JP2517108Y2 - 細長材のクランプ装置 - Google Patents
細長材のクランプ装置Info
- Publication number
- JP2517108Y2 JP2517108Y2 JP11280691U JP11280691U JP2517108Y2 JP 2517108 Y2 JP2517108 Y2 JP 2517108Y2 JP 11280691 U JP11280691 U JP 11280691U JP 11280691 U JP11280691 U JP 11280691U JP 2517108 Y2 JP2517108 Y2 JP 2517108Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support plate
- hole
- bracket piece
- upper support
- mounting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/22—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
- F16L3/223—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals each support having one transverse base for supporting the pipes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車の車体に沿
い、図に示すように間隔を保って取付け、燃料系統の配
管や、電線などの複数本の細長材を集中して敷設するた
めの細長材のクランプ装置に関する。
い、図に示すように間隔を保って取付け、燃料系統の配
管や、電線などの複数本の細長材を集中して敷設するた
めの細長材のクランプ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】細長材を挟持するＣ形クリップを夫々有
する上部支持板、及び下部支持板と、車体に固定されて
前記上下の支持板を上下二段に取付けるブラケット片と
からなるクランプ装置は、従来から公知である。
する上部支持板、及び下部支持板と、車体に固定されて
前記上下の支持板を上下二段に取付けるブラケット片と
からなるクランプ装置は、従来から公知である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のクランプ装
置ではブラケット片にある取付孔に係着するファスナを
上部支持板に一体に設け、上部支持板のＣ形クリップに
細長材を取付け後、ファスナをブラケット片の取付孔に
スナップ留めして上部支持板をブラケット片に固定し、
下部支持板のＣ形クリップに細長材を取付け後、該板に
ボルトを通し、このボルトを上部支持板にねじ込んで締
付けることが必要であり、スペースをとると共に、ボル
トを回して固定しなければならないので手数がかゝる。
置ではブラケット片にある取付孔に係着するファスナを
上部支持板に一体に設け、上部支持板のＣ形クリップに
細長材を取付け後、ファスナをブラケット片の取付孔に
スナップ留めして上部支持板をブラケット片に固定し、
下部支持板のＣ形クリップに細長材を取付け後、該板に
ボルトを通し、このボルトを上部支持板にねじ込んで締
付けることが必要であり、スペースをとると共に、ボル
トを回して固定しなければならないので手数がかゝる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、細長材
を挟持するクリップを夫々有する上部支持板、及び下部
支持板と、該上下の支持板を取付けるブラケット片とか
らなる細長材のクランプ装置において、前記上部支持板
には穴と、この穴を挟んで前記ブラケット片の両外側に
係合するスナップ爪を設け、又、前記下部支持板には上
部支持板の穴を上下方向に貫通する支柱が上面から立つ
取付台を立設し、ブラケット片には上記支柱が通る取付
孔を開設し、下部支持板の支柱にはブラケット片の取付
孔に通って該取付孔の縁を係止する係止爪を設けたこと
を特徴とする。
を挟持するクリップを夫々有する上部支持板、及び下部
支持板と、該上下の支持板を取付けるブラケット片とか
らなる細長材のクランプ装置において、前記上部支持板
には穴と、この穴を挟んで前記ブラケット片の両外側に
