JP3030146U - 雪止め金具及び雪止め金具用部品 - Google Patents

雪止め金具及び雪止め金具用部品

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JP3030146U
JP3030146U JP1996004078U JP407896U JP3030146U JP 3030146 U JP3030146 U JP 3030146U JP 1996004078 U JP1996004078 U JP 1996004078U JP 407896 U JP407896 U JP 407896U JP 3030146 U JP3030146 U JP 3030146U
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holding
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JP1996004078U
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English (en)
Inventor
惣一郎 大竹
Original Assignee
株式会社ノミズヤ産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雪止め用アングルを、挾持ボルト13及びナ
ット14を使用して分離状態にあるアングル受け部11
とアングル抑え部12とで挾持する雪止め金具に於い
て、そのアングル装着作業を容易化する。 【構成】 端面V状とした板バネ本体の前後対向面に、
ボルト孔並びに縦長孔を対面させて穿設した弾性体(部
品)3を、アングル受け部11とアングル抑え部12と
の間に介在し、アングル受け部とアングル抑え部を開口
状態で維持するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は屋根面に載置固定する屋根装着部と、雪止め用アングルを装着するア ングル止着部とで構成される雪辷り止め金具並びにその部品に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
屋根用雪辷り止め金具は、装着する屋根の構造に対応して種々の構造のものが 知られている。本考案の対象とする金具は、屋根面に載置固定する屋根装着部と 、雪止め用アングルを装着するアングル止着部とで構成される最も簡便な構造の もので、特にアングル止着部をアングル受け部とアングル抑え部とで挾持する構 造を採用しているものである。具体的には、意匠登録第944973号公報にし めされるような、屋根装着部の先部に固定状態で、雪止め用アングルを載置する アングル受け部が設けられ、載置装着したアングルを、抑え部と受け部との間に 貫通配設した挾持ボルト並びにナットを緊締して挾持するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のアングル受け部とアングル抑え部とで挾持するアングル止着部を採用し ている雪止め金具にあっては、アングル受け部とアングル抑え部とが単に挾持ボ ルトで連携されているにすぎない。このため雪止め用アングルを装着以前は、ボ ルトナットの螺合が緩い状態であり、アングル抑え部はその自重によって倒伏状 態である。従って雪止め用アングルを装着するために、雪止め用アングルを受け 部に載置して、その儘挾持ボルトナットの緊締でアングルは固定されず、緊締作 業前に抑え部を所定の位置に戻して手で抑えた状態でボルトナットの緊締作業を 行うことになる。 そこで本考案は、アングルの装着作業を簡素化するために、抑え部の位置を保 持する部品並びに当該部品を使用した雪止め金具を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る雪止め金具用部品は、端面V状とした板バネ本体の前後対向面に 、ボルト孔並びに縦長孔を対面させて穿設し、前後対向面の一方若しくは双方の 両側に、前後外方に折曲した抱持部を設けてなることを特徴とするものである。 また本考案に係る雪止め金具は、先部に雪止めアングルを取り付けるアングル止 着部を設け、基部に屋根装着部を設けてなり、アングル止着部をアングル受け部 と板状のアングル抑え部とを挾持ボルトで連結して雪止めアングルを受け部と抑 え部とで挾持する雪止め金具に於いて、前記の雪止め金具用部品を、前後対向面 の各前後外側面を受け部と抑え部の内面に添わせると共に、ボルト孔並びに縦長 孔に挾持ボルトを貫通して装着してなることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
