広
く、かつ支持物への固定が一定位置に限定されることの
ない胴縁部材を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、躯体若しくは下地
材とそれらを被装する被装物との間に該被装物を固定す
るために配される、任意の長さの胴縁部材であって、 前記被装物を固定するための一つの側面と、前記躯体若
しくは下地材に選択的に固定可能な少なくとも二つの側
面とを有し、 前記少なくとも二つの側面にはそれぞれ、前記躯体若し
くは下地材に固定するための固定用ボルトの頭部が、ね
じ部を外部に突出させた状態で長手方向に移動可能に収
納される固定ボルト取付用ガイド溝が設けられているこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案では、躯体若しくは下地材を被装物で被う場合
に、躯体若しくは下地材と被装物の間に胴縁部材が配
し、該胴縁部材の一つの側面上に前記被装物を固定す
る。一方、躯体若しくは下地材への固定の際には、本考
案に係る胴縁部材が、躯体若しくは下地材に選択的に固
定可能な少なくとも二つの側面を有しているので、前記
少なくとも二つの側面のうち、前記躯体若しくは下地材
の表面に適合する側面を選択して固定することが可能で
ある。
さらに、前記躯体若しくは下地材に固定される側面に
は、固定用ボルトの頭部が、ねじ部を外部に突出させた
状態で長手方向に移動可能に収納される固定ボルト取付
用ガイド溝が設けられているので、予め前記躯体若しく
は下地材に前記固定ボルトを仮固定しておき、前記固定
用ボルトの頭を前記固定ボルト取付用ガイド溝に収納さ
せれば、前記胴縁部材は前記固定ボルト取付用ガイド溝
に沿って長手方向に移動可能となる。したがって、前記
被装物が固定された前記胴縁部材の固定箇所は一定の位
置に限定されないで、任意の位置に調整できる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の胴縁部材の一実施例の斜視図、第2図
は第1図の胴縁部材1の支持物への取付方法の第1の例
を示す断面図、第3図および第4図はそれぞれ胴縁部材
1の支持物への取付方法の第2および第3の例を示す断
面図である。
本実施例における胴縁部材1は、例えばアルミ材により
押出形成された任意の長さの部材であって、被装物が固
定される側面5と、側面5と直角を成す側面2と、側面
5と対向するように側面2と直角を成す側面3と、側面
2と対向するように側面3と直角を成す側面4とを有す
る。側面2、側面3および側面4は、胴縁部材1を支持
物へ固定する際、その支持物に適合するように選択され
る固定面である。
側面2、側面3および側面4にはそれぞれ、固定用ボル
ト7の頭部が、ねじ部を外部に突出させた状態で長手方
向に移動可能に収納される固定ボルト取付用ガイド溝
61、62および63が設けられている。
被装物が固定される側面5には被装物を係合させるため
の係合部8と被装物を固定するためのビス穴9が設けら
れている。
胴縁部材1を使用して被装物を固定するには、第2図に
例を示すように、建物躯体外壁10にアンカーボルト11に
より固設されたブラケット12の一辺に固定用ボルト7を
頭部を上にして緩く仮固定する。ついで胴縁部材1を側
面2を下に向けて端面から固定用ボルト7の頭部を固定
ボルト取付用ガイド溝63の内部に納め、ねじ部を外部に
突出させながらスライドして移動させて所定位置におい
て固定用ボルト7を締付けてブラケット12に固定する。
次に、外壁ユニットパネル13のフック14を胴縁部材1の
係合部8に係合させ、離隔片15を挟んで外壁ユニットパ
ネル13の下端部を当てがい外壁ユニットパネル13、離隔
片15および外壁ユニットパネル131に開けられている穴
を通して固定ビス16をビス穴9に螺入して上下の外壁ユ
ニットパネル13,131を胴縁部材1に固定する。
胴縁部材1は、第2図に示した取付方法の他に第3図
(a)に示す部分17に同図(b)に示すように、アンカ
ーボルト11で躯体外壁1に固設されたブラケット12に側
面3を当てがい、固定ボルト取付用ガイド溝62を通した
固定用ボルト7により固定すれば、建物躯体の持ち出し
部等で側面5により外壁ユニットパネル13等を固定する
ことができる。また、第4図(a)に示す部分18に同図
(b)に示すように、躯体外壁10に固設されたブラケッ
ト12に側面4を当てがい、固定ボルト取付用ガイド溝63
を通した胴縁固定ボルト7により固定すれば、建物の下
り壁の下端部等で側面5により外壁ユニットパネル13等
を固定することができる。
本実施例の胴縁部材は側面2,3,4のいずれの側面におい