係合するスナップ爪を設け、又、前記下部支持板には上
部支持板の穴を上下方向に貫通する支柱が上面から立つ
取付台を立設し、ブラケット片には上記支柱が通る取付
孔を開設し、下部支持板の支柱にはブラケット片の取付
孔に通って該取付孔の縁を係止する係止爪を設けたこと
を特徴とする。
【０００５】
【実施例】図示の実施例において、１０はブラケット
片、２０は上部支持板、３０は下部支持板である。ブラ
ケット片１０は金属帯板をクランク状に曲げて成形し、
基部１１を車体に溶接などで固定し、車体から離れた自
由端部１２に前記上部支持板２０と、下部支持板３０を
二段に重ねて取付ける。このため自由端部１２には長手
方向に細長い取付孔１３が開設してある。上部支持板２
０、下部支持板３０は共にプラスチックの成形品で、板
体２１，３１の上面に上向きに開口したＣ形クリップを
複数設けてある。
片、２０は上部支持板、３０は下部支持板である。ブラ
ケット片１０は金属帯板をクランク状に曲げて成形し、
基部１１を車体に溶接などで固定し、車体から離れた自
由端部１２に前記上部支持板２０と、下部支持板３０を
二段に重ねて取付ける。このため自由端部１２には長手
方向に細長い取付孔１３が開設してある。上部支持板２
０、下部支持板３０は共にプラスチックの成形品で、板
体２１，３１の上面に上向きに開口したＣ形クリップを
複数設けてある。
【０００６】上部支持板２０のＣ形クリップは３個で、
そのうちの２つ２２，２３は板体２１の一端部に隣接し
て設けてあり、他の１つ２４は隣接した２つから少し離
し板体２１の他端部に設けてある。板体２１にはクリッ
プ２３と２４の間隔に位置して穴２５が開設してある。
そして、上記穴２５を隔てゝ対向するクリップ２３のク
リップ片２３ａと、クリップ２４のクリップ片２４ａと
には上端から斜め下向きに折返した一対のスナップ爪２
６が設けてあり、両爪２６，２６の対向面の下端部は係
止段部２７になっている。スナップ爪２６，２６の相対
向した斜面間の間隔Ｓは、前記ブラケット片１０の自由
端部１２のＷに対応させてあり、ブラケット片の自由端
部１２をスナップ爪２６，２６の相対向した斜面間に押
込むとスナップ爪は自由端部の両側縁１２′で互いに反
対方向に撓められてクリップ片２３ａ，２４ａに近付
き、ブラケット片の自由端部１２が板体２１の上面に当
接したとき自由端部１２は係止段部２７に位置するので
スナップ爪２６，２６はパチッと幾分弾性復帰し、板体
２１上のブラケット片の自由端部を弾力的に挟み、且つ
元に戻るのを防止する。この状態で上部支持板２０はブ
ラケット片の自由端部の両側縁にガイドされて自由端部
の長手方向に移動可能であり、車体に対して別の同じブ
ラケットで取付けた隣りの上部支持板との間隔を調整す
ることができる。
そのうちの２つ２２，２３は板体２１の一端部に隣接し
て設けてあり、他の１つ２４は隣接した２つから少し離
し板体２１の他端部に設けてある。板体２１にはクリッ
プ２３と２４の間隔に位置して穴２５が開設してある。
そして、上記穴２５を隔てゝ対向するクリップ２３のク
リップ片２３ａと、クリップ２４のクリップ片２４ａと
には上端から斜め下向きに折返した一対のスナップ爪２
６が設けてあり、両爪２６，２６の対向面の下端部は係
止段部２７になっている。スナップ爪２６，２６の相対
向した斜面間の間隔Ｓは、前記ブラケット片１０の自由
端部１２のＷに対応させてあり、ブラケット片の自由端
部１２をスナップ爪２６，２６の相対向した斜面間に押
込むとスナップ爪は自由端部の両側縁１２′で互いに反
対方向に撓められてクリップ片２３ａ，２４ａに近付
き、ブラケット片の自由端部１２が板体２１の上面に当
接したとき自由端部１２は係止段部２７に位置するので
スナップ爪２６，２６はパチッと幾分弾性復帰し、板体
２１上のブラケット片の自由端部を弾力的に挟み、且つ
元に戻るのを防止する。この状態で上部支持板２０はブ
ラケット片の自由端部の両側縁にガイドされて自由端部
の長手方向に移動可能であり、車体に対して別の同じブ
ラケットで取付けた隣りの上部支持板との間隔を調整す
ることができる。
【０００７】下部支持板３０は板体３１の上面の各端部
に２つ宛の、合計４つのＣ形クリップ３２を有し、板体
の中央からは取付台３３が立つ。取付台３３は上部支持
板の穴２５よりも幅が広い下部台座３４と、この下部台
座３４上に立設された支柱３５とからなり、支柱３５は
前記上部支持板の穴２５、及びブラケット片１０の自由
端部にある取付孔１３を貫通することができると共に、