前記の部品を既存の雪止め金具に組み込んだり、または組み込んだ雪止め金具 においては、部品の抱持部によって金具のアングル受け部とアングル抑え部の両 側部分を抱持して、アングル抑え部の倒伏を防止し、更に部品の弾性力で抑え部 を開口状態で維持されるので、アングルの受け部への載置が容易で、そのままボ ルトナットを緊締すると、アングルの挾持固定が実現する。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明すめる。 本考案が適用される雪止め金具は、先部に雪止めアングルAを取り付けるアン グル止着部1を設け、基部に屋根装着部2を設けたもので、アングル止着部1は 、アングル受け部11と、アングル抑え部12と、挾持ボルト13と、ナット1 4とを備えてなる。アングル受け部11は、アングルAの水平辺を載置する載置 部11aと、アングルAの垂直辺を添わせる挾持受部11bとを有する形状であ り、アングル抑え部12は、板状にして上部を庇状に折曲した庇部12aと、下 方部分をアングル受け部11の挾持受部11bと対面させた挾圧部12bとを有 する形状とし、アングル受け部11の挾持受部11bとアングル抑え部12の挾 圧部12bの下端近傍間とを挾持ボルトで連結するものである。また屋根装着部 2は所定の屋根に装着固定できる形状で、実施例は瓦用にして釘孔21と釘部2 2を備えてなる。
【0007】 本考案は前記構成の雪止め金具に、特に弾性体(部品)3を付加したもので、 弾性体3は、端面V状とした板バネ本体の前後対向面31,32に、ボルト孔3 3並びに縦長孔34を対面させて穿設し、前後対向面31,32の各側方を前記 挾持受部11b並びに挾圧部12bに嵌合する幅で各前後外方に折曲した抱持部 35,36を設けてなるものであり、前記の弾性体3は、挾持ボルト13を装着 する前に、挾持受部11bと挾圧部12bとの間の下方部分に位置せしめると共 に、前後対向面31,32を挾持受部11bと挾圧部12bの対向側面に添わせ 、そして挾持ボルトを貫通して装着し、突出するボルト部分にナット14を螺合 するものである。
【0008】 従って雪止め金具のアングル受け部11とアングル抑え部12とは、弾性体3 によって開口されると共に、挾持ボルト13とナット14との螺合によって開口 状態が維持されるものである(図2の状態)。そこで屋根Bに金具を取り付けて 、アングルAを金具に固定する作業に際しては、アングル受け部11とアングル 抑え部12が開口状態であるから、容易にアングルAを受け部11に載置するこ とができ、その儘の状態で単に挾持ボルト13及びナット14を緊締螺合すると 、アングルAが挾持固定されるものである。
【0009】 また本考案の金具は前記実施例に限定されるものではなく、アングル止着部が 挾持ボルトを具備して、アングルを分離状態であるアングル受け部とアングル抑 え部とで挾持する構成であれば全てに適用され、また屋根装着部も図4に例示す るような横葺屋根用の屋根装着部2aを採用する等金具を取り付けるべき屋根に 対応して屋根装着部の具体的構造を定めれば良いものである。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案は、端面V状とした板バネ本体の前後対向面に、ボルト孔 並びに縦長孔を対面させて穿設し、前後対向面の一方若しくは双方の両側に、前 後外方に折曲した抱持部を設けてなる雪止め金具用部品であり、また前記部品を 、アングル止着部がアングル受け部と板状のアングル抑え部とで構成され、両者 を挾持ボルトで連結して雪止めアングルを挾持する雪止め金具に適用したもので 、アングル受け部とアングル抑え部を開口状態で維持して、アングル装着作業を 簡素化したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の雪止め金具部品の全体斜視図。
【図2】同部品を装着した雪止め金具の側面図。
【図3】同部品を装着した雪止め金具の使用状態の説明
図。
【図4】同部品を装着した別例雪止め金具の全体斜視
図。
【符号の説明】
1 アングル止着部 11 アングル受け部 11a 載置部 11b 挾持受部 12 アングル抑え部 12a 庇部 12b 挾持受部 13 挾持ボルト 14 ナット 2,2a 屋根装着部 21 釘孔 22 釘部 3 弾性体(部品) 31,32 対向面 33 ボルト孔 34 縦長孔 35,36 抱持部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面V状とした板バネ本体の前後対向面
    に、ボルト孔並びに縦長孔を対面させて穿設し、前後対
    向面の一方若しくは双方の両側に、前後外方に折曲した
    抱持部を設けてなる雪止め金具用部品。
  2. 【請求項2】 先部に雪止めアングルを取り付けるアン
    グル止着部を設け、基部に屋根装着部を設けてなり、ア
    ングル止着部をアングル受け部と板状のアングル抑え部
    とを挾持ボルトで連結して雪止めアングルを受け部と抑
    え部とで挾持する雪止め金具に於いて、請求項1の雪止
    め金具用部品を、前後対向面の各前後外側面を受け部と
    抑え部の内面に添わせると共に、ボルト孔並びに縦長孔
    に挾持ボルトを貫通して装着してなることを特徴とする
    雪止め金具。
JP1996004078U 1996-04-15 1996-04-15 雪止め金具及び雪止め金具用部品 Expired - Lifetime JP3030146U (ja)

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