JPH0740019Y2 - 樋支持具 - Google Patents

樋支持具

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JPH0740019Y2
JPH0740019Y2 JP11534989U JP11534989U JPH0740019Y2 JP H0740019 Y2 JPH0740019 Y2 JP H0740019Y2 JP 11534989 U JP11534989 U JP 11534989U JP 11534989 U JP11534989 U JP 11534989U JP H0740019 Y2 JPH0740019 Y2 JP H0740019Y2
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gutter
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support rod
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秀雄 金本
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タカヤマ金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樋支持具、さらに詳しくは樋支持杆が取付杆に
対してスライド自在に取付けられた樋支持具の改良に関
する。
(従来の技術) 従来、この種樋支持としては、例えば実公昭46-8279号
公報所載のものが存在する。
即ち、この従来のものは第2図に示すように略U字状の
樋支持杆18の一端に孔(図示せず)を穿設すると共に、
取付杆19の垂杆19aに長孔20を形成してなり、この孔及
び長孔20にボルト21を挿通して蝶ナット22を締着せし
め、樋支持杆18を取付杆19の所望位置に固定しうるよう
に構成したものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の固定手段は樋支持杆18と取付
杆19とをボルト21,蝶ナット22の締着により固定するも
のであるために、ボルト21を支持した状態で蝶ナット22
を締着する必要があり、よってその固定作業が極めて煩
雑となって、高所での一連の作業が安全に行えないとい
う大なる問題点を有していたのである。
それ故に、本考案は上記従来の問題点を解決するために
なされたものであり、樋支持杆及び取付杆の両者をワン
タッチ操作により簡易に且つ確実に位置決め固定できる
ようにすることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記課題を解決するために本考案が採った手段
は、樋支持杆1を取付杆5にスライド自在に取付けるべ
く、樋支持杆1の長手方向に穿設した長孔7に挿通され
た止具14により両者を連結してなる樋支持具に於いて、
ストッパー9の上部折曲片9aに穿設した孔10に前記止具
14が挿通されて該ストッパー9が回動自在に取付けられ
ると共に、ストッパー9の下部折曲片9bには樋支持杆1
の長孔7の内周面に多数対面形成された凹凸部6の凹部
6aに嵌合係止可能な係止部12が突設されてなり、しかも
前記樋支持杆1及び取付杆5を上部折曲片9aと下部折曲
片9bとで挟持しうるように両折曲片9a,9b間には段差9c
が設けられてなる点にある。
(作用) 従って、上記構成を特徴とする樋支持具に於いて、樋支
持杆1を取付杆5の所望位置に位置決め固定させるに
は、先ずストッパー9を回動して取付杆5の凹部6aと該
ストッパー9の係止部12との係止状態を解除した後、樋
支持杆1を所望位置にスライドさせてストッパー9を回
動すれば、その下部折曲片9bに形成した係止部12が取付
杆5の凹部6aに嵌合係止されて、樋支持杆1が取付杆5
に固定されることとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図に於いて、1は樋15を支持すべく正面略コの字状
に形成された樋支持杆を示し、その一端側には樋押え片
2が設けられると共に、他端側には樋15の耳部16を抱持
するための耳抱持部3が折曲形成されてなり、且つ該耳
抱持部3の背面部には孔4が穿設されている。
5は正面逆くの字状に形成された取付杆で、その垂杆5a
には内周面に多数の凹凸部6を対面形成した長孔7が設
けられ、且つ他端側には釘等を挿通して例えば軒うら等
に取付けるための孔8,8が設けられてなる。
9は上部折曲片9aと下部折曲片9bとを有するストッパー
で、上部折曲片9aの略中央に穿設した孔10、樋支持杆1
の抱持部3の孔(図示せず)及び取付杆5の長孔7に前
記止具14としてのリベットが挿通されてストッパー9が
回動自在に取付けられ、且つ下部折曲片9bの前面側には
凸状の係止部12が突設されてなり、該下部折曲片9bと上
部折曲片9aとで前記樋支持杆1及び取付杆5とを挾持し
うるように両折曲片9a,9b間には段差9cが設けられてい
る。
本実施例は以上のような構成からなるが、かかる樋支持
具は取付杆5の他端側の孔8,8を介して釘等により建造
物の軒うら等に所定間隔を有して取着されるものであ
り、これに樋15を取付ける場合には以下のようにして行
う。
先ず第1図(ロ)のようにストッパー9を回動した状態
で、樋支持杆1を上下方向にスライド移動させ、所望位
置でストッパー9を矢印A方向に回動させると、該スト
ッパー9の下部折曲片9bに形成された係止部12が取付杆
5の所望の凹部6aに嵌合係止されて、樋支持杆1が取付
杆5に対して固定されることとなる。
このように、ストッパー9の回動操作のみにより樋支持
杆1の位置決め固定が簡易且つ迅速に行えるため、高所
での一連の作業も安全に行えることとなり、しかもスト
ッパー9の係止部12が取付杆5の長孔7の凹部6aに嵌合
係止されて、樋15をがたつかせることなく確実に固定支
持することが可能になる。
そして、樋支持杆1の耳抱持部3に樋15の一方の耳部16
を嵌入しながら、樋支持具の樋支持杆1間に跨がらせて
樋15を載置した後、樋押え片2を折曲げて他方の耳部17
を抱持せしめ、樋15を固定するのである。
尚、取付杆5の長孔7に形成される凹凸部6の形状等も
上記実施例の如き円弧状に限定されず、ストッパー9の
係止部12の形状に応じて任意に変更が可能である。
また、ストッパー9の下部折曲片9bに突設される係止部
12の具体的な形状も問わない。
さらに、上記各実施例では、所謂樋受型の樋支持具につ
いて説明したが、本考案が所謂樋吊型の樋支持具にも勿
論適用可能である。
その他、樋支持杆1及び取付杆5の形状等の具体的な構
成も本考案の意図する範囲内に於いて任意に設計変更自
在である。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案はストッパーの回動により該ストッ
パーの下部折曲片に突設した係止部を取付杆の長孔の凹
部に嵌合係止するものであるため、従来の如く樋支持杆
と取付杆とをボルト,ナットを締着せしめる固定手段の
ようにその作業が煩雑とならず、極めて簡易な操作によ
り樋支持杆を取付杆の所望位置に確実に固定できるとい
う格別の効果が得られたのである。
従って、不安定な高所での樋取付作業も安全に行えるこ
ととなるのである。
また、上述したように本考案に係る樋支持具は非常に簡
易な構成からなるために、容易且つ安価に製作できると
いう実用的な効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、同図(イ)はストッ
パーの斜視図、同図(ロ)はストッパーを回動させた状
態を示す要部側面図、同図(ハ)は樋支持杆を固定した
状態を示す一部断面正面図、同図(ニ)は同要部側面
図。 第2図は従来例を示す正面図。 1……樋支持杆、5……取付杆、6……凹凸部、6a……
凹部、7……長孔、9……ストッパー、9a……上部折曲
片、9b……下部折曲片、9c……段差、10……孔、12……
係止部、14……止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樋支持杆1を取付杆5にスライド自在に取
    付けるべく、樋支持杆1の長手方向に穿設した長孔7に
    挿通された止具14により両者を連結してなる樋支持具に
    於いて、ストッパー9の上部折曲片9aに穿設した孔10に
    前記止具14が挿通されて該ストッパー9が回動自在に取
    付けられると共に、ストッパー9の下部折曲片9bには樋
    支持杆1の長孔7の内周面に多数対面形成された凹凸部
    6の凹部6aに嵌合係止可能な係止部12が突設されてな
    り、しかも前記樋支持杆1及び取付杆5を上部折曲片9a
    と下部折曲片9bとで挟持しうるように両折曲片9a,9b間
    には段差9cが設けられてなることを特徴とする樋支持
    具。
JP11534989U 1989-09-29 1989-09-29 樋支持具 Expired - Fee Related JPH0740019Y2 (ja)

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