穴２５及び取付孔１３内で上部支持板と同方向に移動可
能になっている。そして、支柱３５の両側には、ブラケ
ットの取付孔１３に下から上に通るときに取付孔１３の
両側縁１３′で内向きに押されて引っ込むが、取付孔１
３を通過すると弾性復帰し、取付孔の両側縁に上から係
合する係止爪３６，３６が設けてある。
に２つ宛の、合計４つのＣ形クリップ３２を有し、板体
の中央からは取付台３３が立つ。取付台３３は上部支持
板の穴２５よりも幅が広い下部台座３４と、この下部台
座３４上に立設された支柱３５とからなり、支柱３５は
前記上部支持板の穴２５、及びブラケット片１０の自由
端部にある取付孔１３を貫通することができると共に、
穴２５及び取付孔１３内で上部支持板と同方向に移動可
能になっている。そして、支柱３５の両側には、ブラケ
ットの取付孔１３に下から上に通るときに取付孔１３の
両側縁１３′で内向きに押されて引っ込むが、取付孔１
３を通過すると弾性復帰し、取付孔の両側縁に上から係
合する係止爪３６，３６が設けてある。
【０００８】車体には、予め所定の間隔で複数のブラケ
ット片の各基部１１を溶接などで固定して置く。配管や
電線などの複数の細長材を車体に対し取付けるには、細
長材の所要の位置を上部支持板２０のＣ形クリップ２
２，２３，２４に嵌めて弾性的に留め、それから対のス
ナップ爪の対向間隔をブラケット片の自由端部１２に押
付け、該自由端部の両側縁１２′を前述のようにスナッ
プ爪の対向した係止段部２７で挟んで取付ける。そし
て、車体に対して取付けた隣りの上部支持板との間隔を
調整するのであれば、ブラケット片の自由端部沿いに移
動させる。それから下部支持板３０のＣ形クリップ３２
に他の複数の細長材の所要位置を嵌めて弾性的に留め、
該板３０の下部台座３４上から立つ支柱３５を上部支持
板の穴２５に下から通して突き抜けさせ、更にブラケッ
ト片の自由端部にある取付孔１３に挿通する。これによ
って下部台座３４の上面が上部支持板の板体２１の下面
に当接したとき、支柱２５にある係止爪２６，２６は取
付孔１３の上に出、係止爪２６，２６は弾性復帰して取
付孔の両側縁１３′に上から係合し、下部支持板をブラ
ケット片に対し取付けられる。この場合も車体に対して
取付けた隣りの下部支持板との間隔を調整するのであれ
ば、上部支持板の穴２５、及びブラケット片の取付孔１
３により制限される範囲内でブラケット片の自由端部沿
いに移動させる。
ット片の各基部１１を溶接などで固定して置く。配管や
電線などの複数の細長材を車体に対し取付けるには、細
長材の所要の位置を上部支持板２０のＣ形クリップ２
２，２３，２４に嵌めて弾性的に留め、それから対のス
ナップ爪の対向間隔をブラケット片の自由端部１２に押
付け、該自由端部の両側縁１２′を前述のようにスナッ
プ爪の対向した係止段部２７で挟んで取付ける。そし
て、車体に対して取付けた隣りの上部支持板との間隔を
調整するのであれば、ブラケット片の自由端部沿いに移
動させる。それから下部支持板３０のＣ形クリップ３２
に他の複数の細長材の所要位置を嵌めて弾性的に留め、
該板３０の下部台座３４上から立つ支柱３５を上部支持
板の穴２５に下から通して突き抜けさせ、更にブラケッ
ト片の自由端部にある取付孔１３に挿通する。これによ
って下部台座３４の上面が上部支持板の板体２１の下面
に当接したとき、支柱２５にある係止爪２６，２６は取
付孔１３の上に出、係止爪２６，２６は弾性復帰して取
付孔の両側縁１３′に上から係合し、下部支持板をブラ
ケット片に対し取付けられる。この場合も車体に対して
取付けた隣りの下部支持板との間隔を調整するのであれ
ば、上部支持板の穴２５、及びブラケット片の取付孔１
３により制限される範囲内でブラケット片の自由端部沿
いに移動させる。
【０００９】
【考案の効果】以上で明らかなように、上部支持板をブ
ラケット片の自由端部に押付けて取付、その後、下部支
持板の取付台の支柱を上部支持板の穴を突き抜けてブラ
ケット片の自由端部の取付孔に押込むことで両支持板を
二段重ねにブラケット片に取付けることができる。
ラケット片の自由端部に押付けて取付、その後、下部支
持板の取付台の支柱を上部支持板の穴を突き抜けてブラ
ケット片の自由端部の取付孔に押込むことで両支持板を
二段重ねにブラケット片に取付けることができる。
【図１】一部を断面にした使用状態の正面図である。
【図２】全体の分解斜視図である。
【図３】上部支持板の平面図である。