てもブラケット等の支持物に取付けることができるため
被装物固定のための適用範囲が広がり、かつ長手方向の
任意の位置において支持物へ固定することができて、材
料に無駄を生じない。
また本実施例は、支持物等へ選択的に固定される固定面
として、側面2、側面3および側面4の三つの側面を有
するものとしたが、本考案はこれに限られず、被装物固
定のための適用範囲が広がるものを提供することを目的
とする為、支持物等へ選択的に固定可能な少なくとも二
つの側面を有するものであればよい。その結果として、
本考案の胴縁部材は、各側面同士が互いに直角を成すも
のには限られない。
〔考案の効果〕
本考案の胴縁部材は以上説明した構成とすることによ
り、支持物への固定が長手方向の任意の位置でできるの
で、建物躯体の寸法に合わせる等のために材料の無駄を
生ずることなく有効に活用できるという効果がある。
また、支持物等へ選択的に固定可能な少なくとも二つの
側面にそれぞれ固定ボルト取付用ガイド溝を設けたこと
により、建物躯体の持ち出し部や下り壁の下端部等にお
いても支持物への固定ができるので使用範囲が広がると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の胴縁部材の一実施例の斜視図、第2図
は第1図の胴縁部材1の支持物への取付方法の第1の例
を示す断面図、第3図および第4図はそれぞれ胴縁部材
の支持物への取付方法の第2および第3の例を示す断面
図である。 1……胴縁部材、2,3,4,5……側面、61、62,63……固定
ボルト取付用ガイド溝、7……固定用ボルト、8……係
合部、9……ビス穴、10……建物躯体外壁、11……アン
カーボルト、12……ブラケット、13,131……外壁ユニッ
トパネル、14……フック、15……離隔片、16……固定ビ
ス、17,18……部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体若しくは下地材とそれらを被装する被
    装物との間に該被装物を固定するために配される、任意
    の長さの胴縁部材であって、 前記被装物を固定するための一つの側面と、前記躯体若
    しくは下地材に選択的に固定可能な少なくとも二つの側
    面とを有し、 前記少なくとも二つの側面にはそれぞれ、前記躯体若し
    くは下地材に固定するための固定用ボルトの頭部が、ね
    じ部を外部に突出させた状態で長手方向に移動可能に収
    納される固定ボルト取付用ガイド溝が設けられているこ
    とを特徴とする胴縁部材。
JP6491990U 1990-06-21 1990-06-21 胴縁部材 Expired - Lifetime JPH0751548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6491990U JPH0751548Y2 (ja) 1990-06-21 1990-06-21 胴縁部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6491990U JPH0751548Y2 (ja) 1990-06-21 1990-06-21 胴縁部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0423742U JPH0423742U (ja) 1992-02-26
JPH0751548Y2 true JPH0751548Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31596282

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6491990U Expired - Lifetime JPH0751548Y2 (ja) 1990-06-21 1990-06-21 胴縁部材

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JP (1) JPH0751548Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5184496B2 (ja) * 2009-11-25 2013-04-17 理研軽金属工業株式会社 建物用庇の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0423742U (ja) 1992-02-26

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