JPH0710173U - 雪辷り止め金具 - Google Patents

雪辷り止め金具

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JPH0710173U
JPH0710173U JP4569193U JP4569193U JPH0710173U JP H0710173 U JPH0710173 U JP H0710173U JP 4569193 U JP4569193 U JP 4569193U JP 4569193 U JP4569193 U JP 4569193U JP H0710173 U JPH0710173 U JP H0710173U
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JP
Japan
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side plate
snow
plate portion
sandwiching
holding
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Pending
Application number
JP4569193U
Other languages
English (en)
Inventor
惣一郎 大竹
Original Assignee
株式会社ノミズヤ産業
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ノミズヤ産業 filed Critical 株式会社ノミズヤ産業
Priority to JP4569193U priority Critical patent/JPH0710173U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】縦平屋根や巻ハゼ折版屋根の巻ハゼ部分を挟持
して金具を固定する雪止め金具に於いて、挟持ボルトの
緊締で強い挟持力を得ようとした場合に、金具本体の側
板部分が曲がってしまい所望の挟持力を得ることができ
ないという課題を解決する。 【構成】挟持本体1の側板部12における挟持ボルト2
の付設位置の前後に、補強板部15,16を両側外方に
突設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、縦平屋根や巻ハゼ折版屋根の巻ハゼ部分を挟持して金具を固定する 雪止め金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
屋根の雪辷り止め金具は、基本的に屋根に固定する金具部分と、雪止め作用す る雪止めアングル又は雪止め板で構成されており、雪止め作用をなす部材は適宜 な手段で固定金具に装着している
【0003】 また屋根の巻ハゼ部分を挟持して固定する金具としては、単に逆U字状の挟持 金に挟持ボルトを付設して側板下端部の挟持部で挟着する金具、L状の挟持金を 相対向させ、安定部を具備した金具(実開平4−75029号公報)、頂板部の 両側下方に側板部を連設すると共に側板部の内方に挟持部を突設し、側板部の下 端外方に安定板部を設けた金具(実開昭57−174631号公報、同58−1 81737号公報)、頂板部の両側下方に側板部を連設すると共に側板部の内方 に挟持部を突設し、側板部の外方にL状の安定板を添わせた金具(実公昭61− 36682号公報)、頂板部の両側下方に側板部を連設すると共に側板部の下方 を外方に折曲して安定板部を形成し、側板部に別に相対向する挟持板を介装した 金具(実公昭62−31524号公報)等が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、所定の屋根に雪止め機構を設けようとした場合、その雪止め機構を 構成する部材は当然その耐雪強度を考慮して定められる。即ち屋根面積、屋根勾 配、降雪量の多少によって、使用する雪止めアングルの大小並びに相応の挟持耐 力を具備した固定金具が選択使用されるものである。
【0005】 相応の強度で屋根に固定する必要がある金具の場合は、強い挟持力を得るため 通常2個の挟持ボルトを使用した金具が採用されている。
【0006】 然し屋根への装着作業に際して前記の挟持ボルト2個のものは、ボルト締作業 が煩雑である欠点がある。また1個の挟持ボルトのみで強い挟持力を得ようとし た場合には、金具本体の側板部分が曲がってしまい所望の挟持力を得ることがで きない。 そこで本考案は、金具本体の側板部を補強した雪辷り止め金具を提案したもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る雪辷り止め金具は、頂板部の両側下方に側板部を連設し、側板部 の下部内方に挟持部を連続形成すると共に、両側板部間に挟持ボルトを貫通付設 した挟持本体を具備した金具に於いて、側板部における挟持ボルト付設位置の前 後に、補強板部を両側外方に突設してなることを特徴とするものである。
【0008】 また特に前記の雪辷り止め金具に於いて、挟持ボルトを1個とし、挟持本体の 後側部分に雪止めアングル部材の装着溝を形成すると共に、装着溝前縁に後方補 強板部を設けてなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
屋根の巻ハゼ部分を跨いで挟持本体を設置し、挟持ボルトの緊締で挟持部が巻 ハゼ部分を強く挟持して本体が固定され、この本体に適宜な手段で雪止め板若し くは雪止めアングルを装着する。 特に挟持ボルトを強く緊締しても補強板部を設けたために、側板部が撓むこと がない。
【0010】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例に示した雪止め金具は、挟持本体1と、挟持用ボルト2及びナット3、 アングル抜け止め部材4とで構成される。
【0011】 挟持本体1は、頂板部11の両側下方に側板部12を折曲連設し、更に側板部 12の下部を内方に折曲して挟持部13を形成してなる。また本体1の後方部分 には頂板部11と側板部12を貫通する雪止めアングル用の装着溝14を設け、 側板部12の前縁部分に前方補強部15を、装着溝14の前縁に後方補強部16 をそれぞれ両側外方に突設し、両補強部15,16の中間の側板部12に挟持ボ ルト用孔17を貫通形成する。また装着溝14の後方の頂板部11にはアングル 抜け止め用の透孔18を穿設し、装着溝14の前方の頂板部11にはアングル支 持部材の装着孔19を設けてなる。
【0012】 挟持用ボルト2は、側板部12間を貫通する長さとし、ナツト3は前記ボルト 2に螺合するものである。 アングル抜け止め部材4は、透孔18に挿着可能なボルト41及びナツト42 と、基部に取付孔43を穿設し、先部に段差を介して抑え部を形成した抜け止め 板44からなる。
【0013】 而して前記実施例の金具を、屋根Aの巻ハゼ部分Bに挟着して使用するには、 屋根Aの巻ハゼ部分Bを跨いで挟持本体1を設置し、この本体1に挟持用ボルト 2を貫通装着し、挟持ボルト2の緊締で挟持部13が巻ハゼ部分Bを強く挟持し て本体1が固定される。そこでアングル部材Cを装着溝14に嵌合し、アングル 部材Cの横板部分を頂板部11に載置し、その上部を抜け止め板44で抑えて装 着するものである。この場合、挟持力を強めるためにボルトナットをより以上強 く締めても、補強部15,16が存在するため側板部12が曲がってしまうこと はない。
【0014】 また特に大型アングルDを使用する場合は、図4に例示する通り、頂板部11 の装着孔19にボルトナットの組み合わせよるアングル支持部材5を装着すると 共に、抜け止め板14の基部の取付孔43の下方部分嵩上げナツト45を介装す ればよいものである。
【0015】 尚本考案は前記実施例に限定されるものではなく、アングル装着溝部分適宜な 大きさの雪止め板を使用しても良いものである。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案は、頂板部の両側下方に側板部及び挟持部を連続形成する と共に、両側板部間に挟持ボルトを貫通付設した挟持本体を具備した金具に於い て、特に側板部における挟持ボルト付設位置の前後に、補強板部を両側外方に突 設して相応の耐力を有せしめたものであるから、挟持ボルトのを強く緊締しても 側板部分が曲がらずに所望の挟持力を得ることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体の分解斜視図。
【図2】同使用状態の正面図。
【図3】同側面図。
【図4】同大型雪止めアングル使用時の側面図。
【符号の説明】
1 本体 11 頂板部 12 側板部 13 挟持部 14 装着溝 15 前方補強部 16 後方補強部 17 挟持ボルト用孔 18 透孔 19 装着孔 2 挟持ボルト 3 ナット 4 アングル抜け止め部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂板部の両側下方に側板部を連設し、側
    板部の下部内方に挟持部を連続形成すると共に、両側板
    部間に挟持ボルトを貫通付設した挟持本体を具備した雪
    辷り止め金具に於いて、側板部における挟持ボルト付設
    位置の前後に、補強板部を両側外方に突設してなること
    を特徴とする雪辷り止め金具。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の雪辷り止め金具に於
    いて、挟持ボルトが1個であることを特徴する雪辷り止
    め金具。
  3. 【請求項3】 請求項第2項記載の雪辷り止め金具に於
    いて、挟持本体の後側部分に雪止めアングル部材の装着
    溝を形成すると共に、装着溝前縁に後方補強板部を設け
    てなることを特徴とする雪止め金具。
JP4569193U 1993-07-28 1993-07-28 雪辷り止め金具 Pending JPH0710173U (ja)

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