【図４】下部支持板の平面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線での断面図である。
【図６】ブラケット片の一部を断面にした側面図であ
る。
る。
【図７】図６の平面図である。
【図８】クランプ装置によりフューエル系パイプを車体
に配管した状態を示す斜視図である。
に配管した状態を示す斜視図である。
１０ ブラケット片 １３ 取付孔 ２０ 上部支持板 ２２ Ｃ形クリップ ２３ Ｃ形クリップ ２３ａ クリップ片 ２４ Ｃ形クリップ ２４ａ クリップ片 ２５ 穴 ２６ スナップ爪 ３０ 下部支持板 ３２ Ｃ形クリップ ３３ 取付台 ３４ 下方台座 ３５ 支柱 ３６ 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｋ 7/00
Claims (1)
- 【請求項１】 細長材を挟持するクリップを夫々有する
上部支持板、及び下部支持板と、該上下の支持板を取付
けるブラケット片とからなる細長材のクランプ装置にお
いて、前記上部支持板には穴と、この穴を挟んで前記ブ
ラケット片の両外側に係合するスナップ爪を設け、又、
前記下部支持板には上部支持板の穴を上下方向に貫通す
る支柱が上面から立つ取付台を立設し、ブラケット片に
は上記支柱が通る取付孔を開設し、下部支持板の支柱に
はブラケット片の取付孔に通って該取付孔の縁を係止す
る係止爪を設けたことを特徴とする細長材のクランプ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11280691U JP2517108Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 細長材のクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11280691U JP2517108Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 細長材のクランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557569U JPH0557569U (ja) | 1993-07-30 |
| JP2517108Y2 true JP2517108Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14596000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11280691U Expired - Fee Related JP2517108Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 細長材のクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2517108Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011153641A (ja) * | 2010-01-26 | 2011-08-11 | Taiyo Nippon Sanso Corp | 高純度ガス供給管の施工方法及び配管固定冶具 |
| JP5825657B2 (ja) * | 2011-04-13 | 2015-12-02 | 未来工業株式会社 | 保護カバー装置 |
| JP6024705B2 (ja) * | 2014-05-09 | 2016-11-16 | 第一精工株式会社 | ホルダー |
| JP6005809B2 (ja) * | 2015-07-14 | 2016-10-12 | 未来工業株式会社 | 保護カバー、及び保護カバー装置 |
| CN113847045A (zh) * | 2021-09-30 | 2021-12-28 | 中交二公局第一工程有限公司 | 一种用于盾构分体始发管线延伸装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11280691U patent/JP2517108Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557569U (ja) | 1993-07-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |