JPS5851305Y2 - なだれ止装置 - Google Patents

なだれ止装置

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Publication number
JPS5851305Y2
JPS5851305Y2 JP1979030064U JP3006479U JPS5851305Y2 JP S5851305 Y2 JPS5851305 Y2 JP S5851305Y2 JP 1979030064 U JP1979030064 U JP 1979030064U JP 3006479 U JP3006479 U JP 3006479U JP S5851305 Y2 JPS5851305 Y2 JP S5851305Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
snow stopper
edge
fitting
receiving piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979030064U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55129932U (ja
Inventor
藤治郎 白幡
Original Assignee
株式会社白幡商会
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社白幡商会 filed Critical 株式会社白幡商会
Priority to JP1979030064U priority Critical patent/JPS5851305Y2/ja
Publication of JPS55129932U publication Critical patent/JPS55129932U/ja
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Publication of JPS5851305Y2 publication Critical patent/JPS5851305Y2/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、屋根に積った雪が崩れ落ちて不慮の事故を起
すことを防止するためのなだれ止装置、特に瓦棒屋根に
止着するものに関する。
第1図に示すように、従来、この種のなだれ止装置にお
ける雪止板は下辺中央部に折曲部がないために、雪の重
量による曲げモーメントに耐えきれず、その中央部にお
いて折り曲げられてしまうという欠点があった。
本考案の目的とするところは、上記欠点を除去するため
に、雪止板の瓦棒への固定装置に対する取付けが確実で
外れるようなことがないと共に雪止板を幅広く支持して
いることにより、該雪止板の変形が殆んど無いなだれ止
装置を提供せんとするにある。
以下図面に沿って本考案実施の1例を説明すると、第2
図及び第3図に示すように、本考案装置は、屋根の瓦棒
1の巻ハゼ1a、1a’の内側に嵌着される嵌着具2と
、巻ハゼla、la’を挾んで嵌着具2を締着ける締着
具3と、締着具3に締着力を与える締着ボルト4及びナ
ツト5と、それら2,3゜4.5及び取付具7によって
瓦棒1に止着される雪止板6とから構成される。
嵌着具2は第3図に示すようl/、瓦棒の巻ハゼla、
la’の内側の幅と等しい幅の底部2Cを有し、該底部
2Cは長手方向に適数条の慴曲部2dを設けられる。
該嵌着具2は前部(屋根の頂上側)の左右に対向片2a
、2a′を立設され、該対向片2a、2a′には透孔2
b、2b′が穿設される。
また、嵌着具2の後端左右には雪止板6の背面と当接す
る受片2e、2e′が若干の高さで適当な長さをもって
水平に突設され、該受片2e、2e′のつけ根には後述
する雪止板6の折曲部を逃げるための切欠き2f、2f
’が切設される。
次に、締着具3は第3図に示すように、瓦棒1の幅より
も広い幅を有するチャンネル形状をなし、左右の対向片
3a、3a’は嵌着具2の対向片2a。
2a′の長さと略等しく高さは幅と略等しい。
左右の対向片3a、3a’の下縁部には折曲部3c、3
r:が内側に折り曲げられ、また、対向片3a、3a’
の中央部には透孔3b、3b’が穿設される。
雪止板6は、第2図に示すように、横長のアルミニウム
製の板を打抜き加工されるもので、上下辺の外形線を略
平行な富士山形状、すなわち両側から中央に向って徐々
に傾斜して高くなり、かつ中央において少し下方に彎曲
された形状に形成され、また、上辺を屋根の上側となる
方へ向け、下辺を屋根の下側となる方へ向けて直角に小
幅だけ折曲げられることにより折曲部6a、6bを形成
され、さらに、中央部は全体にわたり、外形線に沿い一
定幅を残して没入されることにより没入部6Cを形成さ
れる。
該雪止板6の前面中央部には左右対向片7 a 、7
a’の長いチャンネル形状の取付具7が該取付具7の背
部7Cにリベット8を絞められることにより固着され、
対向片7a、7a’の中央部には長孔7b、7b’が穿
設される。
以上の構成にかかる部品を第4図に示すように、各部品
の透孔を合致せしめて各透孔にボルト4を挿通すること
により組付け、次に、屋根の瓦棒1の巻ハゼ1a、1a
’の内側に嵌着具2を嵌込み、ボルト4のねじ部にナツ
ト5を螺合して締着具3を締着けて該締着具3の左右対
向片3 a 、3 a’下縁の折曲部3 c 、3 c
’を巻ハゼla、la’を挾んで嵌着具2の左右対向片
2 a 、2a’に圧着させ、当該圧着力により嵌着具
2及び締着具3を瓦棒1に強固に止着する。
よって、嵌着具2及び締着具3に取付具7を介して固着
された雪止板6は瓦棒1に止着される。
この際、嵌着具2の受片2e、)e’は切欠き2f、2
f’で下辺折曲部6bを逃げることによって雪止板6の
背面に当接される。
ここで取付具7に長孔7b、7b’を形成したのは、上
記した如く嵌着具2の切欠き2f、2f’が雪止板6の
下辺折曲部6bに係合されるわけであるが、この下辺折
曲部6bの幅や切欠き2f、2f’の深さに寸法誤差が
あり、この誤差のために両者の保合が取付具7と嵌着具
2の固定時に確実に行われない可能性があるため、取付
具7の孔を長孔とし、取付具7に対する嵌着具2の取付
位置に自由度をもたせ、これにより下辺折曲部6bに対
する切欠き2f、2f’の係合が確実に行われるように
したものである。
なお、下辺折曲部6bに対する切欠き2f、2f’の係
合により、強風などによる雪止板6のガタつきが防止さ
れる。
本考案は上記したように、雪止板を背面に取付けた取付
具と、前面に受片が当接された嵌着具との両部材を利用
して締着具を介して瓦棒に取付けたので、雪止板の瓦棒
への取付けが確実に行われ容易に外れることがなく、ま
た雪止板は嵌着具の受片について幅広く支持されている
ので、雪の荷重に対して強くなり、従って雪止板が変形
する等の破損を防止できる外、雪止板の全長に亙って上
縁と下縁とにそれぞれ屋根の上側と下側に向けて互いに
反対方向に新曲した補強用の折曲部を形成したことによ
り、雪止板の中央部において取付部材を固定しても雪の
重量による曲げモーメントが作用しても折曲部によって
中央部から折り曲げられるようなことがなくなると共に
上下の折曲部は互いに反対方向に折り曲げられているの
で、折曲部が同一方向に折り曲げられたものよりも強度
的に大(すなわち曲げモーメントにより一方が縮んでも
他方が伸びる作用をすることから)となり、しかも嵌着
具の底部と受片との境の屋根の上側となる縁に切欠きを
形成し、この切欠きに上記雪止板の下辺折曲部の一部を
係合して受片の縁に雪止板の屋根の下側となる面を当接
しているので、受片による雪止板の確実な支持及び雪止
板の強度が損われることがない等の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図〜第4図は本考案実施
の1例を示すもので、第2図は斜視図、第3図は分解斜
視図、第4図は縦断面図である。 図中の符号は次のものを示す。 1・・・・・・瓦棒、1a。1a′・・・・・・巻ハゼ
、2・・・・・・嵌着具、2a、2a′・・・・・・左
右対向片、2 b 、2 b’・・−・透孔、2e 、
2e’・−・−受片、2f、2f′・・・・・・切欠き
、3・・・・・・締着具、3a、3a’・・・・・・左
右対向片、3b、3b’・・・・・・透孔、3c、3c
’・・・・・・折曲部、4・・・・・・ボルト、5・・
・・・・ナツト、6・・・・・・雪止板、6a、6b・
・・・・・上下折曲部、7・・・・・・取付具、7a、
7a′・・・・・・左右対向片、7 b 、7 b’、
・・・・・長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓦棒の巻ハゼ間に底部が嵌着される嵌着具の屋根の下側
    となる後端に左右に延びる受片を形成すると共に該受片
    と前記底部との境の屋根の上側となる縁に切欠きを形成
    し、上下辺の外形線が夫々両側から中央に向って徐々に
    傾斜して高くなり、かつ中央において下側に少し彎曲さ
    れた形状に形成され、かつその上縁と下縁の全体を前記
    外形線に沿ってそれぞれ屋根の上側と下側に向けて折曲
    して折曲部が形成された雪止板の前記下縁の新曲部の一
    部を前記受片の切欠きに係合して前記雪止板の屋根の下
    側となる面を前記受片の縁に当接させると共に、前記雪
    止板の屋根の上側となる面に取付けられた取付具を前記
    嵌着具と共に締着具にネジ止めし、かつこのネジ止めに
    よって締着具の下縁部で瓦棒を挟持固定したことを特徴
    とするなだれ止装置。
JP1979030064U 1979-03-09 1979-03-09 なだれ止装置 Expired JPS5851305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979030064U JPS5851305Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 なだれ止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979030064U JPS5851305Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 なだれ止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55129932U JPS55129932U (ja) 1980-09-13
JPS5851305Y2 true JPS5851305Y2 (ja) 1983-11-22

Family

ID=28879010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979030064U Expired JPS5851305Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 なだれ止装置

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JP (1) JPS5851305Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116583U (ja) * 1974-07-22 1976-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116583U (ja) * 1974-07-22 1976-02-06

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Publication number Publication date
JPS55129932U (ja) 1980-09-13

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